新潟ダート1800m

新潟ダート1800m解説
コース概要
- スタート位置:スタンド前直線の4コーナー寄り。
- 直線距離:
- 1コーナーまで:約389m(平坦)
- 向正面直線:約400m(ほぼ平坦)
- 最終直線:353.9m
- 高低差:JRA全ダート中最も少ない0.6m。
- コーナー特性:
- 1~2コーナー:緩い上り坂あり。
- 3~4コーナー:スパイラルカーブ(ほぼ平坦)。
- 全体的にコーナー角度がきつく、スピードが分断されやすい。
レース展開の傾向
- 逃げ・先行有利:
- 1~2コーナーで先行争いが発生するが、向正面で一旦ペースが落ち着く。
- 3コーナー手前で減速後、中間から再加速するため、ローギア(低めのギア)での加速力が重要。
- 最終直線の加速距離が短いため、逃げ・先行馬やマクリ馬が有利。
- スピード特性:
- トップスピードより短距離での瞬発力が求められる。
- コーナリングで速度が分断されるため、持続力より再加速能力が鍵。
有利な脚質
- 逃げ・先行:中の上レベル(D1800基準)。
- 差し・マクリ:追い込み馬にも一定のチャンスあり。
まとめ
新潟ダート1600mはコーナーのキツさと加速力が勝負を分けるコース。逃げ・先行馬が優位だが、ペースの緩急を活かしたマクリ戦法も有効。瞬発力に優れた馬が適している。
新潟ダート1800mデータ(2019年~2024年)
騎手

騎手考察
① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合ベスト5(高い順)
- 吉田隼人
- 複勝率44.6%・単勝回収率67・複勝回収率86
→ 圧倒的な複勝率とバランスの取れた回収率。安定感抜群のトップパフォーマー。
- 複勝率44.6%・単勝回収率67・複勝回収率86
- M.デムーア
- 複勝率40.0%・単勝回収率139・複勝回収率111
→ 単勝回収率の高さが光る。勝ち切れないレースも高い配当でカバー。
- 複勝率40.0%・単勝回収率139・複勝回収率111
- 戸崎圭太
- 複勝率40.7%・単勝回収率75・複勝回収率75
→ 複勝率トップクラス。回収率も標準以上で信頼性が高い。
- 複勝率40.7%・単勝回収率75・複勝回収率75
- 鮫島克駿
- 複勝率40.3%・単勝回収率137・複勝回収率88
→ 単勝回収率の高さが特徴。大穴を狙える騎手。
- 複勝率40.3%・単勝回収率137・複勝回収率88
- 三浦皇成
- 複勝率38.8%・単勝回収率78・複勝回収率83
→ オールラウンダーな成績。特に複勝馬券で安定感あり。
- 複勝率38.8%・単勝回収率78・複勝回収率83
② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合ワースト5(低い順)
- 菅原明良
- 複勝率24.2%・単勝回収率39・複勝回収率55
→ 全指標が低迷。回収率の低さが特に深刻。
- 複勝率24.2%・単勝回収率39・複勝回収率55
- 秋山稔樹
- 複勝率22.0%・単勝回収率275・複勝回収率146
→ 単勝回収率は高いが複勝率が低すぎる。穴騎手だが不安定。
- 複勝率22.0%・単勝回収率275・複勝回収率146
- 佐々木大
- 複勝率22.2%・単勝回収率77・複勝回収率57
→ 回収率・複勝率ともに低く、勝負弱い印象。
- 複勝率22.2%・単勝回収率77・複勝回収率57
- 泉谷楓真
- 複勝率23.9%・単勝回収率65・複勝回収率78
→ 回収率は平均的だが、複勝率の低さが課題。
- 複勝率23.9%・単勝回収率65・複勝回収率78
- 内田博幸
- 複勝率19.8%・単勝回収率180・複勝回収率67
→ 単勝回収率に比べ複勝率が低すぎる。一発勝負型。
- 複勝率19.8%・単勝回収率180・複勝回収率67
