ヴィクトワールピサ産駒特徴

ヴィクトワールピサ産駒特徴
種牡馬特徴シリーズ

ヴィクトワールピサ産駒特徴
― 震災直後の砂漠に希望を灯した、日本馬初のドバイワールドカップ制覇者 ―

対象データ:産駒成績 2014年〜2024年

無傷の5連勝で皐月賞を制覇すると、ダービー3着・凱旋門賞挑戦を経て挑んだ有馬記念で絶対女王ブエナビスタとの死闘をハナ差で制覇。そして東日本大震災からわずか2週間後の2011年3月26日、ドバイワールドカップでトランセンドとのワンツーフィニッシュを決め、日本馬として初めて世界最高峰のレースを制したヴィクトワールピサ。被災した多くの人々に希望と勇気を与えた伝説の一戦は、日本競馬史上最もエモーショナルな瞬間の一つです。産駒はダートよりも芝で本領を発揮し、左回りコースと4歳での充実期に強い適性を見せるという明確な特徴を受け継いでいます。本記事では戦歴・血統から、母父馬・騎手・人気・コース・馬場状態・脚質・馬体重・年齢・間隔・馬番まで、産駒データを表とともに徹底解説します。

中山・芝1200m
単勝回収値439の大穴コース
東京・ダ2100m
複勝率34.8%・複勝回収値160のドル箱コース
大外枠
単勝回収値148の激走スポット
馬体
ヴィクトワールピサの馬体写真
血統表
ヴィクトワールピサの血統表
血統表(ドバイワールドカップ優勝馬)

ヴィクトワールピサ(Victoire Pisa) 牡・栗毛 日本馬として初めてドバイワールドカップ(G1)を制覇

戦歴
プロフィール:世界の頂点に立った不屈の挑戦者

基本データ

  • 通算成績:15戦8勝(日本・フランス・UAE)
  • 最高レーティング:122(2011年)
  • 主な勝ち鞍:ドバイワールドカップ(G1)、有馬記念(G1)、皐月賞(G1)、中山記念、弥生賞、ラジオNIKKEI杯2歳S
  • 主な実績:日本ダービー3着、ジャパンカップ3着

破竹の進撃:2歳〜3歳春

デビュー2戦目の未勝利戦から、未勝利戦、京都2歳S(L)、ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)と連勝。3歳初戦の弥生賞(G2)も制し向かうところ敵なしの状態でクラシックへ。圧倒的なスピードと勝負根性で皐月賞を制覇し「3冠」を予感させる勢いを見せた。

試練と飛躍:3歳秋

ダービー3着後、果敢にフランス遠征へ挑むもニエル賞4着、凱旋門賞7着と世界の壁に直面。帰国直後のジャパンC(3着)を経て挑んだ有馬記念では、絶対女王ブエナビスタとの壮絶な叩き合いをハナ差で制し、古馬の頂点に立った。

伝説のドバイワールドカップ:4歳春

日本中が震災の悲しみに包まれる中、東日本大震災から2週間後の2011年3月26日、ドバイワールドカップでトランセンドとの壮絶なワンツーフィニッシュを決め、日本馬として初の優勝を成し遂げた。

総括 それまで「高すぎる壁」だったドバイWCを制し、日本馬の適性が世界最高レベルであることを証明したヴィクトワールピサ。中山のトリッキーなコースからメイダンのオールウェザーまで、どんな環境でも力を出し切る精神的な強さを持っていました。種牡馬としてもトルコという新天地でその血を繋いでいます。
特徴
ヴィクトワールピサ産駒:馬券に直結する適性データ

法則①:ダートよりも「芝」でこそ本領発揮

自身が芝に近い性質を持つオールウェザーで世界を制した背景もあり、産駒もダートよりは芝コースで真価を発揮するタイプが主流。ダートからの芝替わりや持続力が問われる芝のレースでパフォーマンスが跳ね上がる。

法則②:左回り三場(新潟・中京・東京)での信頼度

明確に「左回りコース」でパフォーマンスを上げる傾向があり、新潟芝が最優先の勝負どころ。中京芝・東京芝でも直線が長く持続的な末脚が求められるコースで左回り適性が強く活きる。

法則③:2025年に「4歳」となる最終世代の充実

日本供用時代の最終世代産駒は牡馬・牝馬を問わず4歳時に非常に優秀な成績を収めており、自己条件から重賞まで馬券の組み立てにおいて非常に心強い存在。

結論 「芝」のレースか?「左回り(特に新潟)」か?「4歳」の充実期か?この条件が重なったとき、ヴィクトワールピサ産駒の期待値は最大化されます。「左回り×4歳」の方程式を武器に勝利を掴みましょう。
代表産駒
ヴィクトワールピサ代表産駒:重賞戦線を彩る個性派たち

