中山芝1200m全体図

中山芝1200m解説
コースの概要
- スタート地点: 外回り向正面直輸入口付近
- 3コーナーまでの直線距離: 約275m(ただし、3角の前半と後半を結ぶ直線部分を含めると500m近く)
- 高低差: スタート地点は高低差5.3mのほぼ最頂部
- ゴール前直線距離: 310m
- コースの特徴:
- コースの大半が下り坂で、急な下り傾斜が続く。
- 3〜4コーナーは150度しか回らない屈指の高速コーナー。
- ゴール前には高低差約2.2mの急坂が存在。
コースの特性
- スタートから3コーナーまで:
- スタート後、急な下り傾斜を一気に下り、速いペースでレースが進行する。
- 3コーナーは緩やかに曲がるが、前半と後半を結ぶ直線部分があるため、実質的に長い直線として機能する。
- 高速コーナー:
- 3〜4コーナーは通常の180度回転ではなく、150度の回転であり、高速でのコーナリングが可能。
- この特性により、速い馬が有利になる。
- ゴール前の坂:
- ゴール前直線は310mと短く、急坂が待ち受けているため、最後の瞬間の持続力が試される。
レース展開の考察
- ハイペースの影響:
- コースの大半が下りで、テンが速くなりやすく、ハイペースが必至。
- 速くて強い馬にとっては、このペースが持ち味を活かしやすい。
- 脚質分布:
- 3着内馬の脚質分布は、逃げ・先行馬が有利であることが示唆されている。
- 1番人気の馬は44%の勝率、55%の連対率を誇る。
- 人気薄の逃げ馬の激走にも期待ができる。
- 内枠と外枠の利点:
- ゲートを常に外柵に寄せて置くため、スタート後、外側を走ることになり芝が傷んでいない部分を走れるため、内枠の馬が不利になることを最小限に抑える。
- しかし、最内枠からはコース取りが難しく、3コーナー前半で内柵を避ける必要がある。
- それらの足し引きで、4~12番あたりが最もレースしやすい。
コース設定の影響
- 仮柵によるコース設定:
- コース設定はA、B、Cの3パターンがあり、近年はCコースが使用されることが多い。
- Cコースでは逃げ馬の好走確率が高くなる傾向がある。
結論
中山競馬場のコースは、急な下り傾斜と高速コーナーが特徴であり、ハイペースでのレース展開が期待されます。特に速くて強い馬が有利であり、逃げ・先行馬の成績が良好です。コースの特性を理解し、脚質や枠順の影響を考慮することが、レース予想の成功につながります。
中山芝1200mデータ(2019年~2024年)
騎手

騎手考察
1. 勝率が高い騎手(20%以上)
- ルメール: 25.0%(12勝/48騎乗)
- M・デムーロ: 22.9%(11勝/48騎乗)
- 岩田康誠: 20.0%(4勝/20騎乗)
- 武豊: 20.0%(4勝/20騎乗)
2. 連対率(2着以内)が高い騎手(30%以上)
- 横山武史: 31.3%
- 岩田康誠: 30.0%
- ルメール: 35.4%
3. 複勝率(3着以内)が高い騎手(40%以上)
- 横山武史: 44.4%
- ルメール: 45.8%
- M・デムーロ: 35.4%
4. 回収率(単勝・複勝)が高い騎手
- 単勝(単回値):
- 岩田康誠: 359(20騎乗)※サンプル少なめ
- 丸田恭介: 210(46騎乗)
- 石川裕紀: 129(65騎乗)
- 複勝(複回値):
- 石川裕紀: 135(65騎乗)
- 丸田恭介: 144(46騎乗)
- 横山和生: 88(61騎乗)
総評
- ルメール と M・デムーロ は勝率・連対率でトップクラス。
- 横山武史 は安定した複勝率(44.4%)で信頼性が高い。
- 単勝回収率では 岩田康誠 が突出しているが、騎乗数が少ないため注意が必要。
