新潟ダート1200m特徴

新潟ダート1200m

新潟ダート1200m解説

  1. スタート地点
    • 2コーナーポケットから芝コースで発走。中央4場以外で唯一のダート1200m設定。
    • 外枠ほど芝を走る距離が長く(中山同様)、スタート後は外馬が数歩分多く芝を走る。
  2. コース形状
    • 3コーナーまで約525m。3~4コーナーはスパイラルカーブ(ほぼ平坦)。
    • JRA全ダート中で高低差最小(0.6m)だが、コーナー角度はきつい。
    • 最終直線は353.9m(比較的長め)。
  3. レース展開の傾向
    • 前半3ハロンが速く、後半3ハロンが遅くなる前傾型ラップ
      • 3コーナー手前で減速するため、後方馬は引っ張り気味になりやすい。
    • 平坦な直線の影響もあり、逃げ・先行馬が極めて有利(特に逃げ馬の勝率が突出)。
    • 中山ダート1200m(下り坂あり)とは異なり、2ハロン目はそれほど加速しない。
  4. 他コースとの比較
    • 中山D1200より逃げやすさでトップクラス
    • 急カーブと前傾ペース構造が勝ち馬の傾向を決定づける。

結論:新潟D1200は「逃げ馬の楽園」とも言えるコース。枠順(外枠有利)とペース配分を考慮した馬選びが重要。

新潟ダート1200mデータ(2019年~2024年)

騎手

騎手考察

① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価が高い騎手ベスト5

  1. 川須栄彦
    • 複勝率38.7%・単勝回収率242・複勝回収率90
      圧倒的な単勝回収率が光る。25.8%の勝率も高く、穴騎手としての爆発力が際立つ。
  2. 津村明秀
    • 複勝率31.4%・単勝回収率116・複勝回収率124
      単複回収率がともに100超え。26.5%の連対率も安定感を示す。
  3. 吉田隼人
    • 複勝率41.7%・単勝回収率94・複勝回収率71
      複勝率トップクラス。21.7%の勝率も高く、勝ち切る力が評価できる。
  4. 戸崎圭太
    • 複勝率37.7%・単勝回収率98・複勝回収率101
      単複回収率のバランスが良く、30.4%の連対率も信頼感がある。
  5. 岩田望来
    • 複勝率32.3%・単勝回収率57・複勝回収率125
      複勝回収率が突出。32.3%の複勝率も堅実で、長期的な利益を生むタイプ。

② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価が低い騎手ワースト5

  1. 秋山稔樹
    • 複勝率20.4%・単勝回収率35・複勝回収率69
      単勝回収率の低さが目立ち、6.5%の勝率も苦戦が伺える。
  2. 斎藤新
    • 複勝率21.5%・単勝回収率41・複勝回収率47
      単複回収率ともに低く、7.7%の勝率では勝ちきれない印象。
  3. 武藤雅
    • 複勝率20.2%・単勝回収率67・複勝回収率62
      回収率はややマシだが、複勝率20%台前半は厳しい。
  4. 内田博幸
    • 複勝率30.0%・単勝回収率26・複勝回収率81
      単勝回収率26は致命的。連対率24.3%とのギャップが大きい。
  5. 西村淳也
    • 複勝率25.8%・単勝回収率40・複勝回収率71
      単勝回収率の低さがネック。6.5%の勝率では厳しい戦い。

③ 複勝率は低いが単勝・複勝回収率が高い騎手ベスト3

  1. 菱田裕二
    • 複勝率27.8%・単勝回収率59・複勝回収率125
      複勝回収率が極めて高く、穴馬との相性が良い。
  2. 菊沢一樹
    • 複勝率21.1%・単勝回収率70・複勝回収率119
      低複勝率だが回収率は高く、大穴を拾う手腕あり。
  3. 亀田温心
    • 複勝率21.2%・単勝回収率114・複勝回収率103
      単勝回収率の高さが突出。10.6%の勝率ながら配当を狙える。

