
- C・ルメール騎手データ(2016年~2025年)
- 調教師
- 馬齢
- 【年齢別攻略】「3歳の秋」に全ツッパ!?年齢と季節で見る黄金パターン
- 斤量
- 【斤量別攻略】「重い」は「強い」!逆転の発想で攻める
- 場体重
- 【馬体重攻略】「大型馬」こそ正義!小さな馬は割引が必要?
- 馬番
- 【馬番別攻略】内・中・外、全てのゾーンで格の違いを見せつける!
- まとめ:結局、どこが一番得意なのか?(複勝率ベース)
- 【偶数 vs 奇数】神は細部に宿る!「偶数番」有利の法則
- 【大外攻略】もはやチート級!?「大外枠」の驚愕パフォーマンス
- 脚質ラスト3F
- 【脚質別攻略】どこからでも勝てる!?「平均」を凌駕する自在性
- 【上がり3F攻略】「最速の脚」を使えば無敵!スピード能力の完全解析
- まとめ:この騎手の「勝ちパターン」取扱説明書
- 人気
- 【人気別攻略】人気馬は「鉄板」、中穴に「爆弾」あり!
- まとめ:人気別・馬券の組み立て方
- クラス別
- 【クラス別攻略】大舞台ほど強い!?回収率で見る狙い目
- まとめ:クラス別・勝利の投資術
- 場所
- 【場所別考察】平均データとの比較で見る「東高西低」の真実
- ① ここは俺の庭!「鉄板・得意コース」ベスト3
- ② 危険な香りが…?「取り扱い注意・苦手コース」ワースト3
- まとめ:場所別・勝利の方程式
- 距離
- 【距離別攻略】「長距離」こそ最強の買い場!驚異のスタミナ管理術
- ① 鉄板中の鉄板!「得意距離」ベスト3
- ② 危険信号!?「苦手距離」ワースト3
- まとめ:距離別・勝利の投資術
- 馬場状態
- 【馬場状態別攻略】雨音は「歓喜」の歌か、「絶望」の響きか?
- まとめ:天気予報で勝つ!馬場別投資術
- 種牡馬
C・ルメール騎手データ(2016年~2025年)
調教師

① 鉄板中の鉄板!総合力ベスト5
ここでは「複勝率(安定感)」に加え、「単勝・複勝回収率(儲かりやすさ)」のバランスが最高に良い最強コンビを紹介します。
第1位:(美)黒岩陽一 調教師
文句なしの最強コンビです。複勝率は驚異の70.3%、さらに単勝回収値は147、複勝回収値は99を記録しています。ルメール騎手で単勝回収率が100を超えているのは異常事態。見つけたら「脳死で買い」レベルのお宝コンビです。
第2位:(栗)藤岡健一 調教師
こちらも素晴らしい成績です。複勝率は65.5%と極めて高く、単勝回収値も108とプラス域。関西馬×ルメールの黄金パターンで、人気になってもきっちり勝ち切って配当をもたらしてくれます。
第3位:(美)田中博康 調教師
新進気鋭のタナパク厩舎とのコンビ。勝率36.9%、複勝率60.0%と安定しており、単勝回収値も91と高水準です。勝負度合いが高い時にルメール騎手を確保している印象が強く、信頼度は抜群です。
第4位:(美)鹿戸雄一 調教師
『エフフォーリア』などでお馴染みのタッグ。複勝率は**63.0%**と非常に高く、単複の回収値も80台半ばで安定しています。大崩れが少なく、軸として計算できる優良コンビです。
第5位:(美)国枝栄 調教師
騎乗数が243回と多い中でのランクインは価値があります。複勝率62.1%、単勝回収値83は立派。アーモンドアイをはじめとした名馬を多数送り出しており、メインレースでの信頼感は他の追随を許しません。
② 危険信号!?総合力ワースト5
ここでは逆に、人気になりやすいものの、成績や回収率が伸び悩んでいる「馬券的な妙味が薄い」コンビを紹介します。過剰人気に注意が必要です。
第1位:(栗)池江泰寿 調教師
最も警戒が必要です。勝率18.7%、複勝率50.7%はルメール騎手にしては物足りず、何より単勝回収値が46、複勝回収値が65と壊滅的。過剰に人気しやすく、期待値が最も低いコンビと言わざるを得ません。
第2位:(美)加藤征弘 調教師
こちらも厳しい数字です。複勝率が**47.9%**と5割を割り込んでおり、単複の回収値も60台後半。ルメール騎手を配しても勝ちきれないケースが目立ちます。
第3位:(栗)須貝尚介 調教師
着別度数を見ても2着・4着以下が多く、勝ちきれない傾向があります。勝率は17.2%と低く、単勝回収値は64。人気馬での取りこぼしが目立ち、頭固定にはリスクが伴います。
第4位:(栗)音無秀孝 調教師
勝率22.6%、複勝率51.6%と平均的ですが、単勝回収値が64と低めです。関西への遠征時などで騎乗依頼があっても、妙味は薄いかもしれません。
第5位:(美)木村哲也 調教師
意外かもしれませんが、ランクイン。騎乗数は最多の423回で勝率は高いですが、単勝回収値76はファンの期待(過剰人気)の裏返し。イクイノックスのような超A級以外では、オッズほどの信頼感に対するリターンが少なくなっています。
③ 一発狙い!穴党向け高回収コンビ ベスト3
ここでは「複勝率はやや低め」あるいは「ムラがある」ものの、勝った時のリターン(単勝回収率)が大きい、一発の魅力があるコンビを紹介します。
第1位:(栗)石坂正 調教師
まさに「ピンかパーか」。複勝率は44.9%とルメール騎手の平均を下回りますが、単勝回収値は94と優秀です。人気薄でも持ってきてくれる可能性があり、単勝派にはたまらないコンビです。
第2位:(美)林徹 調教師
勝率37.5%という高い決定力を持ちながら、騎乗数はまだ少なめ。単勝回収値は90をマークしています。複勝回収値が65と低いので、ヒモで買うより「頭」で狙ってこそ旨味が出るタイプです。
第3位:(美)尾関知人 調教師
複勝率は58.7%とそこそこですが、単勝回収値は88と高め。人気を落としている時のルメール×尾関ラインは、オッズ妙味が発生しやすく狙い目です。
④ まとめ:ルメール騎手を買うなら「黒岩・藤岡」を狙え!