- 騎乗数が多い 菅原明良 や 大野拓弥 は勝率が低め(6%台)。
今後の予想で注目すべき騎手: ルメール、横山武史、M・デムーロ(高勝率・安定性)、石川裕紀(回収率の高さ)。
調教師

調教師考察
- トップ調教師:
- 1位: (美) 高藤誠 – 勝率17.5%、複勝率35.1%。
- 4位: (栗) 池江泰寿 – 最高勝率46.2%、複勝率53.8%。
- 11位: (美) 藤沢和雄 – 勝率30.8%、複勝率53.8%。
- 勝率の高い調教師:
- 池江泰寿(46.2%)、藤沢和雄(30.8%)、尾関知人(20.0%)が特に高い勝率を示しています。
- 複勝率の高い調教師:
- 池江泰寿(53.8%)、藤沢和雄(53.8%)、安田隆行(45.0%)が上位です。
- その他注目すべき点:
- 石老書彦と杉浦宏昭は勝率が低い(4.5%、4.6%)ですが、連射率や複勝率も低めです。
- 単回値と換回値は調教師ごとにばらつきがあり、特に高藤誠と尾関知人が高い値を示しています。
- 回収率が高い調教師トップ5
(単回値 + 換回値の合計でランク付け)
順位 | 調教師 | 単回値 | 複回値 | 合計 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | (美) 高藤誠 | 198 | 186 | 384 | 17.5% | 35.1% |
2 | (美) 尾関知人 | 346 | 186 | 532 | 20.0% | 40.0% |
3 | (栗) 池江泰寿 | 298 | 123 | 421 | 46.2% | 53.8% |
4 | (美) 藤沢和雄 | 320 | 99 | 419 | 30.8% | 53.8% |
5 | (美) 森秀行 | 80 | 204 | 284 | 13.8% | 34.5% |
- 注目ポイント
- 尾関知人が単回値(346)で突出して高く、回収効率が非常に高い。
- 池江泰寿と藤沢和雄は、勝率・複勝率も高いため、安定した回収が期待できる。
- 高藤誠は単回値・複回値のバランスが良く、総合的に回収力が高い。
- 森秀行は複回値(204)が高いため、特定の条件(馬券種別など)で回収率が良い可能性がある。
回収率を重視する場合、特に尾関知人、池江泰寿、藤沢和雄のレースに注目すると良いでしょう
騎手×調教師

騎手×調教師考察
- 勝率ランキング(上位5組)
- 荻野梅・池江泰寿 – 100.0% (3戦3勝)
- 戸崎圭太・武英智 – 100.0% (2戦2勝)
- M. デム・金成貴史 – 100.0% (2戦2勝)
- 戸崎圭太・高藤誠 – 75.0% (4戦3勝)
- 横山和生・萩原清 – 66.7% (3戦2勝)
解説:
荻野梅・池江泰寿組は3戦全勝で圧倒的な勝率を誇ります。戸崎圭太騎手は2組(武英智・高藤誠調教師)で上位に入り、安定した勝利を挙げています。M. デム(ミルコ・デムーロ)も2戦全勝で完璧な成績です。
- 複勝率ランキング(上位5組)
- 荻野梅・池江泰寿 – 100.0% (3戦3勝)
- 戸崎圭太・武英智 – 100.0% (2戦2勝)
- M. デム・金成貴史 – 100.0% (2戦2勝)
- ルメール・藤沢和雄 – 80.0% (5戦2勝2着)
- 木幡巧也・高藤誠 – 80.0% (5戦2勝2着)
解説:
複勝率では、ルメール(クリストフ・ルメール)と木幡巧也騎手の組が80%で上位にランクインしています。特にルメールは藤沢和雄調教師との組み合わせで安定した成績を残しています。
- 単勝回収率ランキング(上位5組)
- 荻野梅・池江泰寿 – 983円 (100.0%勝率)
- M. デム・金成貴史 – 925円 (100.0%勝率)