ヴィクトワールピサの血は、芝のG1からローカル重賞まで幅広く、かつ鮮烈な実績を残しています。

頂点に立ったG1馬

  • ジュエラー:桜花賞優勝。2016年の桜花賞にて宿敵シンハライトをハナ差で退けた末脚は圧巻。父同様、大舞台での接戦を制する勝負強さを証明。

左回り・府中で輝いた重賞覇者

  • スカーレットカラー:府中牝馬S優勝。東京芝1800mで見せた次元の違う末脚は父譲りの左回り適性の高さを世に知らしめた。
  • ウィクトーリア:フローラS優勝。東京の2000mをレコードタイムで快勝し、左回りの持続力勝負において産駒が最強であることを証明。
  • コウソクストレート:ファルコンS優勝。左回りの中京芝1400mで重賞制覇。

タフな展開を制した個性派・実力馬

  • アサマノイタズラ:セントライト記念優勝。父が皐月賞や有馬記念を制した「中山芝」にて鮮やかな差し切り勝ち。
  • ロングラン:小倉大賞典優勝。最終世代に近い産駒として古馬になっても成長を続け小倉の小回り重賞を制覇。
  • ブレイキングドーン:ラジオNIKKEI賞優勝。父も制した同じ冠の重賞を勝つドラマを見せた。
  • レッドアネモス:クイーンS優勝。洋芝の札幌にて重賞勝ち。
総括 産駒たちは父の「中山適性」と「左回り適性」をバランス良く受け継いでいます。特に牝馬の活躍が目立ちますが、近年ではロングランのように古馬になってから本格化する牡馬も登場。どの馬も「芝の持続力勝負」において抜群の信頼度を誇るのが共通項です。
ヴィクトワールピサ産駒データ(2014年~2024年)
母父馬
順位母父馬着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1ブライアンズタイム19-15-15-130/17910.6%19.0%27.4%7869
2サクラバクシンオー13-14-14-112/1538.5%17.6%26.8%103107
3クロフネ8-5-9-155/1774.5%7.3%12.4%2254
4Kendargent7-1-1-19/2825.0%28.6%32.1%506130
5キングカメハメハ6-9-10-112/1374.4%10.9%18.2%1665
6フレンチデピュティ6-8-14-109/1374.4%10.2%20.4%2370
7エルコンドルパサー6-8-4-38/5610.7%25.0%32.1%4278
8ウォーエンブレム6-5-3-31/4513.3%24.4%31.1%10679
9More Than Ready6-4-4-35/4912.2%20.4%28.6%16888
10タイキシャトル6-3-5-62/767.9%11.8%18.4%53143
11Storm Cat5-8-4-55/726.9%18.1%23.6%2766
12Pivotal5-4-3-31/4311.6%20.9%27.9%7877
13Street Sense4-8-4-47/636.3%19.0%25.4%20114
14シンボリクリスエス4-6-6-76/924.3%10.9%17.4%2133
15メジロライアン4-6-1-34/458.9%22.2%24.4%5468
16メジロマックイーン4-5-8-25/429.5%21.4%40.5%69107
17Medaglia d’Oro4-3-2-22/3112.9%22.6%29.0%9383
18キングヘイロー4-2-4-38/488.3%12.5%20.8%13377
19Refuse To Bend4-1-4-15/2416.7%20.8%37.5%173105
20コマンダーインチーフ3-9-2-42/565.4%21.4%25.0%6466
母父Kendargentが単勝回収値506の異次元の爆発力

的中率・回収率ともに最高峰のパフォーマンスを誇る「黄金配合」ベスト5です。

黄金配合ベスト5

  1. Kendargent:単勝回収値506、複勝回収値130という目を疑うような数値。勝率も25.0%と極めて高く一撃必殺の配合。
  2. メジロマックイーン:複勝率40.5%は圧巻。複勝回収値107と期待値も十分で軸馬に最適。
  3. サクラバクシンオー:単勝回収値103、複勝回収値107と単複ともに100を超える非の打ち所がない配合。
  4. Refuse To Bend:複勝率37.5%を維持しながら単勝回収値173という高い破壊力。
  5. ウォーエンブレム:勝率13.3%、単勝回収値106をマーク。先行して押し切る競馬が得意。

期待値低迷ランキング

  1. シンボリクリスエス:複勝回収値33、単勝回収値21という衝撃の低水準。
  2. クロフネ:複勝率12.4%、複勝回収値54とパワーがプラスに働いていない。
  3. キングカメハメハ:単勝回収値は驚愕の16。勝率も4.4%と低迷。
  4. フレンチデピュティ:勝率4.4%、単勝回収値23。とにかく1着が遠い。
  5. Storm Cat:単勝回収値27、複勝回収値66と相性は現時点では疑問符。