今回のデータ分析から、ルメール騎手騎乗時の調教師傾向がはっきりと見えました。
- 絶対的な買いは**(美)黒岩陽一厩舎と(栗)藤岡健一**厩舎。この2人は単勝回収値が100を超えており、ベタ買いでもプラスになる驚異の数字です。
- 注意が必要なのは**(栗)池江泰寿厩舎や(美)加藤征弘**厩舎。人気先行になりがちで、馬券的な旨味はほとんどありません。
- 名門の木村哲也厩舎や国枝栄厩舎は、勝つ確率は高いですがオッズが辛いため、点数を絞って買う必要があります。
馬齢

【年齢別攻略】「3歳の秋」に全ツッパ!?年齢と季節で見る黄金パターン
提供されたデータを分析すると、この騎手のパフォーマンスは年齢とともに明確なカーブを描いています。特に「複勝率(安定感)」と「回収率(妙味)」の観点から、狙い目の時期を洗い出しました。
① パフォーマンスのピークと「曲がり角」
まずは、どの年齢で成績が上がり、どこで下がるのか。その境界線を見ていきます。
【全盛期】2歳〜3歳秋までが「超・安定期」
- 2歳時は複勝率が**63.1%**と圧倒的。特にデビュー時期の「2歳・7-9月」は複勝率66.0%という驚異的な数字です。ここは「逆らわずに買う」のが正解です。
- 3歳になっても高い数値を維持しますが、特筆すべきは**「3歳・10-12月」**。ここで勝率35.1%、複勝率62.4%と、デビュー直後に匹敵する(あるいは超える)ピークを迎えます。古馬との対戦が始まっても、成長力のある3歳馬に乗った時は無双状態です。
【下降線】4歳夏から「信頼度」に陰り
- 4歳全体での複勝率は54.8%とまだ優秀ですが、**「4歳・7-9月」**あたりからガクンと数字が落ち始めます(勝率20.9%)。
- 5歳に入ると、全体の勝率は19.7%、複勝率は50.5%まで低下。2回に1回は馬券外に飛ぶようになり、全幅の信頼は置けなくなります。
【黄信号】6歳以降は「別人の成績」
- 6歳になると複勝率は42.6%まで低下。7歳以上では25.7%まで落ち込みます。ここまで来ると、トップジョッキー補正よりも「馬の衰え」の方が勝るため、人気馬でも疑ってかかる必要があります。
② 複勝率(安定感)と回収率(儲け)のギャップを狙え
ここからが馬券術の本番です。「勝つ確率」と「オッズの旨味」を組み合わせた、実践的な狙い目を3つのポイントで解説します。
★ ベストバイ:「3歳・10-12月」は鉄板かつ大儲け!
データの中で**唯一無二の「買いゾーン」**がここです。
- 複勝率:62.4%(超安定)
- 単勝回収値:112(ベタ買いでプラス)
- 複勝回収値:92(驚異的)
秋の3歳馬に乗るこの騎手は、「強い上にオッズもつく」というボーナスタイム状態です。菊花賞や秋の古馬混合戦などで、迷わず本命を打つべきデータです。
★ 穴狙いの推奨:5歳夏と高齢馬の一発
安定感は落ちるものの、馬券的な妙味が爆発するのがこのゾーンです。
- 「5歳・7-9月」:勝率は20%そこそこですが、単勝回収値が109に跳ね上がります。夏競馬で人気を落とした実績馬に乗った時、一発回答で高配当をもたらしている証拠です。
- 「7歳以上」:複勝率は25.7%と低いですが、単勝回収値は172という異常値が出ています。サンプル数は少ないものの、「終わったと思われている高齢馬」をこの騎手が持ってくる時は、特大ホームラン(大穴)になる傾向があります。
★ 危険な罠:「4歳・7-9月」の夏休み
- 複勝率:53.2%
- 単勝回収値:68
最も警戒すべきは4歳の夏です。降級制度の廃止などの影響もあるかもしれませんが、勝率が低い上に回収率もワースト級。「4歳の実力馬だから」と盲信して買うと、痛い目を見る可能性が高い時期です。
まとめ:この騎手の「年齢別」取扱説明書
今回のデータを一言でまとめるなら、以下のようになります。
- 軸にするなら「2歳〜3歳」
迷ったら若い馬を選びましょう。特に**「3歳の10月〜12月」**は、家賃を払ってでも買いたい「ドル箱期間」です。 - 4歳馬は春まで
4歳春までは買えますが、夏以降はパフォーマンスと回収率が急落します。オッズを見てシビアな判断が必要です。 - 高齢馬は「単勝」で穴狙い
5歳夏や7歳以上の馬に乗っている時は、信頼度は低いですが、来た時の配当がデカイ。「複勝でコツコツ」ではなく**「単勝でドカン」**と狙うのがデータ的に正解です。
斤量

【斤量別攻略】「重い」は「強い」!逆転の発想で攻める
① パフォーマンスの考察:重い斤量を苦にしない「格」の違い
【最高パフォーマンス】57.5kg〜59kgが最強ゾーン
データの中で最も輝いているのが、斤量が重い**「57.5〜59kg」**のゾーンです。
- 勝率:29.6%(全ゾーンでトップ)
- 複勝率:59.1%(およそ6割が馬券内)
通常、58kgや59kgといった斤量は、実績馬が別定戦で背負わされたり、ハンデ戦で見込まれたりする「厳しい条件」です。しかし、この騎手に関しては**「重い斤量を背負う=それだけ能力が抜けている馬に乗っている」**という図式が成り立ちます。パワーと技術で斤量の不利を全く感じさせない成績です。
【安定ゾーン】53.5kg〜57kgは「いつもの実力」
騎乗数の9割以上を占めるこのゾーン(53.5kg〜57kg)は、勝率25〜27%、複勝率57%前後と非常に安定しています。これがこの騎手の「標準スペック」です。
【危険ゾーン】53kg以下は「消し」のサイン
一方で、極端に成績が悪いのが**「51.5〜53kg」**の軽量ゾーンです。
- 勝率・複勝率ともに16.7%
騎乗数自体が少ない(6回)ですが、これは「無理に体重を絞って乗ったが馬が足りなかった」か「他に乗る馬がいなかった」ケースが推測されます。この騎手が軽量馬に乗る時は、人気でも疑った方が良さそうです。
② 複勝率と回収率の考察:オッズの歪みは「重量級」にあり
ここが今回の最大のポイントです。「馬券として儲かるかどうか」を回収率から分析します。
★ ベストバイ:57.5〜59kgは「ベタ買い」で黒字!
このゾーンの回収値を見てください。
- 単勝回収値:108
- 複勝回収値:99
これは驚くべき数字です。一般的に「斤量が重いから嫌われる(オッズが甘くなる)」ことと、「この騎手が乗る実績馬は斤量関係なく勝つ」という事実のギャップが、この**「単勝回収率100%超え」**を生み出しています。
58kgなどの重い斤量を見て一般ファンが「今回は厳しそう…」と迷った時こそ、この騎手の単勝を握りしめる大チャンスです。
★ 我慢のしどころ:53.5〜57kgは「トリガミ」注意
ボリュームゾーンである53.5kg〜57kgの範囲では、成績は良いものの回収率は平凡です。
- 単勝回収値:77〜78
- 複勝回収値:82〜83
人気馬に乗ることが多いため、勝っても配当がつきにくくなっています。ここでは「軸には最適だが、相手を絞らないと儲からない」という判断が必要です。
★ 買ってはいけない:51.5〜53kg
- 単勝回収値:23
- 複勝回収値:18
数字が物語っています。この斤量帯でこの騎手を買うのは、お金を捨てに行くようなものです。見送りましょう。
まとめ:斤量別・勝利の方程式
今回のデータから導き出される結論はシンプルかつ強力です。
- 「斤量が重い」は「買い」のシグナル!
