東京芝1600m特徴

東京
  • 東京芝1600mコース

東京芝1600m解説

特徴

  • スタート位置: 向正面直線の入口からスタート
  • 3角までの直線距離: 543m
  • 高低差:
    • 直線の前半約250mはゆるやかな下り
    • コブ越え後、3角半ばの最底点から4角過ぎまでかすかな上り傾斜
  • ゴール前直線: 525m
    • 直線向いてすぐにだらだら上る坂に差しかかる
    • 上り切ってからさらに300mの平坦な直線を走ってゴール

ペースとラップ

  • ペース: 下りスタートにより自然とペースが速くなる
  • コブの位置: 残り1140mで、下級条件ではコブ前後でペースが緩むことも
  • 上級条件: ラップがほとんど落ちない
  • ラップ傾向:
    • 2勝クラス以上では12秒台のラップはまれ
    • GIではほぼ11秒台前半のラップが続く

競馬の傾向

  • 長い脚を使える馬: 好走条件
  • 差し馬と追込馬: 連対数が先行馬を上回る
  • 先行馬の有利度: 東京芝の中では芝2400・3400・2500より上、芝1800とほぼ同等
  • 芝1600の比較: 中の下で、中京・新潟の芝マイルより上

戦略

  • 逃げ馬: 中め(5~11番)がよく、先行馬は中め(3~10番)と偶数番が好成績
  • 先行馬: クラスが上がっても好走が期待できる
  • 追込馬: 1勝クラス〜3勝クラス条件で狙うのがベスト、OP以上では期待値が下がる

スタミナ要求

  • 東京マイルの特性: 「中距離並のスタミナを要求」
  • コース実績: 2つコーナーのコース実績が重要
  • 洋芝の短距離実績: このコースでも通用する

このコースでは、長い脚を使える馬が有利であり、特に差し・追込馬が好成績を収める傾向があります。スタミナとペースの管理が重要なポイントです。

東京競馬場芝1600mデータ

騎手

騎手考察

⭐おすすめ騎手トップ5⭐
1位 ルメール
  • 複勝率61.9%(圧倒的1位)
  • 単勝回収値73 / 複勝回収値86
    • 勝率28.9%とトップクラスで、複勝でも安定。単勝は回収値が低めだが、複勝なら堅実な利益が期待できる。
2位 レーン
  • 複勝率54.9%(2位)
  • 単勝回収値99 / 複勝回収値105(複勝でプラス)
    • 勝率28.2%と高く、単複ともに回収値が良好。出走数は少なめだが、効率が非常に高い。
3位 川田将雅
  • 複勝率45.1%
  • 単勝回収値137(全騎手中最高) / 複勝回収値74
    • 単勝で爆発力あり(回収値137)。複勝率も高く、穴馬との相性◎
4位 モレイラ
  • 複勝率78.3%(異常値級の高さ)
  • 単勝回収値63 / 複勝回収値102
    • 複勝率が突出して高いが、出走数が少ない(23戦)。短期戦なら最強候補
5位 津村明秀
  • 複勝率20.9%
  • 単勝回収値436異常値) / 複勝回収値116
    • 単勝で超大穴を引く可能性あり(回収値436)。ただし勝率6.5%と低く、高リスク高リターン

⚠注意が必要な騎手ワースト5
1位 石橋脩
  • 複勝率21.4%
  • 単勝回収値17 / 複勝回収値81
    • 単勝回収値が極端に低く(17)、複勝でも利益が出ない。
2位 石川裕紀
  • 複勝率13.6%(最低クラス)
  • 単勝回収値18 / 複勝回収値54
    • 複勝率・回収値ともに低く、投資効率が悪い
3位 大野拓弥
  • 複勝率14.8%
  • 単勝回収値55 / 複勝回収値62
    • 勝率4.0%と低く、単複ともに回収不能
4位 北村宏司
  • 複勝率18.7%
  • 単勝回収値51 / 複勝回収値74
    • 回収値が全体的に低く、安定性に欠ける
5位 武藤雅
  • 複勝率16.7%
  • 単勝回収値194(高回収) / 複勝回収値76
    • 単勝回収値は高いが、勝率5.2%と穴狙い限定。普段は避けた方が無難。

🎯まとめ
  1. 複勝で安定させるなら
    • ルメール(61.9%)レーン(54.9%)モレイラ(78.3%)が最適。
    • モレイラは出走数少ないため、短期戦や特別レースで注目
  2. 単勝で狙うなら
    • 川田将雅(回収値137)津村明秀(436)が爆発力あり。
    • 津村明秀は超大穴狙い、川田将雅は中穴~人気馬で活躍。
  3. 穴騎手を活用するなら
    • 横山武史(121)がコスパ良し。
  4. 避けるべき騎手
    • 石橋脩石川裕紀大野拓弥は回収率が悪く、勝率も低い。

人気別

人気別考察

  • 4番人気までが着内率と回収率もよく堅い傾向にある。
  • 穴馬の着内率が悪く、回収率も悪いため実力が出やすいコースになる。
  • 大穴の単勝回収率で100越えはあるが確率がかなり低い為おすすめできない。

クラス別

クラス別考察

  • クラスによって堅かったり、荒れたりとかなり極端になる。
  • 新馬戦で荒れやすいのと、1勝クラスとG1では、単勝で荒れる
  • G2になると、かなり堅めのレースになる傾向にある。

脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察

  • 逃げ馬の成績はそこそこだが、回収率が良い。逃げ残りが困難なため逃げ馬が軽視されやすい
  • 先行馬の着内率と回収率もそこまで良くなく、最終直線が長いのでスタミナ切れの馬が出てくると思われる。
  • 差し馬の複勝回収率は良い方に見える。最終直線が長い分差し届く傾向にある。
  • 最終直線が長いコースだが、追い込み馬になると軽視する必要がある。
  • ラスト3Fでは、5位までなら回収率が100越えのため、スピードの持続力が求められるコースになる。バテない脚が必要。