- 田辺裕信・高藤誠 – 666円 (40.0%勝率)
- 田辺裕信・牧浦充徳 – 480円 (66.7%勝率)
- マーカン・伊藤圭三 – 310円 (66.7%勝率)
解説:
荻野梅・池江泰寿組は単勝回収率が983円と非常に高く、大穴での勝利が多いことがわかります。M. デム・金成貴史組も同様に高回収です。田辺裕信騎手は高藤誠・牧浦充徳調教師との組み合わせで高配当を記録しています。
- 複勝回収率ランキング(上位5組)
- M. デム・金成貴史 – 330円 (100.0%複勝率)
- 荻野梅・池江泰寿 – 280円 (100.0%複勝率)
- 木幡巧也・高藤誠 – 208円 (80.0%複勝率)
- 田辺裕信・牧浦充徳 – 163円 (66.7%複勝率)
- 戸崎圭太・武英智 – 165円 (100.0%複勝率)
解説:
複勝回収率ではM. デム・金成貴史組が330円でトップです。荻野梅・池江泰寿組も280円と高い回収率を維持しています。木幡巧也・高藤誠組は複勝率80%ながら208円と、複勝でも比較的高配当を期待できる組み合わせです。
- 総合評価
- 勝率・複勝率が高い組: 荻野梅・池江泰寿、戸崎圭太・武英智、M. デム・金成貴史は全てのレースで勝利または複勝しており、信頼性が高い。
- 高配当を狙える組: 田辺裕信騎手の組み合わせ(高藤誠・牧浦充徳調教師)やマーカン(ジョアン・モレイラ)・伊藤圭三組は単勝で高配当を記録している。
- 安定性と配当のバランス: ルメール・藤沢和雄組は複勝率80%で回収率も140円とバランスが良い。
今後の注目点:
戸崎圭太騎手とM. デムは複数の組み合わせで好成績を残しており、騎手の力量が光っています。また、荻野梅・池江泰寿組も要チェックです。
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
1. 逃げ戦術の有効性
- 平地・逃げの勝率は19.7%、複勝率(トップ3入り)は49.0%と、他の戦術(先行、中団、後方)に比べて圧倒的に高い。特に、**175(出走数に対する勝利数)**の値も突出しており、逃げ馬が有利なレース条件である可能性が示唆される。
2. 先行・中団・後方の比較
- 先行は勝率12.1%、複勝率35.0%で、中団(勝率5.3%)、後方(勝率1.8%)よりも成績が良い。この結果から、前目を走るほど勝率が上がる傾向が明確。
- 後方戦術は極端に勝率が低く(1.8%)、複勝率も6.8%と低調。後方からの追い込みが難しいレース構成である可能性がある。
3. スタート直後の位置(3F)による影響
- 3F 1位(スタート直後に先頭)の勝率は17.1%、複勝率40.2%と、他の位置(2位~6位~)より高い。一方、**3F 6位~**の勝率は2.9%と極端に低く、序盤の位置が最終結果に直結する傾向が強い。
- 3F 2位・3位でも勝率は12~18%程度と一定の競争力があるが、1位との差は明確。
- まとめ
- 逃げ馬や序盤先頭(3F 1位)の馬が圧倒的に有利なレース環境。
- 後方戦術やスタートで出遅れた馬(3F 6位~)の勝率は極端に低く、前競馬を中心に分析するのが有効
馬番

馬番考察
- 1. 勝率・連対率・複勝率の傾向
- 勝率(1位になる確率):
- 全体的に勝率は低く、最高は12番(9.8%)、最低は3番と5番(4.5%)。
- 上位番号(9番以降)の勝率がやや高く、特に12番と15番が突出。
- 連対率(1位または2位になる確率):
- 勝率と同様、12番(16.3%)と15番(16.5%)が高い。
- 6番、8番、9番も連対率が14%前後と高め。
- 複勝率(1位~3位に入る確率):
- 12番(23.3%)が最も高く、次いで9番(20.8%)、8番(20.0%)。