57.5kg〜59kgを背負っている時は、迷わず**「単勝」**勝負。実績馬の能力を完全に引き出してくれます。 - メインの斤量帯は「相手選び」で差をつけろ
54kg〜57kg前後は来る確率が高いですが、配当は安め。ガチガチの本命サイドより、ヒモ荒れを狙うのが定石です。 - 軽量馬の過信は禁物
「ハンデが軽いから一発あるかも?」は幻想です。この騎手に限っては、53kg以下の軽量馬はバッサリ切る勇気を持ちましょう。
場体重

【馬体重攻略】「大型馬」こそ正義!小さな馬は割引が必要?
提供されたデータを「馬のサイズ(絶対値)」と「前走からの変動」の2つの視点で解剖しました。
① 体重別考察:480kg〜500kgが「黄金領域」
まずは、どのくらいの大きさの馬が強いのかを見てみましょう。成績はきれいな山型を描いていますが、明確な「狙い目」と「危険地帯」があります。
★ ベストパフォーマンス:480kg〜499kg
ここが文句なしの**「黄金領域」**です。
- 勝率:29.7%
- 複勝率:60.0%
- 単勝回収値:88
約1100回という最多の騎乗数がありながら、勝率約3割、複勝率6割をキープ。このサイズの馬にこの騎手が乗っていれば、まず馬券圏内(3着以内)は堅いと見て間違いありません。
★ パワーの暴力:540kg以上
サンプルは少ない(58回)ですが、ここも凄まじい数字です。
- 勝率:32.8%(全階級トップ)
- 単勝回収値:102
超大型馬に乗った時の決定力は抜群。「重すぎて動けない」ではなく「パワーで押し切る」競馬が得意なようです。単勝ベタ買いでプラスになるお宝ゾーンです。
★ 危険な落とし穴:400kg〜419kg
一方で、明らかに成績が落ちるのがこのゾーンです。
- 勝率:18.8%
- 複勝率:40.6%
- 単勝回収値:58
小柄な馬では、この騎手の技術を持ってしても勝ち切るのは難しいようです。人気になっていても、このサイズなら「消し」の判断が賢明かもしれません。
※例外として、399kg以下の超小型馬で勝率44.4%、単勝回収値155という異常値が出ていますが、母数が9回しかないので「来たら事故」レベルのレアケースです。
② 複勝率と回収率の評価:狙うべきは「どっしり系」
馬券的な「妙味」の観点から評価します。
- 軸にするなら「460kg〜519kg」
この範囲(460kg〜519kg)は複勝率が**58%〜60%**で安定しており、回収率も80台を維持しています。「迷ったら中型〜大型馬を軸」がこの騎手の鉄則です。 - 一発狙いなら「540kg以上」
前述の通り、単勝回収値が100を超えています。大型馬が少し人気を落としている時は、迷わず単勝勝負です。 - 地雷ゾーン「400kg〜419kg」
単複ともに回収値が約60と低迷。ここを買うのは、長期的に見て資金を減らす行為です。
③ 体重増減の考察:一般常識を疑え!「激太り」は買い!?
「休み明けで+20kg? 太め残りだから消しだな」…ちょっと待ってください!その常識、この騎手には通用しないかもしれません。
【基本傾向】「絞れている」方が安定感あり
全体の傾向(下段のまとめ)を見ると:
- 今回減(-9〜-4kgなど): 複勝率58.3%、複勝回収値86
- 今回増: 複勝率54.6%、複勝回収値80
基本的には、馬体が絞れている(減っている)か、キープしている(同体重)の方が、成績・回収率ともに優秀です。特に**「-9kg〜-4kg」**の「程よく絞れた時」は複勝率59.9%と抜群の安定感を誇ります。
【衝撃のデータ】「+20kg以上」が最強説
しかし、データを細かく見ると衝撃の事実が浮かび上がります。**「+20kg以上」**の大幅増の成績を見てください。
- 複勝率:65.1%(全条件でトップクラス)
- 単勝回収値:111
- 複勝回収値:116
これは驚きです。「太め残り」ではなく、**「成長分」や「リフレッシュ効果」**と捉えるべきでしょう。特に2歳・3歳戦や、長期休養明けの実力馬において、大幅な体重増はこの騎手にとって「パワーアップ」のシグナル。一般ファンが嫌ってオッズが甘くなる分、回収率も跳ね上がっています。
【注意点】中途半端なプラスは割引
逆に**「+4kg〜+9kg」**のような「ちょっと太ったかも?」という微増の時は、複勝率54.2%と少し数字を落としています。ここが一番警戒すべきゾーンです。
まとめ:馬体重別・勝利の方程式
今回の分析から導き出した、この騎手の攻略法は以下の通りです。
- 狙うサイズは「480kg前後」!
もっとも信頼できるのは480〜499kg。540kg以上の超大型馬なら単勝で攻める価値あり。 - 小柄な馬(420kg未満)は疑ってかかれ!
どんなに人気でも、馬格がない馬は苦戦傾向。思い切って消すのも勇気です。 - 「+20kg」の激太りはボーナスチャンス!
「太り過ぎ」と敬遠するなかれ。この騎手が乗る大幅プラス体重馬は、成長したエンジンの証。高配当の使者になる可能性大です!
馬番

【馬番別攻略】内・中・外、全てのゾーンで格の違いを見せつける!
