中山カペラS3歳以上G3ダート 1200m各ファクターによる総合ランキングとレース回顧

重賞予想

カペラS 総合ランキング

総合順位馬番騎手名馬名総合点数人気オッズ結果
113団野大成エコロアゼル457.86人気15.0倍3着
211横山典弘チカッパ451.48人気18.4倍8着
316岩田望来ヤマニンチェルキ441.22人気4.9倍2着
46荻野極ポッドベイダー420.65人気8.6倍7着
59吉田隼人ガビーズシスター406.13人気6.2倍4着
614菅原明良ジャスパーゴールド405.815人気178.0倍9着
75北村宏司サンライズアムール390.09人気19.9倍6着
84鮫島克駿テーオーエルビス385.91人気3.2倍1着
91丹内祐次ドンアミティエ362.77人気15.4倍15着
1010佐々木大タガノミスト352.710人気23.6倍11着
1115吉田豊ニットウバジル340.411人気53.0倍5着
122内田博幸エートラックス339.913人気95.8倍14着
138戸崎圭太クロジシジョー337.34人気7.7倍10着
147落合玄太キャンディドライヴ312.114人気156.5倍12着
1512柴田善臣カルチャーデイ290.712人気60.8倍16着
163長岡禎仁スターペスカオリ195.516人気292.4倍13着

2025 カペラS(G3) 回顧】中山ダート1200mのスピード決戦!1番人気テーオーエルビスが圧巻の5馬身差V!3歳勢が上位を独占

12月の中山名物、電撃のスプリント重賞「カペラステークス(G3)」。
今年は1番人気テーオーエルビスが、後続に5馬身差をつける圧倒的なパフォーマンスで勝利しました。
2着、3着にも3歳馬が入り、ダート短距離界に新しい風が吹いた一戦となりました。

まずは全着順の結果表をご覧ください。

2025年 カペラステークス(G3) 全着順・結果

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差上り人気オッズ馬体重
124テーオーエルビス牡356鮫島克駿1.08.634.81人気3.2倍526(+16)
2816ヤマニンチェルキ牡358岩田望来1.09.5536.02人気4.9倍536(+11)
3713エコロアゼル牡356団野大成1.09.7136.76人気15.0倍534(+12)
459ガビーズシスター牝456吉田隼人1.09.83/436.43人気6.2倍468(0)
5815ニットウバジル牡557吉田豊1.09.9クビ36.111人気53.0倍512(+2)
635サンライズアムール牡658北村宏司1.10.1136.99人気19.9倍520(0)
736ポッドベイダー牡356荻野極1.10.1ハナ36.45人気8.6倍508(+20)
8611チカッパ牡458横山典弘1.10.21/235.88人気18.4倍518(+14)
9714ジャスパーゴールドセ757菅原明良1.10.31/237.115人気178.0倍466(+6)
1048クロジシジョー牡657戸崎圭太1.10.51 1/435.94人気7.7倍458(+10)
11510タガノミスト牝455佐々木大1.10.5ハナ37.610人気23.6倍490(+2)
1247キャンディドライヴ牡657落合玄太1.10.8236.114人気156.5倍492(-10)
1323スターペスカオリ牝555長岡禎仁1.10.8ハナ36.816人気292.4倍460(-2)
1412エートラックス牡458内田博幸1.10.8ハナ37.313人気95.8倍516(-4)
1511ドンアミティエ牡557丹内祐次1.11.0137.87人気15.4倍502(-3)
16612カルチャーデイ牝455柴田善臣1.11.8538.912人気60.8倍444(+2)

レース回顧・分析

■圧巻の5馬身差!テーオーエルビスが新王者に

単勝3.2倍の1番人気に応え、3歳牡馬テーオーエルビスが完璧な勝利を収めました。
レースはタガノミストやカルチャーデイらが飛ばすハイペース。前半3ハロン33秒台前半という激流の中、テーオーエルビスは中団10番手から追走。
4コーナーでスムーズに進出すると、直線では他馬が止まって見えるほどの末脚(上がり34.8秒)を繰り出し、あっという間に後続を突き放しました。
5馬身差の勝利は、このクラスのスプリント戦では異例の大差。鮫島克駿騎手の手綱さばきもお見事でしたが、馬の能力がここでは一枚も二枚も上でした。

■2着・3着も3歳勢が健闘

2着には2番人気のヤマニンチェルキが入りました。
勝ち馬と同じような位置取りからレースを進めましたが、最後は相手が悪すぎました。それでも古馬相手にしっかりと連対を確保したのは地力の証。
3着は6番人気のエコロアゼル。先行集団の直後(3~4番手)で競馬をし、ハイペースを粘り込みました。前に行った組では一番強い競馬をしています。
結果、1着から3着までを3歳馬が独占。ダート短距離界の世代交代を強く印象付ける結果となりました。

■総合順位上位馬の苦戦

今回、独自の総合ランキングで上位だった馬たちは明暗が分かれました。
総合1位のエコロアゼルは3着に粘りましたが、総合2位のチカッパは8着、総合3位のヤマニンチェルキは2着でした。
特にチカッパは後方14番手からの競馬となり、展開が向かなかった印象です。

■その他

4番人気のクロジシジョーは10着に敗れました。後方15番手から追い込みを狙いましたが、前も止まらず、自身の伸びも今一つ。展開に泣いた形でしょうか。


【総評】
テーオーエルビスの強さが際立った今年のカペラステークス。
勝ちタイム1分8秒6も優秀で、今後のダートグレード競走でも主役を張れる器であることを証明しました。
そして、これからのダート界を背負う3歳世代のレベルの高さも再確認できた有意義な一戦でした。

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