【レース回顧】2026年9月13日・阪神・第44回関西テレビ放送賞ローズステークス(GII) - 1番人気モンローウォークが後続を封じて完勝

【レース回顧】2026年9月13日・阪神・第44回関西テレビ放送賞ローズステークス(GII) ― 1番人気モンローウォークが後続を封じて完勝

①着順

着順馬番馬名騎手タイム通過順人気
17番モンローウォーク戸崎圭太1.44.52-21
22番エンネ坂井瑠星1.45.04-43
36番イクシードルメール1.45.211-102
45番ファストフォワード小崎綾也1.45.31-110
58番ミリタリータトゥー西塚洸二1.45.512-1211
63番スマートプリエール田山旺佑1.45.68-78
710番スウィートハピネス佐々木大1.45.68-76
84番アンディムジーク古川吉洋1.45.78-1012
91番アンジュドジョワ北村友一1.45.84-45
1011番レイクラシック吉村誠之1.46.63-27
119番ナムラコスモス田口貫太1.47.04-79
1212番タイセイボーグ西村淳也1.47.14-44

②払戻

券種組番払戻金人気
単勝7¥1901
複勝7 / 2 / 6¥110 / ¥150 / ¥1401 / 3 / 2
枠連2-6¥5702
馬連2-7¥5501
ワイド2-7 / 6-7 / 2-6¥280 / ¥260 / ¥4802 / 1 / 5
馬単7→2¥9302
3連複2-6-7¥1,1101
3連単7→2→6¥3,4902

③レースラップ解説

12.6 – 11.2 – 11.6 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.3 – 11.2 – 11.7(合計104.5秒=1.44.5)

初速12.6秒とゆったり入り、2F目に11.2秒まで一気に引き締めるおなじみの入り方。以降は11.3〜11.8秒台でほぼ横一線に流れ、8F目に11.2秒とこの日一番の速い刻みを見せました。

前半600m(35.4秒)と後半600mを比べると、後半がわずかに速い程度。「緩みない良馬場のミドルペース」に近いラップで、瞬発力よりも持続力が問われる流れでした。

④PCIから見るレースペース

出走12頭のPCI平均 51.1 基準値50とほぼ同水準

極端な前傾・後傾どちらにも偏らない、まさに「そのまま押し切れる」タイプのペースだったことを裏付けています。

1着モンローウォークのPCIは53.2で全体平均をやや上回り、2番手追走から直線でひと伸びする形が数値にも表れています。3着イクシード(PCI54.3)は上り3F最速級(34.1秒)でしたが、後方(11-10番手)からでは届き切りませんでした。

最下位に近いPCI46.7だったタイセイボーグは前半から脚を使わされ切れ味を発揮できず。上位人気馬がそのままPCI上位にも並ぶ、順当さの際立つ数値でした。

⑤レース展開解説

序盤〜道中

先手を主張したのは5番ファストフォワードで単騎で1コーナーを回り、2番手にモンローウォークがぴったりと追走。3番手レイクラシック、4番手集団にエンネ・アンジュドジョワ・タイセイボーグが並ぶ構成で、イクシード・ミリタリータトゥーは後方に構えました。

直線

前半から縦長になりすぎず、3〜4コーナーも隊列は大きく動かないまま直線へ。2番手を追走していたモンローウォークが直線半ばで早々に先頭に立ち、そのまま危なげなく後続を突き放しました。外を回ったエンネが2着、後方一気のイクシードも3着まで押し上げましたが、差は最後まで詰まりませんでした。

明暗

逃げたファストフォワードは直線半ばで一杯になり4着まで後退。2番手追走から早め先頭に立てたモンローウォークが、展開・スタミナ両面で最も恵まれた形でした。

⑥レース回顧

1番人気モンローウォークは戸崎圭太騎手が終始2番手のポジションをキープし、直線に向くと早め早めに抜け出す完璧なレース運び。道中からスムーズに動いて優位に立つ「地力+位置取りの妙」が噛み合った完勝でした。2着エンネは中団から着実に脚を伸ばし、3着イクシードは後方から鋭い上がりを繰り出しましたが、開いた差は最後まで詰めきれませんでした。

上位人気3頭がそのまま1〜3着を占める順当な決着となった一方、大穴評価だった8番ミリタリータトゥー(総合1位評価)は後方のまま5着まで。展開の不利というより、素直にこのメンバー中では地力面で見劣りしていた可能性があります。

⑦まとめ ― 次走注目馬・評価保留馬

次走注目馬

完勝のモンローウォークは折り合い・地力ともに文句なしで、秋華賞など上のクラスでも即戦力になり得る内容。2着エンネも展開に左右されない安定した脚を使えており、今後の重賞戦線でも上位争いに絡めるでしょう。3着イクシードは展開が向けばさらに上位も狙える切れ味の持ち主です。

評価保留馬

逃げたファストフォワードは単騎の楽なペースを刻めた割に直線で失速しており、同型がいる展開では厳しさが出そうです。総合1位評価から5着に終わったミリタリータトゥーは、大きく崩れたわけではないものの上位人気馬との地力差を見せつけられた形。次走は相手関係を含めて慎重に評価したいところです。

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