① 1番~4番(内枠):鉄壁の銀行レース
判定:【得意】(超・得意)
- 特徴:
平均的な騎手が複勝率24%前後であるのに対し、この騎手は4枠すべてで複勝率58%オーバー。特に**2番枠は複勝率60.4%**という驚異的な数字を叩き出しています。 - 回収率:
**2番(単85/複86)と4番(単83/複83)**が優秀。人気になりやすい内枠ですが、それでも回収率80台をキープしているのは、取りこぼしが極端に少ない証拠です。 - 解説:
ロスなく回れる内枠での操縦性は世界レベル。「内枠に入ったら軸不動」と言い切って良いレベルの安定感です。
② 5番~12番(中枠):配当妙味の宝庫
判定:【得意】
- 特徴:
ここも平均(約20〜25%)を大きく上回る50〜60%台を維持しています。特に**6番(複勝率60.2%)と10番(複勝率59.8%)**の安定感が際立ちます。 - 回収率:
注目すべきは12番です。単勝回収値101、複勝回収値86を記録しており、少し外目の中枠で盲点になりやすいのか、ベタ買いでプラスになる「お宝馬番」となっています。 - 解説:
馬群の中での捌きが上手いため、中枠でも詰まることなくスムーズに抜け出してきます。12番に入った時は単勝勝負のチャンスです。
③ 13番~18番(外枠):大外の神、降臨
判定:【得意】
- 特徴:
一般的に成績が落ちる外枠(平均複勝率は10%台後半)ですが、この騎手はここでも異次元。**13番(複勝率55.1%)や18番(複勝率58.1%)**など、内枠と変わらない数字を出しています。 - 回収率:
特筆すべきは17番(複回収値117)と18番(複回収値104)。8枠の不利を嫌われてオッズが甘くなる傾向があり、複勝回収率が100を超えています。 - 解説:
「外枠だから割引」という常識はこの騎手には通用しません。むしろ配当妙味が上がるため、積極的に狙っていけるゾーンです。
まとめ:結局、どこが一番得意なのか?(複勝率ベース)
全ゾーン「得意」判定となりましたが、あえて序列をつけるとすれば以下の通りです。
- 内番(1〜4番): 複勝率 約59.0%
→ 安定感最強。迷ったらここ。 - 中番(5〜12番): 複勝率 約57.4%
→ 成績は安定。12番の単勝回収率に注目。 - 外番(13〜18番): 複勝率 約52.5%
→ 全体平均よりは遥かに高いが、14〜16番でやや数字を落とす。ただし18番は特異点。
【偶数 vs 奇数】神は細部に宿る!「偶数番」有利の法則
競馬において「偶数番はゲート入れが後なので有利(待たされない)」と言われますが、この騎手のデータにもそれがくっきりと表れています。
| 項目 | 奇数番 (Odd) | 偶数番 (Even) | 評価 |
| 勝率 | 25.7% | 27.5% | 偶数有利 |
| 連対率 | 43.7% | 46.1% | 偶数有利 |
| 複勝率 | 56.4% | 58.0% | 偶数有利 |
| 単勝回収値 | 74 | 83 | 偶数有利 |
| 複勝回収値 | 82 | 84 | 偶数有利 |
解説:
全ての指標において**「偶数番」が上回っています**。
特に単勝回収値で「9ポイント」の差がついているのは大きいです。接戦の予想で迷った場合は、**「偶数番のこの騎手」**を選ぶのが、回収率アップへの近道です。
【大外攻略】もはやチート級!?「大外枠」の驚愕パフォーマンス
最後に、最も不利と言われる「大外(ピンク帽の一番外)」の成績を比較します。これが今回のハイライトです。
判定:【超・得意】
- 平均データ:
- 複勝率:22.2%
- 複勝回収値:68
(やはり不利で、買うと損をする傾向)
- 騎手データ:
- 複勝率:64.1%
- 複勝回収値:92
解説:
これは衝撃的なデータです。平均的な騎手が5回に1回しか来ない大外枠で、この騎手は**「3回に2回」馬券になっています。
しかも、その複勝率は「内枠(1-4番)」の平均成績すら上回る**数値です。
「大外枠に入ってしまった…」と嘆く必要はありません。むしろ、他家が嫌ってオッズが美味しくなる分、最高の稼ぎ場所と言えます。
結論:
この騎手が大外(特に18番など)に入ったら、迷わず**「買い」**です!
脚質ラスト3F

【脚質別攻略】どこからでも勝てる!?「平均」を凌駕する自在性
まずは「どのポジションを取った時に成績が良いか」を、全騎手の平均データと比較して判定しました。
① 逃げ
判定:【超・有効】
(平均勝率17.0% → 騎手勝率44.3%)
- 解説:
平均と比較して勝率が2.5倍以上という異常な数値を叩き出しています。
一般的に「逃げ」は単勝回収値が高くなりやすい(人気薄が穴をあける)戦法ですが、この騎手の場合は単勝回収値134、複勝回収値114と、人気馬で逃げてもしっかり利益を出しています。
「この騎手がハナを切ったら、もう誰も追いつけない」という絶望的な強さです。迷わず買いです。
② 先行
判定:【有効】
(平均勝率12.6% → 騎手勝率34.2%)
- 解説:
最もサンプル数が多い「先行策」ですが、ここでも勝率は平均の約3倍。複勝率に至っては**67.8%**です。
3回に2回は馬券になるという安定感。平均データでは回収値が100を切りますが、この騎手はほぼ100ラインを維持しています。軸にするなら最も安心できるスタイルです。
③ 中団
判定:【有効】
(平均勝率5.8% → 騎手勝率22.2%)
- 解説:
ここがプロの腕の見せ所です。平均的な騎手だと勝率5%台に落ち込む「中団待機」ですが、この騎手は**22.2%**と、平均の4倍近い確率で勝利に導きます。
馬群の中で脚を溜め、直線でスムーズに捌く技術が数字に表れています。
④ 後方
判定:【有効】
(平均勝率1.9% → 騎手勝率14.0%)
- 解説:
本来、後方待機は「届かず負け」が多発する絶望的なポジション(平均勝率1.9%)です。しかし、この騎手は14.0%も勝たせています。平均の7倍以上のパフォーマンスです。
ただし、回収値(単40/複54)は低いため、「無理やり持ってくるが、妙味はない(過剰人気で飛ぶリスクもある)」という点には注意が必要です。
⑤ マクリ(Makuri)
判定:【超・有効】
(平均勝率17.3% → 騎手勝率45.8%)
- 解説:
サンプルは少ないですが、複勝率87.5%、単勝回収値126は驚愕です。
レース途中で動く「マクリ」は判断ミスが許されない高度な戦術。これを完璧に決める判断力は神業と言えます。道中で動き出したら、勝利を確信して良いレベルです。
【上がり3F攻略】「最速の脚」を使えば無敵!スピード能力の完全解析
次に、ゴール前の「末脚のスピード(上がり3F順位)」ごとの成績を分析します。
※3F順位は「通過順位」ではなく、単純に「直線の速さ」の順位です。
① 上がり3F・1位(メンバー中最速の脚を使った場合)
評価:異次元の破壊力
- 平均データ: 勝率31.8% / 複勝率64.2%
- 騎手データ: 勝率57.0% / 複勝率89.3%
- 回収値: 単155 / 複124
解説:
もし予想した馬が「メンバー中最速の上がりを使える」と判断できるなら、**全財産を賭けてもいいレベル(複勝率約90%)**です。
平均データでも上がり1位は強いですが、この騎手が繰り出す「最速の末脚」は、他を圧倒する精度と破壊力を持っています。しかもベタ買いで大幅プラスです。
② 上がり3F・2位〜3位
評価:安定した勝ちパターン
- 騎手データ: 複勝率81.2%(2位)、68.3%(3位)
解説:
最速でなくとも、上位の脚さえ使えれば極めて高い確率で馬券になります。特に上がり2位での**連対率67.8%**は驚異的。無理に最速を狙わずとも、好位から確実に2〜3番目の脚を使って抜け出す、王道の競馬が得意です。
③ 上がり3F・5位以下でも勝てるか?(逃げ・先行適性の証明)
評価:スピード不足をカバーする「ポジション力」
- 平均データ(〜5位): 勝率7.1% / 複勝率28.5%
- 騎手データ(〜5位): 勝率15.0% / 複勝率49.1%
解説:
ここが非常に重要なポイントです。
上がり3Fの順位が「5位以下(そこまで速くない)」であっても、この騎手は平均の2倍以上の確率で勝利し、約半数を馬券圏内に残しています。
結論:
これは、「逃げ・先行策が得意である」という決定的な証拠です。
絶対的なスピード勝負で劣る馬でも、道中の絶妙なペース配分とポジショニング(先行力)によって、物理的なスピード差を逆転して勝たせていることが分かります。
ただし、回収値(単52)は低いため、「上手く乗って勝たせたが、人気馬だった」ケースが多いと言えます。
まとめ:この騎手の「勝ちパターン」取扱説明書
- 「逃げ」の手に出たら最強!
