福島ダート1150m
福島ダート1150m解説
📍コース概要(スタート〜ゴール)
- 距離:ダート1150m
- スタート地点:芝のポケット(2コーナー外側付近)
→ 最初に芝→ダートの切れ目を斜めに通過
- 3コーナーまでの直線:約480〜534m(やや上り)
- 3〜4コーナー:スパイラルカーブ(外に遠心力がかかる)
- 直線距離:295.7〜296m
- 高低差:2.1m(スタート地点が最底部、ゴール地点が最頂部)
- → ほぼ全体が上り傾斜の構造
⏱️ ラップ傾向・レース質
- 特徴:短距離戦特有の前傾ラップ必至
- 逃げ・先行有利
- 逃げ馬の複勝率:約55%
- ダッシュ力・初速が極めて重要
- ただし後半は失速しやすい
- クラス別水準ラップ クラス前半2.75F後半3F勝ち時計3歳以上1勝クラス31.4秒37.4秒1:08.83歳以上2勝クラス31.1秒37.2秒1:08.3
🧬 血統傾向
- 米国型血統=最も有利
- 有力種牡馬
- サクラバクシンオー(短距離系)
- ボストンハーバー(米国型)
- ブライアンズタイム(持続力系)
- Mr. Prospector系:
- ○ ゴーンウエスト
- ○ スウェプトオーヴァーボード
- × フォーティナイナー(苦戦傾向)
- その他有利な系統
- タイキシャトル(ヘイロー系)
- ジョリーズヘイロー(同上)
- ※クロフネ、ワイルドラッシュはイマイチ
🔲 枠順傾向
- 外枠やや有利(中山D1200mと類似)
- 芝を長く通れる外め枠の利点あり
- 中枠(7~10番)は要注意
✅ 結論:このコースで重視すべき要素
- スタートダッシュと先行力(=逃げ・先行馬中心)
- 馬力ある米国型血統(スピード持続力より瞬発&体力)
- 外枠やや有利、中枠は割引
- 前半勝負型で、後半バテ合いになる流れを想定
福島ダート1150mデータ(2019年~2024年)
騎手
騎手考察
① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価(高い順)ベスト5
※各指標を「偏差値的スコア化」し、3項目の合計で総合評価
ランク | 騎手 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
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1位 | 田辺裕信 | 51.3% | 162 | 186 | 抜群の安定感と回収力。勝率も28.2%と高水準で、全ての面でハイパフォーマンス。信頼と妙味を両立。 |
2位 | 石橋脩 | 33.3% | 186 | 180 | 出現率はやや落ちるが、馬券妙味はかなり高い。穴騎手として注目。 |
3位 | 斎藤新 | 37.9% | 197 | 117 | 回収率はトップクラス。複勝率も安定しており、買い続けてプラスになるタイプ。 |
4位 | 三浦皇成 | 42.2% | 130 | 132 | 穴でも人気でも安定感。複勝軸として非常に信頼できる。 |
5位 | 菅原明良 | 28.4% | 163 | 85 | 複勝率は中堅だが、回収率が高く意外性ある激走も。侮れない存在。 |
② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価(低い順)ワースト5
ランク | 騎手 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
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1位 | 丸山元気 | 24.6% | 36 | 70 | 複勝率も低く、回収値も最下層。現状では狙いづらい。 |
2位 | 戸崎圭太 | 43.1% | 39 | 68 | 複勝率は高いが、妙味はゼロ。人気過剰で回収できないタイプ。 |
3位 | 西村淳也 | 23.1% | 35 | 63 | 出現率も低く、全く妙味なし。買い時の見極めが難しい騎手。 |
4位 | 永島まな | 27.1% | 77 | 61 | 人気薄を持ってくる印象だが数字は低迷。改善待ち。 |
5位 | 西塚洸二 | 28.0% | 63 | 61 | 出現率はまずまずも、回収値が伴わず、現状では評価難しい。 |
③ 複勝率は低いが回収値が高い騎手(ベスト3)
※複勝率30%未満で、単勝&複勝回収率ともに100以上の騎手が対象
ランク | 騎手 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