複勝率は低いが「一撃」で全てをまくる爆弾特注馬

  1. オンファイア:複勝率32.3%と及第点ながら単勝回収値323という異常な数値。
  2. More Than Ready:単勝回収値168を記録。複勝率も28.6%と低すぎない。
  3. キングヘイロー:複勝率20.8%と的中率は高くないが単勝回収値は133をマーク。
結論 攻略の鍵は「左回り適性」と「母父の相性」の掛け合わせにあります。特にKendargentやメジロマックイーンといった配合が得意の左回りや4歳充実期に合致した時、期待値は青天井となります。反対にシンボリクリスエスやキングカメハメハといった配合はどんなに条件が良くても割引が必要です。
騎手
順位騎手着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1川田将雅12-5-7-16/4030.0%42.5%60.0%113105
2戸崎圭太11-9-4-41/6516.9%30.8%36.9%11475
3ルメール10-9-4-21/4422.7%43.2%52.3%6472
4武豊9-8-11-36/6414.1%26.6%43.8%8796
5横山典弘9-4-2-37/5217.3%25.0%28.8%12664
6大野拓弥7-8-7-84/1066.6%14.2%20.8%7283
7横山武史7-7-5-48/6710.4%20.9%28.4%4462
8吉田隼人7-5-1-54/6710.4%17.9%19.4%34090
9和田竜二6-9-3-71/896.7%16.9%20.2%4666
10松山弘平6-8-7-58/797.6%17.7%26.6%5282
11田辺裕信6-7-9-48/708.6%18.6%31.4%146106
12M.デム6-3-1-28/3815.8%23.7%26.3%187101
13岩田康誠5-6-4-60/756.7%14.7%20.0%7368
14亀田温心5-5-6-56/726.9%13.9%22.2%38108
15浜中俊5-1-4-43/539.4%11.3%18.9%6441
16菱田裕二4-6-1-35/468.7%21.7%23.9%5852
17池添謙一4-5-1-28/3810.5%23.7%26.3%107121
18北村宏司4-3-5-34/468.7%15.2%26.1%6778
19福永祐一4-2-3-33/429.5%14.3%21.4%16549
20嶋田純次4-1-2-22/2913.8%17.2%24.1%416105
川田将雅騎手が複勝率60.0%の圧倒的守護神

最強ランキングBEST5

  1. 川田将雅騎手:複勝率60.0%。単勝回収値113、複勝回収値105と隙がなく軸馬としての信頼度は現役ナンバーワン。
  2. M.デムーロ騎手:単勝回収値187、複勝回収値101をマーク。勝率15.8%と高く攻めの単勝馬券でこそ真価を発揮。
  3. 田辺裕信騎手:単勝回収値146、複勝回収値106を記録。複勝率も31.4%と高く人気薄を持ってくる「田辺マジック」。
  4. 池添謙一騎手:複勝回収値121、単勝回収値107と期待値の塊のような成績。
  5. 武豊騎手:複勝率43.8%、複勝回収値96。堅実な複勝・ワイドの軸として最適。

警戒が必要な騎手ランキングBEST5

  1. 浜中俊騎手:複勝回収値41、単勝回収値64。複勝率も18.9%と2割を切っており信頼度は著しく低い。
  2. 横山武史騎手:単勝回収値44、複勝回収値62。人気先行になりやすく馬券妙味は極めて薄い。
  3. 菱田裕二騎手:単勝回収値58、複勝回収値52。馬券圏外に飛ぶ確率が高い。
  4. 和田竜二騎手:単勝回収値46、複勝回収値66。騎乗数89回という多さがありながらこの回収率は深刻。
  5. 岩田康誠騎手:単勝回収値73、複勝回収値68。全体的に平均を下回る。

