東京芝2500mコース

東京芝2500m解説
特徴
- スタート位置: 直線坂下の低いところからスタート
- 直線距離:
- スタートから1角まで: 450m
- ゴール前直線: 525m
- 高低差:
- スタート直後に急坂を越える
- 1角過ぎからゆるやかな長い下り
- コブ越えを経て3角半ばでコース最底部
- 直線に向いて急坂を越え、さらに平坦な直線を走ってゴール
ペースとラップ
- 重賞専用レース距離:春の目黒記念と秋のアルゼンチン共和国杯のみのレース距離になる。
- スタート後のペース: 坂下からのスタートで、出走馬のレベルが高く、急坂を越えて速いペースで1角まで進む
- 連続するペース: その後も12秒台前半の速いペースが続く
- 勝負どころ: 消耗戦でも速く上がれる馬が強い
脚質分布
- 逃・先行の有利度: このコースは逃げ・先行馬にとって不利であり、特に消耗戦では末脚を残すことが重要
- 末脚の重要性: 速いペースの中でいかに末脚を残すかが勝負のカギ
このコースでは、速いペースの消耗戦が展開されるため、強力な末脚を持つ馬が有利です。逃げ馬や先行馬は不利な条件に置かれやすく、特に最後の直線での脚の使い方が勝敗を分ける重要な要素となります。
東京芝2500mデータ(2019年~2024年)
騎手

騎手考察
- レース数が少ない為サンプル不足
- ルメール、レーン、横山和生、田辺裕信、戸崎圭太は他レースの芝2500以上でも成績が良い。
人気別

人気別考察
- サンプル数不足だが中荒れしやすいコースになる。
- 10番人気までで決まる。
- 1番人気の信頼度がかなり高い。
- 10番人気までの穴馬も馬券内に来る確率が高い。
クラス別

クラス別考察
- 2勝クラスとG2のみで行われる、レースになる。
- どちらも単勝は堅いが、G2になると穴馬が3着内に来る傾向にある。
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
- 着内率で全脚質でそこまで差がないので、レース展開で結果が左右されるコースになる。
- 逃げ馬に不利なコースだが、先行馬には有利であり差し追い込みでも結果が残せるコースになる。
- 最後の直線でのスピード勝負になりやすく、一定のスタミナとかなりの瞬発力が要求されるコースになる。
- ラスト3Fでは、5位でも着内率に残る確率が高いが、回収率が低い為、先行馬の人気馬が馬券外に飛ぶことが多いレースになる。
馬番

馬番考察
- かなり内側有利になる。10番より外側になると勝ちきれず成績が落ちるが、16番17番だと単勝は悪いが、3着内率と複勝回収率が良い。
- 偶数番と奇数番では、着内率は偶数番がよいが、回収率では圧倒的に奇数番のほうが良い。
- 大外発走になるとかなり、着内率も回収率も悪くなる。
種牡馬

種牡馬考察
- サンプル数が少なく傾向はみられない。
- 他レースの芝2500以上になると、ゴールドシップ、オルフェーブル、ドゥラメンテ、ジャスタウェイ産駒などが成績が良く、回収率も良い。
- ディープインパクト産駒やエピファネイア産駒、ロードカナロア産駒、ステイゴールド産駒などはかなり悪くなる。
前走距離

前走距離考察
- 前走距離と近ければ近いほど成績が良く回収率も安定している。
- 延長か短縮では、着内率は変わらないが、単勝回収率で延長組がかなり低い為、人気馬の距離延長は軽視すべきである。
- 前走500m以上の変化があると短縮でも延長でもかなり成績が落ち、回収率もかなり悪くなる。
前走コース

前走コース考察
- サンプル数が少ないのでデータの信頼性は低い。
- 同コースからの出走になると、着内率も回収率も悪い。
- 前走中山芝2500では着内率も回収率もかなり良い傾向にある。
- 前走新潟芝2000や京都芝2400だとかなり着内率と回収率が悪くなる。