- 下位番号(1番~5番)は17%台と低め。
- 2. 単勝回収率・複勝回収率
- 単勝回収率:
- 10番(102)、15番(103)が高い。
- 1番(48)、3番(42)、7番(39)が低い。
- 複勝回収率:
- 1番(88)、13番(85)、14番(84)が高い。
- 6番(70)が低い。
- 4. 偶数 vs 奇数
- 偶数グループ:
- 勝率6.7%、連対率13.2%、慢勝率19.8%。
- 単回値70、損回値68。
- 奇数グループ:
- 勝率6.2%、連対率12.5%、慢勝率18.8%。
- 単回値85、損回値68。
- 傾向: 偶数の方が勝率・連対率・複勝率がわずかに高いが、単回値は奇数が高い。
- 5. 大外(外枠の傾向)
- 勝率6.7%、連対率12.9%、慢勝率20.1%。
- 単回値42、複回値65。
- 複勝率が全体平均より高く、外枠だと上位に入りやすい可能性あり。
- 6.総合的な傾向
- 勝率・連対率が高い番号: 12番、15番、9番、6番、8番。
- 勝率・連対率が低い番号: 1番、3番、5番、7番。
- 偶数グループは奇数よりわずかに成績が良い。
- 大外枠は複勝率が高く、3位以内に入りやすい。
- 着別度数が前めの番号(例: 12番、15番)は勝率が高い傾向。
- 7.活用例
- 高勝率番号(12番、15番など)を軸に予想する。
- 大外枠や偶数グループを絡めることでバランスの良い選択が可能。
- 低勝率番号(1番、3番など)は避けるか、穴として少量予想。
種牡馬

種牡馬考察
1.3着内率
勝率(1着率):
- 高い馬: ハーピンジャー(19.2%)、エイシンフラッシュ(13.2%)、ヴィクトワールピサ(14.8%)、アメリカンペトリオット(14.8%)。
- 低い馬: キンシャサノキセキ(4.7%)、マツリダゴッホ(7.4%)、スクリーンヒーロー(7.0%)。
- 連対率(1着+2着率):
- 高い馬: Shanghai Bobby(60.0%)、モーリス(25.0%)、ベーカバド(26.5%)、アドフィクム一ン(23.4%)。
- 低い馬: フツリヴコッホ(10.3%)、ディープインパクト(10.2%)。
- 複勝率(1着~3着率):
- 高い馬: Shanghai Bobby(60.0%)、アドマイヤム一ン(35.9%)、ベーカバド(32.4%)。
- 低い馬: ハービンジャー(19.2%)、シルバーステート(22.2%)。
2. 着別度数
- 前めの馬(1着度数が高い):
- ハービンジャー(5-0-0)、エイシンフラッシュ(5-1-2)、ヴィクトワールピサ(4-2-1)。
- 安定型(2着・3着も多い):
- モーリス(4-4-1)、ベーカバド(3-6-2)、ディープインパクト(3-2-5)。
- 不安定型(勝率は低いが3着が多い):
- マツリダゴッホ(5-2-10)、キンシャサノキセキ(4-7-6)。
3. 単複回収率の解釈
- 単回値:
- 高い馬: ヴィクトワールピサ(455)、ハービンジャー(270)、エイシンフラッシュ(145)。
→ 高配当のレースで勝ちやすい馬(穴馬の可能性)。 - 低い馬: リオンディーズ(37)、ロードカナロア(36)、アドマイヤム一ン(33)。
→ 期待値低い
- 高い馬: ヴィクトワールピサ(455)、ハービンジャー(270)、エイシンフラッシュ(145)。
- 複回値:
- 高い馬: マツリダゴッホ(138)、Shanghai Bobby(131)、ヴィクトワールビサ(243)。
→ 波があるか、大敗するレースも多い。 - 低い馬: ハービンジャー(55)、スクリーンヒーロー(55)、キンシャサノキセキ(59)。
→ 割り引く必要あり