複勝率は低いが「一撃」あり!回収率特化の爆弾ジョッキーBEST3

  1. 嶋田純次騎手:複勝率24.1%と並だが単勝回収値416というバグレベルの数値。
  2. 吉田隼人騎手:複勝率19.4%と低いが単勝回収値は驚愕の340。
  3. 横山典弘騎手:複勝率28.8%だが単勝回収値は126。
結論 軸として据えるなら川田騎手(複勝率60%)、一発の逆転を狙うなら嶋田騎手(単回416)や吉田隼人騎手(単回340)を狙い撃つのが、ヴィクトワールピサ産駒で勝つための最短ルートです。
人気
人気着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気60-32-22-92/20629.1%44.7%55.3%7372
2番人気45-50-40-151/28615.7%33.2%47.2%6375
3番人気34-49-36-169/28811.8%28.8%41.3%7376
4番人気34-32-33-209/30811.0%21.4%32.1%9279
5番人気16-26-31-226/2995.4%14.0%24.4%5868
6番人気18-28-22-240/3085.8%14.9%22.1%9078
7番人気7-16-14-240/2772.5%8.3%13.4%6264
8番人気6-13-23-255/2972.0%6.4%14.1%7388
9番人気4-9-15-279/3071.3%4.2%9.1%3668
10番人気6-10-8-262/2862.1%5.6%8.4%7580
11番人気5-5-3-204/2172.3%4.6%6.0%18497
12番人気2-3-7-216/2280.9%2.2%5.3%3763
13番人気1-2-3-168/1740.6%1.7%3.4%10155
14番人気0-0-4-161/1650.0%0.0%2.4%078
15番人気1-1-1-141/1440.7%1.4%2.1%5436
16番人気0-0-2-105/1070.0%0.0%1.9%048
17番人気0-0-0-27/270.0%0.0%0.0%00
18番人気0-0-0-22/220.0%0.0%0.0%00
1番人気は複勝率55.3%と過信禁物、11番人気は単勝回収値184の爆発ゾーン

人気馬(1〜4番人気):不振・過信は禁物

平均データの1番人気複勝率64.7%に対しピサ産駒は55.3%(▲9.4%)。1番人気から4番人気にかけて勝率・複勝率ともに平均を大きく下回っており、特に単勝回収値が73(1番人気)と低く「人気だから」という理由での軸据えは危険。

中穴人気馬(5〜8番人気):平均的

平均データと大きな乖離がなく妥当な成績。6番人気や8番人気の複勝率が平均をわずかに上回る場面もあり、相手候補として計算できる範囲。

大穴人気馬(9〜18番人気):一撃必殺の爆発ゾーン

11番人気の勝率は平均1.1%に対しピサ産駒2.3%(2倍以上の効率)、単勝回収値は驚異の184。13番人気でも単勝回収値101を記録するなど、世間が完全にノーマークの時こそ父譲りの「不屈の闘志」で突き抜ける傾向がある。

結論 「人気で売れている時は軽視、人気が落ちた時にこそ厚く買う」という逆張り戦略が最も利益に直結する種牡馬です。特に10番人気~13番人気あたりに妙味の塊が潜んでいます。
コース(芝編)
順位コース着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1東京・芝180011-10-9-69/9911.1%21.2%30.3%134122
2中山・芝18009-6-5-56/7611.8%19.7%26.3%20683
3東京・芝16008-9-10-107/1346.0%12.7%20.1%2899
4中京・芝16008-5-5-45/6312.7%20.6%28.6%13796
5東京・芝14007-7-5-60/798.9%17.7%24.1%11762
6中山・芝16007-6-9-85/1076.5%12.1%20.6%22694
7小倉・芝12006-10-3-91/1105.5%14.5%17.3%2765
8阪神・芝1800外6-6-5-64/817.4%14.8%21.0%202119
9小倉・芝18006-5-6-63/807.5%13.8%21.3%3743
10京都・芝1600外6-3-3-18/3020.0%30.0%40.0%130115
11中京・芝14005-8-2-47/628.1%21.0%24.2%3872
12阪神・芝14005-7-5-58/756.7%16.0%22.7%5457
13東京・芝20005-3-4-49/618.2%13.1%19.7%6183
14中山・芝20004-9-6-73/924.3%14.1%20.7%2990
15新潟・芝1800外4-5-4-46/596.8%15.3%22.0%6778
16京都・芝16004-4-7-43/586.9%13.8%25.9%4677
17新潟・芝14004-3-2-32/419.8%17.1%22.0%12184
18函館・芝20004-3-2-20/2913.8%24.1%31.0%13481
19小倉・芝20004-3-1-45/537.5%13.2%15.1%190143
20中山・芝12004-2-2-20/2814.3%21.4%28.6%439250
東京芝1800mが主戦場、中山芝1200mは単勝回収値439の大穴

得意な場所

東京競馬場は芝1800mを中心に高い連対率を誇り単勝回収値134、複勝回収値122とベタ買いでも利益が出るレベル。中京競馬場も芝1600mで単勝回収値137をマーク。中山競馬場は芝1800mで単勝回収値206、芝1200mでは驚異の439。急坂を苦にしないパワーと勝負根性が中山の舞台でこそ発揮される。