④ 総合評価

◎ おすすめ騎手

  • 川須栄彦津村明秀は単複回収率の高さと勝率のバランスが理想的。特に川須は単勝242%という驚異的数字で、穴馬ファン必見。
  • 吉田隼人戸崎圭太は複勝率の高さと回収率の安定感があり、堅実な馬券に適す。

▲ 要注意騎手

  • 内田博幸秋山稔樹は単勝回収率の低さが課題。連対率との差が大きく、人気馬での敗戦が多い可能性あり。

☆ 穴馬狙いの隠れ玉

  • 菱田裕二菊沢一樹は低複勝率だが回収率が高い。勝率は低くても高配当を引く手腕があり、波があるものの期待値は高い。

総合的には、回収率と勝率のバランスを見ると「川須・津村・吉田」が三強。一方で、単勝回収率の低い騎手は人気馬の着外リスクに注意が必要だ

人気別

人気別考察

1. 人気馬(1~4番人気)の傾向

  • 勝率・複勝率
    • 1番人気は平均とほぼ同等(勝率33.9% vs 33.4%、複勝率63.4% vs 64.5%)。単勝回収率が88(平均79)とやや高く、堅実に活躍。
    • 2番人気も平均並み(勝率19.1% vs 19.7%)。複勝回収率87(平均83)で、平均よりやや良い。
    • 3~4番人気は勝率・連対率が平均を下回る(3番人気:勝率12.1% vs 13.2%、4番人気:勝率7.8% vs 9.4%)。単勝回収率も低く(3番人気69、4番人気61)、不振気味。

結論
✅ 1番人気は安定した強さで回収率も向上。
⚠️ 3~4番人気は平均より低調で、単勝回収率の低さが目立つ。


2. 中穴人気馬(5~8番人気)の傾向

  • 勝率・複勝率
    • 5番人気は勝率7.5%(平均7.0%)と平均並みだが、複勝率23.4%(平均26.6%)でやや低い。単勝回収率81(平均78)は良好。
    • 6~8番人気勝率・複勝率が平均を上回る(例:7番人気 勝率5.4% vs 平均3.8%)。さらに単勝回収率が大幅アップ(7番人気100、8番人気106)し、穴馬として好調。

結論
🔥 6~8番人気が爆発的で、単勝回収率が平均より10~30ポイント上昇。中穴馬の活躍が目立つ。


3. 大穴人気馬(9~18番人気)の傾向

  • 勝率・複勝率
    • 9~12番人気は勝率が平均並み~やや低い(例:9番人気 勝率1.3% vs 平均1.9%)。しかし、複勝回収率が高い(9番人気79、12番人気69)ため、複勝で拾えば利益が出やすい。
    • 13番人気以下は極端に低調(14番人気 勝率0%、15番人気 勝率0%)。単勝回収率も0のケースがあり、リスクが高い。

結論
⚡ 9~12番人気は複勝で狙い目(回収率向上)。
💀 13番人気以降はほぼ無価値で、勝ち切れない傾向が顕著。


総合評価

  • 人気馬(1~2番人気) → 安定した強さ。1番人気は単勝でも◎
  • 中穴(5~8番人気) → 単勝回収率が急上昇しており、穴馬券の主戦場。
  • 大穴(9~12番人気) → 複勝で拾う戦略が有効。13番人気以降は避けるべき

戦略的アドバイス

  • 1番人気の単勝 or 6~8番人気の単勝穴が効率的。
  • 大穴は複勝で9~12番人気を少量狙うのが現実的。
  • 3~4番人気はやや不安定なので、勝負どころでは要注意。

クラス別

クラス別考察

① 回収率が低くなっているクラス(堅いレース)

