函館ダート1000m特徴

函館ダート1000m

函館ダート1000m解説

函館ダート1000m コース特徴

  • スタート地点:向正面の左端(2コーナー出口すぐ)
  • 3コーナーまでの直線:約366mで十分な先行争いの余地あり
  • 高低差と形状
    • コース全体で約3.5mの高低差
    • スタートから約500m地点(3~4コーナー中間)まで上り
    • 最高地点を越えると緩やかな下り坂に
    • コースは全体的に傾斜のある立体構造(京都D1200に類似)
  • 最後の直線:約260mと短め
  • 展開傾向
    • テン(前半)が非常に速くなる
    • 逃げ・先行が有利(小倉D1000に次ぐ有利さ)
    • 距離と直線の短さにより前崩れは少ない
    • 前が止まった場合でも、残るのは比較的粘った先行馬か中団からの差し馬
  • 馬券戦略のポイント
    • 逃げ・先行馬を中心に狙う
    • 差し馬は中団より前のポジションを取れるタイプに注目

函館ダート1000mデータ(2019年~2024年)

騎手

騎手考察

① 総合評価(複勝率・単勝回収率・複勝回収率)の高い順ランキング BEST5

順位騎手名複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
1位富田暁25.0%752109単勝回収値752は異常値。穴騎乗で一発を持っており、馬券的妙味が非常に高い。複勝も高水準。
2位小林勝太22.6%165155勝率は平凡だが、回収率のバランスが良く、積極的に狙える。伏兵での好走が多い印象。
3位泉谷楓真40.0%30184複勝率と複勝回収値が優秀で安定感抜群。人気薄で拾えるタイプ。
4位古川奈穂42.9%59162回収値・複勝率ともに高く、勝ち切れないが3着以内の安定感が光る。
5位岩田康誠45.2%16479高い複勝率と単回値が揃っており、信頼性・妙味ともに高い中堅の軸候補。

② 総合評価(複勝率・単勝回収率・複勝回収率)の低い順ランキング WORST5

順位騎手名複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
1位古川吉洋16.7%2459複勝率・回収値ともに低水準。期待値的にも厳しく、積極的には買いづらい。
2位丹内祐次22.2%2045出走数は多いが信頼度・妙味ともに乏しい。馬券の軸には不向き。
3位菱田裕二19.4%8940単勝値はそこそこだが複勝で裏切る印象。相手候補まで。
4位秋山稔樹19.5%8161勝率も複勝率も低く、成績が安定しない。波乱要素止まり。
5位小林凌大31.1%6769数値は極端に悪くはないが、全体的に中途半端で妙味は薄め。

③ 複勝率は低いが回収値の高い「爆発型」騎手ランキング BEST3

順位騎手名複勝率単勝回収値複勝回収値コメント
1位富田暁25.0%752109勝つときはドカン!低人気での激走が多く、単勝・複勝どちらも妙味十分。穴党は注目。
2位小林勝太22.6%165155複勝率は低めだが、高回収値で馬券の妙味大。波乱狙いの穴候補。
3位横山和生29.0%154121複勝率は並だが、回収率が非常に優秀。配当妙味を取れる存在。

④ まとめ(総合的評価)

  • 高評価の軸候補:藤岡佑介(複勝率58.3%)、岩田康誠(複勝率45.2%)、横山武史(安定の46%)など、信頼性の高い騎手は明確。
  • 穴馬券の妙味枠:富田暁・小林勝太・横山和生といった「複勝率は並でも回収値で爆発するタイプ」に注目。
  • 消去・軽視候補:古川吉洋・丹内祐次など、総合数値が著しく低く、狙いづらい存在もはっきりしている。

人気別

人気別考察

【① 人気馬の成績比較】

指標平均データ本レース増減
勝率18.8%19.7%▲0.9pt ↑
連対率34.5%37.3%▲2.8pt ↑
複勝率47.3%53.0%▲5.7pt ↑
単勝回収値77.374.5▼2.8 ↓
複勝回収値81.084.5▲3.5 ↑
📝 コメント:

人気馬は全体的に好調。複勝率・連対率・勝率すべてで平均を上回っており、堅実に結果を出している。特に**1番人気の複勝率は72.9%**で信頼性抜群。回収率も健闘しており、信頼できる買い方ができる。


【② 中穴人気馬の成績比較】

指標平均データ本レース増減
勝率4.8%4.7%▼0.1pt ↓
連対率11.1%9.8%▼1.3pt ↓
複勝率19.4%18.2%▼1.2pt ↓
単勝回収値76.372.0▼4.3 ↓
複勝回収値76.366.8▼9.5 ↓

※5~8番人気の平均値で算出

📝 コメント:

中穴人気馬はやや不振傾向。すべての指標で平均値を下回っており、特に複勝回収値が大きく下落。期待される中配当の割に、あまり馬券に絡んでおらず、軸としてはやや危険。


【③ 大穴人気馬の成績比較】

指標平均データ本レース増減
勝率0.93%0.61%▼0.32pt ↓
連対率2.28%2.30%▲0.02pt ↑
複勝率4.40%4.10%▼0.30pt ↓
単勝回収値61.092.7▲31.7 ↑(※)
複勝回収値62.569.8▲7.3 ↑(※)

※9~12番人気の平均値で算出(13番人気以下は出走0)

📝 コメント:

大穴人気馬は勝率・複勝率では低調ながら、回収値は大幅改善。出現率は低いものの、一発がある構成で、穴党向けの馬券戦略には向いている。特に10番人気・11番人気の単勝回収値は100超えで爆発力あり。


🔚 まとめ:人気層ごとの評価

傾向総評コメント
人気馬(1~4番)◎ 活躍傾向信頼度・好走率ともに高水準。特に1番人気は複勝率70%超で安定感抜群。軸に最適。
中穴(5~8番)△ やや不振傾向平均以下の成績で妙味に欠ける。ヒモ扱いまでが無難。
大穴(9番以下)△~◯ 一発あり複勝率・勝率は低いが、回収値は高め。狙い所を見極めれば爆発力アリ。 穴党向け。

クラス別

クラス別考察

🔍 クラス別 回収率比較と評価

クラス単勝回収値(平均→本)評価複勝回収値(平均→本)評価
新馬80 → 88② 荒れるレース77 → 56① 堅いレース
未勝利68 → 106② 荒れるレース70 → 79② 荒れるレース
1勝71 → 47① 堅いレース73 → 71③ 平均的レース
2勝71 → 36① 堅いレース75 → 67① 堅いレース
3勝74 → データなし④ レースなし75 → データなし④ レースなし
OPEN(非L)74 → データなし④ レースなし76 → データなし④ レースなし
OPEN(L)66 → データなし④ レースなし73 → データなし④ レースなし
G356 → データなし④ レースなし73 → データなし④ レースなし
G254 → データなし④ レースなし49 → データなし④ レースなし
G152 → データなし④ レースなし88 → データなし④ レースなし

📝 総評まとめ

評価説明対象クラス
① 堅いレース平均より回収率が低下1勝、2勝(単勝・複勝)、新馬(複勝)
② 荒れるレース平均より回収率が上昇新馬(単勝)、未勝利(単勝・複勝)
③ 平均的レース回収率がほぼ同じ1勝(複勝)
④ レースなしデータが存在しない3勝以上のクラス(OPEN, G3~G1)

脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察

脚質別 有効度分析(複勝率・複勝回収値)

脚質複勝率(平均→本)評価複勝回収値(平均→本)評価
逃げ43.6% → 67.8%✅ 有効134 → 151✅ 有効
先行41.1% → 49.5%✅ 有効125 → 129✅ 有効
中団16.3% → 15.0%❌ 悪い63 → 56❌ 悪い
後方5.0% → 2.7%❌ 悪い25 → 11❌ 悪い
マクリ52.0% → 0.0%(※サンプル1)❌ 悪い183 → 0(※)❌ 悪い