苦手な場所

小倉競馬場は芝1200mで単勝回収値27、芝1800mで37と的中率・回収率ともに壊滅的。一瞬の加速力が問われる小回り平坦コースでは持続力型のピサ産駒は良さを消される。

距離別の傾向

最もパフォーマンスが安定しているのは芝1800mで、東京(複勝率30.3%)、中山(26.3%)、阪神(21.0%)とどの場でも主力として計算できる。芝1600mは京都外回りで複勝率40.0%、単勝回収値130を叩き出す。一方1200m(中山以外)および2000m以上は複勝率が2割前後まで低下する。

結論 「東京1800m」なら軸で堅実に、「中山のマイル以下」なら人気薄の単勝で一発を狙う、「小倉や阪神の小回り」なら人気でも思い切って消す。特に「左回り」×「芝1800m」×「4歳馬」という3条件が揃った時、それはもはやボーナスステージです。
コース(ダート編)
順位コース着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1中山・ダ180012-11-13-144/1806.7%12.8%20.0%5260
2阪神・ダ18006-4-9-106/1254.8%8.0%15.2%1435
3東京・ダ14006-2-2-52/629.7%12.9%16.1%3645
4新潟・ダ18003-9-4-59/754.0%16.0%21.3%2071
5東京・ダ16003-6-6-71/863.5%10.5%17.4%943
6中京・ダ18003-5-4-64/763.9%10.5%15.8%2032
7中山・ダ12003-3-5-45/565.4%10.7%19.6%2172
8東京・ダ13003-2-1-12/1816.7%27.8%33.3%9171
9東京・ダ21002-6-8-30/464.3%17.4%34.8%23160
10札幌・ダ17002-4-4-36/464.3%13.0%21.7%849
11小倉・ダ17002-3-3-48/563.6%8.9%14.3%955
12函館・ダ17002-1-2-30/355.7%8.6%14.3%2631
13新潟・ダ12002-1-0-19/229.1%13.6%13.6%15864
14京都・ダ18001-5-1-68/751.3%8.0%9.3%537
15阪神・ダ14001-4-2-50/571.8%8.8%12.3%1632
16中京・ダ12001-2-1-28/323.1%9.4%12.5%7352
17京都・ダ12001-1-0-13/156.7%13.3%13.3%1834
18京都・ダ14001-0-2-43/462.2%2.2%6.5%39164
19中山・ダ24001-0-1-12/147.1%7.1%14.3%10244
20福島・ダ11501-0-0-9/1010.0%10.0%10.0%1154259
東京ダ2100mが複勝率34.8%のドル箱、京都・阪神ダートは壊滅的

得意な場所

中山ダート1800mは産駒の中で最多の12勝を挙げており複勝率も20.0%と及第点。パワーが問われる中山の坂は産駒の機動力と相性が良い。東京ダート2100mは複勝率34.8%、複勝回収値160と非常に優秀でスタミナ勝負では父の地力が活かされている。

苦手な場所

京都ダート1800mは勝率わずか1.3%、複勝率9.3%と見るに堪えない惨状。阪神ダート1800mも複勝回収値35と低く、西日本のダート馬場では産駒の重厚なフットワークが空回りしている印象。

距離別の傾向

中心はダート1800mだが特筆すべきは2100m。東京コースで見せる粘り強さは長距離での消耗戦でこそ輝く。1400m〜1700mの中距離は阪神・京都ともに苦戦。1200m以下の短距離は福島1150mで単勝回収値1154という異常値が出ており「大穴激走」パターンには要警戒。

結論 ダートで狙うなら「スタミナが問われる東京の長丁場」か「パワーが活きる中山の1800m」の2択に絞るべきです。特に「東京2100m」で前走大敗して人気を落としている時こそ複勝回収値160の破壊力が火を噴く瞬間です。反対に西日本のダート戦で人気になっている産駒は積極的な「消し」で高配当を狙うべきです。
馬場状態
馬場状態着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
芝・良142-154-139-1482/19177.4%15.4%22.7%8180
芝・稍重18-24-21-320/3834.7%11.0%16.4%14871
芝・重10-7-13-121/1516.6%11.3%19.9%4681
芝・不良1-3-2-40/462.2%8.7%13.0%1849
ダ・良39-41-47-666/7934.9%10.1%16.0%4759
ダ・稍重6-17-17-253/2932.0%7.8%13.7%1550
ダ・重9-12-8-122/1516.0%13.9%19.2%3884
ダ・不良5-8-4-85/1024.9%12.7%16.7%2162
芝は稍重で一発、ダートは重馬場で跳ね上がる

