【2026年8月15日 新潟・ダート1200m・3歳以上】上越ステークス(3勝クラス) 予想 ― 逃げ馬3頭の混戦、PCIが暴いた”持続力型”の正体

【2026年8月15日 新潟・ダート1200m・3歳以上】上越ステークス(3勝クラス) 予想 ― 逃げ馬3頭の混戦、PCIが暴いた”持続力型”の正体

新潟ダート1200mの3勝クラス・上越ステークスは、逃げ実績馬が3頭も顔を揃える混戦。誰がハナを主張するかで展開がガラリと変わりそうな一戦ですが、過去レースPCI(上がり指数)を集計してみると、逃げ候補の2頭が揃って「終始脚を使う持続力型」という裏付けが取れました。市場人気とは少し違う目線で、18ファクター採点とPCI分析から浮かび上がった本命・対抗・穴馬をご紹介します。

◎ 本命
⑬ スノーサイレンス(5人気・8.4倍)

前走・釜山ステークス(3勝クラス)は後方から追い込んで僅差の2着。18ファクター採点では騎手・母父馬・前走着差が軒並み高評価で、頭ひとつ抜けた総合1位でした。PCIは43.1とやや持続力寄りで、切れ味任せではなく最後まで脚を使い続けて押し切るタイプ。今回想定するミドル〜やや流れる展開でも、後方待機の脚質がしっかり噛み合いそうです。

○ 対抗
⑦ エンヤラヴフェイス(9人気・12.9倍)

総合2位ながら9人気という「隠れ穴馬」。過去出走15頭中もっとも平均PCIが高く(51.5)、「溜めて切れる瞬発力型」の裏付けが数値でも明確です。前走(高瀬川ステークス・3勝クラス)は4着でしたが、通過順は終始後方からの内容で、中段差しが決まる展開なら台頭必至。総合5位以内に入る唯一の人気薄馬という点でも、的中率の実績(総合5位以内の人気薄馬は複勝率15.0%)から狙い目です。

▲ 単穴
④ ライトニングゼウス(4人気・8.3倍)

直近5走で3勝を挙げ、前走(2勝クラス)も1着と勢いに乗る4歳馬。上がり3F評価が高く、先行力を活かしつつ切れも使える器用さが光ります。総合3位という評価も納得の安定感です。

レース展開予想

明確な単独逃げ実績馬が3頭(アメリカンチケット・ビバップ・パラサイコロジー)おり、割れる可能性があります。特にアメリカンチケットは直近走(さくらん賞・2勝クラス、1着)でも実際に逃げて押し切っており最有力のハナ候補。ビバップも基本は逃げ脚質ですが31週の長期休養明けでペース感覚に不安が残ります。パラサイコロジーは今回の脚質傾向としては逃げが最多ながら、前走(2勝クラス・牝、1着)は後方からの競馬で決め手を活かしており、直近の実戦では逃げにこだわっていません。

→ アメリカンチケットが単独で楽に行ければ淀みないペース、ビバップも絡んでくればミドル〜やや流れる展開になりやすいでしょう。後方待機型(スノーサイレンス・エンヤラヴフェイス・ヴェロクオーレ・イノセントキャット・パラサイコロジー・ワークソング)にとっては展開が向く可能性があります。

PCI(上がり指数)による裏付け

`過去レースPCI.txt`(15頭ぶんの過去出走プール、計202走分)から各馬の平均PCIを算出したところ、明確な差が出ました。

順位 馬名 平均PCI タイプ
1エンヤラヴフェイス51.5瞬発力型
13スノーサイレンス43.1やや持続力寄り
14アメリカンチケット42.1持続力型
15ビバップ41.4持続力型

逃げ候補の2頭(アメリカンチケット・ビバップ)は揃って平均PCIが最下位クラス。「終始脚を使う持続力型」の裏付けが取れました。単独で楽に行けた場合は粘り込みの余地があります。一方、エンヤラヴフェイスは全馬中PCI最高値で「溜めて切れる瞬発力型」の裏付けが明確です。

