ビーチパトロール産駒特徴

ビーチパトロール産駒特徴
種牡馬特徴シリーズ

ビーチパトロール産駒特徴
― 米芝G1を3勝、苦難を越えて返り咲いた精神的タフさの持ち主 ―

対象データ:産駒成績 2014年〜2024年

3歳8月、芝10ハロンのセクレタリアトSに出走し初重賞挑戦がいきなりのG1制覇という快挙を成し遂げたビーチパトロール。その後約1年間、勝ち切れないレースが続くも、4歳夏のアーリントンミリオンで1年ぶりの勝利。勢いそのままに挑んだターフクラシックSでは2着馬を5馬身引き離す圧勝を披露し米芝戦線の頂点に君臨しました。11月のブリーダーズCターフでは勝ち馬タリスマニックに肉薄する2着で世界にその名を知らしめ、引退後すぐに日本での種牡馬入りが決まりました。産駒は「キレ味よりもパワーと先行力」が最大の武器で、ローカル場所の芝コースや道悪でこそ真価を発揮するという明確な適性を受け継いでいます。本記事では戦歴・血統から、母父馬・騎手・人気・コース・馬場状態・脚質・馬体重・年齢・間隔・馬番まで、産駒データを表とともに徹底解説します。

中京・芝1200m
単勝回収値1342の伝説の回収率
平地・逃げ
単勝回収値427の超得意脚質
3歳・10-12月
複勝回収値291の全期間最高の期待値
馬体
ビーチパトロールの馬体写真
血統表
ビーチパトロールの血統表
血統表(ビーチパトロール)

ビーチパトロール(Beach Patrol) 牡・米

戦歴
プロフィール:頂点への道と栄光の連勝劇

基本データ

  • 競走成績:19戦5勝(2歳〜5歳・米)
  • 最高レーティング:121L(2017年)
  • 主な勝ち鞍:ターフクラシックS(G1・芝12F)、アーリントンミリオン(G1・芝10F)、セクレタリアトS(G1・芝10F)
  • 主要な惜敗:ブリーダーズCターフ(G1・芝12F)2着、ハリウッドダービー(G1・芝9F)2着

衝撃のG1初制覇(3歳時)

3歳8月、芝10ハロンのセクレタリアトSに出走。ここでの勝利が記念すべき初重賞制覇となった。初タイトルがいきなりのG1という、エリートの片鱗を見せつけた瞬間だった。

苦闘の時期を越えて(4歳夏)

その後約1年間にわたり上位争いを演じるものの、あと一歩届かない「勝ち切れないレース」が続いた。しかし、そのポテンシャルは決して色褪せることはなかった。

王者の覚醒:G1連勝(4歳8月〜9月)

8月、真夏のG1アーリントンミリオンでついに1年ぶりの勝利の美酒を味わう。勢いそのままに挑んだターフクラシックS(芝12F)では2着馬を5馬身引き離す圧勝を披露し米芝戦線の頂点に君臨した。

世界の壁、そして日本へ

11月の世界最高峰レース、ブリーダーズCターフ(BCターフ)では勝ち馬タリスマニックに肉薄する2着。世界中にその名を知らしめた後、惜しまれつつ現役を引退。引退後すぐに日本での種牡馬入りが決まり海を渡った。

総括 ビーチパトロールは、単なる「芝のスピード馬」ではありません。G1を勝った後、苦しい時期を耐えて再び頂点に返り咲いた「精神的なタフさ」こそが、この馬の最大の特徴です。その粘り強さと爆発力は現代の日本競馬において「期待値の高い血統」として注目されています。
特徴
ビーチパトロール産駒:馬券に直結する適性データ

法則①:ダート適性の意外性

自身は米芝G1を3勝した名手だが、産駒は日本のダート重賞でも好走を見せている。米国の主流血統らしい力強い掻き込みとスピードがダート適性として昇華されている。

法則②:狙うべきは札幌・福島などローカル場所の芝コース

産駒の適性が最も色濃く出るのは直線の短い「ローカル場所の芝コース」。札幌芝コースは勝率・連対率・3着内率が軒並み高く、福島芝コースは勝率10%超をマークする「頭」狙いの聖地。

法則③:「道悪(重馬場)」でのバイアス

芝の重馬場は産駒の特徴が最も活きる推奨条件。3着内率が跳ね上がるため人気薄であっても「重馬場ならビーチパトロール」という格言を心に刻むべし。

法則④:脚質は逃げが超得意、上がり最速は不要

逃げは複勝率41.7%(平均39.1%)、単勝回収値427という異常な数値。上がり3F4〜5位でも単勝回収値143(平均83)と「前で粘って押し切る」特性が明確。