芝コースの傾向

良馬場は複勝率22.7%、複勝回収値80と最も安定して力を発揮できる。稍重では単勝回収値148と跳ね上がり、人気を落とした産駒が父譲りの勝負根性で突き抜けるパターンがある。不良馬場まで悪化すると複勝率13.0%、複勝回収値49まで急落し過度な期待は禁物。

ダートコースの傾向

良・稍重は複勝率が13〜16%台、回収値も50台と厳しい戦い。重馬場になると複勝率19.2%、複勝回収値84まで一気に跳ね上がり、脚抜きが良くなり芝適性の高い血が騒ぎ出す現象が見られる。不良馬場でも連対率12.7%、複勝率16.7%を維持し良馬場時よりも高い数値をキープ。

結論 芝なら「良〜稍重」まで、不良馬場なら人気でも疑うべきです。ダートなら「重馬場以上」を待ち、乾いたダートは静観が妥当。芝の稍重の単勝やダート・重の複勝に資金を集中させることが、ピサ産駒攻略の王道ルートです。
脚質ラスト3F
脚質/上がり3F着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ28-25-27-148/22812.3%23.2%35.1%221133
平地・先行109-107-82-571/86912.5%24.9%34.3%10896
平地・中団66-96-101-1209/14724.5%11.0%17.9%4778
平地・後方25-35-38-1126/12242.0%4.9%8.0%4237
平地・マクリ2-3-3-30/385.3%13.2%21.1%6860
上がり3F 1位102-75-46-153/37627.1%47.1%59.3%278217
上がり3F 2位45-57-40-156/29815.1%34.2%47.7%122155
上がり3F 3位29-53-44-164/29010.0%28.3%43.4%154166
上がり3F ~5位35-44-62-380/5216.7%15.2%27.1%7290
上がり3F 6位~19-37-59-2221/23360.8%2.4%4.9%2022
先行が最も計算できる脚質、上がり3F1位は単勝回収値278の爆発力

逃げは複勝率35.1%と平均39.1%を下回り単勝回収値221は高いが的中率は低め。先行は複勝率34.3%とやや平均を下回るが単勝回収値108と平均100を上回り最も計算できる脚質。中団は苦手で勝率・連対率ともに低い。後方は複勝率8.0%、単勝回収値42と平均を上回り展開が向けば突っ込んでくる底力。マクリは複勝率21.1%と平均48.3%の半分以下でスタミナロスに弱い。

上がり3F1位は複勝率59.3%とやや平均を下回るが単勝回収値278、複勝回収値217と驚異的。「キレる脚を使えるピサ産駒」は人気以上に激走する。上がり3位でも単勝回収値154と勝ちきる能力が高い。6位以下では複勝率4.9%と絶望的な不振。

結論 「先行馬」を軸に据えるのが最も安定した王道パターンです。過去に上がり1位を記録している馬が人気を落としていれば、単回278の爆発力に期待して単勝を厚く買うべきです。「マクリ」や「逃げ」の過信は禁物です。
馬体重
馬体重着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
~399kg1-2-1-23/273.7%11.1%14.8%14285
400~419kg4-7-4-81/964.2%11.5%15.6%7871
420~439kg15-19-17-266/3174.7%10.7%16.1%8677
440~459kg30-37-34-485/5865.1%11.4%17.2%7761
460~479kg69-67-54-754/9447.3%14.4%20.1%10169
480~499kg55-61-70-818/10045.5%11.6%18.5%5477
500~519kg46-62-57-446/6117.5%17.7%27.0%4774
520~539kg16-18-25-212/2715.9%12.5%21.8%4266
540kg~3-3-2-82/903.3%6.7%8.9%2936
指定300~700kg239-276-264-3167/39466.1%13.1%19.7%6972
~-20kg0-1-1-15/170.0%5.9%11.8%0120
-19~-10kg18-12-12-215/2577.0%11.7%16.3%9653
-9~-4kg51-56-54-656/8176.2%13.1%19.7%5572
-3~+3kg87-102-102-1054/13456.5%14.1%21.6%6972
+4~+9kg39-53-51-582/7255.4%12.7%19.7%5868
+10~+19kg14-24-21-262/3214.4%11.8%18.4%3561
+20kg~0-2-3-33/380.0%5.3%13.2%0205
不・初・未30-26-20-350/4267.0%13.1%17.8%13483
今回減94-98-96-1199/14876.3%12.9%19.4%6271
同体重32-37-48-403/5206.2%13.3%22.5%7576
今回増83-115-100-1215/15135.5%13.1%19.7%5668
「500~519kg」が最強の安定感、同体重維持が黄金パターン