平均を遥かに上回る勝率44%。ハナを切りそうな時は迷わず単勝。 - 「上がり最速」が使える馬は鉄板中の鉄板!
複勝率90%弱。ここを外すことはほぼありません。切れ味自慢の馬に乗った時は銀行レースです。 - 「上がりが遅い馬」でも切るな!
ズブい馬やキレない馬でも、先行させて粘り込ませる技術が平均より圧倒的に高いです。「キレ負けするから」と安易に消すのは危険です。
展開予想をする際は、「前に行っても良し、溜めても良し」のオールラウンダーであることを前提に、馬の能力を信じて馬券を組み立てましょう!
人気

【人気別攻略】人気馬は「鉄板」、中穴に「爆弾」あり!
① 人気馬(1番人気~4番人気)
判定:【超・活躍】(信頼度は平均を凌駕)
- 分析結果:
平均データと比較して、全ての人気順で勝率・連対率・複勝率が上回っています。- 1番人気: 複勝率64.8%(平均)→ 69.0%(騎手)。ほぼ7割馬券になります。逆らうだけ損です。
- 4番人気: ここが特注! 勝率が平均9.4%に対し、この騎手は**12.5%まで引き上げています。さらに単勝回収値は「93」**と非常に高く、ベタ買いでも損が少ない優秀なゾーンです。
- 結論:
「人気馬を飛ばさない」のが名手の証。特に1番人気の信頼度は絶大で、軸としての機能は完璧です。また、少し評価を落とした4番人気での単勝勝負が、最も期待値の高い戦略となります。
② 中穴人気馬(5番人気~8番人気)
判定:【条件付き・活躍】(特定の人気に妙味あり)
- 分析結果:
ここは平均データと比べて動きが面白いゾーンです。- 5番人気: 勝率は平均並みですが、複勝率が31.5%(平均26.5%)と跳ね上がります。複勝回収値も86と優秀。「ヒモ(相手)」として最強の輝きを放ちます。
- 6番人気: 衝撃のデータです。勝率が8.8%(平均4.6%の約2倍!)を記録し、**単勝回収値は「104」**とプラス域に突入しています。
- 7~8番人気: ここは少しトーンダウン。勝率は平均を下回ることもあり、過信は禁物です。
- 結論:
中穴ゾーンでは、**「5番人気の複勝」と「6番人気の単勝」**が黄金パターン。
特に6番人気の馬にこの騎手が乗っている時は、世間の評価以上に勝負気配が高い「隠れ本命」の可能性大です。
③ 大穴人気馬(9番人気~18番人気)
判定:【不振だが…一発の破壊力は異常】
- 分析結果:
そもそも、このクラスの騎手が二桁人気の馬に乗る回数自体が非常に少ない(サンプルが極端に少ない)です。- 9番人気: 勝率8.3%(平均1.9%)。単勝回収値130。
- 12番人気: 6回騎乗して1勝、3着以内2回。単勝回収値353、複勝回収値291というバグのような数字が出ています。
- 13番人気以下: ほぼ用なし(騎乗機会もほぼゼロ)。
- 結論:
基本的には「出番なし」のゾーンですが、「9番~12番人気」あたりで騎乗がある時は要警戒です。
「なんでこの騎手がこんな人気薄に?」と思うような馬でも、騎手の手腕で無理やり持ってくる(あるいは陣営が勝負をかけて依頼している)ケースがあり、来た時の配当は破壊的です。見つけたら少額でも押さえる価値があります。
まとめ:人気別・馬券の組み立て方
今回のデータを要約すると、以下の「勝利の方程式」が成り立ちます。
- 本命党の方へ:
1番人気は「銀行」です。平均より遥かに高い確率で馬券になるので、素直に軸にしましょう。妙味を求めるなら4番人気の単勝がベストバイです。 - 穴党の方へ:
狙い目は**「6番人気」**です。単勝回収値100超えのこのゾーンこそが、この騎手がおいしい配当をもたらしてくれるスイートスポットです。 - 大穴狙いの方へ:
12番人気前後に乗っている時だけ、こっそり単勝を買ってみてください。数年に一度のホームランが打てるかもしれません。
クラス別

【クラス別攻略】大舞台ほど強い!?回収率で見る狙い目
平均データと騎手データの回収率(単勝・複勝)を比較し、そのギャップから推奨度を判定しました。
① G1・G2クラス
判定:【② 回収率が高い(荒れる・超お買い得)】
- データ比較:
- 平均(G1): 単67 / 複66(本来、G1は控除率や人気集中の影響で回収率が低くなりやすい)
- 騎手(G1): 単93 / 複95(!?)
