函館ダート1000m
函館ダート1000m解説
函館ダート1000m コース特徴
- スタート地点:向正面の左端(2コーナー出口すぐ)
- 3コーナーまでの直線:約366mで十分な先行争いの余地あり
- 高低差と形状:
- コース全体で約3.5mの高低差
- スタートから約500m地点(3~4コーナー中間)まで上り
- 最高地点を越えると緩やかな下り坂に
- コースは全体的に傾斜のある立体構造(京都D1200に類似)
- 最後の直線:約260mと短め
- 展開傾向:
- テン(前半)が非常に速くなる
- 逃げ・先行が有利(小倉D1000に次ぐ有利さ)
- 距離と直線の短さにより前崩れは少ない
- 前が止まった場合でも、残るのは比較的粘った先行馬か中団からの差し馬
- 馬券戦略のポイント:
- 逃げ・先行馬を中心に狙う
- 差し馬は中団より前のポジションを取れるタイプに注目
函館ダート1000mデータ(2019年~2024年)
騎手
騎手考察
① 総合評価(複勝率・単勝回収率・複勝回収率)の高い順ランキング BEST5
順位 | 騎手名 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
---|
1位 | 富田暁 | 25.0% | 752 | 109 | 単勝回収値752は異常値。穴騎乗で一発を持っており、馬券的妙味が非常に高い。複勝も高水準。 |
2位 | 小林勝太 | 22.6% | 165 | 155 | 勝率は平凡だが、回収率のバランスが良く、積極的に狙える。伏兵での好走が多い印象。 |
3位 | 泉谷楓真 | 40.0% | 30 | 184 | 複勝率と複勝回収値が優秀で安定感抜群。人気薄で拾えるタイプ。 |
4位 | 古川奈穂 | 42.9% | 59 | 162 | 回収値・複勝率ともに高く、勝ち切れないが3着以内の安定感が光る。 |
5位 | 岩田康誠 | 45.2% | 164 | 79 | 高い複勝率と単回値が揃っており、信頼性・妙味ともに高い中堅の軸候補。 |
② 総合評価(複勝率・単勝回収率・複勝回収率)の低い順ランキング WORST5
順位 | 騎手名 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
---|
1位 | 古川吉洋 | 16.7% | 24 | 59 | 複勝率・回収値ともに低水準。期待値的にも厳しく、積極的には買いづらい。 |
2位 | 丹内祐次 | 22.2% | 20 | 45 | 出走数は多いが信頼度・妙味ともに乏しい。馬券の軸には不向き。 |
3位 | 菱田裕二 | 19.4% | 89 | 40 | 単勝値はそこそこだが複勝で裏切る印象。相手候補まで。 |
4位 | 秋山稔樹 | 19.5% | 81 | 61 | 勝率も複勝率も低く、成績が安定しない。波乱要素止まり。 |
5位 | 小林凌大 | 31.1% | 67 | 69 | 数値は極端に悪くはないが、全体的に中途半端で妙味は薄め。 |
③ 複勝率は低いが回収値の高い「爆発型」騎手ランキング BEST3
順位 | 騎手名 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
---|
1位 | 富田暁 | 25.0% | 752 | 109 | 勝つときはドカン!低人気での激走が多く、単勝・複勝どちらも妙味十分。穴党は注目。 |
2位 | 小林勝太 | 22.6% | 165 | 155 | 複勝率は低めだが、高回収値で馬券の妙味大。波乱狙いの穴候補。 |
3位 | 横山和生 | 29.0% | 154 | 121 | 複勝率は並だが、回収率が非常に優秀。配当妙味を取れる存在。 |
