函館ダート2400m特徴

函館ダート2400m

函館ダート2400m解説

■ コース概要

  • スタート位置:向正面直線の中間からやや左(2角寄り)
  • 走行距離:コースを約1周半
  • 直線距離:260.3m(短め)

■ 高低差と地形特徴

  • 総高低差:約3.5m
  • 起伏構成
    • 向正面で「上り→下り→上り→下り」という波状構造
    • 3コーナーにかけて坂を上る
    • 3〜4コーナーはスパイラルカーブ
    • 途中にコース最高地点
    • 最後の直線は緩やかな下り坂

■ レース展開の傾向

  • 道中の流れ:比較的スロー(落ち着いた流れ)
  • ラストの攻防
    • 最後は前も後ろも脚を使う展開
    • 馬群全体がバテ気味になりやすい
  • 決着傾向
    • 逃げ馬は捕まりやすい
    • 追い込み馬は届きにくい
    • 先行馬+上がりの脚が使える馬が有利
    • 前にいる馬同士の組み合わせで決着するケースが多い

■ 総評(狙い目の脚質)

  • 先行力+末脚」が重要なコース
  • 単なる逃げ・追い込みは不利
  • コース適性とスタミナ・器用さを兼ね備えた馬が狙い目

函館ダート2400mデータ(2019年~2024年)

注意 データ数が少ない為、実際のレースと乖離する可能性あり

騎手

騎手考察

① 総合成績が高い騎手ベスト5(複勝率・単勝回収値・複勝回収値の総合)

総合評価は3指標の偏差値ベースでスコア化し、総合得点順でランキング。

順位騎手名複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
1位坂井瑠星50.0%1165310圧倒的な単勝回収値が光る。少数騎乗ながら信頼度も高い。
2位松田大作66.7%673196人気薄を確実に持ってくるタイプ。一発期待もできる存在。
3位藤岡佑介100.0%263200パーフェクト連対。母数は少ないが、信頼度は抜群。
4位丹内祐次55.6%140213騎乗数も多く、安定した好成績。堅実派なら注目。
5位松岡正海100.0%720170一鞍入魂型の騎乗で回収率優秀。単発でも侮れない。

② 総合成績が低い騎手ワースト5(複勝率・単勝回収値・複勝回収値の総合)

順位騎手名複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
1位大野拓弥20.0%040回収値ともに厳しく、信頼に欠ける内容。消極的評価。
2位横山武史25.0%11542回収率が低く、人気に応えられていない印象。注意。
3位古川吉洋33.3%11046成績の割に回収値が伸びない。割り引きが必要。
4位吉田隼人40.0%074複勝率は一定だが、馬券妙味は薄い。過信禁物。
5位ルメール50.0%080安定はしているが過剰人気傾向で回収値が伴わない。

③ 複勝率は低いが回収率が高い騎手ベスト3(穴狙い向き)

順位騎手名複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
1位川又賢治33.3%0703複勝回収率が異常値。ヒモ穴・3連系のヒモで狙いたい騎手。
2位秋山稔樹50.0%0245勝ち切りはないが、馬券圏内で高回収を実現。妙味あり。
3位永野猛蔵66.7%0120安定して好走も、単勝妙味なし。複軸狙いに最適。

④ まとめ・総合評価

  • 全体トップ評価は【坂井瑠星】。騎乗数は少ないが、爆発力と回収率がずば抜けて高く、単勝・複勝ともに妙味あり。
  • 堅実派代表は【丹内祐次】。出走数・安定性・回収値のバランスが取れており、券種を問わず買いやすい存在。
  • 人気騎手の落とし穴では【ルメール】が代表。複勝率は高いが、オッズ過剰で回収率が伴わない点に注意。
  • 高回収の穴騎手として【松田大作】【川又賢治】などは馬券的妙味十分。軽視は禁物。
  • 警戒すべき低評価は【大野拓弥】。成績も回収値も振るわず、軸には不向き。