結論 札幌・函館の洋芝に出走してきたら迷わず軸候補へ。福島芝コースで「単勝10倍台」の馬がいたら積極的な頭勝負。雨が降り馬場が渋った芝レースでは人気に関わらず3連系の相手に加えるべきです。
代表産駒
ビーチパトロール代表産駒:芝のスピードとダートのパワーの二刀流

父ビーチパトロールの「芝のスピード」と「ダートのパワー」を色濃く受け継いだ精鋭たちです。

中央・地方の重賞戦線で輝く実力馬

  • シーウィザード:新潟2歳S(G3)3着、芙蓉S(OP)優勝。産駒のJRA重賞初入着を果たした快速馬で早い時期からの完成度と芝のスピード適性を示した。
  • サンマルパトロール:白山大賞典(Jpn3)3着。交流重賞でJRA代表として好走し父のスタミナとダートへの高い適性を証明した。
  • ライズゾーン:東京湾C(船橋・重賞)優勝。地方競馬の重賞ウイナーで南関東のタフなダートで見せる勝負根性は父譲り。

JRA・地方で安定した支持を集める精鋭たち

  • モズロックンロール:JRA3勝、白百合S2着。
  • タリア:JRAダート短距離で活躍。
  • ジャーヴィス:JRA芝・ダート不問の先行力。
  • ライフセービング:JRAダート中距離で堅実。
総括 シーウィザードのような「芝重馬場・ローカル芝」での活躍と、サンマルパトロールやライズゾーンのような「ダート中距離」での活躍が共存しています。代表産駒の多くが厳しい展開でもバテずにしぶとく伸びる特性を持っています。
ビーチパトロール産駒データ(2014年~2024年)
母父馬
順位母父馬着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1ゴールドアリュール3-4-3-32/427.1%16.7%23.8%2851
2マツリダゴッホ3-3-3-50/595.1%10.2%15.3%4362
3マンハッタンカフェ3-3-3-23/329.4%18.8%28.1%2580
4メジロベイリー3-2-3-11/1915.8%26.3%42.1%7264
5ハーツクライ3-0-5-53/614.9%4.9%13.1%3943
6フレンチデピュティ2-4-4-37/474.3%12.8%21.3%3985
7ダンスインザダーク2-3-5-19/296.9%17.2%34.5%4884
8メイショウサムソン2-3-1-19/258.0%20.0%24.0%110158
9トーセンダンス2-2-1-20/258.0%16.0%20.0%123179
10ゼンノロブロイ2-0-2-38/424.8%4.8%9.5%14032
11ダイワメジャー1-2-1-34/382.6%7.9%10.5%929
12ブラックホーク1-2-1-12/166.3%18.8%25.0%9650
13サクラバクシンオー1-1-2-20/244.2%8.3%16.7%948
14ジャングルポケット1-1-1-14/175.9%11.8%17.6%425205
15デュランダル1-1-0-12/147.1%14.3%14.3%275682
16ネオユニヴァース1-0-0-25/263.8%3.8%3.8%10316
17アグネスデジタル1-0-0-7/812.5%12.5%12.5%67166
18コロナドズクエスト0-1-1-9/110.0%9.1%18.2%064
19スペシャルウィーク0-1-1-12/140.0%7.1%14.3%055
20ブラックタイド0-1-1-15/170.0%5.9%11.8%047
母父デュランダルが複勝回収値682の異常値

最強の母父ランキング

  1. トーセンダンス:「回収率の怪物」。複勝回収値が179という異常な数値を叩き出しており人気薄であっても3着以内に強引に突っ込んでくる底力がある。
  2. メイショウサムソン:「単複ともにプラス」という馬券師にとって理想のニックス。母父の持つ重厚なパワーがタフな持続力と見事に融合。
  3. メジロベイリー:42.1%という圧倒的な複勝率。2回に1回近くが馬券に絡む計算になり3連系の「絶対に外せない軸馬」。
  4. ダンスインザダーク:3割を超える高い複勝率が安定感の証。ローカル芝において母父譲りのスタミナが最後まで脚を伸ばさせる。
  5. マンハッタンカフェ:勝負強さよりも「しぶとさ」が光る組み合わせ。複勝回収値が80と健闘している。

危険な母父ランキング

  1. ダイワメジャー:「期待値の墓場」。単回収値9、複回収値29という数値はどれだけ有力馬に見えても買ってはいけないことを示している。
  2. ネオユニヴァース:複勝率がわずか3.8%。25戦以上して1頭しか勝っていない計算。
  3. ゼンノロブロイ:単勝こそ一発の魅力があるように見えるが複勝率が1割を切っており不安定。
  4. アグネスデジタル:単勝回収値671という異常値は「超大穴が1頭勝っただけ」のフロックである可能性が高い。
  5. ハーツクライ:人気になりやすい母父だが相性は最悪の部類。単複ともに回収率が40台と低迷。