- 騎手(G2): 単95 / 複85
- 解説:
これがこの騎手の真骨頂です。
通常、G1やG2はファンの目が肥えているためオッズが厳しくなり、平均的な回収率は60〜70台に沈みます。しかし、この騎手はなんと90台後半を叩き出しています。
平均より圧倒的に回収率が高く、**「大舞台でこそ、過小評価されている(あるいは実力がオッズを凌駕している)」**状態です。G1・G2でこの騎手を切るなんて言語道断。ベタ買い推奨の「ボーナスステージ」です。
② 未勝利・1勝クラス
判定:【② 回収率が高い(荒れる・妙味あり)】
- データ比較:
- 平均: 単67〜69 / 複69〜73
- 騎手: 単77〜80 / 複82〜86
- 解説:
午前中のレースや平場のレースでも、平均を大きく上回る回収率を記録しています。
特に**「1勝クラス」の複勝回収値86**は優秀。下級条件では「とりあえず上手い騎手に乗せておこう」という依頼も多いですが、しっかり結果を出して配当もついてきています。コツコツ稼ぐならここです。
③ 新馬・G3
判定:【③ 回収率が変わらない(平均的)】
- データ比較:
- 新馬(平均): 単75 / 複72
- 新馬(騎手): 単77 / 複82
- G3(平均): 単73 / 複75
- G3(騎手): 単84 / 複73
- 解説:
新馬戦は複勝率こそ高いものの、回収率は平均より「ちょい良し」程度。人気になりすぎる傾向があります。
G3に関しては、単勝回収値が84と高い一方で、複勝は平均以下。G3では「勝つか負けるか」の極端な競馬になりやすいため、買うなら単勝一本が正解でしょう。
④ 2勝・3勝・OPEN(非L)
判定:【①〜③ 堅実だが爆発力なし】
- データ比較:
- 平均データと騎手データの数値に大きな乖離がありません(単勝70〜80台前後)。
- 解説:
このあたりのクラスは、馬の実力差が拮抗しやすく、騎手人気も先行するため「オッズ通りの決着」になりがちです。
的中率は安定していますが、回収率的に大きな旨味があるわけではありません。「相手候補」として冷静に扱うのがベターです。
⑤ OPEN(L) リステッド競走
判定:【① 回収率が低い(堅い・危険な人気馬)】
- データ比較:
- 平均: 単73 / 複76
- 騎手: 単58 / 複60
- 解説:
全クラスの中で唯一の「警報発令」ゾーンです。
平均データよりも回収率が大幅に低く、50台に沈んでいます。これは「過剰人気に応えられていない」典型的なパターン。リステッド競走でこの騎手が1番人気になっても、飛ぶリスクが高いか、勝っても配当が安すぎて割に合いません。
ここは思い切って**「消し」**の判断が、ライバルに差をつけるポイントになります。
まとめ:クラス別・勝利の投資術
今回の分析を一言でまとめると、**「平場とG1で稼ぎ、リステッドで休め」**となります。
- G1・G2は脳死で買い!
平均的な騎手成績を嘲笑うかのような高回収率。ビッグレースはこの騎手中心で間違いありません。 - 未勝利・1勝クラスは「複勝」の宝庫
地味なレースこそ、確かな腕で馬券圏内に持ってきてくれます。 - リステッド(L)は「罠」
回収率50点台の危険地帯。人気なら疑ってかかりましょう。
「強い騎手だから全部買う」のではなく、「得意なステージ(クラス)で買う」。これがプロの馬券術です。今週末のレース、クラスを確認してから馬券を組み立ててみてください!
場所

【場所別考察】平均データとの比較で見る「東高西低」の真実
まず全体を俯瞰すると、この騎手はどの競馬場でも平均データを圧倒的に上回っています。
平均的な騎手の複勝率が20〜23%程度であるのに対し、彼は最低でも40%以上をキープしています。まさに異次元です。
しかし、明確な傾向があります。
- 東開催(東京・中山・新潟)が得意
- ローカル(特に中京・函館)や関西圏で回収率が落ちる
詳しくランキングで見ていきましょう。
① ここは俺の庭!「鉄板・得意コース」ベスト3
複勝率(安定感)と回収率(妙味)のバランスが最高に良い、**「ベタ買い推奨」**の競馬場です。
第1位:新潟競馬場(直線番長)
- 勝率:35.7%
- 複勝率:68.2%
- 単勝回収値:90 / 複勝回収値:94
解説:
文句なしのナンバーワンです。**複勝率68.2%**は異常事態。3回に2回以上は馬券になります。
長い直線を活かした追い込みや、ペース判断が重要な新潟外回りなどで、この騎手の技術がいかんなく発揮されます。回収率も90台と非常に高く、新潟遠征時は「全レース買い」でも良いくらいの信頼度です。
第2位:東京競馬場(ホームグラウンド)
- 勝率:30.7%
- 複勝率:63.3%
- 単勝回収値:85 / 複勝回収値:89
解説:
騎乗数1461回という膨大なデータがありながら、勝率3割・複勝率6割超えを維持。
通常、人気騎手の主戦場はオッズが辛くなりますが、単複ともに回収値80台後半をキープしているのは奇跡的です。紛れの少ない東京コースでは、実力馬を確実に勝たせる手腕が光ります。
第3位:札幌競馬場(北の絶対王者)
- 勝率:24.4%
- 複勝率:55.4%
- 単勝回収値:79 / 複勝回収値:82
解説:
洋芝適性も抜群です。同じ北海道でも後述する函館より札幌の方が成績が良く、特に単勝回収値が高いのが特徴。
夏競馬の札幌開催でこの騎手が滞在している時は、軸不動と考えてOKです。
② 危険な香りが…?「取り扱い注意・苦手コース」ワースト3
「苦手」と言っても平均よりは遥かに優秀ですが、**「回収率が低い」「信頼度が少し落ちる」**競馬場です。ここでの過信は禁物です。
ワースト1位:中京競馬場(鬼門)
- 勝率:19.2%
- 複勝率:46.4%
- 単勝回収値:60 / 複勝回収値:71
解説:
ここが最大の落とし穴です。
勝率が唯一20%を割り込み、複勝率も50%以下。何より**単勝回収値「60」**は、この騎手の全データの中で最も低い部類に入ります。
左回りですが東京とは相性が異なり、仕掛けのタイミングが難しい中京では、人気馬を飛ばすシーン(または勝ちきれないシーン)が散見されます。中京で1番人気の時は、疑ってかかるのがプロの馬券術です。
ワースト2位:函館競馬場(勝てない人気馬)
- 勝率:20.1%
- 複勝率:55.1%
- 単勝回収値:58 / 複勝回収値:79
解説:
ここも要注意。複勝率は55%と高いので「馬券にはなる(3着以内)」のですが、**単勝回収値「58」**が致命的です。
小回り特有の紛れがあるのか、人気になりすぎてオッズが見合わないのか、「勝って儲ける」のが非常に難しい競馬場です。函館では「頭」ではなく「2〜3着」付けが正解かもしれません。
ワースト3位:京都競馬場(関西の壁)
- 勝率:22.1%
- 複勝率:48.6%
- 単勝回収値:79 / 複勝回収値:77
解説:
決して悪くはありませんが、複勝率が50%を割っています(48.6%)。
関東圏(東京・中山)に比べるとパフォーマンスが一段階落ちる印象。関西での出走時は、地元のトップジョッキー(川田騎手など)に地の利があるケースも多いため、絶対視は危険です。
まとめ:場所別・勝利の方程式
今回の分析結果を一言でまとめると、以下のようになります。
- 「新潟・東京」なら全ツッパ!