  • 未勝利
    • 単勝回収値:52(平均65)→ 大幅ダウン
    • 複勝回収値:73(平均70)→ ほぼ同等
      → 単勝が極端に低く、人気馬が堅い。穴馬がほとんど機能しない。
  • 3勝クラス
    • 単勝回収値:56(平均89)→ 激減
    • 複勝回収値:80(平均79)→ 微増
      → 単勝の回収率が異常に低く、超堅いレース
  • OPEN(非L)
    • 単勝回収値:53(平均71)→ 低下
    • 複勝回収値:70(平均70)→ 変わらず
      → 単勝で荒れにくく、人気馬が安定

総評
未勝利・3勝クラス・OPEN非L は単勝回収率が大幅ダウンしており、人気馬が圧倒的に強いか、穴馬が全く機能しない「堅いレース」と言える。


② 回収率が高くなっているクラース(荒れるレース)

  • 2勝クラス
    • 単勝回収値:63(平均71)→ 低下
    • 複勝回収値:78(平均74)→ 上昇
      → 単勝は堅いが、複勝で穴馬が拾いやすい
  • 1勝クラス
    • 単勝回収値:71(平均70)→ ほぼ同等
    • 複勝回収値:69(平均73)→ 微減
      → 大きな変化なし(平均的)。

総評
2勝クラスの複勝回収率が上昇しており、穴馬が複勝で絡みやすい「荒れるレース」 の傾向がある。


③ 回収率が変わらないクラス(平均的なレース)

  • 新馬
    • 単勝回収値:74(平均78)→ 微減
    • 複勝回収値:66(平均72)→ 微減
      → やや堅いが、ほぼ平均的
  • 1勝クラス
    • 単勝回収値:71(平均70)
    • 複勝回収値:69(平均73)
      → ほぼ平均通り

総評
新馬・1勝クラス は平均的な動きで、特に大きな傾向変化はない。


④ データがないクラス(該当レースなし)

  • OPEN(L)・G3・G2・G1
    → 本レースデータでは開催されていない

最終結論

✅ 堅いレース(単勝回収率低下)

  • 未勝利・3勝クラス・OPEN非L は単勝で人気馬が圧倒的。穴馬はほぼ無価値。

🔥 荒れるレース(複勝回収率上昇)

  • 2勝クラス は複勝で穴馬が拾いやすく、波がある。

📊 平均的なレース

  • 新馬・1勝クラス は平均通りの展開。

🚫 データなし

  • OP(L)・G1~G3 は今回のデータに含まれず。

戦略的アドバイス

  • 未勝利・3勝クラスは単勝で1~2番人気を狙うのが安全。
  • 2勝クラスは複勝で中穴(5~8番人気)を絡ませるのが有効。
  • 新馬・1勝クラスは通常通りの馬券戦略でOK

脚質×上がり3F

脚質×上がり3F考察

1. 逃げ(先行型)

  • 平均データ:複勝率 39.1%、単勝回収値 209、複勝回収値 138
  • 本レースデータ:複勝率 54.3%(▲+15.2pt)、単勝回収値 279(▲+70)、複勝回収値 169(▲+31)
    ✅ 有効度:★★★★★(極めて有効)
    → 逃げ馬の複勝率・回収率が大幅上昇。単勝回収値279は異常値レベルで、逃げ馬が圧倒的に強いレースが多発。先行逃げ策が最強

2. 先行

  • 平均データ:複勝率 35.5%、単勝回収値 100、複勝回収値 99
  • 本レースデータ:複勝率 41.3%(▲+5.8pt)、単勝回収値 109(▲+9)、複勝回収値 114(▲+15)
    ✅ 有効度:★★★★☆(有効)
    → 複勝率・回収率ともに向上。逃げに次ぐ有効脚質で、人気馬の先行も安定。

3. 中団

  • 平均データ:複勝率 20.3%、単勝回収値 57、複勝回収値 71
  • 本レースデータ:複勝率 14.2%(▼-6.1pt)、単勝回収値 35(▼-22)、複勝回収値 59(▼-12)
    ⚠️ 有効度:★☆☆☆☆(悪い)
    → 複勝率・回収率ともに低下。中団待機策は機能せず、勝ちにくい。人気馬でも凡走リスク大

