ルメール騎手データ(2020年~2024年)

調教師
評価基準(各指標を100点満点で標準化)
- 複勝率(最高:69.2%、最低:37.3%)
- 単勝回収率(最高:162、最低:37)
- 複勝回収率(最高:99、最低:58)
各項目を偏差的にスコア化し、合計300点満点で総合評価を算出しています。
① 総合スコアが高い調教師ランキングベスト5
順位 | 調教師 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | 総合スコア(300点満点) | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
🥇1位 | 稲垣幸雄 | 69.2% | 162 | 99 | 300点 | 複勝率・回収率ともに圧倒的な数値。少数精鋭で確実に仕上げる職人型。 |
🥈2位 | 黒岩陽一 | 67.6% | 88 | 91 | 271点 | 高複勝率とバランスの取れた回収値。安定+妙味あり。 |
🥉3位 | 大竹正博 | 65.7% | 70 | 99 | 264点 | 複勝率・複勝回収率が非常に高く、堅実派に最適。 |
4位 | 田中博康 | 63.8% | 95 | 85 | 263点 | 勝率も高く、勝ち切る競馬が魅力。単勝派にもオススメ。 |
5位 | 栗田徹 | 61.0% | 48 | 85 | 241点 | 回収面に課題あるが、複勝率は優秀で安定性あり。 |
② 総合スコアが低い調教師ランキングワースト5
順位 | 調教師 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 | 総合スコア(300点満点) | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
🥇1位 | 萩原清 | 55.9% | 37 | 67 | 186点 | 複勝率はまずまずだが、回収値が低すぎる。狙い所が難しい。 |
🥈2位 | 須貝尚介 | 37.3% | 61 | 58 | 193点 | 勝ち切れない上に回収値も低い。馬券妙味に乏しい。 |
🥉3位 | 堀宣行 | 43.9% | 74 | 68 | 202点 | 実績ある厩舎だが、現状はやや低調。割引が必要。 |
4位 | 田村康仁 | 53.8% | 60 | 68 | 208点 | 数値は平均的以下。特筆すべき強みがない。 |
5位 | 加藤征弘 | 46.7% | 77 | 71 | 212点 | 勝率・回収値ともに物足りず、安定感に欠ける。 |
③ 総合評価・まとめ
全体を通して明らかなのは、稲垣幸雄調教師の安定感と馬券妙味の高さ。他の上位陣も「複勝率と複勝回収率」の両立がポイントとなっており、複勝ベースでの堅実性+回収率のバランスが高評価の決め手となっています。
逆に下位は、勝率・回収値いずれも平均を下回るケースが多く、人気に応えられていないか、馬券的な妙味がない調教師が目立ちます。
今後の馬券戦略においては、「高複勝率 × 高複回収率」の調教師(例:黒岩、大竹)を中心に、レースレベルや人気を見極めた運用がカギとなります。
年齢

🔍 総合評価・分析ポイント
✅ 若齢馬(2〜3歳)
- 勝率・複勝率ともに高水準。
- 特に3歳馬は勝率28.0%と最も高く、回収値もそこそこ健闘。
- 2歳馬も複勝率58.3%と高く、素質馬の初戦や少頭数レースで堅実。
👉 狙い:堅実派には2歳・3歳馬。特に人気でも信頼できる。
⚖ 中間層(4〜5歳)
- 成績はやや落ちるが安定。
- 特に5歳馬は複勝率50.0%かつ複勝回収値87と妙味あり。
- 単勝での妙味は薄いが、ヒモや2〜3着狙いで効率的。
👉 狙い:中穴の5歳馬は馬券的に面白い。複勝・ワイドで拾いたい。
❌ 高齢馬(6歳以上)
- 成績・回収値ともに右肩下がり。
- 6歳で既に勝率14.1%、7歳では11.1%、8歳は全滅。
- 回収値も全て低水準で、期待値の面からも狙いづらい。
📝 まとめ
年齢とともにパフォーマンスは徐々に低下しますが、2~3歳は信頼度重視、4~5歳は馬券妙味重視、6歳以上は疑ってかかるのが基本戦略です。
特に【複勝率 × 回収値】を両立している5歳馬には注目。高齢馬は思い切って消すことで点数の絞り込みや配当妙味を追求できます。
斤量
芝別斤量

芝別斤量では、重ければ重いほど、着内率と回収率が向上する。
牡馬に絞った成績

牡馬になると53.5~55kgで着内率と回収率が向上する。
ダート別斤量

ダート別斤量では、57.5~59kg で重くなると勝率が低下し勝ちきれなくなる。逆に斤量が53.5~55kgになると勝率が向上し、単勝回収率が向上する。
牡馬に絞った成績