④ まとめ(総合的評価)
- 高評価の軸候補:藤岡佑介(複勝率58.3%)、岩田康誠(複勝率45.2%)、横山武史(安定の46%)など、信頼性の高い騎手は明確。
- 穴馬券の妙味枠:富田暁・小林勝太・横山和生といった「複勝率は並でも回収値で爆発するタイプ」に注目。
- 消去・軽視候補:古川吉洋・丹内祐次など、総合数値が著しく低く、狙いづらい存在もはっきりしている。
人気別
人気別考察
【① 人気馬の成績比較】
指標 | 平均データ | 本レース | 増減 |
---|
勝率 | 18.8% | 19.7% | ▲0.9pt ↑ |
連対率 | 34.5% | 37.3% | ▲2.8pt ↑ |
複勝率 | 47.3% | 53.0% | ▲5.7pt ↑ |
単勝回収値 | 77.3 | 74.5 | ▼2.8 ↓ |
複勝回収値 | 81.0 | 84.5 | ▲3.5 ↑ |
📝 コメント:
人気馬は全体的に好調。複勝率・連対率・勝率すべてで平均を上回っており、堅実に結果を出している。特に**1番人気の複勝率は72.9%**で信頼性抜群。回収率も健闘しており、信頼できる買い方ができる。
【② 中穴人気馬の成績比較】
指標 | 平均データ | 本レース | 増減 |
---|
勝率 | 4.8% | 4.7% | ▼0.1pt ↓ |
連対率 | 11.1% | 9.8% | ▼1.3pt ↓ |
複勝率 | 19.4% | 18.2% | ▼1.2pt ↓ |
単勝回収値 | 76.3 | 72.0 | ▼4.3 ↓ |
複勝回収値 | 76.3 | 66.8 | ▼9.5 ↓ |
※5~8番人気の平均値で算出
📝 コメント:
中穴人気馬はやや不振傾向。すべての指標で平均値を下回っており、特に複勝回収値が大きく下落。期待される中配当の割に、あまり馬券に絡んでおらず、軸としてはやや危険。
【③ 大穴人気馬の成績比較】
指標 | 平均データ | 本レース | 増減 |
---|
勝率 | 0.93% | 0.61% | ▼0.32pt ↓ |
連対率 | 2.28% | 2.30% | ▲0.02pt ↑ |
複勝率 | 4.40% | 4.10% | ▼0.30pt ↓ |
単勝回収値 | 61.0 | 92.7 | ▲31.7 ↑(※) |
複勝回収値 | 62.5 | 69.8 | ▲7.3 ↑(※) |
※9~12番人気の平均値で算出(13番人気以下は出走0)
📝 コメント:
大穴人気馬は勝率・複勝率では低調ながら、回収値は大幅改善。出現率は低いものの、一発がある構成で、穴党向けの馬券戦略には向いている。特に10番人気・11番人気の単勝回収値は100超えで爆発力あり。
🔚 まとめ:人気層ごとの評価
層 | 傾向 | 総評コメント |
---|
人気馬(1~4番) | ◎ 活躍傾向 | 信頼度・好走率ともに高水準。特に1番人気は複勝率70%超で安定感抜群。軸に最適。 |
中穴(5~8番) | △ やや不振傾向 | 平均以下の成績で妙味に欠ける。ヒモ扱いまでが無難。 |
大穴(9番以下) | △~◯ 一発あり | 複勝率・勝率は低いが、回収値は高め。狙い所を見極めれば爆発力アリ。 穴党向け。 |
クラス別
クラス別考察
🔍 クラス別 回収率比較と評価
クラス | 単勝回収値(平均→本) | 評価 | 複勝回収値(平均→本) | 評価 |
---|
新馬 | 80 → 88 | ② 荒れるレース | 77 → 56 | ① 堅いレース |
未勝利 | 68 → 106 | ② 荒れるレース | 70 → 79 | ② 荒れるレース |
1勝 | 71 → 47 | ① 堅いレース | 73 → 71 | ③ 平均的レース |