📝 評価まとめ

脚質総合評価解説
逃げ◎ 非常に有効複勝率・回収率ともに大幅アップ。逃げ有利なレース傾向が明確。
先行◎ 有効平均より高い複勝率・回収値。堅実な戦略として有効。
中団× 不利複勝率・回収値ともに平均を下回り、非効率な脚質。
後方×× 非常に不利複勝率・回収率ともに大幅に悪化。後方からの競馬はほぼ通用しない傾向。
マクリ×× 評価不能に近いが悪い傾向出走自体が少なく、データ不足だが、実績はゼロで不利とみなせる。

🎯 戦略的な示唆
  • 逃げ・先行が明確に有利なレース傾向。特に逃げは複勝率・回収率ともに大幅増。
  • 差し・追い込み(中団・後方)は割引が必要
  • マクリは参考外レベルだが、通用していない事実も無視できない

上がり3F順位別 有効度評価

上がり順位複勝率(平均 → 本)評価(脚質傾向)複勝回収値(平均 → 本)評価(脚質傾向)
3F 1位66.2% → 51.5%❌ 悪い(逃げ先行有利)ー(平均データなし) → 173✅ 優秀だが勝率偏重
3F 2位57.3% → 56.8%➖ ほぼ同じ(中立)ー(平均データなし) → 141✅ 優秀
3F 3位45.8% → 50.9%✅ 良い(逃げ先行有利)ー → 109✅ 有効
3F ~5位30.7% → 34.7%✅ 良い(逃げ先行有利)ー → 105✅ 有効
3F 6位~5.9% → 8.8%✅ 良い(逃げ先行有利)13 → 23✅ 有効

🟨 中立または評価困難
  • 3F 1位:複勝率は大幅ダウン → 本レースでは「早い上がり=好成績」ではなくなっており逃げ・先行馬の有利な可能性が高い。
    ただし複勝回収値は非常に高く、上位入着時に人気薄が絡む傾向あり。

🟩 逃げ・先行有利な指標

  • 3F ~5位・6位~:いずれも複勝率が平均より高く、後半の脚が平凡でも好走できている=先行力が重要なレース質。

🎯 戦略的まとめ

分類内容
逃げ先行が有効3F 2位・3位。特に3位の成績が良く、鋭い差し脚のある馬は警戒。
先行が有効3F 5位以下でも成績が良好。つまり「粘り込み型の先行馬」が活躍する傾向あり。
逃げ先行優位3F 1位の複勝率が下がっており、単なる「上がりだけ」では通用しにくい。逃げ粘り or 前目でしぶとい競馬が鍵。

馬番

馬番考察

馬番別・複勝率比較

区分馬番平均複勝率本レース複勝率評価(有利度)
内番1番19.7%27.6%✅ 有利
内番2番20.4%27.6%✅ 有利
内番3番20.5%26.1%✅ 有利
内番4番21.5%21.2%➖ 同等
中番5番21.3%20.5%➖ やや不利
中番6番21.3%25.9%✅ 有利
中番7番21.9%27.6%✅ 有利
中番8番22.9%32.2%✅ 有利
中番9番21.1%27.1%✅ 有利
中番10番22.5%25.2%✅ 有利
中番11番20.7%30.2%✅ 有利
中番12番22.8%33.3%✅ 有利
外番13番〜16番19.6〜20.9%出走なし❌ 判定不能

✅ 総合評価:どの枠が有利か?