③ 複勝率は低いが単勝・複勝回収率が高い騎手ベスト3
- 秋山稔樹
- 複勝率22.0% vs 単勝回収率275・複勝回収率146
→ 驚異的な単勝回収率。低人気馬で大金星を狙える。
- 複勝率22.0% vs 単勝回収率275・複勝回収率146
- 菱田裕二
- 複勝率27.5% vs 単勝回収率141・複勝回収率147
→ 複勝回収率が全騎手中最高。穴馬券の仕掛け役。
- 複勝率27.5% vs 単勝回収率141・複勝回収率147
- 内田博幸
- 複勝率19.8% vs 単勝回収率180・複勝回収率67
→ 単勝回収率の高さが突出。勝つときは高配当。
- 複勝率19.8% vs 単勝回収率180・複勝回収率67
④ 総合評価
◎安定感のトップグループ
吉田隼人・戸崎圭太・三浦皇成は複勝率・回収率のバランスが良く、特に複勝馬券で堅実な利益を期待できる。
◎穴騎手の活用が鍵
菱田裕二・秋山稔樹は低複勝率だが高回収率。単勝馬券での戦略的起用が有効。
◎要注意騎手
菅原明良・佐々木大は全指標が低迷。人気馬に騎乗しても回収が見込めないケースが多い。
→ 投資戦略:通常時はトップグループを軸に、波乱を狙う時は穴騎手を組み合わせる二段構えが有効。複勝率30%超え騎手の複勝馬券は特に信頼性が高い。
人気別

人気別考察
1. 人気馬(1~4番人気)
✔ 平均データとほぼ同等の高い安定感
- 1番人気:
- 複勝率 64.2%(平均64.5%とほぼ同じ)
- 単勝回収率 79(平均80と同等)
→ 極めて安定した成績。本レースでも「最強の軸馬」として機能。
- 2~4番人気:
- 2番人気:複勝率 50.6%(平均50.8%とほぼ同じ)
- 3番人気:複勝率 40.7%(平均41.6%とほぼ同じ)
- 4番人気:複勝率 32.4%(平均32.4%と完全一致)
→ 平均通りの活躍。特に2番人気の複勝回収率 81 は高く、コスパ◎。
結論 → 人気馬は平均通り安定しており、特に1~2番人気が堅実。
2. 中穴人気馬(5~8番人気)
✔ 平均よりやや好調、特に単勝回収率が高い
- 5番人気:
- 複勝率 27.7%(平均26.4%より+1.3%向上)
- 単勝回収率 86(平均75より大幅アップ)
→ 穴馬券として有力。勝率・回収率ともに好調。
- 6~8番人気:
- 6番人気:単勝回収率 91(平均85より高い)
- 7番人気:単勝回収率 99(平均77より大幅アップ)
- 8番人気:単勝回収率 116(平均70より異常に高い)
→ 低人気ながら高配当を連発。7~8番人気は大穴狙いの対象。
結論 → 中穴人気馬は平均よりやや好調で、単勝回収率が特に高い。穴馬券候補として要チェック。
3. 大穴人気馬(9~18番人気)
✕ 平均より大幅に不振、ただし一部で高回収の可能性
- 9~12番人気:
- 複勝率 8.9%~5.5%(平均10.2%~4.7%とほぼ同等かやや低い)
- 11番人気の複勝回収率 80 が僅かな光明。
- 13番人気以降:
- 13番人気:単勝回収率 144(平均74の約2倍)
- 15番人気:複勝回収率 83(平均57より高い)
→ 勝率は極めて低いが、万が一当たれば超高配当。
結論 → 大穴人気馬は全体的に不振だが、13番人気など一部で「一発大穴」の可能性あり
クラス別

クラス別考察
総合評価(クラス別レース傾向)
クラス | 単勝回収値の傾向 | 複勝回収値の傾向 | レースの特徴 |
---|---|---|---|
新馬 | 堅い(↓) | 荒れる(↑) | 単勝は人気馬が勝ちやすく、複勝は波乱あり |
未勝利 | やや荒れる(↑) | やや荒れる(↑) | 全体的に穴馬が出やすい |
1勝クラス | 荒れる(↑↑) | 平均的(→) | 単勝は穴馬券が有効、複勝は標準 |
2勝クラス | 堅い(↓) | 平均的(→) | 単勝は人気馬優位、複勝は標準 |
3勝クラス | 極めて荒れる(↑↑↑) | 荒れる(↑) | 超大穴が出やすいクラス |
OP(非L) | 極めて堅い(↓↓) | 極めて堅い(↓↓) | 超堅いレースで人気馬が圧倒的 |
OP(L) | 極めて荒れる(↑↑↑) | 極めて荒れる(↑↑↑) | 超大穴が頻発するクラス |
G3 | 荒れる(↑↑) | 平均的(→) | 単勝は穴馬券が有効、複勝は標準 |
G2・G1 | データなし | データなし | 開催なし |
★ 戦略的アドバイス
- 堅いレース(新馬・2勝クラス・OP非L) → 複勝馬券 or 単勝人気馬狙い
- 荒れるレース(1勝・3勝・OP(L)・G3) → 単勝穴馬券が有効(特に3勝クラスとOP(L)は超大穴狙い)
- 未勝利戦 → 全体的に荒れる傾向あり。中穴~大穴も検討。
→ 3勝クラスとOP(L)は特に荒れるため、高配当を狙うならここに注目!
脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察
1. 逃げ
指標 | 平均データ | 本レース | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 43.6% | 40.0% | -3.6% | やや悪い |
単勝回収値 | 194 | 246 | +52 | 高配当化 |
複勝回収値 | 134 | 123 | -11 | やや悪化 |
→ 逃げ戦略は平均より複勝率が低く、回収率も低下傾向。ただし単勝回収値は上昇(大穴狙いなら有効)。
2. 先行
指標 | 平均データ | 本レース | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 41.1% | 47.4% | +6.3% | 非常に有効 |
単勝回収値 | 131 | 149 | +18 | 高回収化 |
複勝回収値 | 125 | 148 | +23 | 高回収化 |
→ 先行戦略は複勝率・回収率ともに大幅向上。最も安定した脚質。
3. 中団
指標 | 平均データ | 本レース | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 16.3% | 15.4% | -0.9% | やや悪い |
単勝回収値 | 47 | 35 | -12 | 低回収化 |
複勝回収値 | 63 | 65 | +2 | ほぼ同等 |
→ 中団戦略は複勝率・単勝回収値が低下。差し馬券はやや不利。
4. 後方
指標 | 平均データ | 本レース | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 5.0% | 2.8% | -2.2% | 極めて悪い |
単勝回収値 | 17 | 20 | +3 | 微増だが低水準 |
複勝回収値 | 25 | 17 | -8 | 悪化 |
→ 後方戦略は複勝率がさらに低下。ほぼ無策に近い。
5. マクリ
指標 | 平均データ | 本レース | 差異 | 評価 |
---|---|---|---|---|
複勝率 | 52.0% | 48.6% | -3.4% | やや悪い |
単勝回収値 | 238 | 349 | +111 | 超高配当化 |
複勝回収値 | 183 | 161 | -22 | 悪化 |
→ マクリ戦略は複勝率・複勝回収値が低下するも、単勝回収値が異常に高く超大穴狙い可能。
総合評価(脚質別戦略の有効度ランキング)
脚質 | 複勝率の変化 | 回収率の変化 | 戦略的有効度 |
---|---|---|---|
1位 先行 | ↑ +6.3% | 単勝↑18 / 複勝↑23 | 最強の安定性&高回収 |
