キタサンブラック産駒特徴

キタサンブラック産駒特徴
種牡馬特徴シリーズ

キタサンブラック産駒特徴
― 芝もダートも道悪も。万能王の血を徹底データ分析 ―

対象データ:産駒成績 2014年〜2024年

国民的アイドルホース、キタサンブラック。芝の中距離を主戦場としながら、ダートの長距離や道悪もこなす驚異的な万能性を産駒にも伝えています。本記事では戦歴・血統から、母父馬・騎手・人気・コース・馬場状態・脚質・馬体重・年齢・間隔・馬番まで、産駒データを表とともに徹底解説します。

G1・7勝
歴代最多タイ(当時)
1番人気 勝率38.6%
平均を大きく上回る信頼度
内枠(1〜4番)
複勝率31.3%で絶対的得意
馬体
キタサンブラックの馬体写真
血統表
キタサンブラックの血統表
血統表(父:ブラックタイド、母:シュガーハート、母父:ダンスインザダーク)

キタサンブラック 牡・黒鹿毛・2012年生(日)
父:ブラックタイド(ディープインパクトの全兄) 母:シュガーハート(母父:ダンスインザダーク)

戦歴
【名馬列伝】キタサンブラック:国民に愛されたまつり馬、最強への道

その馬の名がコールされるたび、競馬場に「まつり」の大合唱が響き渡った。デビュー当初は決してエリートではなかった一頭の馬が、ひたむきな走りでファンの心を掴み、誰もが認める「現役最強」の座へと駆け上がっていく。国民的アイドルホース、キタサンブラックの栄光の軌跡を振り返ります。

基本データ

  • 通算成績:20戦12勝(3歳~5歳)
  • 最高レーティング:124ポンド(2017年)
  • 主なG1勝ち鞍(計7勝):天皇賞・春(2回)、ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞・秋、大阪杯、菊花賞
  • 主なG2勝ち鞍:京都大賞典、セントライト記念、スプリングステークス
  • 主な受賞歴:年度代表馬(2016年・2017年の2年連続)
  • 特記事項:JRA・G1・7勝は歴代最多タイ(当時)、獲得賞金は歴代1位(当時)

3歳シーズン:挫折からの菊花賞制覇

3連勝でスプリングS(G2)を制しクラシックの有力候補に名乗りを上げるも、皐月賞3着、日本ダービー14着とエリート街道から一度脱落。しかし秋に反撃を開始し、セントライト記念(G2)を快勝すると、菊花賞(G1)で世代の頂点に立ち、待望のG1初制覇を成し遂げた。

4歳シーズン:現役最強への序章

春に伝統の長距離戦・天皇賞・春(G1)を制してG1・2勝目。秋には国内外の強豪が集うジャパンカップ(G1)を逃げ切ってG1・3勝目。有馬記念はクビ差2着に惜敗したが、この年の活躍が評価され2016年の年度代表馬に選出された。

5歳シーズン:絶対王者、そして伝説へ

この年からG1に昇格した大阪杯を制すと、天皇賞・春ではディープインパクトのレースレコードを0.9秒更新する走りで連覇。秋は歴史的な不良馬場の天皇賞・秋を制し、引退レースの有馬記念ではファン投票1位の支持に応えて完璧な逃げ切り勝ち。G1・7勝目の金字塔を打ち立て、2年連続の年度代表馬に輝いて伝説の名馬としてターフを去った。

総括 ダービーでの大敗という挫折を乗り越え、ひたむきな走りでG1タイトルを積み重ね、ついには誰もが認める「最強馬」へと上り詰めたキタサンブラック。その強さ、タフさ、そして何よりファンを魅了するスター性は、まさに国民的アイドルホースと呼ぶにふさわしいものでした。
特徴
キタサンブラック産駒:攻略の3つの法則

法則①:距離は不問の万能性!ベストは「芝の中距離」と「ダート長距離」

芝・ダートを問わず、スプリント戦から長距離戦まであらゆる距離で勝ち星を挙げる幅広い距離適性が最大の特徴。中でも最も信頼できるのはイクイノックスやソールオリエンスが示す「芝の中距離(1800m~2000m)」で、勝率・連対率・3着内率のすべてが優秀。サンプル数は少ないが「ダートの長距離戦」も勝率18.8%という驚異的な数値を記録しており、単勝のアタマで高配当を狙うなら見逃せない。