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1位 | 木幡巧也 | 23.0% | 159 | 71 | 勝率は高くないが単勝一発あり。人気薄で狙いたい。複勝はやや疑問。 |
2位 | 秋山稔樹 | 30.0% | 131 | 92 | 突発的な好走が多く、単系馬券で妙味大。複勝はギリギリ条件内。 |
3位 | 亀田温心 | 25.0% | 101 | 103 | 派手さはないが堅実に回収。穴党向け騎手として注目。 |
④ 総合評価まとめ(タイプ別推奨)
タイプ | 騎手名 | 特徴/活用法 |
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◎信頼&回収型 | 田辺裕信、斎藤新、石橋脩 | 高出現率&高回収。軸にも一発にも対応。 |
◎回収妙味型 | 木幡巧也、秋山稔樹、亀田温心 | 穴狙いに最適。出現率低めだが爆発力あり。 |
○安定型 | 三浦皇成、戸崎圭太 | 複勝軸向き。戸崎は人気被りに注意。 |
△評価保留型 | 永島まな、西塚洸二、西村淳也 | 改善待ち。数字的には買い材料少なめ。 |
×非推奨型 | 丸山元気、西村淳也 | 出現率・回収率ともに厳しい数字。避けるのが無難。 |
人気別
人気別考察
🔵 1〜4番人気(人気馬)
指標 | 平均成績 | 本レース成績 | 増減傾向 |
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勝率 | 33.9%(平均) | 31.0% | やや↓(-2.9pt) |
連対率 | 52.5% | 45.8% | ↓(-6.7pt) |
複勝率 | 64.5% | 57.6% | ↓(-6.9pt) |
単勝回収値 | 80 | 84 | ↑(+4) |
複勝回収値 | 85 | 79 | ↓(-6) |
🔍 評価:やや不振傾向
- 出現率(勝率・複勝率)は平均より軒並み下落。
- ただし単勝回収値が改善しており、人気馬でも妙味ある馬が含まれる傾向。
- 期待通りに走り切れていない馬が多いが、勝ち切る馬はしっかり回収。
🟠 5〜8番人気(中穴人気馬)
指標 | 平均成績 | 本レース成績 | 増減傾向 |
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勝率 | 4.8% | 4.0% | やや↓(-0.8pt) |
連対率 | 11.7% | 12.0% | やや↑(+0.3pt) |
複勝率 | 19.4% | 20.2% | やや↑(+0.8pt) |
単勝回収値 | 77 | 61 | ↓(-16) |
複勝回収値 | 76 | 82 | ↑(+6) |
🔍 評価:出現率はやや好調、回収は複勝寄り
- 複勝率や連対率は平均を上回るが、勝ち切る馬が減少。
- 複勝ベースでは安定感あり。中穴を「ヒモ」として評価するには好条件。
- 単勝の妙味は薄く、勝ち切るイメージではない。
🔴 9〜18番人気(大穴人気馬)
指標 | 平均成績 | 本レース成績 | 増減傾向 |
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勝率 | 0.9% | 0.9% | 横ばい |
連対率 | 2.4% | 2.5% | 横ばい |
複勝率 | 5.6% | 5.9% | やや↑(+0.3pt) |
単勝回収値 | 59 | 69 | ↑(+10) |
複勝回収値 | 61 | 63 | ↑(+2) |
🔍 評価:変わらず低水準、微増も限定的
- 勝率・複勝率ともにほぼ平均水準。激走率は相変わらず低い。
- 回収値はわずかに上昇しているが、信頼性は依然として低い。
- 単勝で一発狙い向け。点数を絞って狙うなら推奨されない層。
✅ 総まとめ:人気傾向と評価
グループ | 総合評価 | コメント |
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人気馬(1〜4) | 🔻 やや不振 | 複勝率・連対率の落ち込みが顕著。過信禁物だが勝ち切る馬は健在。 |
中穴(5〜8) | 🔼 活躍気配 | 複勝率や連対率が向上。ヒモ・連系馬券での狙い目。 |
大穴(9〜18) | ⏸ 微増も依然低調 | 勝率や信頼性は変わらず低水準。抑えで拾うか、人気馬総崩れを狙うとき限定。 |
クラス別
クラス別考察
✅ クラス別評価一覧
