- 東京芝1400mコース

東京競馬場1400mコース解説
特徴
- スタート位置: 向正面半ばからスタート
- 3角までの距離: 343m
- コースの高低:
- スタート直後にコブ越え
- 3角半ばが最底点
- 4角過ぎまでゆるやかに上る
- ゴール前直線: 525m
- 直線に入ってすぐ急坂を越える
- 300mの平坦な直線を走ってゴール
ラップ傾向
- 平均ラップ: マイルに近い傾向
- 短距離の先行馬: 引っ掛かやすく不利になる
- 流れ込み: コブ越え後の坂下までのゆるい上りにより、流れ込む競馬ができない
競馬の傾向
- 逃げ・先行馬の有利度: 芝1400と比較して中位
- 全体の評価: 中位より少し下
- 重馬場状態の影響:
- 馬場が渋ると上がりがかかり、逃げ馬が有利に
- 差し馬は外に持ち出すことで差しやすくなる
- 先行馬は機動性を削がれ、劣勢に
戦略
- 逃げ馬: 馬場が渋る場合に有利
- 差し馬: 外に持ち出し、速い上りを活かして差す戦略が有効
- 先行馬: 機動性を活かせず、特に馬場が渋る場合は注意が必要
このコースでは、馬の特性や馬場状態を考慮した戦略が求められます。特に、上り坂や長い直線の影響を理解し、適切なポジション取りが重要です。
東京芝1400mデータ
騎手

騎手考察
⭐良い騎手トップ5⭐
1位 ルメール
- 複勝率58.1%(圧倒的1位)
- 単勝回収値74 / 複勝回収値84
- 勝率27.3%と断トツで、複勝でも安定。回収値は低めだが、着外が少ないため信頼度◎。
2位 レーン
- 複勝率40.0%、単勝回収値60 / 複勝回収値63
- 勝率21.7%と高く、単複ともに回収値が60超え。出走数少なめだが効率良し。
3位 川田将雅
- 複勝率54.5%(2位)、単勝回収値26 / 複勝回収値93
- 複勝率が極めて高く、複勝回収値93とお得。単勝は回収値低いため「複勝専用」騎手。
4位 横山武史
- 複勝率38.5%、単勝回収値101 / 複勝回収値78
- 単勝回収値が唯一のプラス(101)。複勝も安定し、コスパ良し。
5位 戸崎圭太
- 複勝率46.1%、単勝回収値89 / 複勝回収値111
- 複勝回収値が全騎手中最高の111。単勝も89と悪くないが、複勝でさらに活躍。
⚠注意が必要な騎手ワースト5
1位 木幡巧也
- 複勝率11.9%(最下位級)、単勝回収値34 / 複勝回収値115
- 複勝回収値は高いが、複勝率が低すぎる。「当たれば大きいが、外れやすい」タイプ。
2位 丸山元気
- 複勝率15.6%、単勝回収値75 / 複勝回収値40
- 単勝回収値75で、勝率6.5%と低く。避けた方が無難。
3位 内田博幸
- 複勝率14.6%、単勝回収値94 / 複勝回収値58
- 単勝回収値は平均的だが、複勝率・回収値ともに低く、安定性に欠ける。
4位 菅原明良
- 複勝率22.5%、単勝回収値73 / 複勝回収値59
- 回収値が全体的に低く、複勝でも期待薄。
5位 津村明秀
- 複勝率20.9%、単勝回収値89 / 複勝回収値67
- 単勝回収値は悪くないが、複勝率・回収値ともに低め。
🎯戦略的アドバイス
- 複勝で狙うなら:ルメール・川田将雅・戸崎圭太。
- 単勝で狙うなら:横山武史(回収値101)が唯一のプラス。
- 穴狙いなら:北村宏司(単勝回収値130)だが高リスク。
- 避けるべき:木幡巧也・内田博幸(複勝率が低すぎる)。
「ルメールは複勝で安定、横山武史は単勝でコスパ良し」が最大のポイントです!
人気別

人気別考察
- 1番人気と2番人気が特に強い。回収率も安定している。
- 3番人気~6番人気までは着内率は悪くないが、回収率が低くなる。
- 7番人気以降で回収率が高い人気が結構見受けられる為、荒れるコースになっている。
- 馬券も広めに買うのがおススメになる。
クラス別

クラス別考察
- クラスが上がるにつれて、荒れる傾向にある。
- 特に3勝クラスが良く荒れる。
- 重賞ではG2クラスになると堅くなる。
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
- 逃げ馬の成績はそこそこだが、回収率が良い。逃げ残りが困難なため逃げ馬が軽視されやすい。
- 先行馬の着内率と回収率もそこまで良くなく、最終直線が長いのでスタミナ切れの馬が出てくると思われる。
- 差し馬の複勝回収率は良い方に見える。最終直線が長い分差し届く傾向にある。
- 最終直線が長いコースだが、追い込み馬になると軽視する必要がある。
- ラスト3Fでは、5位までなら回収率が100越えのため、スピードの持続力が求められるコースになる。バテない脚が必要。
馬番