法則②:コースは「東京」が得意、「新潟芝」が鬼門

直線の長い東京競馬場は芝・ダートともに非常に優秀な成績。一方、同じ直線の長いコースでも新潟競馬場の芝だけは明確な苦手で、勝率はワーストを記録している。興味深いことに新潟でも「ダート」に限れば東京以上のパフォーマンスを発揮しており、「芝はダメだがダートは買い」という極端な傾向が馬券検討の重要なヒントになる。

法則③:成長力について

父キタサンブラック自身がそうであったように、産駒も古馬になってから本格化する「成長力」を大きな武器としている。2・3歳時に伸び悩んでいた馬が古馬になってG1戦線で活躍するケースは、今後も見られるだろう。

結論 「芝の中距離」「ダートの長距離」「東京競馬場(芝・ダート問わず)」という3つのキーワードを覚え、「新潟の芝コース」では評価を下げる。この分かりやすい取捨選択が馬券収支を大きく改善させる鍵となります。
代表産駒
キタサンブラック代表産駒

G1級の実力馬

  • イクイノックス:ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞・秋(連覇)、宝塚記念、ドバイシーマクラシック(首G1)。G1を6連勝し2年連続で年度代表馬に輝くとともに、世界No.1レーティングを獲得した歴史的名馬。
  • ソールオリエンス:皐月賞(G1)。常識外れのコース取りから異次元の末脚でクラシック一冠目を制覇。
  • ウィルソンテソーロ:JBCクラシック(Jpn1)。芝からダートへ転向しその才能が完全に開花、父の万能性を証明。
  • コナコースト:桜花賞(G1)2着。牝馬クラシックの第一弾で好走し、牝馬戦線でも父の血が通用することを示した。

重賞戦線を賑わせた実力馬

  • ガイアフォース(セントライト記念)
  • スキルヴィング(青葉賞)
  • ラヴェル(アルテミスステークス)
  • クリスマスパレード(紫苑ステークス)
  • ジャスティンスカイ(京都金杯)

多彩なカテゴリーで活躍する実力馬

  • エコロデュエル:京都ジャンプステークス、中山大障害2着
  • サトノエピック:東京ダービー2着
  • ヒップホップソウル:紫苑ステークス2着、フラワーカップ2着
  • ニホンピロキーフ:マイラーズカップ3着
総括 初年度から世界王者イクイノックスを輩出したことからも分かる通り、そのポテンシャルは計り知れません。芝の中長距離はもちろん、ダートやマイル、障害レースまであらゆるカテゴリーで活躍馬を送り出しており、父が持っていた万能性と成長力を見事に受け継いだ、現代競馬を代表するトップサイアーです。
産駒データ(2014年~2024年)
母父馬
順位母父馬着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1キングカメハメハ34-35-29-138/23614.4%29.2%41.5%7491
2キングヘイロー11-4-3-28/4623.9%32.6%39.1%8665
3Numerous9-1-0-16/2634.6%38.5%38.5%16375
4スウェプトオーヴァーボード8-9-10-46/7311.0%23.3%37.0%7186
5クロフネ8-7-5-49/6911.6%21.7%29.0%8382
6シンボリクリスエス7-2-4-20/3321.2%27.3%39.4%9566
7アドマイヤムーン6-7-4-34/5111.8%25.5%33.3%6476
8Pivotal6-7-3-29/4513.3%28.9%35.6%7076
9チチカステナンゴ6-4-1-8/1931.6%52.6%57.9%122125
10エンパイアメーカー6-3-3-33/4513.3%20.0%26.7%10784
11フレンチデピュティ5-8-8-36/578.8%22.8%36.8%7484
12Giant’s Causeway5-5-2-11/2321.7%43.5%52.2%127131
13ダイワメジャー5-4-1-42/529.6%17.3%19.2%4661
14ハービンジャー5-4-1-20/3016.7%30.0%33.3%10878
15ロードカナロア5-2-5-19/3116.1%22.6%38.7%52114
16ダンスインザダーク5-2-3-9/1926.3%36.8%52.6%6096
17Bernardini5-1-3-16/2520.0%24.0%36.0%128108
18Danehill Dancer5-1-3-13/2222.7%27.3%40.9%4147
19Cape Cross5-1-0-1/771.4%85.7%85.7%247118
20ヴィクトワールピサ4-3-3-32/429.5%16.7%23.8%4945
キタサンブラック産駒:母父馬別・馬券攻略