低的中率に潜む超高配当ランキング

  1. デュランダル:複勝回収値682という目を疑うような異常値。的中率は7回に1回程度だがその「1回」がとんでもない配当を連れてくる。
  2. ジャングルポケット:単・複ともに回収率が200〜400超え。母父のトニービン系らしい持続力が先行力と爆発的に噛み合う。
  3. アグネスデジタル:ギャンブル性は極めて高いが単勝回収値671は無視できない。
結論 メイショウサムソンやトーセンダンス、ジャングルポケットといった近年のJRA主流から少し外れた「スタミナ・パワー型」の母父との相性が抜群です。ハーツクライやダイワメジャー、ネオユニヴァースといった王道血統との組み合わせは驚くほど期待値が低く絶好の「消し」対象です。
騎手
順位騎手着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1角田大和3-1-1-5/1030.0%40.0%50.0%8183
2M.デム3-1-0-7/1127.3%36.4%36.4%282125
3浜中俊3-0-2-3/837.5%37.5%62.5%19095
4佐々木大2-2-1-12/1711.8%23.5%29.4%11780
5横山琉人2-1-1-25/296.9%10.3%13.8%106151
6丹内祐次2-0-2-9/1315.4%15.4%30.8%156134
7松山弘平1-3-4-6/147.1%28.6%57.1%342215
8岩田望来1-3-1-10/156.7%26.7%33.3%2989
9荻野極1-2-2-7/128.3%25.0%41.7%25359
10戸崎圭太1-1-2-6/1010.0%20.0%40.0%4971
11菊沢一樹1-1-2-17/214.8%9.5%19.0%7096
12杉原誠人1-1-0-26/283.6%7.1%7.1%9625
13鮫島克駿1-1-0-11/137.7%15.4%15.4%3319
14原優介1-0-1-23/254.0%4.0%8.0%1449
15菱田裕二1-0-1-7/911.1%11.1%22.2%4534
16西村淳也1-0-1-4/616.7%16.7%33.3%1206393
17藤岡康太1-0-1-7/911.1%11.1%22.2%2540
18小沢大仁1-0-0-15/166.3%6.3%6.3%10021
19秋山稔樹1-0-0-13/147.1%7.1%7.1%38337
20石神深道1-0-0-10/119.1%9.1%9.1%35061
松山弘平騎手が複勝率57.1%の絶対王者

最強の騎手ランキング

  1. 松山弘平騎手:「文句なしの絶対王者」。複勝率57.1%という驚異的な安定感に加え単勝回収値342、複勝回収値215と全ての数値が突き抜けている。
  2. M.デムーロ騎手:単勝回収値282と一発の魅力が抜群。勝率も27.3%と高く勝ちきる技術がデータに明確に現れている。
  3. 浜中俊騎手:複勝率62.5%は全騎手の中で最高値。8戦中5戦で馬券に絡むという凄まじい精度。
  4. 角田大和騎手:若手ながら産駒の特性を完全掌握。2回に1回は馬券に絡む50.0%という安定感。
  5. 丹内祐次騎手:ローカル(札幌・函館・福島)のスペシャリスト。単複ともに130〜150超えの回収率。

危険な騎手ランキング

  1. 鮫島克駿騎手:非常に意外な結果だが相性は極めて悪い。複勝回収値19という数字は人気馬を圏外に飛ばしている可能性が非常に高い。
  2. 原優介騎手:25戦して複勝率8.0%、単勝回収値14。パワフルな先行力を活かしきれていない。
  3. 小沢大仁騎手:単勝こそ1回的中させているが複勝率・複勝回収値ともに壊滅的。
  4. 杉原誠人騎手:出走回数は多いものの馬券圏内まで持ってくる力が不足している。
  5. 岩田望来騎手:複勝率は高いが単勝回収値29が致命的。人気馬を2・3着までには持ってくるが勝ちきれない。