4. 後方

  • 平均データ:複勝率 7.5%、単勝回収値 25、複勝回収値 30
  • 本レースデータ:複勝率 5.0%(▼-2.5pt)、単勝回収値 7(▼-18)、複勝回収値 31(▲+1)
    ⚠️ 有効度:★☆☆☆☆(極めて悪い)
    → 単勝回収値7は事実上無価値。後方一気馬はほぼ敗退。複勝でも拾いにくい。

5. マクリ

  • 平均データ:複勝率 48.3%、単勝回収値 152、複勝回収値 151
  • 本レースデータデータなし(0戦)
    ⚠️ 有効度:評価不可
    → 本レースでは出現せず。平均では超有効だが、今回は戦略対象外。

【勝ちたいなら「逃げ」一択】

  • 逃げ馬の複勝率54.3% は異常値レベル。
  • 単勝回収値279は穴逃げ馬が大金星を連発している証拠。
  • 先行勢も安定するため、逃げ・先行馬のワンツーBOXが最強。

【中団・後方は軽視】

  • 中団は複勝率14.2%(平均より6pt低下)、後方は単勝回収値7と悲惨。
  • 人気馬でも中団待機は危険。展開次第で大敗する可能性大。

【おすすめ馬券戦略】

  • 単勝逃げ馬(特に5番人気前後) を重点狙い。
  • 複勝:逃げ+先行馬の2頭BOXで堅実回収。
  • 避けるべき:中団~後方人気馬の単勝(回収率35以下は論外)。

ラスト3F

結論「逃げ」が圧倒的に強く、先行も安定。中団以降はほぼ無価値なレース構成

  1. 「3F最速馬」の勝率が異常に低い(48.6% vs 平均64.2%)
    → 終盤のスピード勝負より「ポジション争い」が重要
    → 逃げ・先行馬が最後まで体力を温存し、差し馬を振り切る展開。
  2. 「3F ~5位」の回収率上昇
    → 中位グループの馬が意外に健闘。先行馬の「残り脚」が強い。
  3. 「3F 6位~」は依然不調
    → 末脚鈍足だと成績不調。前残りとはいえある程度のスピード必須。

【戦略的アドバイス】

  • 単勝逃げ・先行馬(3F ~5位) を優先。3F 1位人気はオッズ低下で避ける。
  • 複勝3F 2~3位の先行馬を軸に、3F ~5位の穴馬を絡める。
  • 避けるべき3F 6位~の後方勢(回収率20は論外)。

結論「終盤スピード(3F)よりポジション(先行)」が勝敗を分ける。差し・追い込み馬は極端に不利。

馬番

馬番考察

【最も有利な馬番ランキング】

内番が不利
  1. 12番(複勝率24.9% ▲+2.1pt)→ 中番最強
  2. 7番(23.9% ▲+2.0pt)→ 単勝回収率69も高く穴馬として有効
  3. 4番(23.4% ▲+1.9pt)→ 内番トップ
  4. 10~11番(23.8%・22.4%)→ 中番の安定組
  5. 14~15番(21.3%・21.4%)→ 外番ながら健闘

【不利な馬番ランキング】

  1. 1番(17.0% ▼-2.7pt)→ 内番最悪
  2. 5番(16.9% ▼-4.4pt)→ 中番で突出して低い
  3. 2番(18.3% ▼-2.1pt)→ 回収率49と低い

【戦略的アドバイス】

  • 単勝穴7番・12番(複勝率・回収率ともに高い)
  • 複勝堅実4番・10~11番(内~中番の安定組)
  • 避けるべき1番・5番(複勝率・回収率ともに低い)