母の父によって成績には大きな差があり、配合相手を知ることが馬券攻略の近道です。

総合期待値ベスト5

  1. Cape Cross:サンプルは7戦と少ないながら複勝率85.7%、単勝回収率247。イクイノックスを輩出した「究極の黄金配合」。
  2. Giant’s Causeway:複勝率52.2%、単複ともに回収率120超え。安定感と妙味を両立した非の打ちどころがない配合。
  3. チチカステナンゴ:複勝率57.9%、単複の回収率も120超えとパーフェクトな成績。
  4. Bernardini:複勝率36.0%、単複の回収率がともに100超え。バランスの取れた好配合。
  5. ロードカナロア:複勝率38.7%、複勝回収率114。単勝の妙味は薄いが3連複の軸・ヒモとして面白い。

総合期待値ワースト5

  1. ヴィクトワールピサ:複勝率・単複回収率のすべてが壊滅的で最も避けるべき配合。
  2. Danehill Dancer:複勝率は高いが単複の回収率が壊滅的な「人気だけで妙味なし」パターン。
  3. ダイワメジャー:複勝率19.2%と絶望的で、そもそも馬券に絡む確率が低い。
  4. キングヘイロー:複勝率は悪くないが複勝回収率65と低く、人気先行で過剰評価されがち。
  5. シンボリクリスエス:安定感はあっても利益を出す観点では厳しい。

妙味配合ベスト3(穴党向け)

  1. Bernardini:複勝率36.0%と低くないうえ単複ともに回収率100超え。
  2. Numerous:単勝回収率163。勝ち切る時は人気薄という傾向が強く単勝向き。
  3. エンパイアメーカー:複勝率26.7%と低い中で単勝回収率100超え。ダート替わりなどで一発の魅力。
結論 Cape CrossやGiant’s Causewayのような黄金配合を狙い、ヴィクトワールピサやダイワメジャーのような危険な配合は評価を下げるのが基本戦略です。
騎手
順位騎手着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1ルメール22-13-6-26/6732.8%52.2%61.2%6679
2横山武史18-12-5-37/7225.0%41.7%48.6%9279
3戸崎圭太18-9-7-41/7524.0%36.0%45.3%6983
4岩田望来13-6-11-47/7716.9%24.7%39.0%8685
5川田将雅12-10-3-22/4725.5%46.8%53.2%10091
6松山弘平10-5-11-50/7613.2%19.7%34.2%6777
7横山和生10-3-2-17/3231.3%40.6%46.9%14095
8坂井瑠星9-15-9-40/7312.3%32.9%45.2%7486
9団野大成6-7-3-24/4015.0%32.5%40.0%10776
10西村淳也6-5-10-39/6010.0%18.3%35.0%5274
11北村友一6-5-5-23/3915.4%28.2%41.0%92148
12幸英明6-4-3-32/4513.3%22.2%28.9%27693
13草野太郎6-4-1-9/2030.0%50.0%55.0%342127
14武豊5-7-2-36/5010.0%24.0%28.0%3945
15鮫島克駿5-6-8-42/618.2%18.0%31.1%2483
16内田博幸5-2-1-18/2619.2%26.9%30.8%12883
17横山典弘5-1-6-10/2222.7%27.3%54.5%89134
18佐々木大輔5-0-4-20/2917.2%17.2%31.0%6360
19田辺裕信5-0-2-15/2222.7%22.7%31.8%9849
20池添謙一5-0-2-13/2025.0%25.0%35.0%17287
キタサンブラック産駒:騎手別「買い」と「消し」

騎手によってパフォーマンスが大きく変わる「相性」の重要な血統です。

総合期待値ベスト5

  1. 草野太郎騎手:障害専門も複勝率55.0%、単勝回収率342という驚異的な数値。
  2. 北村友一騎手:複勝回収率148が突出。人気薄で2・3着に食い込む妙味十分のコンビ。
  3. 横山典弘騎手:複勝率54.5%、複勝回収率134。3連系の軸・ヒモ穴として頼れる存在。
  4. 川田将雅騎手:複勝率53.2%、単勝回収率100とバランスの取れた好成績。
  5. 横山和生騎手:単勝回収率140。人気薄でも勝ち切る勝負強さ。