2勝 | 71 → 36 | ① 堅いレース | 75 → 67 | ① 堅いレース |
3勝 | 74 → データなし | ④ レースなし | 75 → データなし | ④ レースなし |
OPEN(非L) | 74 → データなし | ④ レースなし | 76 → データなし | ④ レースなし |
OPEN(L) | 66 → データなし | ④ レースなし | 73 → データなし | ④ レースなし |
G3 | 56 → データなし | ④ レースなし | 73 → データなし | ④ レースなし |
G2 | 54 → データなし | ④ レースなし | 49 → データなし | ④ レースなし |
G1 | 52 → データなし | ④ レースなし | 88 → データなし | ④ レースなし |
📝 総評まとめ
評価 | 説明 | 対象クラス |
---|
① 堅いレース | 平均より回収率が低下 | 1勝、2勝(単勝・複勝)、新馬(複勝) |
② 荒れるレース | 平均より回収率が上昇 | 新馬(単勝)、未勝利(単勝・複勝) |
③ 平均的レース | 回収率がほぼ同じ | 1勝(複勝) |
④ レースなし | データが存在しない | 3勝以上のクラス(OPEN, G3~G1) |
脚質×上がり3F
脚質×上がり3F考察
脚質別 有効度分析(複勝率・複勝回収値)
脚質 | 複勝率(平均→本) | 評価 | 複勝回収値(平均→本) | 評価 |
---|
逃げ | 43.6% → 67.8% | ✅ 有効 | 134 → 151 | ✅ 有効 |
先行 | 41.1% → 49.5% | ✅ 有効 | 125 → 129 | ✅ 有効 |
中団 | 16.3% → 15.0% | ❌ 悪い | 63 → 56 | ❌ 悪い |
後方 | 5.0% → 2.7% | ❌ 悪い | 25 → 11 | ❌ 悪い |
マクリ | 52.0% → 0.0%(※サンプル1) | ❌ 悪い | 183 → 0(※) | ❌ 悪い |
📝 評価まとめ
脚質 | 総合評価 | 解説 |
---|
逃げ | ◎ 非常に有効 | 複勝率・回収率ともに大幅アップ。逃げ有利なレース傾向が明確。 |
先行 | ◎ 有効 | 平均より高い複勝率・回収値。堅実な戦略として有効。 |
中団 | × 不利 | 複勝率・回収値ともに平均を下回り、非効率な脚質。 |
後方 | ×× 非常に不利 | 複勝率・回収率ともに大幅に悪化。後方からの競馬はほぼ通用しない傾向。 |
マクリ | ×× 評価不能に近いが悪い傾向 | 出走自体が少なく、データ不足だが、実績はゼロで不利とみなせる。 |
🎯 戦略的な示唆
- 逃げ・先行が明確に有利なレース傾向。特に逃げは複勝率・回収率ともに大幅増。
- 差し・追い込み(中団・後方)は割引が必要。
- マクリは参考外レベルだが、通用していない事実も無視できない。
上がり3F順位別 有効度評価
上がり順位 | 複勝率(平均 → 本) | 評価(脚質傾向) | 複勝回収値(平均 → 本) | 評価(脚質傾向) |
---|
3F 1位 | 66.2% → 51.5% | ❌ 悪い(逃げ先行有利) | ー(平均データなし) → 173 | ✅ 優秀だが勝率偏重 |
3F 2位 | 57.3% → 56.8% | ➖ ほぼ同じ(中立) | ー(平均データなし) → 141 | ✅ 優秀 |
3F 3位 | 45.8% → 50.9% | ✅ 良い(逃げ先行有利) | ー → 109 | ✅ 有効 |
3F ~5位 | 30.7% → 34.7% | ✅ 良い(逃げ先行有利) | ー → 105 | ✅ 有効 |