クラス | 単勝回収値(平均→本) | 複勝回収値(平均→本) | 評価 | コメント |
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新馬 | 80 → 76(▼4) | 77 → 62(▼15) | ①堅い | 特に複勝で低下が大きく、信頼度は高いが配当妙味は薄い |
未勝利 | 68 → 83(▲15) | 70 → 65(▼5) | 単:②荒れる / 複:③平均 | 単勝で妙味ある馬の激走あり、複勝は平均的 |
1勝 | 71 → 72(▲1) | 73 → 81(▲8) | 単:③平均 / 複:②荒れる | 複勝で高回収、馬券的には波乱含みのレース |
2勝 | 71 → 63(▼8) | 75 → 70(▼5) | 単:①堅い / 複:③平均 | 勝ち馬は順当、複勝圏の幅は平均的 |
3勝 | 74 → 52(▼22) | 75 → 89(▲14) | 単:①堅い / 複:②荒れる | 勝ち馬は堅めだが、2・3着に穴馬多し |
OPEN非L | 74 → 35(▼39) | 76 → 54(▼22) | ①堅い | 非常に低回収で妙味薄。信頼重視レース |
OPEN(L) | ― | ― | ④なし | レースなし |
G3 | ― | ― | ④なし | レースなし |
G2 | ― | ― | ④なし | レースなし |
G1 | ― | ― | ④なし | レースなし |
🔍 総評まとめ
- 堅い傾向(単複ともに回収低下)
→ 新馬、2勝、3勝(単勝)、OPEN非L
※このあたりは堅実に来る傾向強く、波乱少なめ
- 荒れる傾向(回収上昇)
→ 未勝利(単勝)、1勝(複勝)、3勝(複勝)
※ヒモ荒れ・中穴注意。特に複勝回収高いクラスは馬連や3連系に有利
- 平均的
→ 未勝利(複)、1勝(単)、2勝(複)
※大きな波乱や堅さの偏りなし。買い方の工夫が問われる
- レースなし
→ OPEN(L)、重賞(G3~G1)
脚質×上がり3F
脚質×上がり3F考察
✅ 脚質別比較と評価
脚質 | 複勝率(平均→本) | 回収値(平均→本) | 評価 | 解説 |
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逃げ | 43.6% → 61.6%(▲18.0pt) | 134 → 177(▲43) | ◎有効 | 圧倒的な好成績。逃げ切り多発で複勝率・回収率ともに大幅増。逃げ馬重視の戦術が有効。 |
先行 | 41.1% → 42.7%(▲1.6pt) | 125 → 147(▲22) | ○有効 | わずかに複勝率も上昇、回収率も上昇しており安定感と妙味が両立。先行勢は狙い目。 |
中団 | 16.3% → 12.9%(▼3.4pt) | 63 → 54(▼9) | ×悪い | 成績・回収ともに低下。中団待機策は効果が薄く、信頼性はやや落ちる。 |
後方 | 5.0% → 3.2%(▼1.8pt) | 25 → 22(▼3) | ×悪い | 極めて信頼度が低い。後方脚質は通用しづらく、割引が必要。 |
マクリ | 52.0% → ― | 183 → ― | ―データなし | このレースではマクリ該当馬が不在。戦術としては発生していない。 |
🔍 総評まとめ
- 逃げ馬が超有効:複勝率6割超、回収値も圧倒的。展開次第では軸・穴ともに狙える。
- 先行馬も安定:複勝率やや上昇、回収値大幅増。波乱時の中心になりやすい。
- 中団以下は苦戦:中団・後方ともに複勝率低下。差し・追い込みは決まりにくい傾向。
- マクリ不在:戦術として成立していない。脚質傾向の検証対象外。
✅ 上がり3F比較と評価一覧
上がり順位 | 複勝率(平均→本) | 回収値(平均→本) | 評価 | 解説 |
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3F 1位 | 66.2% → 43.1%(▼23.1pt) | 328 → 169(▼159) | × 末脚の影響は小さい | 極端な瞬発力は通用しづらく、鈍足馬でも勝負になるレース。 |
3F 2位 | 57.3% → 41.3%(▼16.0pt) | 199 → 141(▼58) | × 末脚の影響は小さい | 2位でも伸び負けている傾向、瞬発力勝負になっていない。 |
3F 3位 | 45.8% → 40.1%(▼5.7pt) | 122 → 129(▲7) | △ 多少影響するがやや弱い | 多少は通用しているが、信頼度は平均を下回る。 |
