2025年 中京 中日新聞杯3歳以上・G3芝 2000m 各ファクターによる総合ランキングとレース回顧

重賞予想

総合ランキング

総合順位馬番馬名騎手名合計点数人気オッズ結果
14ファミリータイム松山弘平456.91人気4.6倍7着
29ピースワンデュック柴田善臣427.64人気6.1倍6着
33ジューンテイク藤岡佑介415.85人気9.5倍3着
48シェイクユアハート古川吉洋386.73人気5.4倍1着
513ショウナンアデイブ池添謙一375.716人気126.1倍13着
66メリオーレム武豊374.910人気21.0倍5着
718カネフラ斎藤新365.117人気216.3倍17着
87レッドバリエンテ西村淳也354.27人気14.8倍2着
916グーデンドラーク亀田温心354.115人気114.6倍16着
1014シンハナーダ鮫島克駿344.42人気5.0倍4着
1110マイネルケレリウス丸山元気327.312人気44.7倍14着
1212ダンディズム富田暁322.118人気280.2倍12着
1317リフレーミングM.デムーロ320.811人気32.7倍中止
141ホウオウプロサンゲ吉田隼人309.414人気114.4倍15着
1511マイネルモーント丹内祐次304.78人気17.6倍8着
1615ヴィンセンシオ杉原誠人300.76人気14.1倍9着
172ウインエーデル西塚洸二287.813人気110.8倍11着
185オニャンコポン菅原明良282.89人気20.9倍10着

【2025 中日新聞杯(G3) 回顧】シェイクユアハートが鮮烈な差し切りV!1番人気ファミリータイムは7着に沈む波乱の結末

12月の中京開催を彩るハンデ重賞「中日新聞杯」。
今年も混戦模様でオッズが割れましたが、勝ったのは古川吉洋騎手騎乗のシェイクユアハート
中団から上がり最速33.2秒の末脚を繰り出し、見事に重賞タイトルを手にしました。

まずは全着順の結果表をご覧ください。

2025年 中日新聞杯(G3) 全着順・結果

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム着差人気単勝
148シェイクユアハート牡556.5古川吉洋1:57.635.4
247レッドバリエンテ牡656西村淳也1:57.81714.8
323ジューンテイク牡457藤岡佑介1:57.8ハナ59.5
4714シンハナーダ牡456鮫島克駿1:57.8ハナ25.0
536メリオーレム牡455武豊1:58.11 3/41021.0
659ピースワンデュック牡455柴田善臣1:58.1ハナ46.1
724ファミリータイム牡455松山弘平1:58.1クビ14.6
8611マイネルモーント牡556丹内祐次1:58.31817.6
9715ヴィンセンシオ牡356杉原誠人1:58.3614.1
1035オニャンコポンセ655菅原明良1:58.3クビ920.9
1112ウインエーデル牝552西塚洸二1:58.4クビ13110.8
12612ダンディズムセ955富田暁1:58.53/418280.2
13713ショウナンアデイブ牡655池添謙一1:58.5クビ16126.1
14510マイネルケレリウス牡555丸山元気1:59.031244.7
1511ホウオウプロサンゲ牡454吉田隼人1:59.11/214114.4
16816グーデンドラーク牡655亀田温心2:00.0515114.6
17818カネフラ牡553斎藤新2:00.0クビ17216.3
中止817リフレーミング牡757M.デムーロ——1132.7

レース回顧・分析

■古川吉洋騎手が導いた会心の勝利!シェイクユアハート

3番人気に推されたシェイクユアハートが、中京2000mを得意とする適性の高さを見せつけました。
レースはホウオウプロサンゲが逃げ、ピースワンデュックが2番手につける展開。シェイクユアハートは中団9~10番手でじっくりと脚を溜めました。
4コーナーでスムーズに外へ持ち出すと、直線では一気の爆発力。上がり3ハロン33.2秒というメンバー最速(タイ)の切れ味で、先に抜け出そうとした先行勢やレッドバリエンテを豪快に差し切りました。
ハンデ56.5kgも全く問題にせず、本格化を感じさせる勝ちっぷりでした。

■7番人気レッドバリエンテが2着に激走

2着には西村淳也騎手騎乗のレッドバリエンテが入りました。
好位4~5番手のインでロスなく立ち回り、直線でもしぶとく脚を伸ばして連対を確保。勝った馬の決め手には屈しましたが、自身の上がりも33.8秒と優秀。ハンデ56kgを活かした巧みな競馬でした。

■1番人気ファミリータイムは伸びあぐねて7着

総合点数1位、単勝4.6倍の1番人気に支持されたファミリータイムは、まさかの7着に敗れました。
道中は中団6番手あたりの好位につけていましたが、勝負所での反応がいまひとつ。直線でもジリジリとしか伸びず、上位争いに加わることができませんでした。
展開や位置取りは悪くなかっただけに、ハンデ差なのか、あるいはコース適性の差が出たのかもしれません。

■その他気になった馬

3着のジューンテイクは、上がり33.6秒の脚を使って追い込み、2着馬とはハナ差、4着シンハナーダともハナ差という大接戦を演じました。地力の高さは示しましたね。
また、レジェンド武豊騎乗のメリオーレム(10番人気)も、後方から上がり33.2秒の鬼脚で追い込んで5着。展開ひとつで馬券圏内もあった内容で、次走以降も要注意です。

なお、11番人気のリフレーミングは競走中止となっています。無事を祈りたいところです。


【総評】
終わってみれば、中京巧者のシェイクユアハートが強さを見せた一戦でした。
1番人気が崩れ、3着以内の顔ぶれは「3人気・7人気・5人気」と中波乱の決着。ハンデ戦らしい難しさと面白さが詰まった今年の新聞杯でした。

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