福島芝1200m

福島芝1200m解説
■ コース基本情報
- スタート地点:向正面直線・2コーナー奥ポケット
- 3コーナーまでの距離:約412m(Aコース時)
- 高低差:全体で1.8m
- 直線距離:
- Aコース:292m
- Bコース:297.5m
- Cコース:299.7m
■ コース形状と特徴
- スタート直後に緩やかな上り坂
- 3〜4コーナーはスパイラルカーブ
- 残り400m付近から下り坂
- 直線残り約150mから再度上り坂(持久力要求)
■ レース展開の傾向
- 前半3Fは33秒台の速い流れが基本
- 後半3Fは持久力勝負(我慢比べ)
- テンの速さとその持続力が重要
- クラスが上がると失速率が低くなる
■ 脚質傾向と馬場による変化
- A・Bコース時:逃げ~先行有利、回収率も高め
- Cコース時:逃げ馬不利、差し馬にチャンス
- 枠順傾向:
- 開幕週:内枠・先行有利
- 開催後半:外枠・差し馬優勢(内の芝荒れによる)
■ コース適性と経験
- 当該コースでの好走歴は重要な指標
- 馬のコース巧拙が顕著に表れる
■ 好走血統(種牡馬成績)
- 好成績:
- サクラバクシンオー(圧倒的)
- タイキシャトル、クロフネ、ファルブラヴ、ショウナンカンプ(スピード型)
- タニノギムレット(例外的好相性)
- 不振傾向:
- パラダイスクリーク、アドマイヤコジーン、ムーンバラッド、スペシャルウィーク
■ クラス別 水準ラップ・勝ち時計(3F-3F=トータル)
クラス | 前半3F | 後半3F | 勝ち時計 |
---|---|---|---|
2歳OP・重賞 | 33.9 | 35.4 | 1:09.3 |
3歳以上500万下 | 33.9 | 35.1 | 1:09.0 |
3歳以上1000万下 | 33.4 | 35.4 | 1:08.8 |
準OP・OP特別 | 33.3 | 34.5 | 1:07.8 |
重賞 | ─ | ─ | ─ |
福島芝1200mデータ(2019年~2024年)
騎手

騎手考察
複勝率・回収率を加味した騎手ランキング【ベスト5】
複勝率、単勝回収率、複勝回収率を総合的に評価し、「買える騎手」上位5名をランキング形式で紹介します。
第1位:西村淳也
安定感(複勝率38.9%)に加え、単勝123・複勝117という優秀な回収率が光る。穴でも人気でも狙える万能型。
第2位:杉原誠人
複勝率は21.6%と低めだが、単勝回収140・複勝回収119という驚異的な数値。人気薄の一発狙いには欠かせない。
第3位:松岡正海
複勝率26.9%、単勝244の破格回収値が武器。配当妙味のある騎乗が多く、穴党注目。
第4位:戸崎圭太
複勝率53.0%で全体トップ。回収値は控えめ(単68・複89)だが、軸としての信頼性は抜群。
第5位:菅原明良
複勝率28.9%、単勝113、複勝66。バランスの取れた成績で、人気でも信頼できるタイプ。
複勝率・回収率で見る“買いづらい”騎手ランキング【ワースト5】
信頼度・妙味ともに欠ける騎手をデータから抽出。
第1位:斎藤新
複勝率19.8%、単回56、複回52と全てにおいて平凡以下。現在は強く推せない。
第2位:角田大和
複勝率19.1%、単40、複43とかなり低調。軸にもヒモにも選びづらい。
第3位:永島まなみ
複勝率18.8%、単102、複43。回収面では単回が高めだが、的中にはつながりにくい印象。
第4位:荻野極
複勝率16.7%、単回・複回ともに57。成績・回収ともに見どころが少ない。
第5位:菊沢一樹
複勝率19.9%、単62、複114。複勝回収は高いが、走ってくる確率が低めで扱いが難しい。
複勝率は低くても“妙味あり”な騎手ランキング【爆発型ベスト3】
複勝率は低めでも、単勝&複勝回収率が高く、穴で狙える騎手を紹介。
第1位:杉原誠人
人気薄で馬券になるケースが多く、回収重視なら真っ先に押さえたい。
第2位:松岡正海
単勝回収値244は全騎手中トップ。勝ち切ったときの破壊力がすさまじい。
第3位:勝浦正樹
複勝率22.2%と低めだが、単勝143・複勝77とこちらも妙味十分。展開や馬質次第では化ける存在。
総まとめ:狙うならこの騎手!信頼か回収か、戦略で選べ
複勝率重視であれば戸崎圭太・西村淳也が堅実。
回収率で攻めるなら松岡正海・杉原誠人が狙い目。
菅原明良・三浦皇成のようなバランス型は、人気に応じて使い分けたい。