体重別の傾向

500kg〜519kgは複勝率27.0%は全カテゴリーで最高値。勝率も7.5%と高くこの馬格が理想的な成長を遂げている。460kg〜479kgは単勝回収値101、複勝率20.1%、数も最多(944戦)と安定して利益を出せる中心的なゾーン。400kg未満は複勝率こそ14.8%あるが回収値が低く、540kgを超えると複勝率は8.9%まで急落する。

体重増減の傾向

同体重(-3kg〜+3kg)は複勝率22.5%、複勝回収値76と最も高い安定感。前走から体調をキープできていることが最大の好走条件。今回減は勝率6.3%と増えている馬(5.5%)より高いが-20kg以上の極端な減少は勝率0%と危険信号。今回増は複勝率19.7%と悪くないが勝率5.5%、単勝回収値56まで低下し頭では狙いにくい。

結論 まずは「500kg超え」の馬をチェック。複勝率27%の安定感は馬券構成の強力な味方になります。「増減なし」を最高評価とし、輸送や調整による大幅な変動がないことが持続力勝負における絶対条件です。「大幅増」は連下まで、「大幅減」は消しが基本方針です。
年齢
年齢着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳・7-9月25-24-22-187/2589.7%19.0%27.5%87104
2歳・10-12月34-31-30-388/4837.0%13.5%19.7%14373
3歳・1-3月25-42-43-511/6214.0%10.8%17.7%3368
3歳・4-6月43-41-32-489/6057.1%13.9%19.2%7463
3歳・7-9月25-41-28-351/4455.6%14.8%21.1%7475
3歳・10-12月9-9-22-147/1874.8%9.6%21.4%3666
4歳・1-3月18-22-10-133/1839.8%21.9%27.3%4867
4歳・4-6月14-11-14-124/1638.6%15.3%23.9%12371
4歳・7-9月8-10-8-109/1355.9%13.3%19.3%10477
4歳・10-12月10-3-9-111/1337.5%9.8%16.5%53105
5歳・1-3月5-8-7-115/1353.7%9.6%14.8%6060
5歳・4-6月4-7-5-94/1103.6%10.0%14.5%4273
5歳・7-9月3-1-3-74/813.7%4.9%8.6%3940
5歳・10-12月1-3-5-87/961.0%4.2%9.4%941
6歳・1-3月2-5-3-60/702.9%10.0%14.3%2978
6歳・4-6月3-5-4-35/476.4%17.0%25.5%37144
6歳・7-9月1-1-2-37/412.4%4.9%9.8%720
6歳・10-12月2-2-5-25/345.9%11.8%26.5%24105
7歳以上7-10-12-90/1195.9%14.3%24.4%4356

参考:年別合計

年齢着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳59-55-52-575/7418.0%15.4%22.4%12384
3歳102-133-125-1498/18585.5%12.6%19.4%5668
4歳50-46-41-477/6148.1%15.6%22.3%8179
5歳13-19-20-370/4223.1%7.6%12.3%3955
6歳8-13-14-157/1924.2%10.9%18.2%2587
7歳4-7-8-60/795.1%13.9%24.1%3663
2歳と4歳に「二度の全盛期」、5歳は暗黒期

上昇期:2歳、4歳

2歳・7-9月の複勝率は27.5%と極めて高く仕上がりの早さが目立つ。2歳・10-12月の単勝回収値143も特筆すべき。4歳・1-3月には複勝率27.3%と再び2歳時のような輝きを取り戻し、心身ともに完成し自己条件で着実に賞金を稼ぐ時期。

下降期:3歳、5歳

3歳・1-3月の勝率は4.0%まで低下しクラシック戦線で相手が強化される時期に成長が一時的に停滞。単勝回収値も33と壊滅的。5歳全体では複勝率12.3%まで急落し蓄積した疲労やクラスの壁にぶつかりやすい時期で馬券的には最も手を出してはいけない年齢。

結論 「若いうちに単勝で狙え」:2歳戦は単勝回収値123を誇るドル箱。「4歳春の復活劇に賭けろ」:3歳で不遇を託った馬の「4歳覚醒」は激アツ。「5歳の壁に要注意」:全世代で最低クラスの成績のため人気でも疑う勇気を。「2歳で稼ぎ、3歳で休み、4歳で再び咲く」サイクルを意識しましょう。
間隔
間隔着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
連闘6-8-4-96/1145.3%12.3%15.8%9763
2週31-42-41-441/5555.6%13.2%20.5%4581
3週41-57-51-511/6606.2%14.8%22.6%5765
4週26-26-31-332/4156.3%12.5%20.0%3949
5~9週59-65-63-712/8996.6%13.8%20.8%6071
10~25週41-51-49-647/7885.2%11.7%17.9%8684
半年以上5-1-5-79/905.6%6.7%12.2%5030
初出走他30-26-20-349/4257.1%13.2%17.9%13483
明け2戦36-38-35-518/6275.7%11.8%17.4%4349
明け3戦23-36-32-323/4145.6%14.3%22.0%9274
明け4戦20-26-22-189/2577.8%17.9%26.5%8590
明け5戦9-17-18-130/1745.2%14.9%25.3%2368
明け6戦~23-30-18-261/3326.9%16.0%21.4%7188
「中3週」が最も安定、「叩き4戦目」で最高潮に達する

