
【2026年8月9日 札幌・芝1200m・3歳以上】UHB賞(オープン)予想 ― 8歳馬が逃げの軸、函館組8頭の直接対決がカギ
8月9日、札幌芝1200mで行われるUHB賞。3歳以上オープンの別定・国際・特別指定戦で、フルゲート16頭が集まった一戦だ。今回もファクター.txtに騎手・調教師・種牡馬・母父馬など18項目の実複勝率データが揃っていたので、それをベースに全頭を採点し、総合ランキングを作成した。今回は予想オッズ表に枠番まで明記されていたのも珍しく、推定に頼らず実データで組める一戦だった。
⑨カンティーユ ― 8歳馬、騎手・調教師ともに参戦トップ
騎手・横山和生は参戦16騎手中トップの複勝率(40.9%)、調教師・嘉藤貴行も好走率トップ。過去5走・前走ともに「逃げ」に分類される数少ない先導候補でもある。ただし全成績9-8-2-6のうち芝は2-3-2-4と実は大半が別条件での実績で、17週の休み明け・8歳という年齢面は割り引いて見る必要がある。それでも総合点・展開適性の両方でトップに来ており、本命に据えた。
○対抗:⑩ナムラクララ ― 総合2位、直近の連続好走
2番人気・単勝5.3倍。騎手・浜中俊は複勝率3位(26.7%)。前走の青函ステークスハンデでは1番人気③ブラックチャリスとハナ差の2着に食い込んでおり、状態の良さがうかがえる。総合点も435.7点と本命に次ぐ高評価だ。
展開はどう転ぶか ― 函館組8頭の直接対決データ
出走メンバーの前走を通過順で並べ直すと、明確に「逃げ」を主張できるのは⑨カンティーユと⑪ダンツエランの2頭、「先行」も②アスティスプマンテ・③ブラックチャリス・⑦ジョーメッドヴィンの3頭おり、芝1200mらしく前々が絡みやすい顔ぶれだ。⑨⑪が絡む形でやや流れるペースになりやすく、その中でも上位に来た馬に展開の利があると見ている。
伏線:16頭中8頭が同じ函館・青函ステークスハンデを経由
出走16頭のうち実に8頭が、前走で函館・青函ステークスハンデ(芝1200m)を使っている。1番人気③ブラックチャリスが2番人気⑩ナムラクララとハナ差の攻防を制した一戦で、今回の市場評価もこの直接対決をそのまま反映した格好だ。
| 着順 | 馬名 | メモ |
|---|---|---|
| 1着 | ③ブラックチャリス | 1番人気・0.0秒差の接戦を制す |
| 2着 | ⑩ナムラクララ | 2番人気・ハナ差 |
| 6着 | ⑦ジョーメッドヴィン | 0.6秒差 |
| 8着 | ⑯ロードフォアエース | 0.4秒差 |
このほか6/13の函館スプリントステークス(G3)にも⑤ダノンマッキンリー・⑧モズナナスター・⑬ルシードの3頭が参戦済みで、函館開催組の実戦データが今回の評価に色濃く反映されている。
展開別の穴馬ピックアップ
中段差し馬有利(⑨⑪が競り合って前が止まるケース)
- 14.6倍⑤ダノンマッキンリー ― 収得賞金5900万は出走16頭中最高額。函館スプリントSG3で4着と崩れておらず、後方から一気を狙える。
- 21.6倍⑫サウザンサニー ― 総合4番手グループ。青函ステークスハンデでも7着とまとめており、展開ひとつで浮上の目。
逃げ・先行馬有利(軸⑨がすんなり主導権を握るケース)
- 24.4倍②アスティスプマンテ ― 総合3位の実力馬。前走UHBH・3勝クラスを先行策から1着。
- 15.5倍⑦ジョーメッドヴィン ― 全成績5-3-6-18と崩れにくく、先行力もある一頭。
総合ランキング
| 順位 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 予想人気 | 予想オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | 9 | カンティーユ | 横山和生 | 5人気 | 11.8倍 |
| 2 | 5 | 10 | ナムラクララ | 浜中俊 | 2人気 | 5.3倍 |
| 3 | 1 | 2 | アスティスプマンテ | 舟山瑠泉 | 12人気 | 24.4倍 |
| 4 | 7 | 13 | ルシード | 北村友一 | 3人気 | 5.5倍 |
| 5 | 3 | 5 | ダノンマッキンリー | 池添謙一 | 6人気 | 14.6倍 |
| 6 | 2 | 3 | ブラックチャリス | 吉田隼人 | 1人気 | 4.3倍 |
| 7 | 6 | 12 | サウザンサニー | 長浜鴻緒 | 10人気 | 21.6倍 |
| 8 | 8 | 15 | ウインアイオライト | 黛弘人 | 13人気 | 51.9倍 |
| 9 | 7 | 14 | マーブルパレス | 斎藤新 | 4人気 | 7.4倍 |
| 10 | 4 | 8 | モズナナスター | 古川奈穂 | 9人気 | 18.1倍 |
| 11 | 1 | 1 | クファシル | 小沢大仁 | 14人気 | 67.5倍 |
| 12 | 8 | 16 | ロードフォアエース | 岩田康誠 | 8人気 | 16.2倍 |
| 13 | 4 | 7 | ジョーメッドヴィン | 横山琉人 | 7人気 | 15.5倍 |
| 14 | 6 | 11 | ダンツエラン | 和田陽希 | 15人気 | 67.9倍 |
| 15 | 2 | 4 | ステークホルダー | 川又賢治 | 16人気 | 133.6倍 |
| 16 | 3 | 6 | シンバーシア | 古川吉洋 | 11人気 | 23.8倍 |
買い目
軸は本命の⑨カンティーユ。総合1位かつ展開適性(逃げ)も最も高く、本命と軸に乖離は無い。相手は「予想オッズ10倍以上」の合計点上位6頭 ― ②アスティスプマンテ・⑤ダノンマッキンリー・⑫サウザンサニー・⑮ウインアイオライト・⑧モズナナスター・①クファシル ― に流す。
| 券種 | 組み合わせ(6点) |
|---|---|
| 馬連 | ⑨-②/⑨-⑤/⑨-⑫/⑨-⑮/⑨-⑧/⑨-① |
| ワイド | ⑨-②/⑨-⑤/⑨-⑫/⑨-⑮/⑨-⑧/⑨-① |
軸⑨は単勝11.8倍で中穴クラス、相手側も10倍超が揃うため中穴〜大穴の組み合わせが狙える。軸1頭流しなので⑨が3着を外すと共倒れになる点は弱点。的中重視なら⑩③側にも保険を割く手もある。
採点方法についての補足
ファクター.txtに掲載の実複勝率データ(騎手・調教師・年齢・斤量・馬番・脚質・種牡馬・母父馬・間隔・前走各種)を最優先で使用。今回は予想オッズ表に枠番が明記されていたため、推定に頼らず実データを使えた。
母父馬データが表に見当たらない馬(ブラックチャリス・ダノンマッキンリー・シンバーシア・ダンツエラン)は最下位相当扱い、ダノンマッキンリーの斤量60kgはビン表の上限(57.5〜59kg)を超えるため最上位区分の値を近似として代用した。「青函SH」「欅S」など前走クラスにタグが無いレースはOPEN非L級と推定した近似値である点、調教タイム.txtは空だったため調教タイム項目は全頭一律50点で処理した点も申し添えておく。
【結果】(レース後に追記)
着順: 払戻: 的中/不的中:
振り返りメモ:


