- 東京ダート1600m

東京ダート1600m解説
コースの概要
- スタート地点: 2コーナー奥
- 3コーナーまでの直線距離: 約640m
- ゴール前直線距離: 502m
- コースの特徴:
- スタートは下り坂から始まり、コブを越えて3コーナーへ向かう。
- 3~4コーナーはほぼ平坦。
- 最後の直線には緩やかな上り坂がある。
外枠有利の理由
- スタート位置の傾斜:
- スタート地点が外側で高くなっているため、外枠の馬は高い位置からスタートできる。
- 外から内を見ながらスムーズに参列できる利点がある。
- コーナー設計:
- スタート部分でのコーナーが逆バンクにならないよう、安全設計が施されている。
- 芝のポケット部分とダートの侵入口部分は下り傾斜で、外側が高く設定されている。
- 芝の走行距離:
- 内枠発走でも約150m芝を走る必要があり、外枠はその約30m長い芝を走ることになる。
- これにより、外枠の馬は有利にレースを進めることが可能。
脚質とコースの癖
- 脚質による影響:
- 外めの馬番が有利であり、逃げ馬にとっては特に大外枠がアドバンテージとなる。
- 内枠では芝を走る距離が短いが、外枠の馬は芝の上を長く走れるため、レース展開において有利。
- コース設定の癖:
- 東京ダート1600mは東京芝2000mと同様に癖があるコース設定で、G1・フェブラリーSが行われる重要なコース。
- 芝スタートでありながら、内外で走る距離が異なるため、戦略的な考慮が必要。
結論
東京ダート1600mコースは、外枠が特に有利であることが明らかです。スタート時の高低差やコーナー設計、芝の走行距離の違いがその理由です。逃げ馬にとっては大外枠が特に有利であり、脚質に関係なく外めの馬番が好成績を収めやすいコースです。このコースを攻略するには、外枠を活かした戦略が重要です。
東京ダート1600mデータ(2019年~2024年)
騎手

騎手考察
🏆 最強騎手ランキングTOP5🏆
🥇 1位:川田将雅
- 驚異の勝率29.8%(全騎手No.1)
- 複勝率46.8% + 単勝回収値99
- 特徴:
- 出走数47戦と少ないが、勝率・連対率(44.7%)が圧倒的
- 単勝回収値99と爆発力あり
- 戦略:
→ 単勝メインで高配当狙い。出走レースは要チェック!
🥈 2位:ルメール
- 安定の複勝率54.7%(トップクラス)
- 単勝回収値69 / 複勝回収値78
- 特徴:
- 出走数311戦と豊富な実績
- 勝率24.4% + 連対率42.1%のW高数値
- 戦略:
→ 複勝メインで堅実運用。単勝はオッズ次第。
🥉 3位:レーン
- 複勝率50.0%(3位)
- 勝率22.7% + 連対率35.2%
- 特徴:
- 出走数88戦と少ないが効率抜群
- 単複回収値が均衡(74/78)
- 戦略:
→ 単勝・複勝のバランス型運用が最適
4️⃣ 4位:横山典弘
- 単勝回収値213(異常値級)
- 複勝率37.5% + 勝率17.9%
- 特徴:
- 超大穴専門騎手
- 複勝回収値107も良好
- 戦略:
→ 資金の5%程度で単勝穴狙い
5️⃣ 5位:M.デム
- 複勝率33.3%
- 複勝回収値94(注目値)
- 特徴:
- 連対率25.1%と安定感あり
- 単勝回収値64は控えめ
- 戦略:
→ 複勝メインで中穴を狙う
🔥 【注目】複勝回収値TOP3
- 横山典弘(107)
- M.デム(94)
- 菅原明良(91)
→ 複勝で安定収益を狙うならこの3騎手
⚠️ 【要注意】避けるべき騎手ワースト3
- 内田博幸(複勝率16.6% / 単勝回収値19)
- 木幡巧也(複勝率12.8%)
- 吉田豊(複勝率16.8%)
→ 回収効率が悪すぎる
安定騎手
- メイン:ルメール(複勝)
- サブ:M.デム(複勝)
- 穴:横山典弘(単勝少量)
効率の良い騎手
- メイン:川田将雅(単勝)
- サブ:レーン(複勝)
- 超大穴:横山武史(単勝回収値98)
人気別

人気別考察
- 3番人気までで成績と回収率が安定している。人気決着が多いコースのようだ。
- 4番人気も悪くないが、人気馬には劣る。
- 7番人気以下になると着内率と回収率のバランスが悪くなる為、穴馬に対する期待値がなくなる。
- 馬券は6番人気までで購入するのが無難。
クラス別

クラス別考察
- 全体的に単勝回収値が低い為、人気馬が勝つコース。
- 3勝クラスまでは人気決着が多い。
- OPENクラス以上になると単勝回収値は低いが複勝回収値が高い為、3着内に穴馬が来る。
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
- 逃げ先行馬がかなり強いコースになる。
- 差し追い込みになると、着内率と回収率が極端に下がる。
- ラスト3Fでは、5位までなら複勝回収率が高い為、前目で走ることができれば、着内に残ることができる確率が高くなる。
- 6位以下になると着内率も回収率も絶望的になる。
- ラスト3Fでの末脚がかなり必要になる。
馬番

