中山ダート2500m

中山ダート2500m解説
【コース特徴】
- 向正面直線の左側から約1周半回る立体コース
- 最初の3コーナーまで約310m、最終直線は308m(JRA最短)
- コース全体の高低差は4.5m(JRA全10ダートコース中最大)
- 下り坂の比率が高く、ブレーキ使用頻度が増える
- 逃げ・先行馬がやや有利だが、前有利ではない
【レース傾向】
- 急勾配と短い直線が勝負の鍵
- 体力と脚質が問われる過酷なコース
- フルゲート16頭レース
【重要ポイント】
- 早めに脚を溜められる馬が有利
- 直線でのスピード勝負になりやすい
- 高低差の大きさから、体力面での持続力が重要
- 先行馬有利とはいえ、後方からの追い込みも可能
以上のコース特性を踏まえて、先行力と持続力を兼ね備えた馬が好走しやすいと考えられます。また、直線でのスパートが問われるため、瞬発力も重視されるでしょう。 後方からの追い込みも可能性があるため、脚質の幅広さも評価ポイントとなりそうです。
中山ダート2500mデータ(2019年~2024年)
騎手

騎手考察
【優秀な成績の騎手】
- ルメール、小林勝太、黛弘人 – 100%の高い勝率と高い回収率
- 横山和生、横山武史 – 50%の高い連対率と高い回収率
【好成績の騎手】
- 木幡巧也 – 高めの勝率、連対率、複勝率と回収率
【3着内が期待できる騎手】
- 石橋脩 – 連対率と複勝率が高め、回収率も良好
- 丹内祐次 – 連対率が高め
【要注目の騎手】
- 横山琉人、菱田裕二 – 連対率と複勝率が高め
- 小林脩斗、三浦皇成 – 100%の複勝率と高い回収率
このコースでは、先行力と持続力のある馬に適したコースと考えられます。 そのため、ルメール、横山和生、横山武史といった実績のある騎手が有利になりそうです。 また、石橋脩、丹内祐次といった騎手も注目に値するでしょう。 さらに、若手の騎手の中から伸び盛りの選手が躍進する可能性もあります。
調教師

調教師考察
【優秀な成績の調教師】
- 矢作芳人、角居勝彦 – 100%の高い勝率と高い回収率
- 辻哲英、堀宣行 – 50%の高い勝率と連対率、良好な回収率
【好成績の調教師】
- 奥平雅士 – 一定の勝率と回収率
【複勝が期待できる調教師】
- 大和田成 – 連対率と複勝率が100%
- 相沢郁 – 複勝率が100%と高い
【要注目の調教師】
- 石坂公一、岡田稲男、萱野浩二 – 連対率と複勝率が100%
- 奥村武、小西一男 – 複勝率が100%と高い回収率
このコースでは、先行力と持続力のある馬に適したコースと考えられます。 そのため、矢作芳人、角居勝彦といった実績のある調教師の成績が良好になりそうです。 また、辻哲英、堀宣行といった調教師も有力な選択肢となります。 さらに、大和田成、相沢郁といった復活株や、若手の調教師の中から伸び盛りの選手が躍進する可能性もあります。
騎手×調教師

騎手×調教師考察
【優秀な成績の組み合わせ】
- ルメール×角居勝彦、小林勝太×辻哲英、横山武史×矢作芳人、木幡巧也×辻哲英、横山和生×堀宣行、黛弘人×奥平雅士 – 100%の高い勝率と高い回収率
【好成績の組み合わせ】
- 横山琉人×大和田成、小林脩斗×大和田成、菱田裕二×岡田稲男、三浦皇成×萱野浩二、丹内祐次×相沢郁、石橋脩×石坂公一 – 100%の高い連対率と複勝率
【要注目の組み合わせ】
- 岩田康誠×奥村武、菅原明良×田中剛、井上敏樹×相沢郁、松岡正海×堀内岳志、石橋脩×相沢郁、吉田豊×小西一男 – 100%の高い複勝率
このコースでは、先行力と持続力のある馬に適したコースと考えられます。 そのため、ルメール×角居勝彦、横山武史×矢作芳人といった実績のある組み合わせが有利になりそうです。 また、木幡巧也×辻哲英、黛弘人×奥平雅士といった好成績の組み合わせも注目に値します。
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
【優秀な成績の脚質】
- 平地・先行 – 30%の高い勝率と40%の連対率、55%の複勝率、良好な回収値
- “3F 1位” – 42.9%の高い勝率と85.7%の高い連対率・複勝率、高い回収値
【好成績の脚質】
- 平地・マクリ – 50%の高い連対率と複勝率
- “3F 2位” – 42.9%の高い連対率と85.7%の高い複勝率
【要注目の脚質】
- 平地・先行 – 高い成績指標
- “3F 2位”, “3F 3位” – 一定の成績指標
このコースでは、先行力と持続力のある馬に適したコースと考えられます。 そのため、平地・先行の脚質を持つ馬が有利になりそうです。 また、”3F 1位”や”3F 2位”といった上がり脚質の良い馬も注目に値します。
一方で、平地・後方や”3F 6位~”といった脚質の馬は苦戦が予想されます。
馬番