一方で、斎藤新や角田大和といった騎手は、データ的に軸としてはリスクが高い印象。
競馬は「どの騎手を買うか」で回収率が大きく変わる世界。データを味方につけて、狙い撃ちの馬券戦略を立てていきたい。
人気別

人気別考察
人気馬(1番人気〜4番人気)
種別 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|
平均 | 33.4% | 64.5% | 79 | 84 |
本レース | 29.9% | 61.4% | 80 | 86 |
✅ 評価:やや不振傾向ながら標準的に健闘
平均と比べて 勝率・複勝率はわずかに下落。ただし回収値は改善しており、堅実さと妙味のバランスが取れている。1番人気はやや信頼度が落ちているが、大崩れはしておらず軸候補として十分。
中穴人気馬(5番人気〜8番人気)
種別 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|
平均 | 4.7%(平均値) | 19.4%(平均) | 76 | 76 |
本レース | 4.9%(平均) | 20.0%(平均) | 76 | 77 |
✅ 評価:ほぼ平均通りの活躍、安定感あり
数値はほぼ平均水準で、「可もなく不可もなし」な安定枠。特に7番人気が勝率・回収値ともにやや上昇傾向で、ヒモ荒れの演出に一役買っている。中穴勢を重視した「3連系ヒモ展開」は有効。
大穴人気馬(9番人気〜18番人気)
種別 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|
平均 | 約0.9% | 約4.9% | 約56 | 約59 |
本レース | 約1.2% | 約5.3% | 約50 | 約63 |
✅ 評価:数値的には健闘、妙味は限定的
複勝率・複勝回収値は 若干の上昇傾向を見せており、荒れる余地が多少広がっている。特に13番人気の複勝率や回収値が平均を上回っており、3連系での押さえ候補として注目。ただし勝率・単回は低水準で、本命には適さない。
総合評価:人気馬はやや不振でも信頼圏、中穴・大穴に注目すべき余地あり
- 人気馬は 信頼度がやや低下しているが、依然として主力。
- 中穴勢(5〜8番人気)は 平均的ながら、ヒモや連下としては有用。
- 大穴勢も 平均よりは健闘しており、特定人気での狙い撃ちが効果的。
👉 戦略的な推奨
- 馬券の中心は依然として1~3番人気。
- 中穴(特に6~7番人気)を馬連・ワイド相手に積極的に含めることで回収効率アップ。
- 大穴は13番人気付近を軽く押さえる程度がベター。
クラス別

クラス別考察
クラス別回収値比較と評価
クラス | 平均:単勝 / 複勝 | 本レース:単勝 / 複勝 | 評価 |
---|---|---|---|
新馬 | 78 / 72 | 57 / 59 | ① 堅いレース |
未勝利 | 65 / 70 | 49 / 63 | ① 堅いレース |
1勝 | 70 / 73 | 65 / 79 | ③ 平均的なレース(複勝上昇も全体は平均) |
2勝 | 71 / 74 | 103 / 93 | ② 荒れるレース |
3勝 | 89 / 79 | 91 / 79 | ③ 平均的なレース |
OPEN非L | 71 / 70 | 70 / 68 | ③ 平均的なレース |
OPEN(L) | 65 / 74 | ― / ― | ④ データなし |
G3 | 79 / 76 | ― / ― | ④ データなし |
G2 | 80 / 73 | ― / ― | ④ データなし |
G1 | 63 / 63 | ― / ― | ④ データなし |
要約
- ① 堅いレース:新馬、未勝利
→ 平均より回収率が低下しており、堅く収まりやすい。 - ② 荒れるレース:2勝クラス
→ 単勝回収値が 103、複勝回収値が 93 と大幅上昇。穴馬激走の可能性あり。 - ③ 平均的なレース:1勝、3勝、OPEN(非L)
→ 回収値の変化が小さく、安定した傾向。 - ④ データなし:OPEN(L)、重賞(G3・G2・G1)
→ 該当クラスのレースは本データ期間には施行されていない。
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
脚質別 有効度評価