2位 マクリ | ↓ -3.4% | 単勝↑111(超高配当) | 単勝超大穴狙いに特化 |
3位 逃げ | ↓ -3.6% | 単勝↑52 / 複勝↓11 | 複勝は不利だが単勝穴あり |
4位 中団 | ↓ -0.9% | 単勝↓12 / 複勝→ | やや不利だが許容範囲 |
5位 後方 | ↓↓ -2.2% | 回収率全体的に低い | ほぼ無策。避けるべき |
★ 戦略的アドバイス
- 先行馬を軸に複勝・単勝を狙う(複勝率47.4%と最高、回収率も高い)。
- マクリ馬は単勝の超大穴候補(単勝回収値349は異常値レベル)。
- 逃げ馬は単勝高配当狙い(複勝はやや不安定だが、単勝回収値246は魅力的)。
- 中団・後方戦略は控えめに(特に後方はほぼ無価値)。
ラスト3F
- 3F上位(1-3位)のレース:
- 特に3F1位馬は複勝率71.3%と驚異的
- 単勝回収値が高いので穴馬券狙いにも最適
- 3F中位(4-5位)のレース:
- 回収率が低いので人気馬中心の戦略が無難
- 3F下位(6位~)のレース:
- 回収率が極端に低いので投資価値は低い
馬番

馬番考察
グループ別総合評価
- 中番(5~12番)
- 複勝率が全体的に平均を上回る(特に5番25.3%、7番26.2%)。
- 回収率も高く(例:7番複勝回収値119)、圧倒的に有利。
- 外番(13~18番)
- 13番(22.6%)は高いが、他の外番は低め。
- 平均並み~やや不利(データ不足の16番は除外)。
- 内番(1~4番)
- 複勝率が平均より2~3ポイント低い。
- 回収率も低く(例:1番複勝回収値54)、明確に不利。
5. 注目すべき馬番(本レース)
- 7番:複勝率26.2%(平均21.9%↑)、回収値119で最優先候補。
- 5番:複勝率25.3%(平均21.3%↑)、回収値89も高め。
- 13番:外番だが複勝率22.6%(平均19.6%↑)で穴馬候補。
6. 結論
中番(特に5~10番)が絶対的に有利で、内番は回避すべき。外番は13番以外は期待薄。
7番・5番・9番を複勝の軸にすると効率的。
奇数番 vs. 偶数番の比較(本レースデータ)
1. 複勝率
- 奇数番(1,3,5,7,9,11,13,15,…)→ 22.3%
- 偶数番(2,4,6,8,10,12,14,…)→ 21.5%
→ 奇数番が0.8ポイント有利(僅差だが傾向あり)。
2. 回収率
- 奇数番 → 単勝回収値 76、複勝回収値 78
- 偶数番 → 単勝回収値 83、複勝回収値 76
→ 回収率はほぼ同等(単勝は偶数がやや高め、複勝は奇数が微差で上)。
3. 結論(奇数 vs. 偶数)
- 複勝率は奇数番が僅かに高い(22.3% vs. 21.5%)。
- 回収率はほぼ互角(複勝では奇数が78 vs. 76で僅差リード)。
- 奇数番がわずかに有利だが、大きな差ではない。
大外(最外枠)の有利度(平均データ vs. 本レースデータ)
1. 平均データ(大外の成績)
- 複勝率:23.6%(全体的にかなり高い)
- 回収率:複勝回収値 77(プラス回収可能な水準)
→ 平均的には大外はかなり有利(特に複勝率が高い)。
2. 本レースデータ(大外の成績)
- 複勝率:21.1%(平均より 2.5ポイント低い)
- 回収率:複勝回収値 66(平均77より低く、マイナス回収)
→ 本レースでは大外は不利(複勝率・回収率ともに低下)。
3. 結論(大外の有利度)
- 平均データ → 大外は非常に有利(複勝率23.6%、回収値77)。
- 本レースデータ → 大外は不利(複勝率21.1%、回収値66)。
- 今回のレースでは大外を積極的に狙う必要はない(平均よりパフォーマンスが落ちている)。
総合的な戦略アドバイス
- 奇数番が若干有利(22.3% vs. 21.5%)→ 5番、7番、9番などが狙い目。