人気別

人気別考察

人気馬(1〜4番人気)の比較分析

項目平均値本レースデータ増減傾向
勝率18.8%(平均)18.75%⬇ やや不振(低下)
連対率34.5%(平均)27.1%⬇ 不振(大きく低下)
複勝率47.3%(平均)45.8%⬇ わずかに不振
単勝回収値平均7586.25⬆ やや上昇(3番人気寄与)
複勝回収値平均8177.5⬇ やや不振

コメント:
複勝率・連対率は平均を下回っており、「堅軸」としてはやや信頼を欠く結果。ただし3番人気が勝率・回収率ともに高く、全体の成績を下支えしている印象。1番人気の勝率が半減しており、人気馬全体としては「やや不振」と評価。


中穴人気馬(5〜8番人気)の比較分析

項目平均値本レースデータ増減傾向
勝率4.775%(平均)6.25%⬆ やや健闘
連対率11.4%(平均)21.2%⬆ 顕著に上昇(健闘)
複勝率18.45%(平均)25.6%⬆ 活躍傾向
単勝回収値平均72.5105⬆ 大幅上昇
複勝回収値平均66.25131⬆ 大幅上昇

コメント:
勝率・連対率・回収値すべてで平均を上回っており、「中穴人気馬が活躍したレース」と評価できる。特に7番人気が高い回収値で目立ち、全体の馬券妙味を引き上げている。


大穴人気馬(9〜18番人気)の比較分析

項目平均値本レースデータ増減傾向
勝率0.98%(平均)0.0%⬇ 完全不振
連対率2.47%(平均)0.91%⬇ 不振
複勝率4.81%(平均)2.2%⬇ 不振
単勝回収値平均54.60⬇ 大幅悪化
複勝回収値平均58.350⬇ やや低下

コメント:
勝率ゼロ、連対・複勝も低水準にとどまり、「大穴はほぼ壊滅状態」。例外的に11番人気が3着1回で複勝回収値を押し上げたが、全体傾向は「大不振」。


【まとめ】

  • 人気馬は「連対率と勝率が伸び悩み」、信頼度は低下傾向。特に1番人気の不振が響いており、過信は禁物。
  • 中穴人気馬は「勝負圏内の成績が良好」で、回収率も大幅上昇。最も妙味が高く活躍した層といえる。
  • 大穴人気馬は「勝ち負けに絡むことがほぼなかった」。例外的な複勝がわずかに見られるが、基本的には買い控えが無難

クラス別

クラス別考察

◆ クラス別 回収率評価

クラス単勝回収値(平均→本)評価複勝回収値(平均→本)評価総合評価
新馬80 → -④ 該当データなし77 → -④ 該当データなし④ 該当なし
未勝利68 → 72② 上昇=荒れる70 → 95② 上昇=荒れる② 荒れるレース
1勝71 → 75② 上昇=荒れる73 → 107② 上昇=荒れる② 荒れるレース
2勝71 → -④ 該当データなし75 → -④ 該当データなし④ 該当なし
3勝74 → -④ 該当データなし75 → -④ 該当データなし④ 該当なし
OPEN非L74 → -④ 該当データなし76 → -④ 該当データなし④ 該当なし
OPEN(L)66 → -④ 該当データなし73 → -④ 該当データなし④ 該当なし
G356 → -④ 該当データなし73 → -④ 該当データなし④ 該当なし
G254 → -④ 該当データなし49 → -④ 該当データなし④ 該当なし
G152 → -④ 該当データなし88 → -④ 該当データなし④ 該当なし

◆ 総合まとめ

  • 荒れるレース(②)
    • 未勝利戦:単複ともに大きく上昇し、馬券的妙味あり。
    • 1勝クラス:特に複勝回収率が100を超え、穴狙いも有効。
  • **堅いレース(①)/平均的(③)**は該当なし
  • 該当なし(④)
    • 2勝以上~G1クラスは今回のデータ対象外。
    • 今回のレースは**主に下級条件(未勝利・1勝)**中心だったことが分かる。

脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察

🟢 有効だった脚質

  • 逃げ
    • 複勝率・回収率ともに平均を大きく上回る
    • 複勝率**69.2%**は突出しており、先行逃げ切りが極めて有効だったレース。
  • 先行
    • 複勝率・回収率ともに平均以上。
    • 安定感と配当妙味の両立が見られる戦略。