脚質 | 複勝率(平均→本) | 回収値(平均→本) | 評価 | 解説 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 39.1% → 50.3% | 138 → 151 | ✅ 有効 | 平均よりも複勝率・回収値ともに上昇。逃げ馬が大いに健闘しており、積極的に狙える脚質。 |
先行 | 35.5% → 35.0% | 99 → 101 | △ やや有効 | 複勝率はやや下がったが、回収値は微増。ほぼ平均的で、安定感ある脚質。 |
中団 | 20.3% → 18.5% | 71 → 80 | △ やや有効 | 複勝率はわずかに低下したが、回収値は上昇。穴を開けるケースもあり、注意したい。 |
後方 | 7.5% → 4.6% | 30 → 22 | ❌ 悪い | 複勝率・回収値ともに大きく悪化。基本的に信頼しにくい脚質。 |
マクリ | 48.3% → 0.0% | 151 → 0 | ❌ データ不足/悪い | サンプル数が1件のみで全く馬券圏内に絡まず。評価としては「データ不足」または「悪い」。 |
要約まとめ
- ✅ 有効な脚質:逃げ(最も優秀)、先行・中団も一応注目
- ❌ 悪い脚質:後方、マクリ(ほぼ不発 or データ不足)
戦略的ポイント
- 本レースでは前目の脚質(逃げ・先行)に有利な傾向がはっきり見られる。
- 中団脚質も回収値はやや良化しており、展開ひとつで馬券圏も十分狙える。
- 後方脚質は信頼度が低く、穴狙いでも非推奨。
- マクリ馬はほぼ出現せず、過去実績も見込めない。
3F順位別 有効度評価
3F順位 | 複勝率(平均→本) | 回収値(平均→本) | 評価 | 解説 |
---|---|---|---|---|
1位 | 64.2% → 49.9% | 187 → 191 | ❌ 末脚の影響は弱め (鈍足でも有利) | 複勝率が平均より14.3ポイントも低下。末脚炸裂しても馬券圏内に届かないケースが目立ち、展開に左右されやすい傾向。 |
2位 | 53.3% → 45.2% | 160 → 157 | ❌ 末脚の影響はやや弱い | 複勝率が8ポイント以上低下し、切れ味があっても届かない傾向。持久力や展開力が重視される。 |
3位 | 44.1% → 36.0% | 138 → 126 | ❌ 末脚の影響は限定的 | 複勝率が下がり、3位までの脚では通用しにくいレース傾向。中団より前で動ける馬が有利。 |
~5位 | 28.5% → 32.0% | 93 → 114 | ✅ ある程度の末脚が有効 | 唯一複勝率が平均より上昇しており、鋭くないがしっかり末脚を使える馬に有利な傾向。 |
6位以下 | 7.5% → 9.1% | 30 → 30 | △ 鈍足でも可能性あり(ただし信頼度は低い) | 若干複勝率は上がったが、回収値は据え置きで信頼性には乏しい。とはいえ前に行ける鈍足馬が展開に恵まれればチャンスあり。 |
要約まとめ
- ✅ 有効:3F~5位(しぶとく脚を伸ばすタイプが好走傾向)
- 平均より不利:3F 1~3位(末脚炸裂でも届かないケースがある)
- △ 参考:6位以下も若干上昇するが、基本的には信頼薄
- 前有利な傾向
馬番

馬番考察
◆ 内番(1~4番)
馬番 | 複勝率(平均) | 複勝率(本レース) | 回収値(平均→本) | 判定 |
---|---|---|---|---|
1番 | 24.1% | 24.7% | 72 → 71 | やや有利 |
2番 | 25.4% | 27.4% | 76 → 85 | 有利 |
3番 | 23.4% | 16.9% | 70 → 57 | 不利 |
4番 | 25.0% | 25.5% | 76 → 86 | 有利 |
📌 平均複勝率(内番)
→ 平均:24.5%
→ 本レース:23.6%(ほぼ横ばい)
→ 回収率も平均超えの馬番が多く、信頼性あり
◆ 中番(5~12番)
馬番 | 複勝率(平均) | 複勝率(本レース) | 回収値(平均→本) | 判定 |
---|---|---|---|---|
5番 | 23.5% | 21.6% | 68 → 78 | やや不利 |
6番 | 25.2% | 20.1% | 77 → 77 | 不利 |
7番 | 23.3% | 18.8% | 68 → 68 | 不利 |
8番 | 23.2% | 17.6% | 71 → 65 | 不利 |
9番 | 21.7% | 16.9% | 71 → 57 | 不利 |
