
①着順
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム | 通過順 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 7番 | ジャスティンシカゴ | 原優介 | 2.14.0 | 2-3-4-3 | 12 |
| 2 | 6番 | サヴォアフェール | 松山弘平 | 2.14.2 | 4-3-6-5 | 2 |
| 3 | 2番 | アウダーシア | 津村明秀 | 2.14.3 | 9-10-10-8 | 6 |
| 4 | 5番 | アスクエジンバラ | 岩田康誠 | 2.14.3 | 2-2-1-1 | 3 |
| 5 | 15番 | エリプティクカーブ | 横山武史 | 2.14.4 | 11-11-10-8 | 9 |
| 6 | 8番 | ゴーイントゥスカイ | 武豊 | 2.14.4 | 14-13-12-11 | 1 |
| 7 | 12番 | ラージアンサンブル | 岩田望来 | 2.14.5 | 6-5-3-3 | 8 |
| 8 | 3番 | バドリナート | 丸山元気 | 2.14.6 | 6-7-7-8 | 10 |
| 9 | 13番 | フウセン | 鮫島克駿 | 2.14.6 | 11-11-12-11 | 15 |
| 10 | 4番 | リッツパーティー | 丹内祐次 | 2.14.7 | 4-5-4-6 | 11 |
| 11 | 9番 | サノノグレーター | 田辺裕信 | 2.14.8 | 13-13-14-11 | 5 |
| 12 | 16番 | ラディアントスター | 池添謙一 | 2.14.9 | 9-7-7-6 | 7 |
| 13 | 10番 | バステール | 川田将雅 | 2.15.0 | 15-15-14-15 | 4 |
| 14 | 1番 | ウェイクフィールド | 横山和生 | 2.15.0 | 1-1-2-2 | 13 |
| 15 | 14番 | ティラーノ | 石橋脩 | 2.15.5 | 15-16-16-16 | 16 |
| 16 | 11番 | ミリオンクラウン | 横山典弘 | 2.18.1 | 8-7-7-11 | 14 |
②払戻
| 券種 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 7 | ¥5,060 | 12 |
| 複勝 | 7 / 6 / 2 | ¥960 / ¥220 / ¥390 | 12 / 2 / 6 |
| 枠連 | 3-4 | ¥610 | 3 |
| 馬連 | 6-7 | ¥11,560 | 34 |
| ワイド | 6-7 / 2-7 / 2-6 | ¥3,570 / ¥6,680 / ¥1,100 | 38 / 56 / 12 |
| 馬単 | 7→6 | ¥30,160 | 83 |
| 3連複 | 2-6-7 | ¥32,610 | 102 |
| 3連単 | 7→6→2 | ¥284,140 | 741 |
③レースラップ解説
12.3 – 11.2 – 12.8 – 12.9 – 13.3 – 12.7 – 12.2 – 12.1 – 11.5 – 11.4 – 11.6(合計134.0秒=2.14.0)
2F目こそ11.2秒まで加速しましたが、注目は3F目〜5F目の12.8-12.9-13.3秒。ここでレース中盤(600〜1000m)が大きく緩み、極端なスローに変わりました。
1Fあたりの平均に換算すると、前半5Fが平均12.5秒、後半6Fが平均11.9秒。後半の方が明確に速く、典型的な「超スロー→瞬発力勝負」のラップでした。
中盤で完全に息が入ったことで、道中は誰も脚を使わされず、直線一気の切れ味比べに持ち込まれたのが今回のレースの本質です。
④PCIから見るレースペース
これは「前半で脚を溜め、後半に自分の基準ペースより大幅に速い上がりを使えた馬が多かった」ことを意味し、③で見た中盤の超スローペースをそのまま裏付ける数値です。
1着ジャスティンシカゴのPCIは59.4で全体平均も上回る高水準。中団のインをロスなく立ち回れたことが、上がり最速級の脚(34.2秒)につながりました。
一方、最下位に沈んだミリオンクラウンだけはPCI49.1と基準値付近にとどまり、道中で置かれ気味だったことがうかがえます。「いかにロスなく脚を溜められたか」が着順に直結したレースでした。
⑤レース展開解説
序盤〜道中
単独の「逃げ」タイプが不在の16頭立て。1番ウェイクフィールドが1コーナーを先頭で通過し、2番手アスクエジンバラ、3番手にジャスティンシカゴが取り付く形に。中団にラージアンサンブル・バドリナート、後方に本命エリプティクカーブ・ゴーイントゥスカイ・アウダーシアという実力上位馬が控える隊列でした。
直線
中盤で極端に息が入ったことで、道中は誰も脚を使わされないまま4コーナーへ。直線に向くと3番手のジャスティンシカゴが早め早めに仕掛けてスムーズに先頭に立ち、外から追い込んだサヴォアフェール・アウダーシアの追撃をアタマ・クビ差で凌ぎ切りました。
明暗
後方から差を詰めたエリプティクカーブ(11-11-10-8番手)・ゴーイントゥスカイ(14-13-12-11番手)は上がり自体こそ優秀でしたが、あまりに開いたポジションが災いし5・6着まで。中団のロスの少ないポジションを取れたかどうかが明暗を分けました。
⑥レース回顧
12番人気という低評価を覆したジャスティンシカゴは、原優介騎手が終始3番手のインコースをロスなく立ち回り、直線では早め先頭に立つ完璧なレース運び。極端なスローの中盤を味方につけ、上がり34.2秒の脚を出し切りました。2着サヴォアフェール・3着アウダーシアも共に中団から差を詰めており、この2頭も展開の恩恵を受けた形です。
一方、本命視されたエリプティクカーブは中団やや後方から脚を溜めましたが、包まれる形になったのか伸びを欠き5着まで。武豊騎手騎乗の1番人気ゴーイントゥスカイも後方から追い込みましたが、位置取りが悪く6着どまり。上位人気馬勢が軒並み後方に構えたことが、結果的に前々で立ち回れた組に展開を持っていかれる要因になったと言えるでしょう。
⑦まとめ ― 次走注目馬・評価保留馬
12番人気での完勝となったジャスティンシカゴは、瞬発力戦への適性の高さを見せつけました。展開が向けば古馬混合の重賞でも上位争いが可能と見ます。2着サヴォアフェール・3着アウダーシアもいずれも中団からしっかり脚を使えており、次走以降も注視したい存在です。
総合1位評価だったエリプティクカーブは5着に敗れましたが、後方一辺倒の展開が不利に働いた面も大きく、能力自体を過度に割り引く必要はないでしょう。ただし瞬発力戦でポジションを取り切れない傾向がうかがえるため、次走の展開・枠順は要注意です。1番人気ゴーイントゥスカイも同様に位置取りの悪さが響いた形で、スタート・ポジション取りの改善が巻き返しの鍵になりそうです。