中3週は複勝率22.6%と全間隔の中で最も高く安定感がある。中5〜9週は勝率6.6%が最も高くフレッシュな状態で勝ちきる能力を発揮。連闘は複勝率15.8%、半年以上の休み明けは複勝率12.2%(複勝回収値30)と大きく低迷。初出走は単勝回収値134と非常に高く仕上がりの早さと素質の高さでいきなり勝負になる。

叩き4戦目は複勝率26.5%、勝率7.8%と最高潮に達する。複勝回収値も90と高く使い込むほどにエンジンがかかってくる。叩き2戦目は複勝率17.4%と休み明け(17.9%)よりも低く回収値も低調で反動が出やすいタイミング。明け6戦目以降も複勝率21.4%とパフォーマンスが落ちにくい。

結論 「中3週」の安定感、または「中5〜9週」の勝負強さを重視すべきです。休み明け1〜2戦目での凡走は気にせず「3〜4戦目」での豹変を待ちましょう。「連闘」と「半年以上のブランク」は実力馬でも大幅な評価下げが必要です。
馬番
馬番着別度数(1-2-3-着外/総数)勝率連対率複勝率単回値複回値
1番16-22-20-226/2845.6%13.4%20.4%86111
2番25-18-18-221/2828.9%15.2%21.6%9682
3番26-19-22-210/2779.4%16.2%24.2%14776
4番22-16-20-237/2957.5%12.9%19.7%5557
5番16-22-27-234/2995.4%12.7%21.7%2672
6番16-38-19-228/3015.3%17.9%24.3%6780
7番9-22-14-237/2823.2%11.0%16.0%1744
8番15-21-20-201/2575.8%14.0%21.8%5260
9番13-20-14-219/2664.9%12.4%17.7%6756
10番19-19-18-206/2627.3%14.5%21.4%5070
11番18-17-13-217/2656.8%13.2%18.1%4053
12番10-11-16-179/2164.6%9.7%17.1%147109
13番7-14-15-145/1813.9%11.6%19.9%1876
14番15-6-10-138/1698.9%12.4%18.3%6867
15番4-7-6-124/1412.8%7.8%12.1%9970
16番5-3-10-103/1214.1%6.6%14.9%5072
17番1-0-1-28/303.3%3.3%6.7%3512
18番2-1-1-14/1811.1%16.7%22.2%497155
偶数(全体)129-133-132-1527/19216.7%13.6%20.5%7775
奇数(全体)110-143-132-1640/20255.4%12.5%19.0%6269
大外(全体)26-14-19-239/2988.7%13.4%19.8%14894
18番枠が単勝回収値497の激走スポット、内番3番も強力

内番(1〜4番):やや苦手〜平均的

複勝率は平均を下回るが、3番の単勝回収値147、1番の複勝回収値111と個別の馬番で見ると妙味は十分。先行してロスなく回れる内枠はプラスに働く。

中番(5〜12番):苦手

最も苦戦しているゾーン。特に7番(16.0%)や9番(17.7%)は平均を大きく下回る。揉まれやすい中枠では産駒のしぶとさが活きにくい傾向。

外番(13〜18番):得意(爆穴条件)

複勝率の数値こそ低めだが18番の単勝回収値497、複勝回収値155という異常値に注目。外枠から被せられずに伸び伸びと走れる形は思わぬ激走を呼び込む。

偶数・奇数・大外の傾向

偶数番は複勝率20.5%、単勝回収値77、複勝回収値75と奇数番(複勝率19.0%、単勝回収値62、複勝回収値69)を全項目で上回る。大外枠は勝率8.7%、単勝回収値148、複勝回収値94と平均を劇的に上回り「大外の鬼」。

結論 軸は「偶数の内枠」から選べ!特に3番の単回147は強力な武器です。中枠(5~12番)の人気馬は「疑え」!「大外枠」のピサ産駒を見逃すな!単回148、複回94で人気薄でも迷わず買い目に加えるべき激走スポットです。

※本記事のデータは産駒成績の集計に基づく参考情報であり、レースの結果を保証するものではありません。

本記事のデータは産駒成績の集計に基づく参考情報であり、レースの結果を保証するものではありません。

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