10番 | 21.0% | 20.7% | 74 → 70 | やや有利 |
11番 | 19.8% | 20.0% | 74 → 69 | 横ばい |
12番 | 19.7% | 15.0% | 68 → 62 | 不利 |
📌 平均複勝率(中番)
→ 平均:22.2%
→ 本レース:18.8%(▼** 3.4pt低下)**
→ 特に6~9番の複勝率低下が顕著で、安定感に欠けるゾーン
◆ 外番(13~16番)
馬番 | 複勝率(平均) | 複勝率(本レース) | 回収値(平均→本) | 判定 |
---|---|---|---|---|
13番 | 18.9% | 24.6% | 73 → 96 | 有利 |
14番 | 19.1% | 21.0% | 78 → 67 | やや有利 |
15番 | 16.9% | 19.3% | 63 → 91 | やや有利 |
16番 | 17.8% | 14.4% | 77 → 53 | 不利 |
📌 平均複勝率(外番)
→ 平均:18.2%
→ 本レース:19.8%(▲** 1.6pt上昇)**
→ 13~15番の成績良好。全体としてはやや有利**な傾向
◆ 総合評価(複勝率ベース)
区分 | 平均複勝率 | 本レース複勝率 | 傾向 | 備考 |
---|---|---|---|---|
内番 1~4番 | 24.5% | 23.6% | 横ばい~やや有利 | 特に2・4番が良好 |
中番 5~12番 | 22.2% | 18.8% | ❌ 不利 | 特に6~9番が不振 |
外番 13~16番 | 18.2% | 19.8% | ✅ やや有利 | 特に13~15番が回収◎ |
◆ 結論:どこが有利か?
- ✅ 最も有利:内番(1~4番)
→ 安定感+複勝率・回収率ともに平均水準以上(特に2番・4番が強い) - 🟡 次点:外番(13~15番)
→ 平均より複勝率がやや高く、13番が特に優秀(複勝率24.6%/回収96) - ❌ 不利:中番(5~12番)
→ 複勝率が軒並み平均を下回り、特に6~9番が不安定
馬券戦略ヒント
- ✅ 積極的に買いたい → 内の2・4番/外の13番
- ⚠️ 信頼しにくい → 中の6~9番あたりの人気馬
【1】奇数番 vs 偶数番:複勝率・回収率比較
区分 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | 評価 |
---|---|---|---|---|
奇数番(1,3,5…) | 20.3% | 67 | 72 | ⚖️ やや優勢 |
偶数番(2,4,6…) | 20.6% | 61 | 72 | ⚖️ 同等水準 |
🔍 分析:
- 複勝率は偶数番が0.3pt高い → 実質的にはほぼ互角
- 回収率は同じ(複勝72) → 投資効率は差がない
- 単勝回収値では奇数番が上(67 vs 61) → 波乱や穴狙いなら奇数有利とも解釈可
✅ 結論:
→ 「奇数・偶数ともに大差なし」だが、若干奇数番が妙味あり
【2】大外の有利度
▸ 平均データ vs 本レースデータの比較
データ | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|
平均 | 5.8% | 17.8% | 70 | 77 |
本レース | 3.0% | 14.4% | 28 | 53 |
📉 差異:
- 複勝率:−3.4pt
- 単勝回収:−42pt
- 複勝回収:−24pt
🔍 分析:
- 複勝率も回収率も大幅に平均を下回る
- 勝率は**半減(5.8% → 3.0%)**しており、明らかに信頼度は低下
- 本レースでは「大外枠=不利」と見るのが妥当
【結論まとめ】
🔸 奇数番 vs 偶数番
- ✅ 大差なし、やや奇数番に妙味(単勝回収値が高め)
🔸 大外の有利度
- ❌ 平均より明らかに不利
- 複勝率:17.8% → 14.4%
- 回収値も大幅低下 → 投資効率も悪化
種牡馬

種牡馬考察
① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価【上位5位】
順位 | 種牡馬 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
---|---|---|---|---|---|
🥇1位 | スクリーンヒーロー | 18.6% | 240 | 142 | 複勝率はやや低めながら、回収値が圧倒的に高く、少頭数ながら破壊力抜群の種牡馬。 |