区分平均複勝率本レース複勝率(平均)有利度評価
内番(1〜4)約20.5%25.6%(実績あり)◯ 有利傾向あり
中番(5〜12)約21.9%28.9%(全て高水準)✅ 最も有利
外番(13〜)約20.3%出走ゼロ❌ 評価不能(参考外)

🔍 結論:馬番の有利度まとめ

  • 中番(5〜12番)が最も複勝率が高く、有利。
    • 特に 8番(32.2%)・12番(33.3%)・11番(30.2%) など、成績が飛び抜けて良い。
  • 内番(1〜4番)も健闘しており、有利といえる。
    • 安定して複勝率25%超を記録。
  • 外番(13番以降)は出走馬がいないため比較不可。
    • 今後のレースでデータが必要。

🟨 大外の有利度分析

🧾 定義

  • **大外**と仮定して比較。
  • 条件:「複勝率・回収率が平均より高い=有利」
データ種別複勝率複勝回収値評価
平均データ23.6%77
本レースデータ34.7%70✅ 複勝率◎/回収率やや劣
✅ 評価
  • 複勝率:平均より+11.1ptと明確に優秀。
  • 複勝回収値:平均(77)よりやや低いが大きな差ではない。
  • 👉 大外は本レースでは「明確に有利」なポジションといえる。

🟩 奇数番 vs 偶数番

番手区分複勝率複勝回収値勝率評価
偶数番27.3%738.3%◯ 安定型
奇数番26.4%759.6%◯ 一発型(勝率↑)
✅ 評価と結論
  • 複勝率では偶数番(27.3%)がやや優勢。
  • 回収率では奇数番(75)がやや優勢。
  • 勝率も奇数番が高く、勝ち切る馬は奇数番に多い傾向。
  • 👉 安定性なら偶数、爆発力なら奇数。大きな差はないが、回収面では奇数に妙味あり。

🏁 最終結論

観点有利度評価
大外馬番複勝率が顕著に高く、有利
奇数 vs 偶数⚖️ 僅差で互角、用途に応じて使い分け
(安定重視なら偶数、妙味狙いなら奇数)

種牡馬

種牡馬考察

① 総合成績上位ランキング【ベスト5】

複勝率・単勝回収率・複勝回収率のバランスで、総合的に成績が優秀な種牡馬を5頭ピックアップしました。

順位種牡馬複勝率単回複回コメント
1位ディーマジェスティ66.7%256211出走数は少ないが超高効率。穴馬での激走に要注目。
2位ドレフォン53.3%268135勝率・回収値ともに文句なし。安定して稼げる種牡馬。
3位カレンブラックヒル35.3%930210単勝回収率が異常値。妙味の塊。中穴~大穴向け。
4位Into Mischief57.1%8095出走数少ながら堅実。米国血統らしい先行力あり。
5位パイロ56.0%17998ダート短距離の安定勢力。複勝率が抜群で信頼性高。

② 総合成績下位ランキング【ワースト5】

逆に複勝率・回収率ともに低く、軸としてはリスクが大きい種牡馬を紹介します。

順位種牡馬複勝率単回複回コメント
1位スマートファルコン23.5%5238距離や馬場がハマらなければ凡走多発。慎重に。
2位シニスターミニスター20.5%5241数は出すが結果が伴わない。買い時の見極めが難。
3位ビッグアーサー30.0%2844平均的な成績だが妙味に欠ける。人気しすぎ傾向。
4位ミッキーアイル30.8%5854安定性はあるが爆発力に欠け、穴党には不向き。
5位ダイワメジャー26.3%7342地力ある血統だが回収効率が悪く、狙いづらい。

③ 複勝率は低めだが回収率が高い種牡馬【妙味穴型ベスト3】

複勝率ではやや見劣りするが、単勝回収率や複勝回収率が高く、一発に期待できる種牡馬です。

順位種牡馬複勝率単回複回コメント
1位カレンブラックヒル35.3%930210圧倒的な単回収率。常に穴馬で走るタイプ。
2位サウスヴィグラス39.2%264120地方実績を持ちつつ、中央でも侮れない爆発力。
3位ドレフォン53.3%268135高水準で妙味も高い万能型。実は買える穴でもある。