- 高い馬: マツリダゴッホ(138)、Shanghai Bobby(131)、ヴィクトワールビサ(243)。
4. 注目馬の特徴
- ハービンジャー:
- 勝率19.2%だが、2着・3着が0。一発勝負型で単回値270と高配当馬。
- モーリス:
- 連対率25.0%と高く、着別度数(4-4-1)で安定した実力馬。
- Shanghai Bobby:
- 勝率30.0%、連対率60.0%と突出しているが、データ数が少ない(10レース)。未知数の強馬。
- キンシャサノキセキ:
- 勝率4.7%と最低だが、着別度数(4-7-6)で3着までに入る回数は多い。
総合的な傾向と戦略
- 高勝率馬を軸に:
- ハーピンジャー、エイシンフラッシュ、ウィクトワールビサなどは単勝や連対の軸候補。
- 穴馬候補:
- 単回値が高い馬(例: ウィクトワールビサ)は高配当が見込める。
- 連対率の高い馬を絡める:
- モーリス、ベーカバド、アドマイヤム一ンは複勝やワイドにおすすめ。
- 低勝率馬の注意点:
- キンシャサノキセキは勝率が低いが、3着までに入る可能性は考慮可。
補足
- Shanghai Bobbyはデータ数が少ないため、今後のレースで再確認が必要。
- 回収率の差が大きい馬(例: マツリダゴッホ)は予想が難。
前走距離

前走距離考察
距離別の競走馬成績分析
1. 前走と同距離(±0m)
- 勝率7.4%、連対率14.4%、複勝率21.9%
- 単勝回収値66、複勝回収値70
→ 最も成績が安定しており、回収率も悪くない。
→ 同距離のレースでは、馬の実力が反映されやすい傾向。
2. 前走と±200m以内の距離差
- 勝率7.0%、連対率14.0%、複勝率21.2%
- 単勝回収値62、複勝回収値71
→ 同距離とほぼ同等の成績。
→ 200m程度の距離変化は、馬のパフォーマンスに大きな影響を与えない。
3. 前走と±400m以内の距離差
- 勝率7.0%、連対率14.0%、複勝率21.1%
- 単勝回収値64、複勝回収値72
→ ±200mと同様、成績に大きな変化なし。
→ 400m以内の距離調整は、競走馬にとって許容範囲と推測。
4. 前走と±600m以内の距離差
- 勝率7.0%、連対率13.9%、複勝率20.9%
- 単勝回収値65、複勝回収値74
→ 600mまでの距離変化でも、成績はほとんど変わらない。
→ ただし、複勝回収値が74とやや高く、人気馬の複勝が拾いやすい可能性。
5. 今回「延長」(距離が長くなる場合)
- 勝率3.0%、連対率8.9%、複勝率13.1%
- 単勝回収値39、複勝回収値72
→ 明らかに成績が悪化。特に勝率・連対率が大幅に低下。
→ 単勝回収値39は低く、人気馬が敗れるケースが多い。
→ 複勝回収値72は標準的だが、そもそも複勝率が低いため注意が必要。
6. 今回「短縮」(距離が短くなる場合)
- 勝率6.4%、連対率13.5%、複勝率19.8%
- 単勝回収値68、複勝回収値84
→ 延長よりはマシだが、同距離と比べると成績はやや低下。
→ 複勝回収値84が高く、短縮戦では複勝で拾える馬が配当を上げやすい傾向。
7. 500m以上延長/短縮
- 500m以上延長:データ不足(0戦)→ 傾向不明。
- 500m以上短縮:
- 勝率4.5%、連対率4.5%、複勝率6.8%
- 単勝回収値126、複勝回収値145
→ 極端に成績が悪化。勝率・複勝率ともに非常に低い。
→ ただし、単勝・複勝の回収値が高いため、大穴馬がまれに勝利する可能性あり。
総合的な傾向と戦略
- 同距離・±200m以内が最も安定
- 勝率・連対率が高く、回収値も標準的。
- 人気馬の単勝・複勝が堅実に拾える。
- 距離が「延長」されるレースは要注意
