阪神ダート1800m特徴

阪神ダート1800m

阪神ダート1800m解説

1. コースの特徴

  • スタート地点:正面スタンド前直線の右側(最底部)で、スタート直後は上り坂
  • 1コーナーまでの距離:約300m(短いため、早めにポジション争いが決まる)。
  • コース全体の流れ
    • スタート後は上り → 平坦(約600m)→ 残り1000m付近からゴール手前までゆるい下り
    • 最後の直線(352.7m)は急坂(残り200mから上り)
  • ペース傾向
    • 前半は抑え気味の平均ペース、後半は下り坂の勢いで流れ込む展開になりやすい。
    • JRAのダート1800m中最も遅い時計が出るコース。

2. 勝ち馬の傾向

  • 脚質逃げ・先行馬が有利(ダート1800mの中では上位クラスの有利度)。
    • 特に先行馬が強く、3人気以下の低人気馬でも好走しやすい
    • 逃げ馬も内枠(1番枠)や偶数枠が好成績を上げやすい。
  • 枠順の傾向
    • 内枠(1番枠)はスタートで先手を取りやすい。
    • 偶数枠大外枠(12頭以下のレースでは特に有利)の先行馬が強い。
    • 外枠馬は1コーナーで不利になりやすいが、好スタートを切れば逆に有利になる場合も。
  • スタートの重要性
    • 1コーナーが近いため、スタートダッシュが良い馬が先行しやすい。
    • スタートで押し切れた馬や、行き過ぎている逃げ馬のコース替わりも要チェック。

3. 戦略のポイント

✔ 主役は先行馬(特に低人気の先行馬大外枠の先行馬が穴になりやすい)。
✔ 逃げ馬は内枠・偶数枠を重視(人気薄の好走もあり)。
✔ スタートの出方で勝負が決まるため、好スタート馬を狙う。
✔ 最後の直線は急坂のため、ペース配分を誤った馬は失速しやすい

まとめ

「中山ダート1800m」は、逃げ・先行馬が有利で、特に低人気の先行馬や大外枠馬が好走しやすいコース。

阪神ダート1800mデータ(2019年~2024年)

騎手

騎手考察

【高複勝率=安定した着順の騎手】

① 川田将雅(複勝率61.2%)

  • 3着以内に入る確率が60%超えで、圧倒的な安定感
  • 単勝回収率75複勝回収率82と、オッズ通りの実力者
  • 「複勝馬券で最も堅実に回収できる」騎手。

② ルメール(複勝率49.2%)

  • 約2走に1回は3着以内に入る高い安定感。
  • 単勝回収率72、複勝回収率75とやや低めだが、GI級レースで活躍するため高オッズ勝ちもあり。

③ 武豊(複勝率45.4%)

  • 複勝回収率99「複勝で最も回収しやすい」騎手。
  • ベテランらしく人気馬の着順を乱さないため、複勝馬券の鉄板

④ 松山弘平(複勝率41.8%)

  • 騎乗数最多(330戦)で複勝回収率93とバランスが良い。
  • 「毎レースそこそこ来る」タイプで、複勝馬券でコツコツ稼げる

【単勝回収率が高い=穴馬券で稼げる騎手】

① 岩田望来(単勝回収率97)

  • 単勝支持で回収しやすい稀有な騎手。
  • 勝率14.5%と平均的だが、高オッズ馬で勝つことが多い

② 藤岡佑介(単勝回収率175)

  • 単勝回収率が異常に高いが、勝率13.4%と不安定
  • 「大穴勝ちする可能性はあるが、基本的に不発」なため要注意。

③ 国分恭介(単勝回収率146)

  • 単勝回収率は高いが、勝率6.0%と極端に低い
  • 「回収不能な大穴専門」なので、単勝支持はリスクが高い

【複勝回収率が低い=人気馬でも負ける騎手】

① 幸英明(複勝回収率77)

  • 複勝率28.2%と低く、人気馬に乗っても3着外れが多い
  • 複勝回収率が悪い。

② 和田竜二(複勝回収率73)

  • 複勝率26.6%単勝回収率44と全体的に低水準。

③ 松若風馬(複勝回収率63)

  • 複勝率18.4%(最下位クラス)で、3着以内に入りにくい。
  • 複勝率も低い

まとめ

✅ 「複勝馬券で安定収益」したいなら
→ 川田将雅(61.2%)・武豊(45.4%)・松山弘平(41.8%)

✅ 「単勝で高配当を狙う」なら
→ 岩田望来(回収率97)・藤岡佑介(回収率175)