馬番考察
【勝率・連対率が高い馬番】
- 7番(33.3%勝率・33.3%連対率・66.7%複勝率)→ 最も成績が良い(単勝回収値213、複勝回収値161)。
- 15番(100.0%勝率・100.0%連対率・100.0%複勝率)→ サンプル少ないが圧倒的(単勝回収値290、複勝回収値160)。
- 10番(16.7%勝率・33.3%連対率・33.3%複勝率)→ 2着も多く、安定性あり。
- 3番(16.7%勝率・16.7%連対率・33.3%複勝率)→ 複勝率がやや高め。
【勝ち馬が出ていない馬番】
- 4・5・6・11・14・16番 → 未勝利(勝率0%)。特に4・5番は複勝率も0%。
- 2・8・9番 → 勝率0%だが、2着・3着あり(連対率16.7%程度)。
【その他の傾向】
- 奇数番(5勝) の方が 偶数番(1勝) より勝率が高い(12.8% vs 2.7%)。
- 大外発走(11番以降) は勝率0%だが、12・13番は2着実績あり。
- 単勝回収値が高い馬番 → 7番(213)、15番(290)、10番(80)。
【結論】
✅ 7番・10番・3番 が比較的安定した成績。
✅ 奇数番(特に内枠~中枠) が有利な傾向。
❌ 4・5・6番 は成績が悪く、避ける傾向が強い。
⚠ 15番 はデータが少ないが、現状では強力。
→ 7番・10番・奇数番(特に内~中枠)を軸に考えると良さそう
種牡馬

種牡馬考察
【高勝率・高回収値の種牡馬】
✅ ホッコータルマエ(50%勝率・100%連対率・100%複勝率)→ 単勝回収185、複勝回収185(サンプル少ないが最強クラス)。
✅ ヴィクトワールピサ(50%勝率・50%連対率)→ 単勝回収455(高配当の穴馬候補)。
✅ ロードカナロア(100%勝率・100%連対率)→ 単勝回収240(1戦1勝の実績)。
✅ ディープインパクト(50%勝率・50%連対率)→ 単勝回収110(安定した成績)。
【連対率・複勝率が高い種牡馬】
🔹 フェノーメノ(0%勝率だが66.7%連対率)→ 複勝回収106(2着2回、安定した掲示板率)。
🔹 ベルシャザール(0%勝率だが75%複勝率)→ 複勝回収315(3着2回、複勝で狙い目)。
🔹 サマーバード(0%勝率だが100%連対率)→ 複勝回収120(1戦2着の実績)。
🔹 “Good Magic”(0%勝率だが100%複勝率)→ 複勝回収490(超高配当の穴馬候補)。
【勝率は低いが複勝で回収可能な種牡馬】
🔸 ブラックタイド(25%勝率・25%連対率)→ 単勝回収120(穴馬として検討可)。
🔸 キングカメハメハ(25%勝率・25%連対率)→ 単勝回収72(やや低回収だが安定性あり)。
🔸 ストロングリターン(0%勝率だが100%複勝率)→ 複勝回収240(3着1回の高配当馬)。
【成績不振の種牡馬(避けた方が無難)】
❌ ルーラーシップ・エピファネイア・エイシンフラッシュ・リアルスティール・ジャスタウェイ・ハーツクライ → 全戦未勝利・未掲示板(複勝回収0)。
【戦略的ポイント】
✔ ホッコータルマエ・ヴィクトワールピサ・ロードカナロア の産駒は単勝狙いで有力。
✔ フェノーメノ・ベルシャザール・”Good Magic” は複勝で高配当を狙える。
✔ ブラックタイド・キングカメハメハ は穴馬として検討の価値あり。
✖ ルーラーシップ産駒など未勝利種牡馬の産駒は勝ちにくい傾向。
→ 高勝率種牡馬を軸に、複勝で高回収を狙う戦略が有効
前走距離