長い直線の左回りは、この騎手の独壇場。オッズが安くても逆らってはいけません。 - 「中京」は割引のサイン!
勝率・回収率ともにワースト。人気馬で飛んでくれると高配当の使者になります。 - 「函館」はヒモまで!
単勝は買わないこと。相手候補として抑えるのが賢い買い方です。
※なお、福島・小倉に関しては騎乗回数が極端に少ない(ほぼ乗らない)ため、データとしての信頼性はありませんが、乗りに来ても成績は奮っていません。基本的には「主要4場+北海道」で買うべきジョッキーです。
今週末の開催場所を確認して、**「買いの場所」か「ケン(見)の場所」**か、冷静に判断しましょう!
距離

【距離別攻略】「長距離」こそ最強の買い場!驚異のスタミナ管理術
平均データと比較すると、全距離において圧倒的な成績を残していますが、特に2400m以上の長距離戦での偏差値が異常です。
「距離は騎手で買え」という格言を、これほど体現しているデータはありません。
① 鉄板中の鉄板!「得意距離」ベスト3
ここでは**「回収率が高く、ベタ買いでも儲かる」**夢のような距離を紹介します。
第1位:長距離・ステイヤー路線(3000m〜3600m)
- 3000m: 勝率53.8% / 単勝回収値275
- 3400m・3600m: 複勝率100%(馬券外なし!)
解説:
まさに「長距離の神」です。
3000m(主に菊花賞や阪神大賞典など)での単勝回収値275は、もはやバグレベル。騎乗回数は少ないですが、長距離重賞でこの騎手が出てきたら、オッズも見ずに単勝を買って良いレベルです。3400m以上では一度も馬券圏内を外していません。
第2位:クラシックディスタンス(2400m〜2600m)
- 2400m: 勝率35.8% / 複勝率69.6% / 単勝回収値95
- 2500m: 複勝率65.4% / 単勝回収値117
- 2600m: 勝率31.5% / 単勝回収値107
解説:
日本ダービーやジャパンカップが行われる2400m、有馬記念の2500mなど、主要なG1距離で単勝回収値がほぼ100前後かそれ以上です。
人気になりやすい主要距離でこの回収率は、「実力が人気を上回っている」証拠。特に2400mでの複勝率約7割は、軸としての信頼度が全距離中で最強です。
第3位:電撃の1000m戦
- 1000m: 勝率50.0% / 単勝回収値146
解説:
意外な穴場がここです。新潟千直などで騎乗回数はわずか6回ですが、そのうち3勝。
「長距離が得意な騎手は短距離が苦手」と思われがちですが、この騎手はスタートの判断と進路取りが抜群に上手いため、1000mでも職人芸を見せつけます。見かけたら即買いのレアケースです。
② 危険信号!?「苦手距離」ワースト3
「苦手」と言っても一般騎手よりは遥かに上手いのですが、**「回収率が低く、馬券的な妙味が薄い」**距離です。
ワースト1位:スプリント戦(1200m)
- 勝率:19.0%
- 単勝回収値:65 / 複勝回収値:76
解説:
唯一の弱点と言えるかもしれません。
勝率が唯一20%を割り込み(19.0%)、単勝回収値も60台。一瞬の判断ミスが命取りになる1200m戦では、取りこぼしも目立ちます。人気で飛ぶリスクが最も高いのがこの距離です。
ワースト2位:マイル〜中距離の端境期(2200m・2300m)
- 2200m: 複勝率50.6% / 単勝回収値74
- 2300m: 単勝回収値52
解説:
非根幹距離(主要な距離ではない距離)では、リズムが狂うのか少し成績を落とします。
特に2300mの単勝回収値52はワースト級。2200m(宝塚記念やエリザベス女王杯など)も悪くはないですが、2400mの圧倒的な成績に比べると見劣りします。
ワースト3位:短距離(1400m)
- 勝率:24.2%
- 単勝回収値:72
解説:
1200mよりはマシですが、それでも単勝回収値は70台前半。
1600m(マイル)や1800mでの安定感に比べると、忙しい競馬はやや割引が必要です。「1400mなら他の短距離専門騎手」という選択肢も持っておくべきでしょう。
まとめ:距離別・勝利の投資術
今回のデータから導き出される結論は非常にシンプルです。
- 「距離が伸びれば伸びるほど買い」
2400mを超えたら、この騎手の独壇場です。特に3000m以上は「神の領域」。逆らってはいけません。 - 「1200mは疑ってかかれ」
スプリント戦での1番人気は、回収率的に旨味がありません。ヒモ荒れを狙うチャンスです。 - 「1000mは隠れたボーナス」
レアな千直騎乗を見つけたら、迷わず単勝勝負です。
「長距離は騎手で買え」。この格言を胸に、今週末のレース距離をチェックしてみてください!
馬場状態

【馬場状態別攻略】雨音は「歓喜」の歌か、「絶望」の響きか?
① 傾向考察:馬場が悪くなるとどうなる?
結論:パフォーマンスは「なだらかな山なり」を描いて急落する
- 良馬場: ベースとして非常に高い数値を記録。
- 稍重(やや重): ここがピーク! なんと良馬場よりも複勝率が高くなります。
- 重馬場: 数字が落ち始めますが、まだ耐えています。
- 不良馬場: ここでガクンと暴落します。別人のような成績になります。
「雨が降るとダメ」と一括りにするのは間違いです。**「少し濡れたくらいが最強」で、「田んぼ状態になると脆い」**という明確な境界線があります。
② 複勝率と回収率での評価:狙い目は「稍重」一択!
それぞれの馬場状態における「馬券的な妙味」をジャッジしました。
★ ベストバイ:稍重
判定:【超・得意】(雨の降り始めはボーナスタイム)
- データ:
- 勝率:25.4%
- 複勝率:58.4%(全条件でトップ!)
- 単勝回収値:82 / 複勝回収値:87(良馬場より高い)
- 解説:
驚くべきことに、パンパンの良馬場よりも「稍重」の方が複勝率も回収率も優秀です。
一般のファンが「雨だし、荒れるかも…」と人気馬(この騎手)を嫌う心理が働き、オッズが少し甘くなる傾向があります。しかし、騎手本人は多少の渋った馬場なら技術でカバーしてしまうため、結果として**「最も美味しく稼げる条件」**になっています。
★ ベースライン:良馬場
判定:【安定】(いつもの信頼感)
- データ:
- 勝率:27.2%
- 複勝率:57.6%
- 単勝回収値:79 / 複勝回収値:83
- 解説:
圧倒的な騎乗数を誇りながら、この高水準を維持。何も心配はいりません。いつものように予想し、いつものように軸にすればOKです。
★ 黄信号:重馬場
判定:【やや低下】(見極めが必要)
- データ:
- 勝率:23.0%
- 複勝率:52.6%
- 単勝回収値:76 / 複勝回収値:79
- 解説:
ここまで悪化すると、さすがにパフォーマンスが落ちてきます。勝率23%はまだ高いですが、稍重に比べると信頼度は一段下がります。「道悪巧者」の馬に乗っている時以外は、絶対視しない方が無難です。
★ 赤信号:不良馬場
判定:【危険・苦手】(迷わず消し!)