超ド級の爆弾ランキング

  1. 西村淳也騎手:単勝回収値1206というもはや意味不明なレベルの異常値。産駒を勝たせる時の爆発力は全騎手中で断トツ。
  2. 秋山稔樹騎手:的中率は極めて低いが単勝回収値は驚異の383。
  3. 荻野極騎手:的中率が41.7%と高いにもかかわらず複勝回収値が359という「お宝」状態。
結論 産駒の武器であるパワフルなスピードを殺さず強引にでも前へ、あるいは外からねじ伏せるタイプの騎手と最高に噛み合っています。「松山弘平」を見たら勝負、「鮫島克駿」がいれば静観。このシンプルなフィルターで馬券収支は劇的に向上するでしょう。
人気
人気着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気9-3-2-7/2142.9%57.1%66.7%11785
2番人気6-4-6-11/2722.2%37.0%59.3%9789
3番人気2-3-8-31/444.5%11.4%29.5%2158
4番人気2-3-7-28/405.0%12.5%30.0%6168
5番人気2-5-10-29/464.3%15.2%37.0%4390
6番人気5-5-4-45/598.5%16.9%23.7%13588
7番人気1-4-2-55/621.6%8.1%11.3%4349
8番人気2-3-0-65/702.9%7.1%7.1%10939
9番人気2-1-4-64/712.8%4.2%9.9%156130
10番人気1-1-1-59/621.6%3.2%4.8%7774
11番人気0-0-1-73/740.0%0.0%1.4%015
12番人気0-1-2-67/700.0%1.4%4.3%073
13番人気0-0-0-53/530.0%0.0%0.0%00
14番人気0-1-2-64/670.0%1.5%4.5%0211
15番人気0-0-0-52/520.0%0.0%0.0%00
16番人気0-0-0-54/540.0%0.0%0.0%00
17番人気0-1-0-16/170.0%5.9%5.9%0522
18番人気0-0-0-10/100.0%0.0%0.0%00
1番人気は勝率42.9%の超・盤石、17番人気に複勝回収値522

人気馬(1番人気〜4番人気):信頼の1・2番人気と3・4番人気の罠

1番人気は勝率42.9%(平均比+9.4%)、単勝回収値117と平均を大きく上回る圧倒的な信頼度。2番人気も複勝率59.3%(平均比+7.4%)と非常に優秀。3番人気は複勝率29.5%(平均比-12.0%)と深刻な不振、4番人気も複勝率30.0%(平均比-3.8%)と期待値が低く「手頃な人気馬」が最も危険なゾーン。

中穴人気馬(5番人気〜8番人気):一撃の破壊力を秘めた6番人気

5番人気は複勝率37.0%(平均比+10.3%)と圧倒的に3着以内に食い込む。6番人気は勝率8.5%(平均比+3.3%)、単勝回収値135と中穴から頭を狙うなら最適。7番人気以降は複勝率が急落し8番人気では7.1%(平均比-5.8%)とさらに厳しい戦い。

大穴人気馬(9番人気〜18番人気):回収率が壊れる異常事態

9番人気は単勝回収値156、複勝回収値130と回収率が圧倒的に高い妙味の塊。14番人気は複勝回収値211、17番人気は複勝回収値522と平均データではほぼ絶望的なこの人気帯で異常な回収値をマークしている。

結論 「盤石な1・2番人気」で資金を稼ぎ「9番人気以降の超大穴」で帯封を狙うという非常にメリハリの効いた馬券戦略が求められる種牡馬です。中穴なら「5・6番人気」がピンポイントの狙い目です。
コース(芝編)
順位コース着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1中山・芝20003-0-1-30/348.8%8.8%11.8%7252
2新潟・芝2000外2-1-2-3/825.0%37.5%62.5%7091
3福島・芝12002-0-1-21/248.3%8.3%12.5%12779
4福島・芝20002-0-1-9/1216.7%16.7%25.0%16471
5中山・芝12002-0-1-17/2010.0%10.0%15.0%21754
6阪神・芝20001-2-1-8/128.3%25.0%33.3%26121
7京都・芝20001-1-3-5/1010.0%20.0%50.0%24151
8札幌・芝18001-1-2-6/1010.0%20.0%40.0%4544
9函館・芝18001-1-1-8/119.1%18.2%27.3%8071
10中山・芝18001-1-0-11/137.7%15.4%15.4%556421
11札幌・芝12001-1-0-3/520.0%40.0%40.0%346182
12福島・芝18001-0-0-16/175.9%5.9%5.9%13725
13札幌・芝26001-0-0-4/520.0%20.0%20.0%8624
14中京・芝12001-0-0-3/425.0%25.0%25.0%1342132
15阪神・芝22001-0-0-1/250.0%50.0%50.0%490105
16阪神・芝12001-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%370160
17新潟・芝1800外0-4-2-13/190.0%21.1%31.6%0146
18中京・芝22000-1-2-6/90.0%11.1%33.3%075
19東京・芝14000-1-1-22/240.0%4.2%8.3%0428
20小倉・芝20000-1-1-7/90.0%11.1%22.2%0154
中京・芝1200mが単勝回収値1342の伝説の回収率