総合期待値ワースト5

  1. 武豊騎手:複勝率が低いうえ単複の回収率も壊滅的で最も手が出しにくい。
  2. 田辺裕信騎手:複勝回収率49と低く、安定感の欠如が否めない。
  3. 佐々木大輔騎手:複勝率・単複回収率とも低水準。
  4. ルメール騎手:複勝率61.2%は驚異的だが人気集中で単勝回収率66と低い。
  5. 横山武史騎手:複勝回収率の低さが目立ち、人気先行で妙味が薄い。

妙味コンビベスト3(穴党向け)

  1. 幸英明騎手:複勝率28.9%と低いが単勝回収率276という破壊力。
  2. 池添謙一騎手:複勝率35.0%で単勝回収率172。頭で狙うと特大ホームランが期待できる。
  3. 内田博幸騎手:複勝率30.8%の標準レベルで単勝回収率128。ベテランの手腕で人気薄を上位に導く。
結論 ルメール・川田将雅は複勝率が高い「鉄板軸タイプ」、草野太郎・横山典弘は安定感と妙味を両立する「万能タイプ」、幸英明・池添謙一は高配当を運ぶ「一発長打タイプ」と、状況に応じて騎手を選ぶのが有効です。
人気
人気着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気115-47-37-99/29838.6%54.4%66.8%8584
2番人気62-47-38-129/27622.5%39.5%53.3%8684
3番人気41-33-36-125/23517.4%31.5%46.8%10496
4番人気25-30-25-166/24610.2%22.4%32.5%7372
5番人気14-11-26-185/2365.9%10.6%21.6%6457
6番人気11-18-18-143/1905.8%15.3%24.7%8395
7番人気7-9-11-124/1514.6%10.6%17.9%9679
8番人気7-8-6-135/1564.5%9.6%13.5%12077
9番人気6-4-7-115/1324.5%7.6%12.9%16392
10番人気1-3-4-109/1170.9%3.4%6.8%2651
11番人気0-5-2-78/850.0%5.9%8.2%099
12番人気1-2-3-70/761.3%3.9%7.9%155106
13番人気0-1-3-56/600.0%1.7%6.7%094
14番人気1-3-0-58/621.6%6.5%6.5%168125
15番人気0-0-0-27/270.0%0.0%0.0%00
16番人気0-0-0-17/170.0%0.0%0.0%00
17番人気0-0-0-8/80.0%0.0%0.0%00
18番人気0-0-0-2/20.0%0.0%0.0%00
キタサンブラック産駒:人気別パフォーマンス

平均データと比較すると、人気馬か穴馬かで明確な「勝ちパターン」が分かれます。

1~4番人気:平均以上に大活躍

1番人気の勝率は平均33.5%に対し本レース38.6%、2番人気も19.7%→22.5%、3番人気も複勝率41.5%→46.8%、4番人気も勝率9.3%→10.2%と、軒並み平均を上回る。上位人気に支持された場合の信頼度は非常に高い。

5~8番人気:平均以下の不振

5番人気(複勝率26.7%→21.6%)を筆頭に、6番人気以降がわずかに上回るのを除けば軒並み平均並みかそれ以下。妙味のあるデータも見当たらず、積極的に狙う理由は乏しい。

9~18番人気:不振だが単勝に妙味

複勝率は平均を下回るが、9番人気(単勝回収率163)、12番人気(同155)、14番人気(同168)など、ごく稀に大穴をあける単勝回収率の高さが目を引く。

結論 1~3番人気を軸に据えつつ、大穴を狙うなら9番人気以降の単勝を少額仕込むのが期待値を活かす戦略です。
コース(芝編)
順位コース着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1東京・芝180014-6-5-47/7219.4%27.8%34.7%8776
2中山・芝200012-6-2-58/7815.4%23.1%25.6%6250
3東京・芝160011-8-7-50/7614.5%25.0%34.2%6270
4小倉・芝180011-4-4-37/5619.6%26.8%33.9%14168
5東京・芝200010-8-5-32/5518.2%32.7%41.8%5787
6中京・芝20009-11-17-57/949.6%21.3%39.4%50107
7阪神・芝20009-7-6-36/5815.5%27.6%37.9%5177
8京都・芝1800外7-4-7-32/5014.0%22.0%36.0%5069
9中山・芝16007-2-2-34/4515.6%20.0%24.4%4058
10京都・芝20006-11-3-30/5012.0%34.0%40.0%7793
11東京・芝24006-4-2-26/3815.8%26.3%31.6%3537
12東京・芝14006-3-1-26/3616.7%25.0%27.8%6353
13小倉・芝20006-2-3-46/5710.5%14.0%19.3%8649
14中京・芝16005-6-6-37/549.3%20.4%31.5%17480
15阪神・芝1600外4-6-4-41/557.3%18.2%25.5%23787
16函館・芝12004-6-1-16/2714.8%37.0%40.7%94106
17小倉・芝12004-3-5-32/449.1%15.9%27.3%116146
18新潟・芝1800外4-3-3-33/439.3%16.3%23.3%3638
19京都・芝16004-2-5-18/2913.8%20.7%37.9%8871
20札幌・芝12004-2-2-10/1822.2%33.3%44.4%105140
キタサンブラック産駒:芝コース攻略