馬番考察
- 外枠有利なコースになる。
- 最内1番になると着内率も回収率もかなりさ下がるので不利になる。
- 内から8番までで、着内率と回収率が低い。
- 9番以降になると、着内率も回収率もかなり良くなる。
- 8番より内側は悪く9番より外側は良い極端なコースになる。
- 偶数番と奇数番では着内率は変わらないが、偶数番のほうが回収率が良い為有利になる。
- 大外発走になると着内率も回収率もかなり良い為、注目がすべき点である。
種牡馬

種牡馬考察
🏆 総合おすすめ種牡馬TOP5 🏆
🥇 1位:ヘニーヒューズ
- 圧倒的安定感:
✓ 複勝率37.0%(トップクラス)
✓ 複勝回収値103(プラス収支)
✓ 出走数435戦(最多クラスの実績) - 特徴:
長期運用に最適な鉄板種牡馬。複勝で安定した利益が期待できる。 - 戦略:
→ 複勝メインで堅実運用
🥈 2位:パイロ
- 驚異的回収率:
✓ 単勝回収値367
✓ 複勝回収値115 - 特徴:
超大穴専門種牡馬。勝率9.3%と低いが、当たれば爆発的リターン。 - 戦略:
→ 単勝穴狙い
🥉 3位:キングカメハメハ
- バランスの良さ:
✓ 複勝回収値113(高効率)
✓ 勝率10.5% + 連対率22.4% - 特徴:
人気種牡馬ながら複勝で安定収益可能。 - 戦略:
→ 単勝・複勝の併用が最適
4️⃣ 4位:ドレフォン
- 堅実な成績:
✓ 複勝率30.2% + 複勝回収値91
✓ 出走数215戦(信頼性高い) - 特徴:
中穴~人気馬まで幅広く活躍。 - 戦略:
→ 複勝中心で中穴を狙う
5️⃣ 5位:ホッコータルマエ
- 穴馬の星:
✓ 単勝回収値167
✓ 複勝率25.3% - 特徴:
勝率は低いが、単勝で高配当連発可能。 - 戦略:
→ 単勝で穴馬専門として運用
🔥 【注目】複勝回収値TOP3
- ヘニーヒューズ(103)
- パイロ(115)
- キングカメハメハ(113)
→ 複勝投資ならこの3種牡馬が最強
⚠️ 【要注意】避けるべき種牡馬
- ルーラーシップ(複勝率21.8%/回収値71)
- シニスターミニスター(複勝率21.3%)
- アジアエクスプレス(複勝回収値45)
→ 回収効率が悪すぎる
🎯 最強投資戦略
安定運用派
- メイン:ヘニーヒューズ(複勝)
- サブ:キングカメハメハ(複勝)
高配当狙い派
- メイン:パイロ(単勝)
- サブ:ホッコータルマエ(単勝)
バランス型
- メイン:ドレフォン(複勝)
- サブ:”American Pharoah”(単勝:勝率28.6%)
前走距離

前走距離考察
同距離(前走と同じ距離):
- 勝率8.5%と最も高く、連対率17.1%、複勝率25.4%もトップ
- 回収率は単勝64、複勝69と比較的良好
- 馬にとって慣れた距離であるため、安定した成績が出やすい
距離変化が小さい場合(±200m以内~±600m以内):
- 距離変化が小さくなるほど成績が向上
- ±200m以内:勝率7.3% → ±600m以内:6.9%と緩やかに低下
- 回収率は同距離とほぼ同等
今回延長:
- 勝率3.8%と大幅に低下
- 連対率8.3%、複勝率13.4%も低水準
- 距離延長は馬の負担増となり、成績に悪影響
今回短縮:
- 勝率7.2%と延長よりは良好
- 複勝回収率73とやや高め
- 距離短縮はスピード重視となり、一部の馬には有利に働く
極端な距離変化(500m以上):
- 延長時はサンプル不足(17戦0勝)
- 短縮時は勝率3.8%だが複勝率15.4%とやや回復
- 極端な距離変化はリスクが高い
まとめ
- ・馬の成績にとって「距離不変」が最も安定
- ・距離変化がある場合、「短縮」より「延長」の方が悪影響が顕著
- ・変化幅が小さいほど影響は少ない
- ・極端な距離変化(特に延長)は不利
- ・回収率面では同距離または短縮戦略が有効
前走コース

前走コース考察
- 前走同コースでは着内率と回収率と安定している。
- 前走からの距離延長は全体的に着内率も回収率も悪いが、中京ダ1400になると、着内率も回収率も上がる。
- 全体的に前走芝になると着内率も回収率もかなり悪くなるが、前走新潟芝1800になると、着内率も回収率も良くなる。
- 前走最終直線の短いコース(小倉、札幌、福島、中山)との相性が悪い。