場所別:得意と苦手

新潟外回りは芝2000m外で複勝率62.5%をマーク。直線の長い新潟外回りでも持ち前の持続力で上位を独占。福島は芝2000m(勝率16.7%)、芝1200m(単収127)など小回りで安定感と爆発力を両立。札幌・函館の洋芝への適性は抜群。中山は芝2000mで複勝率11.8%、東京は芝1400mで複勝率8.3%と直線の瞬発力勝負になる主要コースでは苦戦が目立つ。

距離別:どの距離でこそ買いなのか

京都(複勝率50.0%)、阪神(複勝率33.3%)、新潟(複勝率62.5%)など芝2000mは産駒が最も安定して走る距離。中京芝1200mで単収1342、中山芝1200mで217と短距離での「単勝」の強さが特筆すべき点。札幌・函館・新潟(外)など1800m戦でも複勝率は30〜40%台と非常に安定。

結論 「新潟・京都・札幌」の2000mは安定した軸馬として信頼できます。「中京・中山・阪神」の1200mは高配当を狙った「単勝・ワイド」の穴勝負に最適です。中京1200mの1342%や中山1800mの556%といった異常数値は最大の狙い目です。
コース(ダート編)
順位コース着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1京都・ダ14002-3-2-17/248.3%20.8%29.2%115186
2阪神・ダ18002-1-1-17/219.5%14.3%19.0%6344
3中京・ダ18002-0-1-21/248.3%8.3%12.5%22355
4札幌・ダ17001-3-1-11/166.3%25.0%31.3%1681
5阪神・ダ14001-2-1-12/166.3%18.8%25.0%1440
6新潟・ダ18001-0-1-20/224.5%4.5%9.1%7332
7中京・ダ19001-0-0-2/333.3%33.3%33.3%13656
8京都・ダ18000-2-1-17/200.0%10.0%15.0%034
9福島・ダ17000-1-1-18/200.0%5.0%10.0%039
10函館・ダ17000-1-0-10/110.0%9.1%9.1%019
11中京・ダ14000-1-0-9/100.0%10.0%10.0%070
12東京・ダ16000-0-2-28/300.0%0.0%6.7%095
13中山・ダ18000-0-2-30/320.0%0.0%6.3%024
14小倉・ダ17000-0-1-13/140.0%0.0%7.1%018
15東京・ダ21000-0-1-9/100.0%0.0%10.0%028
16東京・ダ13000-0-1-4/50.0%0.0%20.0%066
17京都・ダ19000-0-1-2/30.0%0.0%33.3%01200
18新潟・ダ12000-0-0-13/130.0%0.0%0.0%00
19中山・ダ12000-0-0-36/360.0%0.0%0.0%00
20福島・ダ11500-0-0-6/60.0%0.0%0.0%00
京都ダ1900mが複勝回収値1200の超ド級穴スポット

場所別:京都の圧倒的な適性

京都はダ1400mで複勝率29.2%、複勝回収値186という極めて優秀な数値。ダ1900mでもサンプルは少ないながら複勝回収値1200と京都の砂との相性は「神がかって」いる。札幌はダ1700mで連対率25.0%と滞在競馬やタフなダート環境で先行力が活きやすい。中山ダ1200mは36戦全敗、新潟ダ1200mも13戦全敗と中山・新潟のダートでは悲惨なデータ。

距離別:どの距離でこそ砂を掴めるか

京都・阪神・中京のいずれも1400m戦での安定感が光り、京都ダ1400mは産駒の「主戦場」。札幌や中京(ダ1800m単収223)などパワーとスタミナが問われる条件でも先行して粘り込む「父譲りの精神力」で穴をあけるパターン。新潟・中山・福島の短距離ダートでは勝率・連対率ともに0%とスピード自慢のダート専門血統に置かれるケースが多い。

結論 「京都のダ1400m・1900m」は血眼になって産駒を探すべき条件です。「中山・新潟のダート全般」は名前を見ただけで消しリストに入れても良いくらいの苦戦条件。関西圏(京都・中京)のダート中距離でその真価が発揮されます。
馬場状態
馬場状態着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
芝・良17-13-18-329/3774.5%8.0%12.7%7282
芝・稍重3-4-5-63/754.0%9.3%16.0%46158
芝・重2-1-3-21/277.4%11.1%22.2%7349
芝・不良0-1-1-10/120.0%8.3%16.7%033
ダ・良6-11-12-221/2502.4%6.8%11.6%3769
ダ・稍重2-3-3-56/643.1%7.8%12.5%3230
ダ・重0-0-2-39/410.0%0.0%4.9%010
ダ・不良2-0-0-26/287.1%7.1%7.1%178
芝稍重が複勝回収値158の全馬場状態最高の期待値