🟡 やや効果が下がった脚質

  • 中団
    • 複勝率は平均以下だが、回収値がやや改善。
    • 人気薄での激走があった可能性はあるが、全体としては不安定

🔴 効果が乏しかった脚質

  • 後方
    • 複勝率わずか5.6%、平均と同等だが絶対値が低すぎる。
    • 回収率も低く、明確に苦戦している。
  • マクリ
    • 平均では非常に優秀な脚質だが、今回は効果なし
    • 頭数少ないため断定しにくいが、展開的に向かなかった可能性大

◆ 結論

このレースは**前有利(特に逃げ馬が有効)**な傾向が非常に強く、差し・追い込み(後方・マクリ)は厳しかった展開でした。
馬券戦略としては、逃げ・先行重視の買い方が功を奏したと言える内容です。

🟩【3F順位別 有効度と傾向評価】

3F順位複勝率(平均→本)回収値(平均→本)解説と有効度評価
1位66.2% → 84.6%単437→複222末脚がかなり影響
→本レースでは「速い上がり=馬券圏内」が明確。直線の爆発力が勝敗に直結する展開。
2位57.3% → 81.3%単18→複232末脚が影響
→2位でも複勝率80%超。脚を使える馬が強く、好位でタメて伸びるタイプに向いた。
3位45.8% → 53.8%単35→複182末脚が多少影響
→一定の瞬発力が必要。鈍足ではなく、じわっと脚を使える差し馬が好走。
~5位30.7% → 18.2%単124→複146末脚水準が不足
→複勝率が大きく下落。直線で“普通”の脚では届かないレース質。逃げ・先行馬の凡走目立つ。
6位~5.9% → 1.7%単0→複4鈍足では話にならない
→全く通用せず。後方で上がりを使えない馬=ほぼノーチャンスの展開。

▶ 3F 1位【末脚がかなり影響】

  • 複勝率:+18.4ptアップ/回収値222
  • 圧巻の成績。速い上がりを使えた馬がそのまま勝ち負け。
  • 極端な差し追い込み有利なレース

▶ 3F 2位【末脚が影響】

  • 複勝率:+24.0ptアップ/回収値232
  • 1位に迫る好成績で、タメて伸びる競馬がハマった。
  • 逃げ先行より差し~中団から脚を使える馬が有利だった証拠。

▶ 3F 3位【末脚が多少影響】

  • 複勝率:+8.0ptアップ/回収値182
  • 平均より上で一定の影響あり。ただ、1・2位ほどの破壊力はない。
  • 「速すぎないが確実に脚を使える」馬が好走。

▶ ~5位【最終直線のスピードが必要】

  • 複勝率:-12.5ptダウン/回収値は高いがムラあり
  • 平均より低く、上がり“普通”な馬では届かない。
  • 単勝回収124と高めなのは穴馬の突っ込みがあった可能性もあり、安定性に欠ける。

▶ 6位~【末脚不足は致命的】

  • 複勝率:-4.2pt/複勝率1.7%、回収値わずか4
  • 完全な“凡走”層。前で粘っただけ、脚を使えない馬は全く通用しない。
  • レース質が末脚偏重であることを強く示すデータ

✅【総合結論】

このレースは、上がり上位(特に1位〜3位)に末脚型が集中して馬券圏を独占した展開であり、次のようにまとめられます。

  • 🟢 末脚の有効度:極めて高い
  • 🔴 鈍足(6位以下)は完全に不利
  • 🟡 そこそこの脚でも(3〜5位)苦しく、平均未満の上がりでは馬券に絡みづらい

馬番

馬番考察

✅【平均 vs 本レースデータ:複勝率・複勝回収率 比較】

◆ 内番(1〜4番)
馬番複勝率(平均)複勝率(本)回収値(平均→本)評価
1番19.7%25.0%65 → 128やや有利
2番20.4%8.3%73 → 12極端に不利
3番20.5%16.7%69 → 39やや不利
4番21.5%25.0%69 → 173有利

内番全体平均

  • 平均複勝率:20.5% → 本レース:18.75%(やや減)
  • 回収値平均:69 → 本レース:約88(増)