得意・不得意がはっきり分かれ、コースを絞ることが期待値アップの鍵になります。

得意な競馬場:札幌・小倉

札幌・芝1200mは複勝率44.4%、単勝回収率105・複勝回収率140とパーフェクトな成績。小倉も芝1200m(複回146)・芝1800m(単回141)でともに高い回収率を記録し、「小倉の鬼」の顔も持つ。

苦手な競馬場:新潟・中山(芝1600m)

新潟・芝1800m外は単複の回収率が36/38と壊滅的。中山・芝1600mも複勝率24.4%、単複40/58と低迷し、この2条件は人気でも疑ってかかるべき。

距離別:1800~2000mがベスト、1200mスプリントも実は得意

主戦場は1800~2000mの中距離で、東京・小倉でとりわけ高いパフォーマンス。一方で2400mは複勝率31.6%でも単複回収率35/37と苦手。

結論 札幌・小倉の芝1200m、東京・小倉の中距離戦を鉄則に、2400m以上の長距離と新潟競馬場では評価を下げるのが基本方針です。
コース(ダート編)
順位コース着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1東京・ダ16009-3-9-18/3923.1%30.8%53.8%136125
2中京・ダ18008-7-6-45/6612.1%22.7%31.8%118112
3阪神・ダ18007-7-5-38/5712.3%24.6%33.3%137100
4新潟・ダ18006-4-6-13/2920.7%34.5%55.2%123117
5中山・ダ18005-4-2-31/4211.9%21.4%26.2%6878
6東京・ダ21005-2-3-25/3514.3%20.0%28.6%8255
7京都・ダ14004-1-1-12/1822.2%27.8%33.3%22493
8小倉・ダ17003-0-4-30/378.1%8.1%18.9%2254
9福島・ダ17003-0-1-16/2015.0%15.0%20.0%20771
10札幌・ダ17002-4-2-19/277.4%22.2%29.6%6798
11阪神・ダ12002-2-2-8/1414.3%28.6%42.9%50140
12京都・ダ18002-1-4-47/543.7%5.6%13.0%1851
13阪神・ダ14002-1-3-25/316.5%9.7%19.4%30106
14中京・ダ19002-0-2-9/1315.4%15.4%30.8%264109
15中京・ダ12002-0-0-6/825.0%25.0%25.0%18662
16中山・ダ12001-2-1-14/185.6%16.7%22.2%10133
17中京・ダ14001-2-1-25/293.4%10.3%13.8%1130
18函館・ダ17001-1-1-12/156.7%13.3%20.0%19490
19新潟・ダ12001-1-0-7/911.1%22.2%22.2%5037
20京都・ダ19001-1-0-7/911.1%22.2%22.2%2646
キタサンブラック産駒:ダートコース攻略