🥈2位 | ルーラーシップ | 26.6% | 114 | 129 | 複勝率・回収値ともに高水準で、安定感と妙味のバランス良し。コース適性の高さが光る。 |
🥉3位 | ディープインパクト | 37.0% | 48 | 109 | 複勝率トップで安定性は最強クラス。回収値も高く、人気でも信頼できる軸向き種牡馬。 |
🏅4位 | アメリカンペイトリオット | 31.1% | 141 | 108 | 出走数少ないが回収値が高く、穴で狙うと美味しいタイプ。適性ある馬なら面白い。 |
🎖️5位 | ビッグアーサー | 32.3% | 43 | 89 | 複勝率は高く、安定感十分。単勝回収値が低めだが連下・ヒモで有効。 |
② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価【下位5位】
順位 | 種牡馬 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
---|---|---|---|---|---|
🥇1位 | エピファネイア | 13.6% | 21 | 38 | すべての数値が低水準。本コースとの相性は非常に悪い。 |
🥈2位 | モーリス | 16.7% | 55 | 41 | 勝率に比して複勝率も低く、回収値も厳しい数値。信頼度に疑問符。 |
🥉3位 | アドマイヤムーン | 17.7% | 61 | 53 | 安定性に欠け、回収値もやや低迷。過信は禁物な種牡馬。 |
🏅4位 | マツリダゴッホ | 15.6% | 38 | 65 | 勝率・複勝率ともに低く、穴狙いにしても妙味が薄い。 |
🎖️5位 | ブラックタイド | 14.3% | 36 | 61 | 複勝率・回収値ともに低調で、軸にもしづらく、押さえにも難。 |
③ 複勝率は低いが、単勝&複勝回収率が高い種牡馬【妙味ありベスト3】
順位 | 種牡馬 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | コメント |
---|---|---|---|---|---|
🥇1位 | スクリーンヒーロー | 18.6% | 240 | 142 | 複勝率は平凡だが、激走時の爆発力が段違い。穴党必見の存在。 |
🥈2位 | アメリカンペイトリオット | 31.1% | 141 | 108 | 複勝率も高いが、特に回収値が魅力的。人気薄で狙うべき。 |
🥉3位 | キンシャサノキセキ | 20.8% | 212 | 97 | 安定感もそこそこ、単勝妙味が抜群で一発型の馬多し。 |
④ 総合まとめと評価
✅ 総合的な評価としては以下の通りです:
- 「妙味と信頼の両立」ならルーラーシップ・ディープインパクト
- 「爆発力・一発狙い」ならスクリーンヒーロー・アメリカンペイトリオット
- 「安定の相棒」ならビッグアーサー・ロードカナロア
- 「買い控え推奨」エピファネイア・モーリスなど低回収ゾーンは注意
📌 ブロガー視点の注目:
- 人気馬を信頼するなら「ディープインパクト」
- 人気薄から狙うなら「スクリーンヒーロー」「アメリカンペイトリオット」
- 低信頼の種牡馬を見抜いて馬券から除外できることも大きな武器
前走距離

前走距離考察
距離変化別の有利度比較と解説
① 同距離ローテーション(距離変化なし)
指標 | 平均データ | 本レースデータ | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 25.2% | 22.1% | ▼3.1% | やや不利 |
複勝回収値 | 74 | 74 | ±0 | 中立 |
📝 解説
全体平均に比べてやや複勝率が下がっており、本レース条件では同距離でも安定性がやや劣る傾向があります。信頼性はあるものの、「鉄板」ではない印象。
② ±200m以内の距離変化
指標 | 平均データ | 本レースデータ | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 23.7% | 21.3% | ▼2.4% | やや不利 |
複勝回収値 | 74 | 75 | ▲1 | 中立〜若干有利 |
📝 解説
複勝率は下がっているものの、複勝回収値はやや向上。若干の距離変化は着順への影響よりも妙味重視の馬券に向く可能性あり。