- 大外(最外枠)は今回は期待薄 → 平均より複勝率・回収率が低いため、優先度を下げる。
- 中番(5~12番)が依然として最有力(前回分析通り)。
種牡馬

種牡馬考察
① 総合ベスト5(複勝率+回収率が高い種牡馬)
1位:モーリス
- 複勝率33.3%(最高)、単勝回収107、複勝回収146(圧倒的)
→ 最強候補。複勝でも単勝でも回収率が異常に高い。
2位:ハーツクライ
- 複勝率30.5%、単勝回収88、複勝回収70
→ 安定した高複勝率+単勝で稼げる。
3位:キズナ
- 複勝率29.7%、単勝回収75、複勝回収68
→ 3割近い複勝率で堅実。
4位:ドゥラメンテ
- 複勝率29.5%、単勝回収78、複勝回収66
→ キズナと同水準でやや回収率が低めだが有力。
5位:パイロ
- 複勝率28.6%、単勝回収56、複勝回収90
→ 複勝回収が突出して高い。複勝買いで狙い目。
▼コメント
モーリスが断トツで、ハーツクライ・キズナ・ドゥラメンテが続く。パイロは複勝回収90とコスパ最強クラス。
② 総合ワースト5(複勝率+回収率が低い種牡馬)
1位:マジェスティックウォリアー
- 複勝率18.7%、単勝回収22、複勝回収47
→ 最悪データ。勝率・回収率ともに低く、回避推奨。
2位:キンシャサノキセキ
- 複勝率18.6%、単勝回収71、複勝回収75
→ 複勝率は低いが回収率はまあまあ。微妙。
3位:ルーラーシップ
- 複勝率19.7%、単勝回収40、複勝回収61
→ 回収率が低く、複勝率も2割切れ。
4位:ロードカナロア
- 複勝率16.4%、単勝回収61、複勝回収53
→ 複勝率が極端に低い。
5位:ジャスタウェイ
- 複勝率17.6%、単勝回収69、複勝回収80
→ 複勝率は低いが回収率だけは意外と高い。
▼コメント
マジェスティックウォリアーが最悪。ルーラーシップ・ロードカナロアも厳しい。ジャスタウェイは回収率だけ見ると意外とアリかも。
③ 複勝率は低いが回収率が高い種牡馬(穴馬候補)
1位:ブラックタイド
- 複勝率20.6%(低め)、単勝回収57、複勝回収98
→ 複勝回収98は異常値級。穴馬として要チェック。
2位:アイルハヴアナザー
- 複勝率24.5%、単勝回収90、複勝回収84
→ 単勝・複勝ともに回収率が高い。
3位:ゴールドアリュール
- 複勝率26.8%、単勝回収41、複勝回収84
→ 複勝回収が高く、コスパ良し。
▼コメント
ブラックタイドの複勝回収98は盲点。アイルハヴアナザーも単勝90で穴馬候補。
④ 総合評価
【買い目戦略】
✅ モーリス・ハーツクライ・キズナ → 複勝率・回収率ともに高く最優先。
✅ パイロ・ブラックタイド → 複勝回収率が異常に高いので複勝買いで狙い目。
⚠ アイルハヴアナザー・ゴールドアリュール → 回収率が高いので穴馬候補。
❌ マジェスティックウォリアー・ルーラーシップ → データ最悪。避けるべき。
【回収率重視なら】
- 単勝 → モーリス(107)、アイルハヴアナザー(90)、ハーツクライ(88)
- 複勝 → モーリス(146)、ブラックタイド(98)、パイロ(90)
▼最終結論
モーリスが圧倒的。ブラックタイド・パイロは複勝で大穴狙い。
マジェスティックウォリアーは絶対に避ける。
前走距離

前走距離考察
1. 同距離(前走と今回が同じ距離)
- 平均データ:複勝率24.8%、回収率74
- 本レース:複勝率24.8%、回収率81
→ 本レースは回収率が7ポイント向上。同距離では安定した成績だが、本レースでは単勝・複勝ともに回収率が高く、人気馬の着順が堅実。
2. ±200m以内の距離変化
- 平均データ:複勝率22.8%、回収率74
- 本レース:複勝率23.6%、回収率76