芝と同様、ダートも競馬場・距離によって得意不得意がくっきり分かれます。

得意な競馬場:東京・新潟

東京・ダ1600mは複勝率53.8%、単勝回収率136・複勝回収率125と黄金条件。新潟・ダ1800mも複勝率55.2%、単複回収率123/117と非常に優秀。

苦手な競馬場:京都・小倉

京都は1800m(単回18/複回51)、1900m(単回26/複回46)と致命的に低迷。小倉・ダ1700mも成績が振るわず、いずれも人気でも疑ってかかるべき。

距離別:1600~1800mが黄金条件、1200~1400mは苦手

主戦場は1600~1800mの中距離。1200m・1400mはスピード適性が問われる短距離で、この産駒の持ち味であるスタミナとパワーが活きにくい。

結論 東京の1600mと新潟・阪神の1800mを鉄則に、1400m以下の短距離と京都・小倉競馬場では評価を下げるのがダート攻略の基本です。
馬場状態
馬場状態着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
芝・良155-135-115-911/131611.8%22.0%30.8%6876
芝・稍重38-23-22-177/26014.6%23.5%31.9%15683
芝・重13-8-17-63/10112.9%20.8%37.6%80109
芝・不良1-4-0-11/166.3%31.3%31.3%26148
ダ・良41-33-32-297/40310.2%18.4%26.3%9284
ダ・稍重15-5-10-90/12012.5%16.7%25.0%6478
ダ・重9-4-9-46/6813.2%19.1%32.4%8165
ダ・不良5-2-6-22/3514.3%20.0%37.1%120101
キタサンブラック産駒:馬場状態別攻略

道悪になるほど数字が上向く、典型的な「道悪巧者」の傾向が見られます。

芝:稍重・重・不良のすべてで良馬場超え

良馬場(単勝回収率68)から稍重になると単勝回収率156へ倍増。重馬場は複勝率37.6%、複勝回収率109まで上昇し、不良馬場も複勝回収率148という高値を記録。雨が降ったら評価を上げるべき血統。

ダート:稍重だけは苦手、不良馬場は黄金条件

稍重になると単勝回収率が92から64へ低下し割引が必要。一方、不良まで悪化すると勝率10.2%→14.3%、複勝率26.3%→37.1%へ急上昇し、単複ともにプラス回収を記録する。

結論 芝の道悪は全て買い、ダートは不良馬場だけが買いという法則を頭に入れておくだけで、他のファンと大きく差をつけられます。
脚質ラスト3F
脚質/上がり3F着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ48-26-30-167/27117.7%27.3%38.4%151104
平地・先行139-102-92-397/73019.0%33.0%45.6%115105
平地・中団68-65-65-606/8048.5%16.5%24.6%5172
平地・後方16-15-20-436/4873.3%6.4%10.5%2335
平地・マクリ6-6-4-11/2722.2%44.4%59.3%573234
上がり3F 1位110-50-24-52/23646.6%67.8%78.0%292207
上がり3F 2位57-49-32-56/19429.4%54.6%71.1%225197
上がり3F 3位36-29-40-74/17920.1%36.3%58.7%106120
上がり3F ~5位48-39-60-202/34913.8%24.9%42.1%96113
上がり3F 6位~26-47-55-1224/13521.9%5.4%9.5%2028
キタサンブラック産駒:脚質・上がり3F分析

「先行力」と「切れる末脚」を併せ持つ、まさに二刀流の産駒です。

脚質別:先行が平均を大きく凌駕

先行の複勝率は平均35.5%に対し本レース45.6%、単複回収率も115/105とプラス。中団・後方は複勝率こそ平均を上回るが回収率は低く、差し切りは期待薄。前でスムーズに運べるかが全てを左右する。

上がり3F順位別:上位も中位も平均超え

上がり1~3位は複勝率68.8%(平均64.2%)超えの78.0%・71.1%・58.7%と全順位で平均を圧倒。上がり4~5位でも複勝率42.1%(平均28.5%)、単複回収率96/113と、平凡な上がりでも粘る力が突出している。

結論 楽にハナを切れる、あるいはスムーズに好位を取れるメンバー構成・枠順かどうかを最優先で確認するのが、この産駒攻略の最大のポイントです。
馬体重
馬体重着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
~399kg0-0-0-7/70.0%0.0%0.0%00
400~419kg0-1-2-38/410.0%2.4%7.3%013
420~439kg16-15-19-154/2047.8%15.2%24.5%6760
440~459kg57-56-37-345/49511.5%22.8%30.3%8987
460~479kg83-58-70-450/66112.6%21.3%31.9%7282
480~499kg78-55-51-357/54114.4%24.6%34.0%10088
500~519kg28-17-21-202/26810.4%16.8%24.6%9673
520~539kg25-12-15-75/12719.7%29.1%40.9%12296
540kg~4-7-1-18/3013.3%36.7%40.0%6975
全体(300~700kg)291-221-216-1646/237412.3%21.6%30.7%8581
増減 ~-20kg0-0-2-2/40.0%0.0%50.0%0155
増減 -19~-10kg7-9-7-111/1345.2%11.9%17.2%3451
増減 -9~-4kg56-38-37-340/47111.9%20.0%27.8%6868
増減 -3~+3kg93-78-80-513/76412.2%22.4%32.9%10094
増減 +4~+9kg62-42-45-305/45413.7%22.9%32.8%9382
増減 +10~+19kg27-20-18-152/21712.4%21.7%30.0%11280
増減 +20kg~5-3-2-14/2420.8%33.3%41.7%76130
不・初・未41-31-25-209/30613.4%23.5%31.7%7075
今回減87-80-70-627/86410.1%19.3%27.4%7274
同体重41-22-35-186/28414.4%22.2%34.5%10588
今回増122-88-86-624/92013.3%22.8%32.2%9786
キタサンブラック産駒:馬体重別パフォーマンス