③ ±400m以内の距離変化
指標 | 平均データ | 本レースデータ | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 23.0% | 20.8% | ▼2.2% | やや不利 |
複勝回収値 | 73 | 73 | ±0 | 中立 |
📝 解説
平均に比べて若干下がっているが、極端な不利ではない。距離変更が400m以内であれば、馬のタイプや展開でカバー可能。
④ ±600m以内の距離変化
指標 | 平均データ | 本レースデータ | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 22.6% | 20.4% | ▼2.2% | やや不利 |
複勝回収値 | 73 | 74 | ▲1 | 中立〜若干有利 |
📝 解説
同様に複勝率は落ちるが、回収値は維持されている。リスクは上がるがリターンもあるため、中穴〜穴狙いに適性あり。
⑤ 今回延長(+距離)
指標 | 平均データ | 本レースデータ | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 18.8% | 15.1% | ▼3.7% | 不利 |
複勝回収値 | 69 | 65 | ▼4 | 不利 |
📝 解説
平均値より大きく下がっており、距離延長は本レース条件ではかなりのマイナス材料。特に脚質や折り合いに課題がある馬は要注意。
⑥ 今回短縮(−距離)
指標 | 平均データ | 本レースデータ | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 21.7% | 18.1% | ▼3.6% | 不利 |
複勝回収値 | 74 | 77 | ▲3 | 若干妙味あり |
📝 解説
成績は平均より劣るが、回収値はむしろ上昇しており、人気薄が好走するケースが含まれる模様。軽視されがちな分、穴候補としては面白い。
⑦ 500m以上短縮
指標 | 平均データ | 本レースデータ | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 15.3% | 11.4% | ▼3.9% | 不利 |
複勝回収値 | 75 | 95 | ▲20 | 高妙味あり |
📝 解説
成績はかなり悪化するが、回収値は跳ね上がる傾向。つまり、極端な距離短縮は人気がない分、激走時の配当妙味が大きい。穴党向けの距離変化。
⑧ 500m以上延長 → 本レースで該当馬なし
📝 解説
今回の本レースでは該当馬がいないため評価不能。ただし平均的には複勝率12.8%・複勝回収値59と非常に悪く不利であることは留意。
✅ 総まとめ:距離変化による有利・不利評価
距離変化 | 本レース傾向 | 有利度 |
---|---|---|
同距離 | 複勝率やや下落・回収値安定 | ▶️ 中立〜やや有利 |
±200m/400m/600m | 複勝率低下・回収値横ばい | ▶️ 若干不利だが穴狙い向き |
今回延長 | 成績も回収も低下 | ⛔ 不利 |
今回短縮 | 成績は悪化も回収上昇 | ⚠️ 穴向き・買い方次第 |
500m以上短縮 | 成績悪化・回収激増 | 💣 穴専用ローテ |
500m以上延長 | データなし(平均では不利) | ⛔ 見送り傾向強い |
📌 所見:
- 距離変化が小さいローテは「成績安定重視の買い方」におすすめ。
- 距離短縮(特に500m以上)は「一発の妙味を狙う穴党」にとって魅力的。
前走コース

前走コース考察
✅ ① 複勝率と回収率の総合評価
前走コース | 複勝率 | 単回値 | 複回値 | 総合評価(★5段階) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
阪神・芝1400 | 25.0% | 282 | 163 | ★★★★★(超優秀) | 少頭数ながら爆発力あり |
新潟・芝1200 | 26.1% | 103 | 108 | ★★★★★(安定・妙味) | 高水準でバランス良好 |
京都・芝1200 | 26.0% | 106 | 62 | ★★★★☆ | 勝率高め・妙味あり |
福島・芝1200 | 25.1% | 71 | 74 | ★★★★☆ | 同コースで安定感あり |
