今回は、統計的に**回収率が50%前後(100円買っても50円くらいしか戻ってこない)という、いわば「人気先行で馬券的な旨みが少ない」**傾向にあるデータをまとめました。
実力はあるけれど、馬券にするには少し工夫が必要な馬たちをチェックしていきましょう!
⚠️ 1. 騎手:腕は一流、でも馬券は「過信禁物」?
ここに入るのは、誰もが知るトップジョッキーたちです。彼らが乗るとどうしても人気が集中しすぎてしまい、配当が低くなる(=回収率が下がる)傾向にあります。
| 騎手名 | 該当馬 | 複勝回収値 | ウマ読みの視点 |
| 川田将雅 | シャイニングソード | 61 | 勝率は高いが、単勝(45)は非常にシビア。 |
| 坂井瑠星 | ゲルチュタール | 53 | 安定感はあるが、オッズとのバランスに注意。 |
| 松山弘平 | ファミリータイム | 51 | 人気になりやすく、3着以内に来ても配当は控えめ。 |
| 岩田康誠 | リビアングラス | 49 | 50%を切る数値。一発の魅力はあるが慎重に。 |
| 岩田望来 | マイネルクリソーラ | 47 | 若手の有望株だが、この条件では苦戦気味。 |
🧬 2. 血統・厩舎:ブランド力に惑わされるな
有名な血統や名門厩舎も、データ上は「実力通りか、それ以下」の評価に収まっているケースがあります。
- キズナ産駒(コーチェラバレー、リビアングラス):
- 単勝回収値 49。非常に人気が出る血統ですが、勝ち切るまでには至らないケースが統計的に多いです。
- 母父Monsun(シャイニングソード):
- 複勝回収値 45。
- 中内田充 厩舎(シャイニングソード):
- 複勝回収値 55。川田騎手とのコンビは最強に見えますが、データ上は「過剰人気」になりやすいゾーンです。
🛤️ 3. 馬番・物理的ファクター:数字が示す「現状維持」
枠順や馬体重など、変えられない数字にも「50%の壁」が存在します。
注意したい馬番(ラッキーではない番号)
- 馬番4(オールナット): 51
- 馬番5(コーチェラバレー): 50
- 馬番9(リビアングラス): 43(単勝系は特に厳しい)
年齢・体重の傾向
- 6歳馬(サトノグランツ、ドクタードリトルなど): 複勝回収値 58。
- 伸び盛りの4・5歳馬に比べると、どうしても期待値は一段落ちてしまいます。
- 500〜519kgの大型馬(サトノグランツ): 複勝回収値 52。
- パワーはありますが、京都の軽い芝では「重たさ」が仇となる場面も。
📉 4. 前走内容:巻き返しには「もう一押し」が必要
前走で特定の条件に当てはまっていた馬も、期待値は50%付近に停滞しています。
- 前走上がり3F「6位以下」(サトノグランツ、リビアングラス、ドクタードリトル):
- 複勝回収値 54。最後の直線で速い脚を使えなかった馬は、今回も決定力不足に泣く可能性を示唆しています。
- 前走「同距離」組(サトノグランツ、シャイニングソード):
- 複勝回収値 53。距離の適性は証明済みですが、裏を返せば「上積み」や「変化」に乏しいとも言えます。
⚠️ 期待値低!「危険な馬」ワースト3
1. シャイニングソード(過剰人気の典型パターン)
最も注意が必要なのがこの馬です。
- 重なる低期待値データ:
- 川田将雅 騎手: 単勝回収値 45 / 複勝回収値 61
- 中内田 厩舎: 複勝回収値 55
- 母父 Monsun: 複勝回収値 45
- 前走と同距離(2400m): 単勝回収値 48
- 視点: 「川田×中内田」という最強ブランドにより、勝率以上にオッズが下がります。データ上、100円投資しても50円程度しか戻ってこない計算になり、**「当たっても儲からない、外れたら痛い」**という最も効率の悪い1頭になりがちです。
2. リビアングラス(データの負の連鎖)
多くのマイナスファクターが重なってしまっています。
- 重なる低期待値データ:
- 馬番9: 複勝回収値 43
- 父キズナ: 単勝回収値 49
- 岩田康誠 騎手: 複勝回収値 49
- 前走着差「負0.7」: 複勝回収値 45
- 前走上がり11位: 複勝回収値 54
- 視点: 前走の負け方や上がりの遅さがそのまま期待値の低さに直結しています。特に「馬番9」の複勝回収値43は致命的に低く、**「来そうで来ない」**という競馬の罠にハマる可能性が高い馬です。
3. サトノグランツ(実績はあるが「鮮度」不足)
実績馬ですが、現在の条件では回収率が伸びません。
- 重なる低期待値データ:
- 年齢6歳: 複勝回収値 58
- 馬体重 506kg: 複勝回収値 52
- 前走上がり8位: 単勝回収値 46
- 前走と同距離: 複勝回収値 53
- 視点: G2勝ちのある実力馬なので人気にはなりますが、6歳という年齢と前走の上がりの遅さが足を引っ張ります。**「名前だけで買われる馬」**の典型で、勝負のキレ味を求められる今の京都では、期待値は半分(50%)程度に留まります。
🎯 今回の「扱い注意」な見解
今回のデータから見えてくるのは、シャイニングソードといった実力馬が、実は**「馬券的なコスパはあまり良くない」**という意外な事実です。
ウマ読みの格言:
「強い馬を当てること」と「儲かる馬を当てること」は別物。
これらの馬を本命にするなら、相手には以前紹介した「100%超えのお宝馬」を絡めて、全体の期待値を調整するのがプロの買い方です。