3F 6位~ | 5.9% → 8.8% | ✅ 良い(逃げ先行有利) | 13 → 23 | ✅ 有効 |
🟨 中立または評価困難
- 3F 1位:複勝率は大幅ダウン → 本レースでは「早い上がり=好成績」ではなくなっており逃げ・先行馬の有利な可能性が高い。
ただし複勝回収値は非常に高く、上位入着時に人気薄が絡む傾向あり。
🟩 逃げ・先行有利な指標
- 3F ~5位・6位~:いずれも複勝率が平均より高く、後半の脚が平凡でも好走できている=先行力が重要なレース質。
🎯 戦略的まとめ
分類 | 内容 |
---|
逃げ先行が有効 | 3F 2位・3位。特に3位の成績が良く、鋭い差し脚のある馬は警戒。 |
先行が有効 | 3F 5位以下でも成績が良好。つまり「粘り込み型の先行馬」が活躍する傾向あり。 |
逃げ先行優位 | 3F 1位の複勝率が下がっており、単なる「上がりだけ」では通用しにくい。逃げ粘り or 前目でしぶとい競馬が鍵。 |
馬番
馬番考察
馬番別・複勝率比較
区分 | 馬番 | 平均複勝率 | 本レース複勝率 | 評価(有利度) |
---|
内番 | 1番 | 19.7% | 27.6% | ✅ 有利 |
内番 | 2番 | 20.4% | 27.6% | ✅ 有利 |
内番 | 3番 | 20.5% | 26.1% | ✅ 有利 |
内番 | 4番 | 21.5% | 21.2% | ➖ 同等 |
中番 | 5番 | 21.3% | 20.5% | ➖ やや不利 |
中番 | 6番 | 21.3% | 25.9% | ✅ 有利 |
中番 | 7番 | 21.9% | 27.6% | ✅ 有利 |
中番 | 8番 | 22.9% | 32.2% | ✅ 有利 |
中番 | 9番 | 21.1% | 27.1% | ✅ 有利 |
中番 | 10番 | 22.5% | 25.2% | ✅ 有利 |
中番 | 11番 | 20.7% | 30.2% | ✅ 有利 |
中番 | 12番 | 22.8% | 33.3% | ✅ 有利 |
外番 | 13番〜16番 | 19.6〜20.9% | 出走なし | ❌ 判定不能 |
✅ 総合評価:どの枠が有利か?
区分 | 平均複勝率 | 本レース複勝率(平均) | 有利度評価 |
---|
内番(1〜4) | 約20.5% | 25.6%(実績あり) | ◯ 有利傾向あり |
中番(5〜12) | 約21.9% | 28.9%(全て高水準) | ✅ 最も有利 |
外番(13〜) | 約20.3% | 出走ゼロ | ❌ 評価不能(参考外) |
🔍 結論:馬番の有利度まとめ
- 中番(5〜12番)が最も複勝率が高く、有利。
- 特に 8番(32.2%)・12番(33.3%)・11番(30.2%) など、成績が飛び抜けて良い。
- 内番(1〜4番)も健闘しており、有利といえる。
- 外番(13番以降)は出走馬がいないため比較不可。
🟨 大外の有利度分析
🧾 定義
- **大外**と仮定して比較。
- 条件:「複勝率・回収率が平均より高い=有利」
データ種別 | 複勝率 | 複勝回収値 | 評価 |
---|
平均データ | 23.6% | 77 | — |
本レースデータ | 34.7% | 70 | ✅ 複勝率◎/回収率やや劣 |
✅ 評価
- 複勝率:平均より+11.1ptと明確に優秀。
- 複勝回収値:平均(77)よりやや低いが大きな差ではない。
- 👉 大外は本レースでは「明確に有利」なポジションといえる。
🟩 奇数番 vs 偶数番
番手区分 | 複勝率 | 複勝回収値 | 勝率 | 評価 |
---|
偶数番 | 27.3% | 73 | 8.3% | ◯ 安定型 |
奇数番 | 26.4% | 75 | 9.6% | ◯ 一発型(勝率↑) |