穴馬ピックアップ

中段差し馬有利なら

⑪ ヴェロクオーレ(7人気・11.5倍)
前走(釜山S)は3着、後方からの決め手あり。

逃げ・先行馬有利なら

③ ペレグリン(13人気・29.4倍)
前走は大井のNAR戦(メトロ)を先行策から1着。

⑩ フウセツ(8人気・12.8倍)
前走(鎌倉S・3勝クラス)3着、先行力を活かせるタイプ。

総合ランキング

順位枠馬番馬名総合点人気オッズ実着
113スノーサイレンス484.458.413着
27エンヤラヴフェイス463.9912.91着
34ライトニングゼウス438.448.311着
415イリフィ438.315.05着
51アメリカンチケット436.6611.27着
611ヴェロクオーレ410.3711.59着
73ペレグリン393.71329.48着
89イノセントキャット388.21121.12着
92クリノオリーブ387.427.312着
106ハクサンアイリス381.437.34着
1112ビバップ374.91446.215着
1210フウセツ368.2812.83着
1314パラサイコロジー342.31224.014着
145ワークソング341.71019.96着
158スプランドゥール288.915122.810着

買い目

軸⑬スノーサイレンスから、押さえ穴馬6頭(⑦エンヤラヴフェイス・①アメリカンチケット・⑪ヴェロクオーレ・③ペレグリン・⑨イノセントキャット・⑫ビバップ)への馬連・ワイド1頭流し、各6点。

券種買い目点数
馬連⑬-{⑦①⑪③⑨⑫}6点
ワイド⑬-{⑦①⑪③⑨⑫}6点

ワイドの点数N=6での損益分岐の的中率目安は約29%(過去のワイド払戻実績・平均約20.8倍から算出)。的中率を優先するなら押さえ穴馬を3頭(エンヤラヴフェイス・アメリカンチケット・ヴェロクオーレ)に絞り、損益分岐ラインを約14%まで下げる選択肢もあります。

荒れ判定: 中間型
指標値方向
出走頭数15頭荒れ方向
総合点の変動係数0.125堅め方向
1番人気オッズ5.0倍(イリフィ)荒れ方向
人気薄馬の総合上位混入1頭堅め方向
30倍以上の大穴が総合上位3位以内かなし中立

荒れ方向2・堅め方向2・中立1で拮抗する「中間型」。1番人気イリフィ・2番人気クリノオリーブのどちらかは相手に残しておくのが無難です(1・2番人気が両方とも総合3位圏外のレースでは、どちらか一方が3着以内に来た割合が実績で85.7%と高いため)。

採点方法: ファクター.txt記載の実複勝率データを使用(騎手・調教師・種牡馬・母父馬は傾斜配点、他14項目は複勝率%をそのまま加点)。調教タイム.txtが空のため調教タイムは全馬一律50点。エンヤラヴフェイス(母父Devil’s Bag)・ハクサンアイリス(母父デュランダル)・ペレグリン(母父マルカシェンク)は母父馬データが表に無く欠損扱い、イリフィ(種牡馬Too Darn Hot)も種牡馬データが表に無く欠損扱いです。馬番は2026年8月14日確定分を反映済み。

【結果】

結果は1着⑦エンヤラヴフェイス(9人気)、2着⑨イノセントキャット(11人気)、3着⑩フウセツ(8人気)と人気薄が上位を独占する大波乱。本命に据えた⑬スノーサイレンスは13着に大敗し、軸1頭流しの馬連・ワイドは不的中でしたが、対抗として推し、平均PCI最高値(51.5)から「中段差しが決まれば台頭必至」とお伝えしていた⑦エンヤラヴフェイスが見事優勝。押さえ穴馬6頭のうちエンヤラヴフェイス・イノセントキャットの2頭が馬券圏内に入りました。

券種組番払戻金人気
単勝7¥1,1907
複勝7 / 9 / 10¥300 / ¥1,400 / ¥5207 / 13 / 9
枠連4-5¥7,10027
馬連7-9¥33,62078
ワイド7-9 / 7-10 / 9-10¥8,230 / ¥2,790 / ¥9,93074 / 40 / 79
馬単7-9¥61,080146
3連複7-9-10¥175,490318/455
3連単7-9-10¥1,193,6401923/2730

振り返り: 軸に据えた本命が大敗する一方、対抗に挙げた穴馬(PCI分析で裏付けた中段差しタイプ)が優勝するという、軸選定は外れ・穴馬ピックアップは的中という結果に。押さえ穴馬6頭のワイドBOX的な組み方であれば、妙味の大きい配当(ワイド7-9が8,230円)を拾えていた計算になります。

タイトルとURLをコピーしました