🟡 総評:複勝率はやや下落だが、4番と1番が健闘しており、内が決して悪いわけではないが、安定感に欠ける


◆ 中番(5〜12番)
馬番複勝率(平均)複勝率(本)回収値(平均→本)評価
5番21.3%58.3%72 → 139圧倒的有利
6番21.3%16.7%75 → 27やや不利
7番21.9%25.0%72 → 90有利
8番22.9%40.0%76 → 74有利
9番21.1%27.3%71 → 67有利
10番22.5%62.5%80 → 130非常に有利
11番20.7%14.3%71 → 301回収は優秀、安定性に欠ける
12番22.8%50.0%78 → 137非常に有利

中番全体平均

  • 平均複勝率:21.9% → 本レース:36.8%(+14.9pt)
  • 回収値平均:74 → 本レース:約121(大幅増)

🟢 総評:全体的に優秀な成績。特に5・8・10・12番の好走が目立ち、中番が圧倒的に有利だったレース


◆ 外番(13〜16番)
馬番複勝率(平均)複勝率(本)回収値(平均→本)評価
13番~16番19.8%前後0%(出走なし)評価不能

🔴 総評:出走なしのため傾向判断不可だが、平均では内・中と比較してやや不利傾向(特に複勝率低め)。


🔚【最終総括:どこが有利だった?】

区分平均複勝率本レース複勝率評価
内番20.5%18.75%やや不利~平均的
中番21.9%36.8%圧倒的に有利
外番19.8%―(出走なし)判断保留(平均では不利気味)

✅【結論】

このレースでは、

🥇 中番(5〜12番)が最も有利
  • 複勝率・回収値ともに平均を大きく上回り、信頼性・爆発力ともに抜群
  • 特に5番・10番・12番が優秀。
🥈 内番(1〜4番)は平均並かやや劣勢
  • 1番・4番は善戦したが、2・3番が低迷。
🥉 外番(13〜16番)は出走なし。過去平均ではやや不利傾向

🟨【1】大外の有利度

◆ 定義:大外 = 各レースの最大馬番(ここでは「16番」扱い)
指標平均データ本レースデータ評価
複勝率23.6%50.0%非常に有利
回収値単勝:72 / 複勝:77単勝:0 / 複勝:270複勝回収値が爆発的

🟢 解説:

  • 本レースでは「大外」の複勝率が50.0%と、平均の23.6%を大きく上回る
  • 複勝回収値はなんと270。これは人気薄の激走があったことを示唆
  • 単勝回収値は0なので、勝ち切るまでは難しかったが、「馬券圏内には非常に入りやすい」レースだった。

結論:
このレースでは大外は明確に有利。最終直線での捌きや、外差しが効きやすい馬場状態が影響した可能性あり。


🟩【2】奇数番 vs 偶数番の有利度

項目偶数番奇数番評価
出走頭数58頭66頭
複勝率29.3%28.8%ほぼ互角(偶数が僅差で上)
複勝回収値84115奇数が圧倒的に優秀
単勝回収値26115奇数が爆発的

🟡 解説:

  • **複勝率はわずかに偶数番が上(29.3% vs 28.8%)**で、安定感があるのは偶数番
  • しかし、複勝回収値・単勝回収値ともに奇数番が大幅に優秀
  • つまり、奇数番には人気薄の激走馬が多く、リターンが大きい

結論:

  • 堅実さを求めるなら偶数番だが、
  • 高配当や妙味重視なら奇数番の方が明確に有利なレースだった。

🔚【総合結論】

項目評価
大外非常に有利(複勝率・回収率ともに優秀)
偶数番

安定志向(複勝率は高い) |
| 奇数番 | ✅ 妙味・リターン重視で有利(高回収率)

種牡馬

種牡馬考察

①【総合上位ランキング(複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価)】

複勝率・単勝回収値・複勝回収値のすべてが高水準の種牡馬を評価。

順位種牡馬複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
🥇1位Super Saver100.0%2330620海外血統らしく一発大駆け、馬券的妙味はダントツ。圧巻の破壊力。
🥈2位スクリーンヒーロー100.0%390430芝・ダート問わず高回収。産駒の堅実さと爆発力が共存。
🥉3位ディープインパクト100.0%230355安定感とリターンのバランスが秀逸。王者の貫禄。
4位モーニン100.0%590190ダート短距離の適性が光る。少数頭でも結果を残す。
5位アグネスデジタル100.0%720170母系に伝わる万能性で、条件がハマれば激走。