結論中番(7・10~12番)が圧倒的に有利で、内番は4番以外やや不安。外番は14~15番が意外に好走。

奇数番と偶数番

  1. 奇数番 vs 偶数番
    • 偶数番を優先(特に単勝)。奇数番は複勝で少量狙う程度。
  2. 大外(最外枠)の扱い
    • 平均より不利なため、積極的に狙わない。複勝で拾える場合は絡む可能性あり。
  3. おすすめ馬券戦略
    • 単勝偶数番の7・10・12番(本レースデータで好成績)を軸に。
    • 複勝偶数番+大外回避で堅実に。

最終結論
「偶数番」が奇数番より有利で、「大外」は平均より不利。
馬券戦略では偶数番の馬を中心に、大外馬は控えめにすると良い

種牡馬

種牡馬考察

① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価が高い種牡馬ベスト5

  1. オルフェーヴル
    • 複勝率23.1% | 単勝回収177 | 複勝回収138
    • 圧倒的な単勝回収率が光る。13.5%の勝率も高く、大穴馬を当てると大きなリターンが期待できる
  2. Into Mischief
    • 複勝率52.9% | 単勝回収152 | 複勝回収88
    • 驚異的な52.9%複勝率。単勝回収も高く、安定性と配当の両立が特徴
  3. ヨハネスブルグ
    • 複勝率30.0% | 単勝回収126 | 複勝回収132
    • 単複ともに高い回収率。16.7%の勝率も申し分ない
  4. マジェスティックウォリアー
    • 複勝率19.6% | 単勝回収216 | 複勝回収58
    • 単勝回収216は異常値レベル。複勝率は低めだが大穴専門
  5. シニスターミニスター
    • 複勝率28.9% | 単勝回収85 | 複勝回収117
    • 複勝回収が特に高く、複勝馬券での活躍が目立つ

② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価が低い種牡馬ワースト5

  1. パイロ
    • 複勝率13.1% | 単勝回収98 | 複勝回収38
    • 複勝回収38は致命的。5.1%の勝率も低く、全体的に期待薄
  2. ダイワメジャー
    • 複勝率14.3% | 単勝回収63 | 複勝回収32
    • 複勝回収32は最低クラス。10.0%勝率も数字以上に厳しい
  3. コパノリッキー
    • 複勝率18.8% | 単勝回収47 | 複勝回収40
    • 単複ともに回収率が低く、9.4%勝率では厳しい
  4. ストロングリターン
    • 複勝率22.9% | 単勝回収44 | 複勝回収51
    • 単勝回収44がネック。7.3%勝率では勝ちきれない
  5. サウスヴィグラス
    • 複勝率27.9% | 単勝回収46 | 複勝回収59
    • 複勝率は高いが回収率が低く、10.9%勝率も物足りない

③ 複勝率は低いが単勝・複勝回収率が高い種牡馬ベスト3

  1. マジェスティックウォリアー
    • 複勝率19.6% | 単勝回収216 | 複勝回収58
    • 単勝回収216は群を抜く。大穴専門の種牡馬
  2. スウェプトオーヴァーボード
    • 複勝率17.5% | 単勝回収117 | 複勝回収78
    • 11.1%勝率ながら高回収。穴馬として有望
  3. スマートファルコン
    • 複勝率20.9% | 単勝回収182 | 複勝回収63
    • 14.0%勝率と単勝回収のバランスが良い

④ 総合評価

◎ おすすめ種牡馬

  • オルフェーヴルInto Mischiefが二大巨頭。前者は大穴、後者は安定性で勝負。
  • ヨハネスブルグも単複ともに高回収で有望。

▲ 要注意種牡馬

  • パイロダイワメジャーは回収率が低すぎる。勝率も低く、避けた方が無難。

☆ 穴馬狙いの隠れ玉

  • マジェスティックウォリアーは単勝回収216と異常値。大穴狙いなら最高の選択肢。

総合的には「オルフェーヴル」「Into Mischief」「ヨハネスブルグ」の3強が突出。回収率の低い種牡馬は勝率に関わらず要注意と言える。大穴狙いならマジェスティックウォリアーが面白い選択肢だろう。