→ 複勝率・回収率ともに平均を上回る。小幅な距離変化では適応性が高く、本レースでは馬の状態が良い傾向。
3. ±400m以内の距離変化
- 平均データ:複勝率21.9%、回収率73
- 本レース:複勝率22.8%、回収率77
→ 平均と同様の傾向だが、回収率が高い。中距離変化でも馬の実力が反映されやすい。
4. 今回延長(前走より距離が長い)
- 平均データ:複勝率17.6%、回収率68
- 本レース:複勝率20.4%、回収率72
→ 複勝率が2.8ポイント向上。延長時の不利が平均より軽減されており、ロングスパートに強い馬が活躍。
5. 今回短縮(前走より距離が短い)
- 平均データ:複勝率19.6%、回収率75
- 本レース:複勝率18.6%、回収率73
→ 複勝率は平均より低いが、回収率は同等。短縮戦ではやや不安定だが、人気馬が好走するケースあり。
6. 500m以上延長
- 平均データ:複勝率11.1%、回収率58
- 本レース:複勝率10.0%、回収率66
→ 複勝率は平均より低いが、回収率は8ポイント向上。極端な延長は不利だが、穴馬の活躍で回収率が改善。
7. 500m以上短縮
- 平均データ:複勝率14.0%、回収率74
- 本レース:複勝率13.8%、回収率89
→ 複勝率は同水準だが、回収率が15ポイントも高い。大幅短縮では低人気馬の好走が目立ち、高配当につながる可能性。
総合評価
- 有利な距離変化:
- 同距離・±200m以内:複勝率・回収率ともに安定。特に本レースでは回収率が高い。
- 今回延長:平均より複勝率が高く、適応性あり。
- 注意が必要な距離変化:
- 500m以上延長:複勝率が低く、極端な距離増は不利。
- 500m以上短縮:複勝率は低いが、回収率が突出。穴馬狙いの余地あり。
戦略的アドバイス
- 同距離や小幅な距離変化(±400m以内)では人気馬を軸にした馬券が堅実。
- 500m以上の短縮時は低人気馬の複勝穴を検討。
- 極端な延長(500m以上)は避けるか、状態の良い馬に限定。
前走コース

前走コース考察
① 複勝率と回収率の総合的考察
- 複勝率が高い(25%以上)コース
- 小倉・ダ1700(30.9%)、中京・ダ1800(30.4%)、阪神・ダ1800(27.5%)、新潟・ダ1800(26.9%)
→ これらのコースからの転戦は複勝圏内に入りやすい。 - 回収率が高い(80以上)コース
- 福島・ダ1700(86)、中京・ダ1800(83)、中山・ダ1800(84)
→ 福島・中京・中山からの転戦は回収率が高く、穴馬の可能性もあり。
- 福島・ダ1700(86)、中京・ダ1800(83)、中山・ダ1800(84)
- 小倉・ダ1700(30.9%)、中京・ダ1800(30.4%)、阪神・ダ1800(27.5%)、新潟・ダ1800(26.9%)
- 複勝率が低い(20%未満)コース
- 東京・ダ1600(17.9%)、東京・ダ2100(16.7%)、東京・ダ1400(16.5%)
→ 東京ダートからの転戦は不利な傾向。特に距離が異なる場合はさらに複勝率が低下。
- 東京・ダ1600(17.9%)、東京・ダ2100(16.7%)、東京・ダ1400(16.5%)
② 前走場所でどの場所が平均的に良いか悪いか
- 好転戦元コース(複勝率・回収率ともに高い)
- 小倉・ダ1700(複勝率30.9%、回収率70)
- 中京・ダ1800(複勝率30.4%、回収率83)
- 阪神・ダ1800(複勝率27.5%、回収率72)
→ これらのコースから新潟・ダ1800へは適性が高い。
- 悪い転戦元コース(複勝率・回収率ともに低い)
- 東京ダート全般(複勝率16~18%、回収率56~75)
- 京都・ダ1800(複勝率18.2%、回収率67)
→ 東京ダート馬は新潟ダートに苦手意識がある可能性。
③ 距離延長 vs 短縮 どちらが有利か?