3F ~5位 | 30.7% → 33.6%(▲2.9pt) | 83 → 128(▲45) | ○ ある程度の末脚必要 | 中程度の末脚で十分通用しており、安定感もある。 |
3F 6位~ | 5.9% → 9.6%(▲3.7pt) | 13 → 37(▲24) | ◎ 鈍足でも馬券内可能 | 平均よりも高く、差し脚の弱い馬でも好走しやすいレース傾向。 |
🔍 総評(末脚の有効性)
- 上がり最速勢の複勝率が大幅に低下しており、瞬発力タイプの強さは平均以下。
- 中間(3~5位)や6位以下の馬の成績が平均より良好で、スパート力より地力や位置取りが影響。
- 結論:極端な末脚よりも持続力タイプや器用な馬が有利な傾向
馬番
馬番考察
✅ 平均データ vs 本レースデータ(複勝率)まとめ
区分 | 該当馬番 | 平均複勝率 | 本レース複勝率 | 差分 | 評価 |
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内番 | 1~4番 | 20.5%(平均) | 20.0%(実績) | ▼0.5pt | △ 平均並みだが微減。内有利とは言いにくい。 |
中番 | 5~12番 | 21.6%(平均) | 20.2%(実績) | ▼1.4pt | △ 平均よりやや下。やや不利な印象。 |
外番 | 13番~ | 20.2%(平均) | 19.4%(実績) | ▼0.8pt | △ やや低下だが、そこまで大きな差ではない。 |
※複勝率は、各区分での対象馬番の平均を計算したものです。
✅ 総合評価(複勝率での有利不利)
- 内・中・外すべてで平均よりやや低下傾向。大きな有利不利はなし。
- 中番(5~12番)が一番落ち幅が大きく、やや不振気味。
- 内番はほぼ平均通り。特に有利でも不利でもない。
- 外番も微減にとどまり、不利とは言い切れない。
✅ 結論(どの馬番が有利か?)
「どこが有利か?」という問いに対しては、強いて言えば以下の通り:
- 内番 ≒ 外番 > 中番
→ 大きな差はないが、中番がやや割引評価。
✅ ① 大外(最後の馬番)の有利度評価
区分 | 複勝率 | 複勝回収値 | 評価 |
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平均データ | 23.6% | 77 | ─ |
本レースデータ | 28.2% | 81 | ✅ +4.6ptで複勝率上昇/回収値もUP |
📌 解説:
- 本レースでは大外の複勝率が平均より4.6ポイント高く(23.6% → 28.2%)、明確なプラス評価。
- 複勝回収値も +4ポイント上昇(77 → 81) と、投資効率でも平均超え。
- このことから、本レースでは「大外が有利」と言える内容。
✅ ② 奇数番 vs 偶数番の比較
区分 | 該当馬番 | 複勝率 | 複勝回収値 | 評価 |
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偶数番 | 2・4・6… | 20.6% | 80 | ✅ 安定感あり |
奇数番 | 1・3・5… | 18.9% | 66 | ▼ やや劣勢 |
📌 解説:
- 複勝率では偶数番が +1.7ポイント高く(18.9% → 20.6%)、本レースでは偶数番がやや有利。
- 複勝回収値も偶数番が +14ポイント高く(66 → 80)。
- 勝率や連対率にもやや違いが見られ、偶数番の安定感が目立つ。
✅ 総合評価まとめ
観点 | 結論 |
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大外の有利度 | ✅ 複勝率・回収値とも平均超え → 有利 |
奇数 vs 偶数 | ✅ 偶数番のほうが複勝率・回収率ともに優秀 → 有利 |
種牡馬
種牡馬考察
①【総合的に高評価:ベスト5種牡馬】
ランク | 種牡馬 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
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🥇1位 | ハーツクライ | 52.4% | 283 | 148 | 文句なしの万能型。勝率33.3%、複勝率50%超え、回収値も超優秀。出走数少なくても信頼性抜群。 |
🥈2位 | American Pharoah | 50.0% | 133 | 101 | 出走12頭と少数も複勝率・回収値ともに高水準。穴人気の後押しになる可能性大。 |
