阪神芝3000m

阪神芝3000m解説
- スタート地点:向正面直線の左側(2コーナー出口付近)からスタート。
- コース距離:最初の3角(3コーナー)まで348m。平坦・下り・上りの起伏を2回繰り返し、最後の直線は約357m(Aコース356.5m、Bコース359.1m)。
- 特徴的な勾配:残り200m付近から急坂(約120mで1.8m上昇)。ゴール前は一気に駆け上がる。
- レース傾向:
- 逃げ馬は不振だが、先行馬が活躍。
- 上位人気の先行馬同士の決着が多い。
- コース形態:内回りコースのみを使用し、6回のコーナー通過で約1周半(2000m)。
(スタート位置や起伏を活かした先行馬有利のレース展開が特徴)
阪神芝3000mデータ(2019年~2024年)
騎手

騎手考察
ルメール、岩田望来、菱田裕二、和田竜二等は、全レース距離3000m以上でランキング入りしている。
人気別

人気別考察
- 基本的には堅いレースだが、9番人気以内で決まりやすい。
- 1番人気よりも2番人気のほうが、着内率と回収率で成績が良い。
クラス別

クラス別考察
- 3勝クラス以上でしか出走がない。
- 3勝クラスでは荒れやすい。G2では3着内に穴馬が来る。
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
- 逃げ馬だと残りにくい為、かなり不利なレースになる。
- 先行馬か差し馬の成績が良く、特に差し馬の回収率が良い。
- マクリになると、サンプルは少ないが成績が良い。
- ラスト3Fでは、3位までの成績がかなり良い。
- 4位以下になると急激に成績、回収率が落ちる。
馬番

馬番考察
- 全体的に内枠の成績は良いが、最内の成績はかなり悪い。
- 中番~外枠にかけて、成績が落ちる。
- 偶数と奇数では、成績は変わらない。
- 大外になると、着内率と回収率が下がるので不利になる。
種牡馬

種牡馬考察
- 瞬発力のある種牡馬が良い成績になる。(ディープインパクト)
- ディープ産駒であるキズナもかなり良い。
- スタミナ血統の回収率が悪い。(ゴールドシップ、オルフェ―ヴル)
前走距離

前走距離考察
- 前走同距離及び、±200m以内だとかなり回収率が悪い。
- 前走±400m以上になると、着内率と回収率が良くなる。
- 今回短縮と延長で着内率にそこまでの差はないが、回収率では延長で単勝回収率が良く、複勝回収率では短縮のほうが良い。
- 500m以上延長で、回収率が良くなるため、以外な馬が穴馬になる可能性がある。恐らくスローからの瞬発力勝負になるとスタミナが残った中距離馬が活躍すると思われる。
前走コース

前走コース考察
- サンプルは少ないが、全体的にかなりの確率で、距離延長馬が成績が良くなる傾向にある。
- 前走東京、中山だと、距離短縮でも延長でも回収率が良くなる。
- 前走中京だと、全同距離でも延長でも回収率がかなり落ちる。