✅ 評価と結論
- 複勝率では偶数番(27.3%)がやや優勢。
- 回収率では奇数番(75)がやや優勢。
- 勝率も奇数番が高く、勝ち切る馬は奇数番に多い傾向。
- 👉 安定性なら偶数、爆発力なら奇数。大きな差はないが、回収面では奇数に妙味あり。
🏁 最終結論
観点 | 有利度評価 |
---|
大外馬番 | ✅ 複勝率が顕著に高く、有利 |
奇数 vs 偶数 | ⚖️ 僅差で互角、用途に応じて使い分け (安定重視なら偶数、妙味狙いなら奇数) |
種牡馬
種牡馬考察
① 総合成績上位ランキング【ベスト5】
複勝率・単勝回収率・複勝回収率のバランスで、総合的に成績が優秀な種牡馬を5頭ピックアップしました。
順位 | 種牡馬 | 複勝率 | 単回 | 複回 | コメント |
---|
1位 | ディーマジェスティ | 66.7% | 256 | 211 | 出走数は少ないが超高効率。穴馬での激走に要注目。 |
2位 | ドレフォン | 53.3% | 268 | 135 | 勝率・回収値ともに文句なし。安定して稼げる種牡馬。 |
3位 | カレンブラックヒル | 35.3% | 930 | 210 | 単勝回収率が異常値。妙味の塊。中穴~大穴向け。 |
4位 | Into Mischief | 57.1% | 80 | 95 | 出走数少ながら堅実。米国血統らしい先行力あり。 |
5位 | パイロ | 56.0% | 179 | 98 | ダート短距離の安定勢力。複勝率が抜群で信頼性高。 |
② 総合成績下位ランキング【ワースト5】
逆に複勝率・回収率ともに低く、軸としてはリスクが大きい種牡馬を紹介します。
順位 | 種牡馬 | 複勝率 | 単回 | 複回 | コメント |
---|
1位 | スマートファルコン | 23.5% | 52 | 38 | 距離や馬場がハマらなければ凡走多発。慎重に。 |
2位 | シニスターミニスター | 20.5% | 52 | 41 | 数は出すが結果が伴わない。買い時の見極めが難。 |
3位 | ビッグアーサー | 30.0% | 28 | 44 | 平均的な成績だが妙味に欠ける。人気しすぎ傾向。 |
4位 | ミッキーアイル | 30.8% | 58 | 54 | 安定性はあるが爆発力に欠け、穴党には不向き。 |
5位 | ダイワメジャー | 26.3% | 73 | 42 | 地力ある血統だが回収効率が悪く、狙いづらい。 |
③ 複勝率は低めだが回収率が高い種牡馬【妙味穴型ベスト3】
複勝率ではやや見劣りするが、単勝回収率や複勝回収率が高く、一発に期待できる種牡馬です。
順位 | 種牡馬 | 複勝率 | 単回 | 複回 | コメント |
---|
1位 | カレンブラックヒル | 35.3% | 930 | 210 | 圧倒的な単回収率。常に穴馬で走るタイプ。 |
2位 | サウスヴィグラス | 39.2% | 264 | 120 | 地方実績を持ちつつ、中央でも侮れない爆発力。 |
3位 | ドレフォン | 53.3% | 268 | 135 | 高水準で妙味も高い万能型。実は買える穴でもある。 |
④ 総合評価とまとめ
- 堅実に軸で買いたいのは → ドレフォン、パイロ、ロージズインメイ
- 妙味重視で狙うなら → ディーマジェスティ、カレンブラックヒル、サウスヴィグラス
- 消しも視野に入れたいのは → スマートファルコン、シニスターミニスター、ビッグアーサー
🔎 結論:
- 安定+妙味を狙うなら ドレフォン が総合的に最も優秀。
- 穴を狙うなら カレンブラックヒル と ディーマジェスティ の爆発力は一級品。
- 買い時の見極めがカギとなる種牡馬も多く、回収率と人気のバランスを意識することが重要です。