前走距離

前走距離考察

1. 同距離(前走と同距離)

  • 平均データ:複勝率24.8% | 単勝回収67 | 複勝回収74
  • 本レースデータ:複勝率23.6%(▼1.2pt)| 単勝回収62(▼5)| 複勝回収69(▼5)
    ✅ 傾向:やや不利
    → 複勝率・回収率ともに平均を下回る。同距離戦は安定感が低下している印象。

2. ±200m以内(微調整)

  • 平均データ:複勝率22.8% | 単勝回収69 | 複勝回収74
  • 本レースデータ:複勝率22.0%(▼0.8pt)| 単勝回収63(▼6)| 複勝回収71(▼3)
    ⚠️ 傾向:ほぼ同等~微減
    → 大きな変化はないが、単勝回収率が低下。微調整距離では人気馬がやや不発

3. ±400m以内(中距離調整)

  • 平均データ:複勝率21.9% | 単勝回収70 | 複勝回収73
  • 本レースデータ:複勝率21.6%(▼0.3pt)| 単勝回収64(▼6)| 複勝回収72(▼1)
    ⚠️ 傾向:ほぼ同等
    → 複勝率は平均並みだが、単勝回収率が低下。中距離調整は複勝メインで考えると良さそう。

4. ±600m以内(広めの調整)

  • 平均データ:複勝率21.5% | 単勝回収70 | 複勝回収73
  • 本レースデータ:複勝率21.3%(▼0.2pt)| 単勝回収62(▼8)| 複勝回収72(▼1)
    ⚠️ 傾向:単勝回収率が低下
    → 複勝率は変わらないが、単勝の回収率が悪化。広めの距離調整では単勝が厳しい

5. 今回延長(距離が延びる)

  • 平均データ:複勝率17.6% | 単勝回収71 | 複勝回収68
  • 本レースデータ:複勝率21.0%(▲3.4pt)| 単勝回収46(▼25)| 複勝回収74(▲6)
    🔥 傾向:複勝で好転、単勝は悪化
    → 複勝率が大幅上昇(21.0% vs 17.6%)し、回収率も向上。単勝は人気馬が不発で回収率46と低い。
    → 「延長=複勝狙い」が有効かも。

6. 今回短縮(距離が短くなる)

  • 平均データ:複勝率19.6% | 単勝回収75 | 複勝回収75
  • 本レースデータ:複勝率17.8%(▼1.8pt)| 単勝回収71(▼4)| 複勝回収79(▲4)
    ⚠️ 傾向:単勝は微減、複勝回収率は上昇
    → 単勝回収率は平均並みだが、複勝回収率が向上。短縮戦は複勝で拾いやすい傾向。

7. 500m以上短縮(大幅な距離短縮)

  • 平均データ:複勝率14.0% | 単勝回収83 | 複勝回収74
  • 本レースデータ:複勝率16.9%(▲2.9pt)| 単勝回収40(▼43)| 複勝回収82(▲8)
    ✅ 傾向:複勝回収率が向上、単勝は激減
    → 単勝回収率40は致命的に低いが、複勝回収率82と高く、複勝で拾う戦略が有効

総合評価

  1. 同距離・微調整(±200m)
    • 複勝率・回収率ともに平均並み~微減。単勝は控えめに、複勝メインで考える。
  2. 中~広めの距離調整(±400m~±600m)
    • 単勝回収率が低下。複勝で絡む馬を狙うのが無難。
  3. 距離延長
    • 複勝率が大幅上昇(21.0%)。単勝は不発だが、複勝で拾いやすい。
  4. 距離短縮
    • 500m以上短縮では複勝回収率82と高い。単勝は避け、複勝で狙う。

結論
✅ 「距離延長」は複勝率が向上 → 複勝狙いが◎
✅ 「大幅短縮(500m以上)」は複勝回収率が高い → 複勝で拾う
⚠️ 同距離・微調整は単勝回収率低下 → 単勝は控えめに