馬番

馬番考察

  • 基本フラットなコースだが、着内率は内枠のほうが良いが、回収率では中枠より外側のほうが回収率が高い為外枠が軽視されがち
  • 内枠になると着内率は良いが回収率が下がるため、内を走り包まれて不利になる、ことが予想される。
  • 偶数番と奇数番で特に差はない。
  • 大外になると、着内率も回収率も悪くない為、包まれにくいのが有利な条件になるコースなのがわかる。
  • 最内1番と大外18番でかなり着内率と回収率が良くなるため、注目すべき点である。

種牡馬

種牡馬考察

⭐おすすめ種牡馬トップ5⭐
1位 イスラボニータ
  • 複勝率31.6%
  • 単勝回収値366(全種牡馬中断トツ1位) / 複勝回収値117(複勝でもプラス)
    • 勝率12.7%、連対率26.6%とバランス良く、単勝で超大穴を狙える最高の種牡馬。複勝でも安定。
2位 モーリス
  • 複勝率31.9%
  • 単勝回収値155 / 複勝回収値101(複勝でプラス)
    • 単勝・複勝ともに回収値が高く、特に複勝で安定した利益が期待できる。
3位 リアルスティール
  • 複勝率41.9%(全種牡馬中最高
  • 単勝回収値57 / 複勝回収値67
    • 驚異的な複勝率で安定感抜群。単勝回収値は低めだが、複勝なら無敵級
4位 ブリックスアンドモルタル
  • 複勝率36.6%(2位)
  • 単勝回収値81 / 複勝回収値80
    • 勝率17.1%と高く、単複ともにバランス良く回収可能。穴馬としても優秀。
5位 ドレフォン
  • 複勝率30.9%
  • 単勝回収値91 / 複勝回収値166(複勝で圧倒的プラス)
    • 複勝回収値が全種牡馬中最高。単勝も91と高く、複勝メインで狙うと効率的

⚠注意が必要な種牡馬ワースト5
1位 オルフェーヴル
  • 複勝率17.7%(最低クラス)
  • 単勝回収値14 / 複勝回収値43
    • 回収値が極端に低く、勝率5.2%と悪い。
2位 ヴィクトワールピサ
  • 複勝率17.0%
  • 単勝回収値30 / 複勝回収値110
    • 複勝回収値は高いが、複勝率が低すぎる「当たれば大きいが、外れやすい」タイプ。
3位 ダイワメジャー
  • 複勝率23.8%
  • 単勝回収値35 / 複勝回収値70
    • 単勝・複勝ともに回収値が低く、安定性に欠ける
4位 キングカメハメハ
  • 複勝率28.8%
  • 単勝回収値39 / 複勝回収値56
    • 人気種牡馬だが、回収効率が悪い。過去の実績に惑わされないよう注意。
5位 ルーラーシップ
  • 複勝率23.8%
  • 単勝回収値56 / 複勝回収値55
    • 回収値が全体的に低く、投資に見合うリターンが期待できない

🎯まとめ
  1. 単勝で狙うなら
    • イスラボニータ(回収値366)モーリス(155)ドレフォン(91)が爆発力あり。
    • イスラボニータは超大穴狙い、モーリスは中穴~人気馬で活躍。
  2. 複勝で安定させるなら
    • リアルスティール(複勝率41.9%)ドレフォン(回収値166)モーリス(101)が最適。
    • スクリーンヒーロー(複勝回収値134)も複勝で高回収だが、複勝率32.0%とやや低め。
  3. 穴種牡馬を活用するなら
    • ブリックスアンドモルタル(勝率17.1%)エピファネイア(単勝回収値167)がお得。
  4. 避けるべき種牡馬
    • オルフェーヴルヴィクトワールピサダイワメジャーは回収率が悪く、勝率も低い

前走距離

前走距離考察

【主要傾向】

  1. 同距離レース
    ・勝率9.0%と最高(全カテゴリー中)
    ・単勝回収値63と最低
    →人気馬の勝率が突出して高いが、人気しやすい
  2. 距離変化小(±200m以内)
    ・勝率7.8%、連対率15.6%
    ・回収値74-76と標準的
    →安定したパフォーマンス
  3. 今回延長
    ・勝率3.6%と最低
    ・単勝回収値98と最高
    →大穴発生率が高いが、複勝回収値58と危険
  4. 今回短縮
    ・勝率7.0%、複勝回収値81
    ・500m以上短縮は勝率8.6%だが回収値49
    →適度な短縮は好結果、過度な短縮は不調

【まとめ】
(1) 単勝狙い
・高回収値を活かし「今回延長」が有力
・同距離は回収率63と軽視

(2) 複勝狙い
・「今回短縮」(回収値81)が最適
・500m以上変化は回収値低下に注意

(3) 要注意パターン
・500m以上短縮:回収値49と極端に低い

※全体的に「同距離>短縮>延長」の勝率序列。回収率は逆転現象あり。距離変化が大きいほど予想精度が低下する傾向。

前走コース

前走コース考察

  • 前走同コースだと着内率はよいが回収率が悪い。人気しやすい傾向にある。
  • サンプル数は少ないが、前走ダートだとかなり着内率が悪くなる。
  • 前走中山だと悪くなる傾向にあるが、2200だと成績がよくなる。
  • 前走京都芝1800外、新潟1800外だとかなり着内率と回収率が悪くなる。
  • 前走阪神だと着内率も回収率もかなり安定している
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