②【総合下位ランキング(複勝率・回収率がすべて低い種牡馬)】

安定感も妙味も乏しい、厳しい評価の種牡馬たち。

順位種牡馬複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
🥇1位キズナ20.0%4632人気先行の傾向。回収率が極端に低く、妙味に欠ける。
🥈2位モーリス25.0%17562回収値は一発あるが複勝率が低く、やや不安定。
🥉3位サトノダイヤモンド33.3%096複勝圏率は悪くないが、回収ゼロは致命的。
4位マインドユアビスケッツ50.0%0195回収値の偏りが極端。人気を裏切りがち。
5位キングカメハメハ50.0%0245かつての名血も、このレースではやや不振気味。

③【複勝率は低いが、回収率が高い “穴種牡馬” ランキング】

意外性のある高配当の立役者。「複勝率は低い」=信頼性は低いが、来た時のリターンは爆発的。

順位種牡馬複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
🥇1位モーリス25.0%17562人気落ちで激走パターン。ヒモ荒れ要員として注目。
🥈2位キズナ20.0%4632安定感に欠けるが、激走時は妙味あり。狙いすぎ注意。
🥉3位サトノダイヤモンド33.3%096勝ち切れずとも、抑えに入れておきたい存在感。

④【総合評価・まとめ】

📌 「信頼性」と「爆発力」の二極化が顕著だったレース。

  • 絶対に押さえたいのは、複勝率&回収率で優秀なスクリーンヒーローやディープインパクト。
  • 馬券的妙味ではSuper Saverが超絶優秀。単発でも馬券に絡めば爆益レベル。
  • 穴狙いにはモーリス、キズナなどの“地雷系激走候補”も面白い。
  • 一方で、キズナのような人気先行タイプは過信禁物。人気馬が飛ぶ要素としての検討も有効。

前走距離

前走距離考察

✅ 1. 【全体比較:本レース vs 平均データ】

距離変化複勝率(平均)複勝率(本レース)複勝回収値(平均)複勝回収値(本レース)コメント
同距離24.8%50.0%74108安定感抜群。本レースでは信頼性が大幅に向上。
±200m以内22.8%37.0%7470距離変化ほぼなしでも良好な安定感。
±400m以内21.9%31.7%7380軽微な距離変化ならパフォーマンス安定。
±600m以内21.5%30.1%7377幅広い対応力あり。本レースでは信頼度高め。
今回延長17.6%25.8%68107平均より成績・回収ともに大幅に向上。
今回短縮19.6%30.8%7546複勝率は高いが、人気を背負いすぎて妙味は薄い。
500m以上延長11.1%25.4%58122一変に注意。人気薄の激走が多く馬券的には超妙味。
500m以上短縮14.0%-(出走なし)74データなしのため比較不可。

✅ 2. 【距離変化の有利度ランキング(本レース視点)】

順位距離変化複勝率複勝回収値コメント
🥇1位同距離50.0%108抜群の安定性と回収力。中心視すべき存在。
🥈2位500m以上延長25.4%122人気薄の激走あり。波乱のキーマン。
🥉3位今回延長25.8%107しっかり仕上がっていれば走るタイプ。
4位±400m以内31.7%80条件微調整でも安定感十分。
5位今回短縮30.8%46成績はいいが、オッズが見合わず妙味に欠ける。

✅ 3. 【総合評価・まとめ】

🔵 本レースでは「距離延長組」が平均を大きく上回る成績
  • 特に500m以上延長組は、複勝率25.4%・複勝回収値122と、穴馬の宝庫
  • **「前走より明らかに距離が延びる馬」**は要注目。激走パターンが多い。
🟢 「同距離」「±200m」など距離変更の少ない馬も信頼度は非常に高い
  • 本レースでは同距離の複勝率が50.0%、複勝回収値108と、抜群の安定感。
  • 「距離据え置き=好走傾向」と言える構図が強い。
🔴 「短縮組」は複勝率は高めだが、妙味は低い
  • 複勝回収値が46と極端に低く、過剰人気の傾向あり
  • 信頼はできるが、配当妙味としてはやや買いづらい。