おすすめ戦略

  • 複勝メインで「延長戦」「大幅短縮戦」を重点的に狙う。
  • 単勝は同距離・微調整では人気馬を控えめに。

前走コース

前走コース考察


① 複勝率と回収率の総合考察

  • 新潟・ダ1200(同コース)
    • 複勝率 29.7%(高い) | 単勝回収 65 | 複勝回収 81
      → 同コース継続が最も安定。複勝回収率81と高く、馬券的にも◎。
  • 他コースからの転戦
    • 阪神・ダ1200(複勝率27.0%)、中京・ダ1200(27.8%)も好成績。
    • 東京・ダ1400(13.3%)、福島・芝1200(14.0%)は大幅に不利。

結論
✅ 同コースor類似ダート1200mコースからの転戦が有利。
⚠️ 芝→ダート・長距離→短距離は厳しい。


② 前走場所の平均的評価

▼ 有利な前走コース(複勝率25%以上)

  1. 新潟・ダ1200(29.7%)→ 同コース最強
  2. 阪神・ダ1400(30.0%)→ 距離短縮で好転
  3. 中京・ダ1200(27.8%)→ 同距離ダートで安定
  4. 京都・ダ1400(24.6%)→ 距離短縮で活躍

▼ 不利な前走コース(複勝率20%未満)

  1. 東京・ダ1400(13.3%)→ 距離短縮でも不調
  2. 福島・芝1200(14.0%)→ 芝→ダートは苦手
  3. 小倉・芝1200(16.7%)→ 芝馬は適性不足

結論
✅ ダート1200m~1400mのコースが前走として理想的。
⚠️ 芝コース・長距離ダートからの転戦は厳しい。


③ 距離延長 vs 短縮の有利性

  • 延長(例:1000m→1200m)
    • 阪神・ダ1400→新潟・ダ1200(複勝率30.0%)
      → 200m短縮で好成績。
    • 中京・ダ1400→新潟・ダ1200(25.7%)
      → やや低下するが許容範囲。
  • 短縮(例:1400m→1200m)
    • 東京・ダ1600→新潟・ダ1200(12.2%)
      → 400m短縮でも不調。

結論
✅ 200m以内の短縮は問題なし。400m以上の短縮は不利。
⚠️ 延長戦はデータ不足だが、1400m→1200mの短縮が無難


④ 平均的に有利な前走コース & 距離調整

▼ おすすめ前走コース

  1. 新潟・ダ1200(同コース)→ 複勝率29.7%
  2. 阪神・ダ1200/1400 → 複勝率27.0~30.0%
  3. 中京・ダ1200 → 複勝率27.8%

▼ 距離調整の最適解

  • 200m以内の短縮(例:1400m→1200m)→ 高複勝率を維持。
  • 芝→ダート・長距離→短距離は避ける。

結論
「同コース」or「ダート1200m~1400m」→「200m以内短縮」が最強パターン。


⑤ 総合評価

  1. コース適性
    • ダート1200mの経験馬が圧倒的に有利。芝馬は不向き。
  2. 距離調整
    • 1400m→1200m(200m短縮)は問題なし。400m以上短縮は厳しい。
  3. 回収率
    • 同コース(新潟・ダ1200)は単勝65・複勝81と高回収。
    • 阪神・中京ダートも回収率70台で狙い目。

戦略的アドバイス

  • 単勝新潟・阪神・中京のダート1200m経験馬を優先。
  • 複勝同コースor短縮200m以内のダート馬を軸に。
  • 避けるべき芝→ダート・長距離→短距離の馬。

最終結論
「新潟・ダ1200」or「阪神/中京ダート1200m~1400m」→「200m以内短縮」の馬が最強。
芝馬や長距離ダート馬は極力避けるべき。

タイトルとURLをコピーしました