🥉3位 | ザファクター | 25.9% | 479 | 136 | 単勝回収値が圧倒的で、狙い撃ち型の一発屋。波が大きいが当たれば跳ねるタイプ。 |
4位 | アジアエクスプレス | 25.8% | 137 | 113 | 率・回収値とも安定して高めで、買い要素多め。人気落ちで妙味。 |
5位 | サウスヴィグラス | 32.5% | 84 | 104 | 複勝率安定で回収値もまずまず。地方血統だが東京マイルにも適性あり。 |
②【総合的に低評価:ワースト5種牡馬】
ランク | 種牡馬 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
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🥇1位 | キンシャサノキセキ | 19.0% | 15 | 50 | 複勝率は一応確保も、回収値が非常に低く消耗型。人気先行タイプ。 |
🥈2位 | グランプリボス | 18.2% | 84 | 39 | 単勝値そこそこでも複勝回収値が極端に低い。安定感に欠ける。 |
🥉3位 | コパノリッキー | 16.7% | 48 | 47 | 中央ダートでの信頼性は低め。回収値も低調。 |
4位 | ダノンレジェンド | 17.2% | 73 | 43 | 一発に期待するも複勝系では厳しく、軸にはしにくい。 |
5位 | ロードカナロア | 16.5% | 52 | 44 | 人気先行で妙味薄。芝血統だがダート出走多数で成績は凡庸。 |
③【複勝率は低いが回収値が高い:狙い撃ち型ベスト3】
ランク | 種牡馬 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
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🥇1位 | ザファクター | 25.9% | 479 | 136 | 単勝回収値が驚異の479。極端な穴馬が突っ込んでくるケース多数。 |
🥈2位 | ドレフォン | 25.7% | 133 | 73 | 複勝率は低くないが、回収値が高くバランス型の穴血統。 |
🥉3位 | アジアエクスプレス | 25.8% | 137 | 113 | 穴人気しやすく妙味あり。中位人気で爆発力。 |
④【総合評価まとめ】
- ◎ **本命視・安定性重視なら「ハーツクライ」「American Pharoah」**が筆頭。出走数は少なくても、勝率・回収値ともにトップクラス。
- ◎ **妙味・穴狙いなら「ザファクター」「アジアエクスプレス」**は注目すべき存在。特にザファクターは単勝回収率479と破壊力抜群。
- △ 避けたい血統は「キンシャサノキセキ」「グランプリボス」など回収値低調組。複勝率はそこそこでも投資効率が悪く、積極的には狙えない。
前走距離
前走距離考察
🔍 総論:距離変化別に見た複勝率・回収率の傾向
① 同距離組:最も安定した成績
指標 | 平均データ | 本レースデータ |
---|
複勝率 | 24.8% | 24.3% |
単勝回収値 | 67 | 51 |
複勝回収値 | 74 | 81 |
🔸解説:
複勝率は全体で最も高く、特に安定感がある。
本レースでも複勝率24.3%と信頼度は高いが、単勝回収値は大きく低下(67→51)。
→ 堅実軸には適するが、妙味は薄い傾向。
② ±200m以内の距離変化組:柔軟な対応が可能
指標 | 平均 | 本レース |
---|
複勝率 | 22.8% | 21.2% |
単勝回収値 | 69 | 77 |
複勝回収値 | 74 | 78 |
🔸解説:
若干複勝率は低下しているが、回収値が向上しており、妙味がある。
→ 馬券的妙味があり、狙う価値のあるゾーン。
③ ±400m以内〜±600m以内:距離の変動大きめだが対応可能
| 指標(±400)| 複勝率:21.0% | 単勝回収値:77 | 複勝回収値:76 |
| 指標(±600)| 複勝率:20.3% | 単勝回収値:76 | 複勝回収値:75 |
🔸解説:
全体的にやや成績は落ちるが、回収値は高水準で維持。
→ 中穴狙いの妙味がある層、過小評価されやすい。
④ 今回距離延長:苦戦傾向
指標 | 平均 | 本レース |
---|
複勝率 | 17.6% | 16.8% |
単勝回収値 | 71 | 38 |
複勝回収値 | 68 | 60 |
🔻解説:
平均・本レースともに複勝率がガクンと低下し、回収値も大幅悪化。
特に本レースでは単勝回収値38と壊滅的。
→ 今回延長組は「不利傾向」明確。軽視推奨。