❌ 「避けるべき騎手」
→ 幸英明・和田竜二・松若風馬

人気別

人気別考察

  • 全体的に9番人気までの着内率と回収率が良い
  • 10番人気以下になると回収率が下がるため、穴馬を狙う妙味がなくなる。
  • 人気馬も来るが9番人気までの中穴馬も来るような傾向にある。

クラス別

クラス別考察

  • 全体的に中荒れ傾向にある。特に単勝で回収率が高いクラスがあるので、逃げ残りなどで中穴馬が勝ち切ると思われる。
  • OPEN非Lだとかなり堅く決まる傾向にある。
  • OPEN(L)とG3になると単勝回収率が上がる。

脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察

  • 逃げ先行馬で着内率と回収率が高くなる。
  • 差し、追い込みになると着内率、回収率とかなり下がる
  • マクリになると1番、着内率、回収率と良くなるため、長く良い脚が求められる。
  • ラスト3Fでは5位以内でも複勝回収率が90になる為、前残り濃厚となる。だけど勝ち切るのは難しい。
  • 6位以下になると極端に数値が下がるので、前でもバテないスタミナとある程度のスピードが求められる。

馬番

馬番考察

  • 着内率は内枠から中枠で好成績だが、回収率でみると中枠のほうが良い
  • 外枠でみると13番以降で着内率が下がるが、15番16番になると、複勝回収率が上がる
  • 偶数枠と奇数枠ではそこまでは差はない。
  • 大外発走では着内率は良いが回収率は平均並み。

種牡馬

種牡馬考察

🔥 「複勝回収率110円超」の高効率種牡馬ベスト3
  1. ヘニーヒューズ(複勝回収率 110円
    • 複勝率28.4%ながら、複勝回収率がトップクラス!
    • 「単勝28円」は危険だが、複勝なら超お得な珍しいタイプ。
  2. ダノンレジェンド(複勝回収率 138円
    • 複勝率54.0%と驚異的(全種牡馬中No.1)
    • 単勝回収率も244円と爆発力あり。穴馬戦略の最強候補
  3. カジノドライヴ(複勝回収率 108円
    • 複勝率25.6%で安定感+高配当。
    • 「勝ち切れないが掲示板に来る」タイプに強く、複勝向き。
💰 「単勝回収率100円超」の回収率優秀種牡馬
  1. シニスターミニスター(単勝回収率 129円
    • 勝率17.8%と高く、単勝でガツンと勝てる稀有な種牡馬。
  2. ディープインパクト(単勝回収率 122円
    • 勝率11.2%だが、人気馬になるとオッズが伸びやすい傾向。
  3. ダノンレジェンド(単勝回収率 244円
    • 勝率22.0%と高いのに単勝オッズが爆上がりする異端児。
⚠️ 「回収率が低い」要注意種牡馬
  • ハーツクライ(単勝35円・複勝53円)
    • 勝率10%あるのに単勝回収率が低すぎる。オッズが人気に釣られ過ぎなので避けた方が無難。
  • ジャスタウェイ(複勝50円)
    • 複勝率24.3%なのに回収率50円は明らかに損
  • ホッコータルマエ(複勝48円)
    • 複勝率18.8%と低く、回収率も悪い。「安パイ」になりやすい種牡馬。
📊 データから見える「種牡馬別傾向」
  • 「ディープインパクト産駒」は単勝、ヘニーヒューズ産駒は複勝で狙うのが正解。
  • ダノンレジェンドのような若手種牡馬は、データ数が少ないため過信は禁物だが、現状ではコスパ最強。
  • ハーツクライ・ジャスタウェイオッズが低くなりがちなので、人気レースでは避けるのが無難。
🏁 まとめ

「複勝ならヘニーヒューズ、単勝ならシニスターミニスター」というデータ結果に。
ただし、ダノンレジェンドのような爆発力のある穴馬種牡馬も要チェックです!

前走距離

前走距離考察

同距離の成績が良い!
  • 勝率9.1%、複勝率27.0%で最も安定
  • 単勝回収62円、複勝75円と堅実
距離が短くなる方が有利
  • 短縮馬(7.6%)>延長馬(5.6%)
  • 特に500m以上短縮は複勝回収110円とお得
距離が伸びると不利
  • 延長馬は成績が悪化
  • 500m以上延長は勝率2.9%と悪くなる。
注意点
  • 距離変更幅が大きいほど成績低下
  • 短縮馬でも人気過ぎると回収率低下

前走コース

前走コース考察

  • 前走同距離からの出走だと着内率は良いが回収率が下がる。
  • 前走からの短縮馬で回収率が上がる傾向にある。
  • 前走芝だと着内率が下がるが、複勝回収率が高い傾向にある
  • 前走中京D1900だと着内率も回収率も上がる為、相性が良い

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