札幌競馬場

札幌競馬場芝コース解説
- コース概要:
- ゴール前直線: 266m
- 1周距離: 1641m
- 高低差: 0.7m(全周ほぼ平坦)
- 幅員: 25~27m(Aコース)
- 内ラチコース変更
- 幅員: 25~27m
- A→B→Cの移動幅: 各1.5m(通常はA→Cで3m幅を使用)
- Aコースが傷むと、移動後も一頭分の馬群の踏み跡が残る。
- 特性:
- 高低差が小さいため、全体的に平坦なコース。
- JRAの芝コースで平坦なのは札幌と新潟のみ。
- 上り下りがないため、加速は自分の力で行う必要があり、底力が求められる。
- コーナー:
- 1~2角、3~4角は単円で、コーナー半径が大きい。
- 大きなカーブでは流れが決まりやすく、ペースが安定する傾向がある。
- 直線:
- ゴール前直線はJRAの芝コースで函館に次いで2番目に短い。
- 直線の半ばにゴール板がある函館とは異なり、札幌は直線を最大限に使っている。
このように、札幌芝コースは平坦で大きなカーブが特徴的で、競馬において特有の戦略が求められる。
- 芝の種類:
- 洋芝(ケンタッキーブルーグラス、トールフェスク、ペレニアルライグラスの混播)が使用され、欧州の競馬場と品種が似ている。
- メンテナンス:
- 夏競馬後に芝の張り替えを実施。
- 路盤を耕し、シャタリングで土を軟らかくする。
- 2015年には開催直前にバーチドレンを使ったエアレーション作業を実施し、芝の軟らかさが欧州と同等に。
- 今後の方針:
- 直前のエアレーション作業の継続は、関係者が今年の結果を基に判断。
- 札幌芝は良好な状態を維持し、開催数が減ったことで芝の傷みが軽減。
- 来年以降もエアレーション作業は続けられる見込み。
札幌競馬場芝コース過去5年データ
- 騎手データ

- 調教師データ

- 馬主データ

- 種牡馬データ

札幌競馬場ダートコース解説
- コース概要:
- 1周距離: 1487m
- ゴール前直線: 264m(JRAのダートコースで2番目に短い)
- 幅員: 20m
- 砂厚: 9cm
- 高低差: 0.9m
- 特徴:
- かつてはローカル・ダートで最も長かったが、中京に抜かれ現在は2番目。
- ゴール板の位置がスタンド前直線の終点近くにあり、コーナーが大回りで直線部分が短い「ドラえもん型」。
- 直線の短さの影響:
- 最初のコーナーまでの距離は札幌D1000が284m、D1700が241m、D2400が197m。
- ゴール前直線の短さが逃げ・先行有利を生む。
- レース展開:
- スタート後の短い直線で先手を取るため、ダッシュが必要。
- コーナーが多く、道中のペースが緩みにくいため、逃馬が有利となる。
- 逃馬へのマークが厳しくなり、先行馬や好位差し馬の成績が向上する傾向。
- スローペースが少ない:
- スローペースになることはほとんどないが、稍重以上でスローペースになる可能性がある。
- 馬場状態に時計があまり左右されない理由は不明だが、砂の粒径や路盤材の特性が影響している可能性がある。
札幌競馬場ダートコース過去5年データ
- 騎手データ

- 調教師データ

- 馬主データ

- 種牡馬データ