前走距離
前走距離考察
距離変化別データ比較表(平均 vs. 本レース)
距離変化カテゴリ | 複勝率(平均 → 本) | 増減 | 複勝回収値(平均 → 本) | 増減 | 評価 |
---|
同距離 | 24.8% → 30.6% | +5.8pt ↑ | 74 → 72 | –2 ↓ | 複勝率◎/回収値△ → 有利 |
±200m以内 | 22.8% → 28.3% | +5.5pt ↑ | 74 → 76 | +2 ↑ | 複勝率◎/回収値◎ → かなり有利 |
±400m以内 | 21.9% → 27.1% | +5.2pt ↑ | 73 → 75 | +2 ↑ | 複勝率◎/回収値◎ → かなり有利 |
±600m以内 | 21.5% → 26.9% | +5.4pt ↑ | 73 → 77 | +4 ↑ | 複勝率◎/回収値◎ → かなり有利 |
今回短縮 | 19.6% → 23.5% | +3.9pt ↑ | 75 → 79 | +4 ↑ | 複勝率◯/回収値◎ → 有利 |
500m以上短縮 | 14.0% → 18.3% | +4.3pt ↑ | 74 → 89 | +15 ↑ | 複勝率◯/回収値◎ → 穴狙いに有効 |
今回延長 | 17.6% → 0.0% | –17.6pt ↓ | 68 → 0 | –68 ↓ | 出走なし・実績ゼロ → データ不足 |
500m以上延長 | 11.1% → — | — | 58 → — | — | 出走なし → データ不足 |
解説①:好成績の距離変化パターン
- ±200m~±600m以内の微変化ローテ
- 複勝率が平均より5pt以上アップ。
- 複勝回収値も軒並み70台後半に上昇。
- 安定感と回収妙味のバランスが取れており、中心視に適した距離ローテ。
- 同距離ローテ
- 複勝率が平均より6pt近く高く、信頼度◎。
- 回収値が若干落ちるものの、堅実な軸候補。
- 今回短縮
- 複勝率・回収値ともに上昇。
- 一定の信頼度があり、逃げ馬や先行馬での短縮は狙い目。
解説②:回収妙味のあるパターン(穴馬狙い向き)
- 500m以上の短縮
- 平均より複勝率+4.3pt、回収値は+15も上昇。
- 一見成績は低そうだが、人気薄の激走が多く、回収率ベースでは最上位。
- 穴狙い・高配当狙いの戦略にマッチ。
解説③:警戒すべき距離変化
- 距離延長(特に500m以上)
- 今回出走例がないが、平均値で見てもかなり成績は低調。
- 延長ローテは原則割引。特に人気馬なら過信は禁物。
総合評価・戦略提案
- 今回の本レースでは、**前走と同距離 or 微変化(±600m以内)**の馬が好成績を出しており、これは平均データと比べても明らかに優位。
- 短縮ローテ(特に500m以上)は数は少ないが回収妙味が高く、穴党におすすめ。
- 延長ローテの馬は見送りが妥当。データ不足だが、過去の傾向からも警戒。
➡ 結論:軸には「同距離〜±600m以内」/穴狙いには「大幅短縮」ローテの馬を重視すべきレース傾向。
前走コース
前走コース考察
① 複勝率と回収率の総合的な評価
前走コース | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | 総合評価(★5段階) |
---|
大井・ダ1200 | 57.1% | 288 | 187 | ★★★★★(超優秀) |
京都・ダ1200 | 35.5% | 38 | 147 | ★★★★☆(複勝回収良) |
阪神・ダ1200 | 38.5% | 30 | 84 | ★★★☆☆(複勝率高) |
中山・ダ1200 | 33.3% | 68 | 118 | ★★★★☆(安定型) |