④ 総合評価とまとめ

  • 堅実に軸で買いたいのは → ドレフォン、パイロ、ロージズインメイ
  • 妙味重視で狙うなら → ディーマジェスティ、カレンブラックヒル、サウスヴィグラス
  • 消しも視野に入れたいのは → スマートファルコン、シニスターミニスター、ビッグアーサー

🔎 結論:

  • 安定+妙味を狙うなら ドレフォン が総合的に最も優秀。
  • 穴を狙うなら カレンブラックヒルディーマジェスティ の爆発力は一級品。
  • 買い時の見極めがカギとなる種牡馬も多く、回収率と人気のバランスを意識することが重要です。

前走距離

前走距離考察

距離変化別データ比較表(平均 vs. 本レース)

距離変化カテゴリ複勝率(平均 → 本)増減複勝回収値(平均 → 本)増減評価
同距離24.8% → 30.6%+5.8pt ↑74 → 72–2 ↓複勝率◎/回収値△ → 有利
±200m以内22.8% → 28.3%+5.5pt ↑74 → 76+2 ↑複勝率◎/回収値◎ → かなり有利
±400m以内21.9% → 27.1%+5.2pt ↑73 → 75+2 ↑複勝率◎/回収値◎ → かなり有利
±600m以内21.5% → 26.9%+5.4pt ↑73 → 77+4 ↑複勝率◎/回収値◎ → かなり有利
今回短縮19.6% → 23.5%+3.9pt ↑75 → 79+4 ↑複勝率◯/回収値◎ → 有利
500m以上短縮14.0% → 18.3%+4.3pt ↑74 → 89+15 ↑複勝率◯/回収値◎ → 穴狙いに有効
今回延長17.6% → 0.0%–17.6pt ↓68 → 0–68 ↓出走なし・実績ゼロ → データ不足
500m以上延長11.1% → —58 → —出走なし → データ不足

解説①:好成績の距離変化パターン

  • ±200m~±600m以内の微変化ローテ
    • 複勝率が平均より5pt以上アップ。
    • 複勝回収値も軒並み70台後半に上昇。
    • 安定感と回収妙味のバランスが取れており、中心視に適した距離ローテ。
  • 同距離ローテ
    • 複勝率が平均より6pt近く高く、信頼度◎。
    • 回収値が若干落ちるものの、堅実な軸候補。
  • 今回短縮
    • 複勝率・回収値ともに上昇。
    • 一定の信頼度があり、逃げ馬や先行馬での短縮は狙い目。

解説②:回収妙味のあるパターン(穴馬狙い向き)

  • 500m以上の短縮
    • 平均より複勝率+4.3pt、回収値は+15も上昇。
    • 一見成績は低そうだが、人気薄の激走が多く、回収率ベースでは最上位
    • 穴狙い・高配当狙いの戦略にマッチ。

解説③:警戒すべき距離変化

  • 距離延長(特に500m以上)
    • 今回出走例がないが、平均値で見てもかなり成績は低調。
    • 延長ローテは原則割引。特に人気馬なら過信は禁物。

総合評価・戦略提案

  • 今回の本レースでは、**前走と同距離 or 微変化(±600m以内)**の馬が好成績を出しており、これは平均データと比べても明らかに優位。
  • 短縮ローテ(特に500m以上)は数は少ないが回収妙味が高く、穴党におすすめ
  • 延長ローテの馬は見送りが妥当。データ不足だが、過去の傾向からも警戒。