芝馬場:馬場が悪化するほど牙を剥くスタミナの怪物

良馬場の複勝率12.7%に対し稍重では16.0%、重馬場では22.2%と馬場が渋るほどに馬券圏内に突っ込んでくる確率が跳ね上がる。特に「稍重」時の複勝回収値158は驚異的で、主流血統がキレを削がれる中、父譲りの米芝G1を制したパワーとスタミナが人気薄での激走を呼び起こす。

ダート馬場:馬場が悪化すると完全沈黙する砂の壁

ダートでの全8勝中6勝が「良馬場」。複勝率も11.6%とこの条件が最も安定。「重馬場」になると複勝率は4.9%、複勝回収値はわずか10。スピード勝負になる湿ったダートでは産駒の持ち味である「しぶとさ」が全く活きない。

結論 芝のレースで「稍重・重」なら人気薄でも迷わず買い!キレを封じられたサンデー系を尻目に泥を被りながら伸びてくるのがこの産駒の真骨頂です。ダートのレースで「重・不良」なら即座に消し!週末の天気予報を誰よりも先にチェックすべきです。
脚質ラスト3F
脚質/上がり3F着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ8-2-5-21/3622.2%27.8%41.7%427201
平地・先行14-16-18-119/1678.4%18.0%28.7%97109
平地・中団8-9-16-243/2762.9%6.2%12.0%43107
平地・後方2-5-4-377/3880.5%1.8%2.8%315
平地・マクリ0-1-1-4/60.0%16.7%33.3%0621
上がり3F 1位7-7-6-27/4714.9%29.8%42.6%102119
上がり3F 2位9-9-6-30/5416.7%33.3%44.4%199311
上がり3F 3位0-8-13-41/620.0%12.9%33.9%0313
上がり3F ~5位11-4-10-123/1487.4%10.1%16.9%14390
上がり3F 6位~5-5-9-542/5610.9%1.8%3.4%1417
逃げが単勝回収値427の超得意脚質

脚質別戦略:逃げて爆益、先行して安定の先行特化型

逃げは複勝率41.7%(平均39.1%より高い)、単勝回収値427、複勝回収値201と平均の2倍以上の破壊力。先行は複勝率28.7%(平均35.5%より低い)だが複勝回収値109と100を超え「人気薄の先行馬」がしぶとく粘り込んでいる証拠。中団・後方は苦手で特に後方は複勝率2.8%(平均7.5%より大幅に低い)と超苦手。マクリは複勝回収値621と一撃必殺の破壊力。

上がり3Fスピード別:キレ味不要の前残り職人

上がり1位は複勝率42.6%(平均64.2%より大幅に悪い)とキレ負け傾向。2位の単複回収値が199/311と異常に高く「2番手の速さ」で人気薄が激走する傾向。3位は勝率0%だが複勝回収値300超えと複勝の宝庫。4〜5位でも単勝回収値143(平均83より高い)と「上がりは速くないが前で粘って押し切る」証明。

結論 「逃げ馬」なら無条件で買い!単勝回収値427はこの種牡馬の最大最強の狙い目です。上がり3位〜5位でも十分馬券になり、後方待機なら問答無用で消しです。「瞬発力勝負の拒否」と「先行・粘り込みの肯定」が攻略の鍵です。
馬体重
馬体重着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
~399kg0-0-0-27/270.0%0.0%0.0%00
400~419kg2-1-0-69/722.8%4.2%4.2%12820
420~439kg5-4-4-119/1323.8%6.8%9.8%94186
440~459kg6-7-18-235/2662.3%4.9%11.7%3154
460~479kg8-12-17-191/2283.5%8.8%16.2%2874
480~499kg8-9-8-101/1266.3%13.5%19.8%5866
500~519kg2-2-2-32/385.3%10.5%15.8%1240
520~539kg1-0-0-9/1010.0%10.0%10.0%3216
540kg~0-0-0-0/000
指定300~700kg32-35-49-783/8993.6%7.5%12.9%4975
~-20kg0-0-0-4/40.0%0.0%0.0%00
-19~-10kg1-1-4-37/432.3%4.7%14.0%17120
-9~-4kg3-6-15-155/1791.7%5.0%13.4%449
-3~+3kg13-19-17-264/3134.2%10.2%15.7%6787
+4~+9kg10-6-9-150/1755.7%9.1%14.3%5399
+10~+19kg2-2-2-52/583.4%6.9%10.3%3080
+20kg~0-0-0-1/10.0%0.0%0.0%00
不・初・未3-1-2-120/1262.4%3.2%4.8%8534
480〜499kgが複勝率19.8%の産駒の絶対軸