京都・ダ1400 | 30.0% | 131 | 67 | ★★★☆☆(単勝型) |
札幌・芝1200 | 33.3% | 67 | 176 | ★★★★☆(妙味型) |
札幌・ダ1000 | 27.1% | 55 | 115 | ★★★☆☆(回収高) |
新潟・芝1000 | 29.0% | 11 | 71 | ★★☆☆☆(複勝のみ) |
小倉・ダ1000 | 29.6% | 48 | 59 | ★★☆☆☆(平均的) |
函館・ダ1000(同コース) | 31.4% | 93 | 69 | ★★★☆☆(無難) |
→ 大井ダ1200・札幌芝1200・京都ダ1200・中山ダ1200が特に高評価。
② 前走場所でどの場所が平均的に良いか悪いか
良い場所(複勝率+回収値バランスが高い)
- 大井(地方)ダ1200:複勝率57.1%、複回187、単回288 → 非常に優秀
- 京都ダ1200:複勝率35.5%、複回147 → 安定かつ妙味あり
- 中山ダ1200:複勝率33.3%、複回118 → 信頼度高く、馬券向き
- 札幌芝1200:複勝率33.3%、複回176 → 芝替わり組として高評価
悪い場所(複勝率・回収値ともに低い)
- 東京ダ1300:複勝率11.8%、複回23 → 成績・妙味ともに乏しい
- 新潟ダ1200:複勝率21.1%、複回43 → 頻出だが低妙味
- 新潟芝1000:複勝率29.0%、複回71 → 複勝率以外微妙
③ 距離延長と短縮どちらが良いか?
- 今回コース「函館ダ1000m」→短距離の最短地点
- 距離延長組:函館ダ1700、東京ダ1400、京都ダ1400、阪神ダ1400、東京ダ1300など
- 距離短縮組:主に芝1200・ダ1200組など
傾向として:
- 短縮組の方が成績・回収ともに良好
- 芝1200 → ダ1000の馬:複勝率 33.3%(札幌芝)など高め
- ダ1200 → ダ1000:中山・京都・阪神など安定感あり
- 延長組(1400組)は数が少なく、好走例も限定的
**→ 総じて「短縮組>延長組」**の傾向が強い。
④ 平均的に良い前走場所と、その中でも短縮or延長どちらが良いか
前走場所 | 評価 | 備考 |
---|
中山ダ1200 | ◎ | 短縮。複勝33.3%、回収118。信頼・妙味両立。 |
京都ダ1200 | ◎ | 短縮。複勝35.5%、回収147。狙い目十分。 |
札幌芝1200 | ◎ | 芝→ダ短縮で高妙味(複回176) |
大井ダ1200 | ○ | 地方組だが少頭数。高成績、買い。 |
函館ダ1000(同コース) | ○ | 成績安定だが妙味やや劣る。 |
→ 短縮組で中山・京都・札幌(芝)からの転戦がベスト。
⑤ 総合評価:どの前走ローテが好走・妙味ともに優秀か
- 買いのローテ:
- 中山ダ1200 → 函館ダ1000(信頼◎+妙味)
- 京都ダ1200 → 函館ダ1000(妙味大+安定)
- 芝1200(札幌芝など) → 函館ダ1000(変わり身大)
- 妙味特化:
- 地方・大井組:信頼は不明だが、馬券的妙味は最大級
- 芝→ダ転戦組(芝1200、芝1000):高回収率が続出
- 消しローテ候補:
- 東京ダ1300・東京ダ1400:複勝率・回収値ともに乏しい
- 新潟ダ1200:頻出だが好走少なく、過信禁物
✅ 結論(まとめ)
- 函館ダ1000mでは短縮ローテが明確に有利。
- 特に、**ダ1200からの短縮(中山・京都)組や芝1200からのスイッチ(札幌芝など)**が好走率・回収率ともに優秀。
- 延長ローテ(1400や1700)組は総じて不振。
- 馬券的には、**短縮+高回収値のコース(例:札幌芝、京都ダ)**を優先して狙うのが効果的。