- データ:
- 勝率:20.3%
- 複勝率:41.9%
- 単勝回収値:56 / 複勝回収値:61
- 解説:
ここが**「明確な消し時」です。
複勝率は40%ギリギリまで落ち込み、何より回収率が50〜60台と壊滅的**です。不良馬場になるような大雨や台風の日は、ノメって走れない馬も多く、騎手の腕だけではどうにもならない不確定要素が増えます。
この騎手が人気になっていても、不良馬場ならリスク回避で「見送り」または「評価下げ」が正解です。
まとめ:天気予報で勝つ!馬場別投資術
今回の分析から導き出される、週末の天気別アクションプランはこれです!
- 「稍重」なら全力買い!
「小雨」「乾きかけ」の馬場発表を見たらチャンス。回収率が最も高いゴールデンタイムです。 - 「不良」ならケン(見)!
馬場状態が「不良」と発表されたら、この騎手の信頼度は地に落ちます。無理に買わず、穴馬探しに切り替えましょう。 - 「良」ならいつも通り
迷う必要はありません。実力通り評価してください。
「雨=荒れる」ではありません。**「どの程度降っているか」**を見極めることで、このトップジョッキーの真の買い時が見えてきます。ぜひ馬場発表をチェックして、賢い馬券生活を!
種牡馬

① 鉄板かつ大儲け!最強の黄金タッグ・ベスト5
ここでは「複勝率(安定感)」が高く、かつ「単勝・複勝回収率(妙味)」も優秀な、ベタ買いでプラスになる最強の組み合わせを紹介します。
第1位:キズナ産駒
文句なしのNo.1です。勝率39.8%、連対率61.3%、複勝率71.0%という驚異的な安定感を誇りながら、単勝回収値111、複勝回収値95を記録しています。この騎手が乗るキズナ産駒は、人気でも逆らわず、むしろ単勝で勝負すべき「ドル箱」です。
第2位:ハービンジャー産駒
「稼ぐ」ならこのコンビ。複勝率は57.5%と安定していますが、特筆すべきは単勝回収値105です。芝の主要距離でこの騎手が乗ると、なぜかオッズが甘くなる傾向があり、しっかり勝ち切って配当をもたらしてくれます。
第3位:サートゥルナーリア産駒
サンプル数は少ないですが、新時代の相棒候補です。複勝率はなんと79.3%。ほぼ5回に4回は馬券になります。複勝回収値も103あり、軸としての信頼度は全種牡馬の中でトップクラスです。
第4位:レイデオロ産駒
こちらも新種牡馬ですが、相性は抜群。勝率35.3%、複勝率73.5%をマークし、複勝回収値は103です。気性難の馬も多いレイデオロ産駒ですが、この騎手の手腕なら完全にコントロールできている証拠でしょう。
第5位:ドゥラメンテ産駒
王道種牡馬の中ではドゥラメンテが優秀です。複勝率59.7%と約6割をキープしつつ、単勝回収値94、複勝回収値87と高水準。ディープやカナロアよりも「妙味」があるのが特徴です。
② 人気先行に注意!危険なタッグ・ワースト5
ここでは、成績自体は悪くないものの、回収率が低く「馬券的な旨味がない」、あるいは**「過剰人気しやすい」**組み合わせを紹介します。
第1位:モーリス産駒
最も警戒が必要です。複勝率が50.4%とこのリストの中では低めで、何より単勝回収値51、複勝回収値64はワースト級。勝ちきれないケースが多く、人気で飛ぶリスクが最も高いコンビです。
第2位:エピファネイア産駒
ここが最大の「罠」です。複勝率は60.9%と非常に高いのですが、単勝回収値は57しかありません。「2・3着には来るが、頭(1着)では来ない」あるいは「勝ってもオッズが安すぎる」のどちらかです。単勝勝負は絶対に避けるべきです。
第3位:ハーツクライ産駒
勝率22.4%、単勝回収値66と低調です。晩成傾向のあるハーツクライ産駒において、この騎手の人気先行と実力が噛み合わないケースが見られます。
第4位:ロードカナロア産駒
勝率は30.6%と高いですが、単勝回収値70、複勝回収値79。基本的に過剰人気するため、配当妙味が薄くなっています。
第5位:ディープインパクト産駒
騎乗数最多の黄金コンビですが、データ的には「平凡」です。複勝率58.4%は立派ですが、単勝回収値71はファンの期待(オッズ)を超えられていません。「ディープ×この騎手」というだけで盲目的に買うのはやめましょう。
③ 一発逆転!「単勝」で狙うスナイパー・ベスト3
ここでは、複勝率(安定感)は平均的またはやや低めですが、**「勝つときは高配当」**になりやすい、一発狙いに適した種牡馬を紹介します。
第1位:Frankel(フランケル)産駒
まさに「ピンかパーか」。複勝率は54.9%と平均よりやや下ですが、単勝回収値は全種牡馬中トップの118です。この騎手が乗るFrankel産駒は、ポテンシャルを爆発させて圧勝するパターンが多く、単勝派にはたまらない存在です。
第2位:アドマイヤムーン産駒
複勝率は50.0%とリスト中最下位ですが、単勝回収値は97もあります。短距離などで人気薄を持ってきた際のリターンが大きく、ハマった時の破壊力は抜群です。
第3位:キングカメハメハ産駒
ベテラン種牡馬ですが、単勝回収値90は優秀。複勝率56.7%とそこそこの安定感を保ちつつ、しっかりと勝ち切って配当も確保できる、玄人好みの組み合わせです。
④ まとめ:キズナを信じ、エピファネイアを疑え
今回のデータ分析から導き出される「騎手×種牡馬」の攻略法は以下の通りです。
- 「キズナ・ハービンジャー」は絶対の買い!
この2頭の産駒に乗っているときは、勝率・回収率ともに最高水準。迷わず本命に推すべきです。 - 新種牡馬「サートゥルナーリア・レイデオロ」に注目!
まだサンプルは少ないですが、驚異的な複勝率(70〜80%)を叩き出しています。今のうちに狙うのが得策です。 - 「エピファネイア・モーリス」はヒモまで!
人気になりやすいですが、回収率はワーストクラス。「勝てない人気馬」になる可能性が高いため、軸にするなら連複系の相手まで留めるのが賢明です。