体重別:ベストパフォーマンスは480〜499kg

480〜499kgは勝率6.3%、複勝率19.8%と全階級の中でトップの数値。最も力強くかつスピードを維持できる「黄金の馬体重」。420〜439kgは複勝率こそ9.8%と控えめだが複勝回収値は驚異の186。小柄な馬が人気を落としそこで激走して高配当を連れてくるパターンが多い特注ゾーン。400kg未満は複勝率0%、520kg以上も勝率は高いが複勝率が低い。

体重増減の法則:買うなら今回増、妙味なら大幅減

今回増は複勝率14.0%、複勝回収値111と成長分や余裕を持った仕上げがプラスに働くタイプ。今回減は複勝率14.5%と的中率は高いが複勝回収値60と妙味は薄い。同体重は勝率1.8%、単勝回収値24と低迷傾向。-19〜-10kgの大幅減は複勝回収値120で「究極のメイチ」として大穴のトリガーになる。

結論 「480kg台」の馬を見つけたら、まずは軸候補として検討すべきです。「プラス体重」での出走は充実の証で複勝回収値111を信じて強気に攻めるべきです。「420kg台」の人気薄は複勝回収値186の爆弾で必ず買い目に忍ばせましょう。
年齢
年齢着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳・7-9月6-6-7-107/1264.8%9.5%15.1%11753
2歳・10-12月4-1-2-149/1562.6%3.2%4.5%5325
3歳・1-3月2-3-10-127/1421.4%3.5%10.6%3965
3歳・4-6月4-4-8-124/1402.9%5.7%11.4%13116
3歳・7-9月4-6-7-90/1073.7%9.3%15.9%2748
3歳・10-12月4-3-3-27/3710.8%18.9%27.0%61291
4歳・1-3月0-2-2-37/410.0%4.9%9.8%025
4歳・4-6月2-5-5-30/424.8%16.7%28.6%4570
4歳・7-9月3-1-0-32/368.3%11.1%11.1%9141
4歳・10-12月2-2-4-23/316.5%12.9%25.8%89114
5歳・1-3月1-1-0-9/119.1%18.2%18.2%101332
5歳・4-6月0-0-1-11/120.0%0.0%8.3%019
5歳・7-9月0-0-0-6/60.0%0.0%0.0%00
5歳・10-12月0-0-0-9/90.0%0.0%0.0%00
6歳・1-3月0-1-0-2/30.0%33.3%33.3%0900
6歳・4-6月0-0-0-0/000
6歳・7-9月0-0-0-0/000
6歳・10-12月0-0-0-0/000
7歳以上0-0-0-0/000

参考:年別合計

年齢着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳10-7-9-256/2823.5%6.0%9.2%8137
3歳14-16-28-368/4263.3%7.0%13.6%2997
4歳7-10-11-122/1504.7%11.3%18.7%5360
5歳1-1-1-35/382.6%5.3%7.9%29102
6歳0-1-0-2/30.0%33.3%33.3%0900
3歳10-12月が複勝回収値291の全期間最高の期待値

年齢別:パフォーマンスの波を読み解く

2歳・7-9月は勝率4.8%、単勝回収値117と仕上がりが早く新馬・未勝利戦の早い段階で穴をあける傾向。2歳暮れ〜3歳春は複勝率が4〜10%台に低迷する成長の端境期。3歳・10-12月は複勝率27.0%(3歳時で最高)、複勝回収値291と産駒最大の「覚醒ポイント」。4歳シーズンは複勝率18.7%と年間を通した安定感でトップ、特に4-6月(複勝率28.6%)と10-12月(複勝率25.8%)にピークが来る。

狙うべき特注時期

6歳・1-3月は複勝率33.3%、複勝回収値900という「高齢馬の狂気」。サンプル数は3走と少ないが高齢になってもタフさが衰えず忘れた頃に超大穴を叩き出す特性。5歳・1-3月も複勝回収値332を記録し冬場の高齢馬には警戒が必要。4歳・4-6月は複勝率28.6%、複勝回収値70と「安定の4歳春」。

結論 「3歳秋」はビーチパトロール祭り!10月から12月にかけてこの産駒の期待値は爆発します。「4歳」は春と秋に安定感を求めるべきです。「5歳以上の冬」は大穴の予感で信じられない回収率(332〜900)を叩き出しています。
間隔
間隔着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
連闘1-1-5-35/422.4%4.8%16.7%127153
2週4-7-12-117/1402.9%7.9%16.4%9131
3週10-9-10-153/1825.5%10.4%15.9%5646
4週3-3-6-68/803.8%7.5%15.0%7841
5~9週5-7-11-144/1673.0%7.2%13.8%3361
10~25週6-7-3-129/1454.1%9.0%11.0%35114
半年以上0-0-0-18/180.0%0.0%0.0%00
初出走他3-1-2-119/1252.4%3.2%4.8%8634
明け2戦4-2-7-115/1283.1%4.7%10.2%1662
明け3戦3-4-12-61/803.8%8.8%23.8%3563
明け4戦2-2-6-35/454.4%8.9%22.2%6065
明け5戦2-5-3-20/306.7%23.3%33.3%65170
明け6戦~1-7-4-42/541.9%14.8%22.2%4248
叩き5戦目が複勝率33.3%の最強の勝負どころ