馬体が大きいほどパワーを発揮しやすい、典型的なパワータイプです。

体重帯別:520~539kgが最高峰

520~539kgの雄大な馬体は勝率19.7%、複勝率40.9%と全カテゴリー中最高で、単勝回収率122という妙味も兼備。逆に419kg以下の小柄な馬は複勝率7%台と極端に低く、パワー負けの傾向がうかがえる。

体重増減:同体重が最も安定

「今回減」は複勝率27.4%、単複回収率72/74と最も危険なサイン。「同体重」は勝率14.4%、複勝率34.5%、単勝回収率105と最良のコンディションを示す。「+20kg以上」の大幅増も複勝回収率130とヒモ穴として面白い。

結論 基本は520kg台の大型馬を狙い、体重増減は「同体重」を最高の買いサインとするのが馬体重戦略です。
年齢
年齢着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳7-9月26-22-19-106/17315.0%27.7%38.7%8394
2歳10-12月30-38-24-164/25611.7%26.6%35.9%4874
3歳1-3月46-28-34-212/32014.4%23.1%33.8%9993
3歳4-6月44-37-25-267/37311.8%21.7%28.4%7568
3歳7-9月35-15-23-208/28112.5%17.8%26.0%9968
3歳10-12月19-11-16-109/15512.3%19.4%29.7%6674
4歳1-3月18-12-14-96/14012.9%21.4%31.4%10683
4歳4-6月19-14-10-85/12814.8%25.8%33.6%10883
4歳7-9月10-10-10-63/9310.8%21.5%32.3%6297
4歳10-12月10-9-13-78/1109.1%17.3%29.1%120109
5歳1-3月10-6-6-71/9310.8%17.2%23.7%9690
5歳4-6月11-3-6-64/8413.1%16.7%23.8%10772
5歳7-9月4-6-7-39/567.1%17.9%30.4%3982
5歳10-12月2-4-1-34/414.9%14.6%17.1%7678
6歳1-3月1-1-4-21/273.7%7.4%22.2%1869
6歳4-6月3-2-2-16/2313.0%21.7%30.4%10080
6歳7-9月2-2-2-8/1414.3%28.6%42.9%290125
6歳10-12月1-1-0-5/714.3%28.6%28.6%10138
7歳以上0-0-0-0/0

参考:年別合計

年齢着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳56-60-43-270/42913.1%27.0%37.1%6282
3歳144-91-98-796/112912.8%20.8%29.5%8676
4歳57-45-47-322/47112.1%21.7%31.6%10192
5歳27-19-20-208/2749.9%16.8%24.1%8581
6歳7-6-8-50/719.9%18.3%29.6%10680
7歳0-0-0-0/0
キタサンブラック産駒:年齢別パフォーマンス

2歳がキャリアの絶対的ピーク

2歳の勝率13.1%、複勝率37.1%は全年齢の中で突出。デビュー当初から完成度が高い早熟タイプであることがうかがえる。

4歳・6歳に再浮上する成長持続力

3歳でいったん複勝率29.5%まで落ち着くが、4歳で複勝率31.6%まで復活。5歳で再び下降するも、6歳で複勝率29.6%まで戻り、父譲りの驚異的な成長持続力を見せる。

季節別の狙い目

2歳夏(7-9月)は複勝率38.7%と全データ中最高で最優先。4歳春(単勝回収率108)・4歳秋(同120)も妙味十分。6歳夏は勝率14.3%ながら単勝回収率290という異常値を記録し、人気薄が激走するパターンとして注目に値する。