結論:軸には「同距離〜±600m以内」/穴狙いには「大幅短縮」ローテの馬を重視すべきレース傾向。

前走コース

前走コース考察

① 複勝率と回収率の総合的な評価

前走コース複勝率単勝回収値複勝回収値総合評価(★5段階)
大井・ダ120057.1%288187★★★★★(超優秀)
京都・ダ120035.5%38147★★★★☆(複勝回収良)
阪神・ダ120038.5%3084★★★☆☆(複勝率高)
中山・ダ120033.3%68118★★★★☆(安定型)
京都・ダ140030.0%13167★★★☆☆(単勝型)
札幌・芝120033.3%67176★★★★☆(妙味型)
札幌・ダ100027.1%55115★★★☆☆(回収高)
新潟・芝100029.0%1171★★☆☆☆(複勝のみ)
小倉・ダ100029.6%4859★★☆☆☆(平均的)
函館・ダ1000(同コース)31.4%9369★★★☆☆(無難)

→ 大井ダ1200・札幌芝1200・京都ダ1200・中山ダ1200が特に高評価。


② 前走場所でどの場所が平均的に良いか悪いか

良い場所(複勝率+回収値バランスが高い)

  • 大井(地方)ダ1200:複勝率57.1%、複回187、単回288 → 非常に優秀
  • 京都ダ1200:複勝率35.5%、複回147 → 安定かつ妙味あり
  • 中山ダ1200:複勝率33.3%、複回118 → 信頼度高く、馬券向き
  • 札幌芝1200:複勝率33.3%、複回176 → 芝替わり組として高評価

悪い場所(複勝率・回収値ともに低い)

  • 東京ダ1300:複勝率11.8%、複回23 → 成績・妙味ともに乏しい
  • 新潟ダ1200:複勝率21.1%、複回43 → 頻出だが低妙味
  • 新潟芝1000:複勝率29.0%、複回71 → 複勝率以外微妙

③ 距離延長と短縮どちらが良いか?

  • 今回コース「函館ダ1000m」→短距離の最短地点
    • 距離延長組:函館ダ1700、東京ダ1400、京都ダ1400、阪神ダ1400、東京ダ1300など
    • 距離短縮組:主に芝1200・ダ1200組など

傾向として:

  • 短縮組の方が成績・回収ともに良好
    • 芝1200 → ダ1000の馬:複勝率 33.3%(札幌芝)など高め
    • ダ1200 → ダ1000:中山・京都・阪神など安定感あり
  • 延長組(1400組)は数が少なく、好走例も限定的

**→ 総じて「短縮組>延長組」**の傾向が強い。


④ 平均的に良い前走場所と、その中でも短縮or延長どちらが良いか

前走場所評価備考
中山ダ1200短縮。複勝33.3%、回収118。信頼・妙味両立。
京都ダ1200短縮。複勝35.5%、回収147。狙い目十分。
札幌芝1200芝→ダ短縮で高妙味(複回176)
大井ダ1200地方組だが少頭数。高成績、買い。
函館ダ1000(同コース)成績安定だが妙味やや劣る。

→ 短縮組で中山・京都・札幌(芝)からの転戦がベスト。


⑤ 総合評価:どの前走ローテが好走・妙味ともに優秀か

  • 買いのローテ
    • 中山ダ1200 → 函館ダ1000(信頼◎+妙味)
    • 京都ダ1200 → 函館ダ1000(妙味大+安定)
    • 芝1200(札幌芝など) → 函館ダ1000(変わり身大)
  • 妙味特化
    • 地方・大井組:信頼は不明だが、馬券的妙味は最大級
    • 芝→ダ転戦組(芝1200、芝1000):高回収率が続出
  • 消しローテ候補
    • 東京ダ1300・東京ダ1400:複勝率・回収値ともに乏しい
    • 新潟ダ1200:頻出だが好走少なく、過信禁物

✅ 結論(まとめ)

  • 函館ダ1000mでは短縮ローテが明確に有利
  • 特に、**ダ1200からの短縮(中山・京都)組や芝1200からのスイッチ(札幌芝など)**が好走率・回収率ともに優秀。
  • 延長ローテ(1400や1700)組は総じて不振
  • 馬券的には、**短縮+高回収値のコース(例:札幌芝、京都ダ)**を優先して狙うのが効果的。

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