前走距離考察
【成績が良いパターン】
✅ ±200m以内
- 勝率11.8%(全条件中トップ)
- 連対率26.5%(3着以内32.4%)
- 単勝回収55、複勝回収67(回収率良好)
→ 前走距離が近い馬(±200m)が最も安定して好走
✅ ±400m以内
- 勝率11.3%(±200mとほぼ同等)
- 連対率22.6%(3着以内32.1%)
- 単勝回収47、複勝回収68(複勝で回収可能)
→ ±200mと同様に有力候補が多い
【やや劣るが検討の余地あり】
⚠ ±600m以内
- 勝率10.7%(若干低下)
- 連対率21.4%(3着以内30.4%)
- 単勝回収44、複勝回収64(±200mより低いが許容範囲)
→ 中距離からの挑戦馬も一部好走
【成績が悪いパターン(避けるべき)】
❌ 同距離(前走も2500m)
- 勝率0%(4戦全敗、掲示板なし)
- 回収値0 → 前走同距離の馬は要注意
❌ 今回短縮(前走>2500m)
- 勝率0%(6戦中3着1回のみ)
- 単勝回収0、複勝回収26(極めて低い)
❌ 500m以上延長(前走<2000m)
- 勝率0%(23戦中3着1回のみ)
- 複勝回収15(非常に低効率)
❌ 500m以上短縮(前走>3000m)
- データなし(出走馬なし)
【戦略的ポイント】
✔ 前走が(±200m)の馬を最優先で検討
✔ (±400m)の馬も有力候補として考慮
⚠ 「前走同距離(2500m)」「短縮馬」「500m以上延長馬」は勝ちにくいので注意
特に、±200m以内の馬は単勝・複勝ともに回収率が高いため、重点的にチェック!
前走コース

前走コース考察
【圧倒的に好成績のコース】
🏆 福島・ダ2400
- 勝率15.8%(全コース中トップ)
- 連対率36.8%(3着以内42.1%)
- 単勝回収88、複勝回収100(高回収率)
→ 福島ダ2400mからの転戦馬は最有力候補
🥈 東京・ダ2100
- 勝率11.1%
- 複勝率33.3%
- 複勝回収73(安定した成績)
→ 東京ダート経験馬も要チェック
💎 阪神・芝2400(外回り)
- 1戦1勝(100%勝率・連対率)
- 単勝回収220、複勝回収110
→ 芝からの転戦馬だが、サンプル少なめで要注意
【やや期待できるコース】
🔹 中山・ダ2400
- 連対率33.3%(3着以内33.3%)
- 複勝回収43(小回りだが掲示板可能性あり)
🔹 福島・ダ1700
- 複勝率20.0%
- 複勝回収72(穴馬として検討の余地あり)
【成績不振(避けるべき)コース】
❌ 福島・芝2600
- 複勝率16.7%(6戦中3着1回のみ)
- 回収値26(効率悪い)
❌ その他地方競馬・芝コース
- 全戦未勝利・未掲示板(金沢・中京・名古屋・大井など)
- 回収値0(ほぼ勝ち目なし)
【戦略的ポイント】
✔ 福島ダート2400mからの転戦馬を最優先(高勝率・高回収)
✔ 東京ダート2100m経験馬も有力候補(安定した複勝率)
⚠ 阪神芝2400mはサンプル不足だが、1戦1勝の実績あり(要個別検討)
✖ 地方競馬・芝コースからの転戦馬はほぼ勝てない(データ上不利)
→ 福島ダ2400m馬を軸に、東京ダ2100m馬を絡めた馬券が有力!
(特に福島ダート組は単勝・複勝ともに回収率が高い