中京・芝1400 | 31.4% | 69 | 68 | ★★★★☆ | サンプル少も高複勝率 |
東京・芝1400 | 24.4% | 34 | 75 | ★★★☆☆ | 回収低だが複勝安定 |
中京・芝1200 | 24.8% | 73 | 61 | ★★★☆☆ | 標準的水準 |
小倉・芝1200 | 23.1% | 78 | 84 | ★★★☆☆ | 妙味あり |
阪神・芝1200 | 22.6% | 94 | 64 | ★★★☆☆ | 妙味優先タイプ |
札幌・芝1200 | 21.6% | 28 | 68 | ★★☆☆☆ | 成績安定だが妙味乏しい |
中山・芝1200 | 20.2% | 57 | 59 | ★★☆☆☆ | 不安定気味 |
京都・芝1400外 | 26.9% | 108 | 61 | ★★★★☆ | サンプル少も高勝率 |
中山・芝1600 | 18.6% | 80 | 71 | ★★☆☆☆ | 安定欠く |
新潟・芝1000 | 18.1% | 122 | 80 | ★★★★☆(穴専用) | 複回高・爆発型 |
新潟・芝1400 | 16.7% | 50 | 82 | ★★☆☆☆ | 成績不安定 |
東京・芝1600 | 16.3% | 35 | 60 | ★☆☆☆☆ | 買いづらい水準 |
函館・芝1200 | 16.1% | 40 | 64 | ★☆☆☆☆ | 極端に不安定 |
中山・ダ1200 | 14.1% | 71 | 50 | ★☆☆☆☆ | 芝替わりで割引必要 |
東京・ダ1400 | 9.2% | 25 | 91 | ★☆☆☆☆ | 複勝率最悪だが妙味残 |
✅ ② 前走場所による傾向(良い場所・悪い場所)
◎ 平均的に良い前走場所(複勝率・回収率が高い)
- 新潟芝1200(複勝26.1・複回108)…成績も妙味も◎
- 阪神芝1400(複勝25.0・複回163)…激走率高く、穴向き
- 京都芝1200(複勝26.0・単回106)…勝率9.6%、決定力あり
✕ 平均的に悪い前走場所(成績・回収ともに低水準)
- 東京ダ1400(複勝率9.2・単回25)…最悪クラス、軽視
- 中山ダ1200(複勝率14.1・複回50)…芝替わりで苦戦傾向
- 函館芝1200(複勝率16.1)…夏開催での質が影響?
✅ ③ 距離変化の傾向(延長 or 短縮)
距離傾向 | 前走例 | 複勝率の傾向 | 評価 |
---|---|---|---|
距離短縮(1400〜1600→1200) | 東京芝1400・阪神芝1400・東京芝1600など | 平均〜やや高(24〜26%) 特に阪神芝1400・中京芝1400が◎ | ◎ 妙味含めて高評価 |
同距離(芝1200→芝1200) | 福島・中京・小倉・札幌・阪神など | 平均〜良(20〜26%) | ○ 安定傾向 |
距離延長(1000→1200など) | 新潟芝1000など | 成績は劣るが妙味高 | △ 穴向き、評価は慎重に |
📝 結論:距離短縮ローテの方が総じて成績安定+爆発力あり。延長は配当妙味があるが成績劣る。
✅ ④ 結果的に良い場所+その中での距離変化傾向
前走場所 | 評価 | 距離変化 | 複勝率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
阪神芝1400 | ★★★★★ | -200m短縮 | 25.0% | 単複回収爆発・距離短縮◎ |
新潟芝1200 | ★★★★★ | 同距離 | 26.1% | 成績も妙味もトップ |
京都芝1200 | ★★★★☆ | 同距離 | 26.0% | 成績安定、勝率も高い |
中京芝1400 | ★★★★☆ | -200m短縮 | 31.4% | 頭数少でも高複勝率 |
✅ ⑤ まとめ:総合的な評価
◎ 好調ローテの狙い方(複勝率×妙味)
- 距離短縮ローテ(1400→1200)は明らかに成績良好。特に阪神芝1400・中京芝1400が好例。
- 同距離ローテでは、新潟芝1200・京都芝1200が信頼度・妙味ともに高い。
✕ 評価を下げたいローテ
- **ダートからの芝替わり(東京ダ1400、中山ダ1200)**は成績大幅ダウン。
- 函館芝1200・東京芝1600も複勝率が低く、慎重評価。
💡 戦略的示唆
- 馬券軸:新潟芝1200や阪神芝1400からの距離短縮馬
- 妙味枠:新潟芝1000(延長ローテ)や中京芝1400の短縮馬
- 消去候補:ダート組や函館芝組