結論 「2歳馬」、特に夏競馬の2歳馬を軸に据え、「4歳馬」の春・秋を積極的に狙う。「6歳馬」が夏場に超人気薄なら単勝の一発大穴を警戒するのが年齢別の基本戦略です。
間隔
間隔着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
連闘1-4-5-23/333.0%15.2%30.3%71106
2週25-19-26-190/2609.6%16.9%26.9%7084
3週48-34-35-222/33914.2%24.2%34.5%12787
4週22-26-18-155/22110.0%21.7%29.9%4082
5~9週68-47-53-386/55412.3%20.8%30.3%7174
10~25週80-54-47-421/60213.3%22.3%30.1%11283
半年以上8-6-7-43/6412.5%21.9%32.8%4174
初出走他39-31-25-206/30113.0%23.3%31.6%6976
不明・他0-0-0-0/0
明け2戦35-38-37-309/4198.4%17.4%26.3%5476
明け3戦29-21-28-157/23512.3%21.3%33.2%12494
明け4戦23-10-8-102/14316.1%23.1%28.7%11281
明け5戦13-8-8-54/8315.7%25.3%34.9%10294
明け6戦~10-10-13-88/1218.3%16.5%27.3%8177
キタサンブラック産駒:出走間隔別分析

間隔・叩き良化ともに幅広くこなす万能タイプですが、明確なピークもあります。

間隔別:3週がベスト、2週だけが不振

3週(中2週)は勝率14.2%、複勝率34.5%と全カテゴリー中最高で単勝回収率127。4週・10週以上の休み明け・初出走・連闘も複勝率30%前後を維持する万能性を持つが、2週(中1週)だけは複勝率26.9%と明確に劣る。

明け何戦目別:叩き良化で5戦目がピーク

明け3戦目で複勝率33.2%・単勝回収率124まで良化し、明け5戦目にキャリアのピーク(勝率15.7%、複勝率34.9%)を迎える。使い込まれて本格化するタイプが多い。

結論 3週間隔で使い続け、明け3戦目・5戦目のタイミングを狙うのが的中率・回収率ともに最も高くなります。
馬番
馬番着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1番17-16-12-118/16310.4%20.2%27.6%4769
2番22-18-16-111/16713.2%24.0%33.5%4987
3番22-8-23-110/16313.5%18.4%32.5%6991
4番18-15-19-114/16610.8%19.9%31.3%12993
5番25-24-15-128/19213.0%25.5%33.3%8172
6番21-13-15-131/18011.7%18.9%27.2%6352
7番28-27-19-123/19714.2%27.9%37.6%7199
8番21-13-13-112/15913.2%21.4%29.6%9777
9番17-12-16-117/16210.5%17.9%27.8%9675
10番15-18-13-98/14410.4%22.9%31.9%129113
11番27-9-16-90/14219.0%25.4%36.6%11984
12番16-10-11-91/12812.5%20.3%28.9%13385
13番15-13-7-86/12112.4%23.1%28.9%12590
14番9-7-8-75/999.1%16.2%24.2%4153
15番10-7-6-66/8911.2%19.1%25.8%5058
16番5-6-3-48/628.1%17.7%22.6%6478
17番2-1-2-11/1612.5%18.8%31.3%105101
18番1-4-2-17/244.2%20.8%29.2%1171
偶数(全体)128-104-100-797/112911.3%20.5%29.4%8980
奇数(全体)163-117-116-849/124513.1%22.5%31.8%8281
大外(全体)28-24-18-149/21912.8%23.7%32.0%8681
キタサンブラック産駒:馬番別分析

内枠・中枠が絶対的に有利ですが、大外枠も平均以上にこなす懐の深さがあります。

内枠(1~4番):絶対的な得意ゾーン

複勝率は2番33.5%、3番32.5%、4番31.3%と平均を大きく上回る。インコースでロスなくレースを進めるのが上手いことの表れ。

中枠(5~12番)も総じて好成績

7番・11番は複勝率37%前後に達し、10~12番は単複ともに妙味十分。外枠(13~18番)は平均を上回るものの、内・中枠ほどの信頼度はない。

大外枠は「得意」条件

大外枠の複勝率は平均22.2%に対し本レース32.0%、単勝回収率も平均66→86と大きく上回る。距離ロスを苦にしない懐の深さを持つ。

結論 内枠・中枠を最優先しつつ、大外枠に入っても安易に評価を下げないのが枠順戦略の要点です。

※本記事のデータは産駒成績の集計に基づく参考情報であり、レースの結果を保証するものではありません。

出典:キタサンブラック産駒特徴データ(母父馬・騎手・人気・コース・馬場状態・脚質・馬体重・年齢・間隔・馬番の各表)

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