⑤ 今回距離短縮:やや健闘
指標 | 平均 | 本レース |
---|
複勝率 | 19.6% | 19.9% |
単勝回収値 | 75 | 82 |
複勝回収値 | 75 | 75 |
✅解説:
複勝率・回収率とも安定。特に本レースでは単勝回収値82と妙味あり。
→ 「差し馬の一変」などの距離短縮組には注目すべき。
⑥ 500m以上の変化:ほぼ消し対象
項目 | 本レース出走数 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
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延長 | 0頭 | ― | ― | ― |
短縮 | 97頭 | 11.3% | 66 | 71 |
🔻解説:
複勝率・回収値とも壊滅的に悪く、成績も安定しない。
→ 500m以上の距離変更は「不利」断定レベル。
✅ まとめ:距離変化による有利不利の評価
距離変化 | 有利度 | コメント |
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同距離 | ◎ | 成績安定、軸候補。ただし単勝妙味は低め。 |
±200m | ○ | 成績良好で回収率高く、穴狙いに最適。 |
±400〜600m | △ | 妙味はあり。取捨が鍵。 |
今回短縮 | ▲ | 成績まずまず、回収妙味あり。差し馬注意。 |
今回延長 | × | 回収率も低く凡走多し。軽視可能。 |
500m以上の変化 | ×× | 成績不安定で割引対象。買いにくい。 |
前走コース
前走コース考察
前走コース別 → 今回「福島・ダ1150」へのコース変化考察
① 複勝率と回収率の総合的考察
前走コース | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
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福島・ダ1150(同コース) | 24.3% | 51 | 81 | 複勝率・複勝回収値ともに安定している。同コースは狙いやすい。 |
阪神・ダ1200 | 32.4% | 111 | 114 | 複勝率・回収率ともに非常に良好。狙い目のコース。 |
京都・ダ1200 | 26.3% | 83 | 92 | 複勝率高めで回収値も良く、好調。 |
中京・ダ1400 | 26.5% | 138 | 95 | 回収妙味もあり優秀。 |
新潟・ダ1200 | 22.9% | 80 | 81 | 複勝率・回収率とも標準的。 |
中山・ダ1200 | 18.9% | 39 | 67 | 複勝率や回収値が低めで不利傾向。 |
小倉・ダ1000 | 21.7% | 55 | 67 | やや低調。狙いにくい。 |
東京・ダ1400 | 20.2% | 59 | 63 | 成績は控えめ。軽視もあり。 |
その他(函館・芝、東京・芝など) | 低め | 変動大 | 芝→ダートコース変更は注意要 | 芝からダートへの大きなコース・距離変化は成績安定しない。 |
② 前走場所ごとの平均的良し悪し
- 良い場所(成績・回収率高)
阪神・ダ1200、京都・ダ1200、中京・ダ1400、福島・ダ1150(同コース)、新潟・ダ1200
- 普通〜やや悪い場所
小倉・ダ1000、東京・ダ1300〜1400
- 悪い場所(成績・回収率低)
中山・ダ1200、函館・芝1200など芝→ダート変化も含め成績悪い。
③ 全体的に距離延長と短縮どちらが良いか
- 距離延長よりも 距離短縮の方が複勝率も回収率も高い傾向(前回データ参照)。
- 距離延長は回収値・複勝率ともに下がり、凡走リスク増。
④ 結果:良い場所かつ距離変化の好条件
- 阪神・ダ1200 → 福島・ダ1150(距離短縮)
複勝率も回収率も高く、かなり有利と考えられる。
- 京都・ダ1200 → 福島・ダ1150(距離短縮)
複勝率高めで回収率も優秀、狙い目。
- 新潟・ダ1200 → 福島・ダ1150(距離短縮)
標準的に良いデータ。
- 中山・ダ1200 → 福島・ダ1150(距離短縮)
やや不利傾向。距離短縮でも成績伸び悩み。
⑤ まとめ:総合評価
- 今回コース「福島・ダ1150」は同コース組が最も安定。
- 前走が阪神・京都・中京といった良績コースで距離短縮の馬は好走期待大。
- 距離延長は成績悪化が多く注意。
- 芝→ダートや極端な距離変化は不利傾向。
- 全体的に「前走場所の質」+「距離短縮」が複勝率・回収率のカギとなる。