馬番考察
- 基本フラットなコースだが、中枠より外のほうが回収率が高い為外枠が軽視されがち。
- 内枠になると回収率が下がるため、内を走り包まれて不利になる、ことが予想される。
- 偶数番と奇数番で着内率は変わらないが、回収率に明確な差が出ているので偶数番で注目すべき。
- 大外になると、着内率も回収率も悪くない為、包まれにくいのが有利な条件になるコースなのがわかる。
種牡馬

種牡馬考察
⭐おすすめ種牡馬トップ5⭐
1位 イスラボニータ
- 複勝率35.9%(トップクラス)
- 単勝回収値161(全種牡馬中最高) / 複勝回収値85
- 勝率15.6%も高く、単勝で爆発力あり。複勝でも安定しており、コスパ最強の種牡馬。
2位 ディープインパクト
- 複勝率34.3%(2位)
- 単勝回収値49 / 複勝回収値101(複勝でプラス)
- 単勝は回収値低めだが、複勝では安定して利益が出る。人気馬が多いため単勝オッズは低い傾向。
3位 ロードカナロア
- 複勝率30.4%
- 単勝回収値117 / 複勝回収値93
- 単勝回収値が高く、複勝でもそこそこ回収可能。勝率12.1%とまずまずの的中率。
4位 ハーツクライ
- 複勝率31.4%(3位)
- 単勝回収値56 / 複勝回収値87
- 複勝率が高く、複勝で安定した成績。単勝は低回収だが、複勝なら堅実。
5位 ダイワメジャー
- 複勝率24.6%
- 単勝回収値112 / 複勝回収値104(複勝でもプラス)
- 単勝・複勝ともに回収値が100超えとコスパ良し。勝率は低め(6.4%)だが、穴馬として有力。
⚠注意が必要な種牡馬ワースト5
1位 キンシャサノキセキ
- 複勝率14.7%(最低クラス)
- 単勝回収値22 / 複勝回収値55
- 勝率4.9%と低く、単勝・複勝ともに回収不能。避けた方が無難。
2位 スクリーンヒーロー
- 複勝率19.1%
- 単勝回収値26 / 複勝回収値58
- 回収値が全体的に低く、複勝でも期待薄。
3位 エイシンフラッシュ
- 複勝率19.8%
- 単勝回収値28 / 複勝回収値51
- 単勝・複勝ともに回収値が低く、投資効率が悪い。
4位 ヴィクトワールピサ
- 複勝率22.6%
- 単勝回収値38 / 複勝回収値45
- 回収値が軒並み低く、複勝でも利益が出ない。
5位 マクフィ
- 複勝率17.9%
- 単勝回収値278(異常値) / 複勝回収値88
- 単勝回収値が異常に高いが、勝率8.9%と低く高リスク。穴狙い限定。
🎯まとめ
単勝で狙うなら
- イスラボニータ(回収値161)、ロードカナロア(117)、ダイワメジャー(112)がお得。
- マクフィ(278)は超大穴だが、勝率低いので要注意。
- 複勝で安定させるなら
- ディープインパクト(回収値101)、ダイワメジャー(104)が最適。
- ハーツクライ(87)、ロードカナロア(93)も堅実。
- 避けるべき種牡馬
- キンシャサノキセキ、スクリーンヒーロー、エイシンフラッシュは回収率が悪い。
- 「イスラボニータは単勝で爆発力、ディープインパクトは複勝で安定」が最大のポイント!
- ロードカナロアとダイワメジャーは単複両方でコスパ良し。
- 人気種牡馬(ディープインパクトなど)は複勝、穴馬(マクフィなど)は単勝で狙うと効率的です。
前走距離

前走距離考察
①同距離~±600m以内
勝率・連対率は比較的安定(6.9~7.7%)だが、単勝回収値65~79と差がない。人気馬が勝ちやすくオッズが低いため、回収率が低下。特に前走同距離は単勝65と人気しやすい。
②今回延長
勝率4.7%と大幅低下。単勝回収値79と穴馬が発生しやすいが、複勝回収値66と低く、人気馬の複勝圏外転落が多い。延長戦は不確定要素大。
③今回短縮
勝率7.8%と高く、単勝回収値94・複勝81と最も効率的。短縮戦はスピード馬が活躍しやすく、穴馬も好走。単複ともに狙い目。
④500m以上短縮
複勝回収値261と異常値だが、サンプル59件と稀なケース。勝率1.7%と低く、高配当狙いのギャンブル性が強い。
▼まとめ
前走距離が違えば違うほど着内率は下がるが、回収率に差はない。
距離延長と短縮で明確な差があり、圧倒的に短縮馬が有利。
500メートル以上短縮だと成績が悪くなるが、たまに大穴馬が出るケースも。
前走コース

前走コース考察
- 前走同コースだと人気しやすく、着内率は悪くないが回収率がかなり落ちる。
- 距離短縮が全体的に着内率、回収率と良くなる。
- 前走ローカル(新潟、中京、札幌、福島、函館)だと全体的に着内率は悪いが、回収率が高くなる傾向にある。
- 前走阪神芝1600外と中京芝1400との相性がかなり良い。予想の組み立てにどうか。