- 勝率3.0%と極端に低く、単勝回収値も低い(人気馬が不調)。
- 複勝も拾いにくいため、予想が難しい。
- 「短縮」戦は穴馬に注目
- 複勝回収値84と高く、低人気馬の複勝が拾えれば配当が期待できる。
- 500m以上の距離変更は極端に不利
- 特に短縮時は勝率4.5%と非常に低い。
- ただし、回収値が高いため、大穴馬を狙うなら検討の余地あり。
おすすめ戦略
- メイン候補:同距離または±200m以内の実力馬を軸に。
- 穴馬狙い:短縮戦で複勝回収値の高い馬を探す。
- 避けるべきパターン:
- 延長戦(特に勝率3.0%)。
- 500m以上の距離変更(極端に成績が悪化)。
このデータを活用し、距離適性を考慮した馬選びをすることで、回収率の向上が期待できます。
前走コース

前走コース考察
1. 勝率ランキング(トップ5)
順位 | コース | 勝率 |
---|---|---|
1 | 京都・芝1400外 | 17.6% |
2 | 東京・芝1600 | 12.9% |
3 | 中京・芝1400 | 11.1% |
4 | 函館・芝1200 | 10.5% |
5 | 新潟・ダ1200 | 10.0% |
解説
- 京都・芝1400外が圧倒的(17.6%)。ただしデータ数が少ない(17レース)ため、サンプル不足に注意。
- 東京・芝1600や中京・芝1400も10%超えで、特定の馬が勝ちやすい傾向。
2. 複勝率ランキング(トップ5)
順位 | コース | 複勝率 |
---|---|---|
1 | 京都・芝1400外 | 35.3% |
2 | 新潟・芝1400 | 30.8% |
3 | 東京・芝1600 | 29.0% |
4 | 京都・芝1200 | 26.9% |
5 | 中山・芝1600 | 26.4% |
解説
- 京都・芝1400外は複勝率もトップ。1着または3着に極端に偏る特徴(連対率17.6%=勝率)。
- 新潟・芝1400は連対率21.2%に対し複勝率30.8%と、3着馬の活躍が目立つ。
3. 単勝回収率ランキング(トップ5)
順位 | コース | 単勝回収値 | 回収率(100円あたり) |
---|---|---|---|
1 | 京都・芝1200 | 187 | 187円 |
2 | 中山・芝1600 | 149 | 149円 |
3 | 新潟・ダ1200 | 109 | 109円 |
4 | 新潟・芝1400 | 85 | 85円 |
5 | 京都・芝1400外 | 70 | 70円 |
解説
- 京都・芝1200は単勝回収率が187円と突出。大穴馬の発生率が高いコース。
- 中山・芝1600も高回収(149円)で、中距離戦の人気外馬の活躍に期待。
4. 複勝回収率ランキング(トップ5)
順位 | コース | 複勝回収値 | 回収率(100円あたり) |
---|---|---|---|
1 | 東京・芝1600 | 110 | 110円 |
2 | 中山・芝1600 | 142 | 142円 |
3 | 京都・芝1400外 | 109 | 109円 |
4 | 新潟・芝1400 | 90 | 90円 |
5 | 札幌・芝1200 | 78 | 78円 |
解説
- 東京・芝1600は複勝回収率110円で複勝投資が有効。勝率12.9%と高く、安定性も◎。
- 中山・芝1600(142円)は単勝同様に高回収だが、データ数72と少なめなので要注意。
- 京都・芝1400外は単勝・複勝ともに回収率が高く、穴馬戦略に最適。
注意点
- 京都・芝1400外はデータ数が少ないため、過信は禁物。
- 単勝回収率が低いコース(例:東京・芝1400=20円)は避けるのが無難。
データを活用し、コース特性に応じた賭け方を分けることが勝率向上のカギです!