📝 まとめ(ひとことで)

距離変化による傾向は、「延長組の一変」と「同距離の安定」に注目すべき。特に500m以上の延長馬は、波乱の使者になり得る存在です。

前走コース

前走コース考察

①【複勝率と回収率を総合的に評価】

🔸 複勝率 × 複勝回収値 から優秀な前走コースを抜粋
前走コース複勝率複勝回収値コメント
東京・ダ1600100.0%620成績・回収とも破格。頭抜けた存在。母数1。
中山・ダ240050.0%108安定した複勝率+回収率。好成績。
中京・ダ180050.0%152少数ながら信頼度・妙味ともに高い。
札幌・芝200050.0%205芝→ダの転戦でこの数字は非常に優秀。
京都・ダ190050.0%60複勝率は優秀だが回収は控えめ。

➡️ 「複勝率×複勝回収値」が高いコースは、ダート長距離や芝中距離からの転戦。
芝からのローテが意外にも高成績。


②【前走場所ごとの平均傾向(良い or 悪い)】

場所別で、複数のコースからの傾向をまとめると以下の通り:

🔹 良い傾向の前走場所
  • 中山(複勝率50.0% × 回収値108)
  • 東京(特に1600mは破格:100% × 回収620)
  • 中京(複勝率50.0%、回収152)
  • 札幌(芝2000→ダ2400で回収205)

中央4場が高水準。中山・中京はスタミナ要素を強く持つレース質が合う。

🔻 悪い傾向の前走場所

  • 函館芝コース(芝1800・芝2000ともに複勝0%)
  • 阪神(芝2000、ダ2000ともに成績奮わず)
  • 新潟(ダ1800:複勝率25%、回収60)

→ 地方色・平坦適性が高い馬は厳しいか。


③【距離延長 vs 距離短縮:どちらが好成績か】

函館ダ2400mは「距離延長ローテ」が中心。各前走コースとの関係からロジカルに整理します。

距離変化該当コース例複勝率回収率傾向備考
延長(長→超長)中山ダ1800→函館ダ2400など高め良好〜高妙味ダ→ダ延長が好成績。持久力型◎。
芝→ダ延長札幌芝2000・函館芝2600→ダ2400高め妙味抜群芝中長距離からの転戦が穴妙味。
短縮函館ダ2400→函館ダ2400(同距離)など複勝率50%回収値110サンプル少ないが安定傾向。

➡️ 延長ローテ有利。特に芝→ダートの延長が馬券妙味として極めて高い。


④【最も安定かつ妙味がある前走場所とローテの組合せ】

ベストコース距離変化成績妙味コメント
札幌芝2000芝→ダ延長◎(50%)◎(回収205)激走パターン。意外性が鍵。
中山ダ2400ダ→ダ(持続)◎(50%)○(回収108)安定&スタミナ系ローテ。
中京ダ1800ダ→ダ延長◎(50%)◎(回収152)距離延長で能力発揮。

➡️ 「芝中距離→ダ2400」や「ダ1800〜1900→2400」など、スタミナ補強ローテが最も好走。


⑤【総合評価・まとめ】

✅ 結論まとめ
評価項目結論
総合的に良い前走場所札幌(芝2000)、中山(ダ2400)、中京(ダ1800)
全体傾向距離延長ローテが優勢(特に芝→ダ延長)
悪い傾向の前走場所函館芝、阪神芝・ダ、新潟ダ
妙味があるローテ芝中距離 → ダ2400 の意外性ルート
安定が期待できる組み合わせダ1800~2400m → ダ2400の持続路線

📝 競馬ブロガー視点での一言:

今回の函館ダ2400は、「距離延長」と「芝→ダ」ローテが激走の鍵。中距離芝で惜敗していた馬、スタミナ寄りのダート馬の変身に注目したい。人気が読みにくい分、オッズ妙味のある穴馬も狙える条件戦だと言える。

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