レース間隔:詰まるほど妙味が加速するタフな血統

連闘は複勝率16.7%、複勝回収値153、単勝回収値も127と100を超え「勝負気配」のサイン。2週は複勝回収値131と中1週の強行軍でもパフォーマンスが落ちず期待値が跳ね上がる。中2週(3週)は勝率5.5%、複勝率15.9%と最も勝ち星(10勝)を挙げている間隔。半年以上の休み明けは複勝率0.0%、18戦して一度も馬券に絡んでいない。

明け何戦目:4戦目以降がビーチパトロール劇場の始まり

明け2戦目の複勝率は10.2%とまだエンジンがかかりきっていない状態。明け3戦目から複勝率が23.8%へと急上昇。明け5戦目は勝率6.7%、連対率23.3%、複勝率33.3%、複勝回収値170と最強の勝負どころ。明け6戦目以降は複勝回収値248と勝率は下がるが複勝・連対の期待値は最高潮。

結論 「叩き5戦目」は問答無用でマークせよ!複勝率3割超え、回収率170は無視できない「勝ちパターン」です。「連闘・中1週」は疲労ではなく「上向き」と捉えるべきで、「半年以上の休み明け」は名前で消して良いレベルです。
馬番
馬番着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1番1-0-1-68/701.4%1.4%2.9%76
2番2-7-8-55/722.8%12.5%23.6%29135
3番2-4-2-57/653.1%9.2%12.3%1223
4番4-4-6-53/676.0%11.9%20.9%6964
5番3-0-2-63/684.4%4.4%7.4%3229
6番1-4-3-55/631.6%7.9%12.7%1727
7番3-1-4-55/634.8%6.3%12.7%14463
8番2-3-3-64/722.8%6.9%11.1%2067
9番2-2-8-52/643.1%6.3%18.8%8175
10番5-3-3-66/776.5%10.4%14.3%133117
11番3-1-3-35/427.1%9.5%16.7%1834
12番1-1-2-41/452.2%4.4%8.9%59240
13番2-2-1-33/385.3%10.5%13.2%3760
14番1-1-2-29/333.0%6.1%12.1%7032
15番0-1-0-26/270.0%3.7%3.7%0328
16番0-0-0-19/190.0%0.0%0.0%00
17番0-0-1-7/80.0%0.0%12.5%023
18番0-1-0-5/60.0%16.7%16.7%0101
偶数(全体)16-24-27-387/4543.5%8.8%14.8%5493
奇数(全体)16-11-22-396/4453.6%6.1%11.0%4557
大外(全体)5-3-2-55/657.7%12.3%15.4%6940
偶数番の複勝回収値93が生命線

馬番グループ別:得意なポジションをあぶり出す

内番(1〜4番)は種牡馬複勝率14.9%(平均約24.5%より大幅に低い)と苦手。1番枠の複勝率2.9%が象徴するように最内に包まれると脆い一面がある。ただし2番枠(複勝回収値135)など内目でも少し余裕のある位置なら激走可能。中番(5〜12番)は種牡馬複勝率12.9%と平均より低いが9番枠(複勝率18.8%)や10番枠(複勝回収値117)など局所的な狙い目がある。外番(13番〜18番)は種牡馬複勝率9.2%と平均より低いが18番枠(複勝率16.7%)など完全に外を回れる形なら対応できる。

偶数番vs奇数番、大外の傾向

偶数番(後入れ)は複勝率14.8%、複勝回収値93と奇数番を圧倒している。奇数番(先入れ)は複勝率11.0%、複勝回収値57と苦手としている。大外枠は勝率7.7%(平均7.6%より高い)と平均データを上回っており、複勝で守るより単勝で攻めたくなるデータ。

結論 「偶数番」なら信頼度アップ!特に2番、10番、12番といった偶数番で複勝回収値が高い箇所は狙い目です。「大外枠」は単勝で狙え!「1番枠」は徹底的に疑うべきで複勝率2.9%という壊滅的な数字は無視できません。

※本記事のデータは産駒成績の集計に基づく参考情報であり、レースの結果を保証するものではありません。

本記事のデータは産駒成績の集計に基づく参考情報であり、レースの結果を保証するものではありません。

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