- 延長時の傾向
- 前走距離が1600m → 1800m(+200m)の場合、複勝率は若干低下するが、回収率は安定(例:東京・ダ1600→新潟・ダ1800)。
- 1700m → 1800m(+100m)の場合は影響少(福島・ダ1700→新潟・ダ1800で複勝率24.8%)。
- 短縮時の傾向
- 1900m → 1800m(-100m)の場合は複勝率が向上(中京・ダ1900→新潟・ダ1800で21.2%)。
- 2000m → 1800m(-200m)の場合はやや不安定(阪神・ダ2000→新潟・ダ1800で26.3%だがデータ不足)。
結論
→ 短縮(-100~200m)の方が延長(+100~200m)より若干有利。特に1700m→1800mや1900m→1800mの変化は適応しやすい。
④ どの前走コースが平均的に良く、さらに距離変化の影響は?
- 最適な前走コース
- 小倉・ダ1700(複勝率30.9%)
→ 1700m→1800m(+100m)の延長でも高い複勝率を維持。 - 中京・ダ1800(複勝率30.4%)
→ 同距離(1800m→1800m)で安定。 - 阪神・ダ1800(複勝率27.5%)
→ 同距離で回収率72と堅実。
- 小倉・ダ1700(複勝率30.9%)
- 距離変化の影響が少ないパターン
- 1700m → 1800m(+100m):福島・小倉からの転戦で好成績。
- 1900m → 1800m(-100m):中京・京都からの転戦で複勝率向上。
⑤ 総合評価
- おすすめの転戦パターン
- 小倉・ダ1700 → 新潟・ダ1800(+100m)
→ 複勝率30.9%と最高で、回収率70とバランス良好。 - 中京・ダ1800 → 新潟・ダ1800(同距離)
→ 複勝率30.4%、回収率83と高配当も期待。 - 阪神・ダ1800 → 新潟・ダ1800(同距離)
→ 複勝率27.5%、回収率72で堅実。
- 小倉・ダ1700 → 新潟・ダ1800(+100m)
- 避けるべき転戦パターン
- 東京ダート(1600m/2100m)→ 新潟・ダ1800
→ 複勝率17%前後と低く、回収率も低い。 - 芝コースからの転戦
→ データ不足だが、複勝率・回収率ともに不安定(例:中山・芝2000→新潟・ダ1800で13.9%)。
- 東京ダート(1600m/2100m)→ 新潟・ダ1800
最終結論
「小倉・ダ1700」「中京・ダ1800」「阪神・ダ1800」からの転戦が最も有利。
- 距離変化では「短縮(-100m~200m)or 同距離」がベスト。
- 東京ダートや芝コースからの転戦は要注意。
- 回収率を考慮すると、中京・福島からの転戦で高配当も狙える。
この分析を基に、「小倉・中京・阪神のダート馬」を軸に馬券を組むのが効率的と言える。