牡馬だけに絞ると53.5~55kgの勝率、単勝回収率ともにさらに向上する。
馬体重
芝別成績

480~499kgを軸に軽くても重くても徐々に着内率と回収率が低下するが、540~になると軽視されがちになり、回収率が向上する。439kg以下になると急に成績も回収率も悪くなる。
馬体重増減
馬体重増減では、ー10kg以上減になると成績がかなり悪くなる。
ベストは、-9~ー4kgで最高のパフォーマンスを発揮できる。
馬体重が+20kg以上になると急に勝ちきれなくなる。単勝、単勝回収率ともに激減する。逆に軽視されがちになり、着内率と複勝回収率は成績が良くなる。勝ちきれないが、着内には来る傾向にある。
牝馬別馬体重成績

牝馬になると、519kgまでなら重くなればなるほど、すべての成績が向上する。逆に体重が460kg以下になると、パフォーマンスが落ちる。
ダート別成績

460kg以上の成績は変わらないが540kg以上になると、成績が落ちる。
460kgより下の体重になると、パフォーマンスが落ち始める。
馬体重増減
馬体重増減では、前走から馬体重が増えるとそこまで成績が変わらないが、ー4kgよりも減ると成績が徐々に落ち始める。しかし単勝だけでみると、ー10kgよりも減ると成績がかなり向上するので軽視できない。
牡馬VS牝馬 馬体重増減別成績
牡馬成績
馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
今回減 | 76- 49- 38-190/353 | 21.5% | 35.4% | 46.2% | 56 | 71 |
同体重 | 35- 24- 13- 55/127 | 27.6% | 46.5% | 56.7% | 87 | 87 |
今回増 | 100- 64- 40-183/387 | 25.8% | 42.4% | 52.7% | 74 | 79 |
牝馬成績
馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
今回減 | 28- 12- 11- 66/117 | 23.9% | 34.2% | 43.6% | 63 | 73 |
同体重 | 14- 5- 6- 20/ 45 | 31.1% | 42.2% | 55.6% | 68 | 76 |
今回増 | 27- 22- 14- 64/127 | 21.3% | 38.6% | 49.6% | 68 | 75 |
牡馬は体重増減に影響が少ない傾向にあるが回収率で差が出てくる。
牝馬は、馬体重の変化が走りに直結しやすいが、回収率ではそこまで差が無い。
馬番
芝別馬番成績

- 9番より内目の馬番が得意な傾向にある。特に1番、6番、9番で好成績が目立つ。
- 外番では、16番、17番、18番と極端な外番で軽視されがちで、回収率が高い傾向にある為狙い目。
- 大外発走になると成績が向上するが回収率で差が少ない。
ダート別馬番成績

- 8番~外番になると成績が向上する。
- 最内1番は着内率も回収率も落ちる。
- 大外発走で着内率も回収率も良くなる。
- 偶数番と奇数番では、偶数番のほうが得意な傾向にある。
脚質
芝別成績

- 逃げ、先行脚質での成績と回収率が良いが、中団以下になると成績が悪くないが、人気以上にパフォーマンスが落ちる為回収率がかなり落ちる。
- まくりの成績がかなり良い。回収率も逃げと変わらない。
- 3F1位~3位までの成績と回収率がかなり良い。
逃げ先行馬の条件別成績
- 人気別ではほとんどが5番人気以内で好成績。特に3,4,5番人気の複勝回収率が100を超える。
- 逃げ先行馬で3F5位までの脚を使うと単勝回収率、複勝回収率が100を超える。
- 馬体重では、460kg以上で成績が上がる。牝馬よりも牡馬のほうが好成績。
- クラス別では、クラスが上がるほど成績と回収率が上がる。
- 場所別では、函館、札幌、中京、阪神で成績が下がる。回収率も他と比べて低くなる。
- 距離別では、1400m以下になると成績と回収率が下がる。1600m以上で好成績で距離が延びるほど好成績。1800mでも好成績。
- 馬場状態別では、悪くなればなるほど成績回収率が下がる。
- 種牡馬別では、キズナ産駒、ディープインパクト産駒、エピファネイア産駒、キタサンブラック産駒、ドゥラメンテ産駒、ルーラシップ産駒、ハービンジャー産駒、リアルスティール産駒で好成績。 ハーツクライ産駒、オルフェーブル産駒、ジャスタウェイ産駒、モーリス産駒は成績不振で回収率も悪い。
- 前走脚質で、前走逃げ馬だと成績も回収率も下がる。前走後方であればあるほど、成績も単複回収率も上がる。
- 前走からの距離変化で、500m以上の短縮、延長で好成績、高回収率になる。
- 全体的に、牝馬よりも牡馬のほうが好成績になる。
ダート別成績

- 逃げ先行馬の成績は芝成績より下がるが、それでも高水準。
- 全体的に芝よりは成績が下がる。
- 3F成績で、1位から3位までの着内率と回収率が異常値。
- 末脚を生かした競馬が得意な傾向にある。
逃げ先行馬の条件別成績
- 人気別では、9番人気までで好成績高回収率。
- 馬番では、内番の1,2,3番で成績と単勝回収率が下がる。
- 逃げ先行馬で3F5位までの脚を使うと、複勝回収率が100を超える。
- 馬体重では、460kg以上で成績が上がる。
- クラス別では、クラスが上がるほど回収率が上がる。成績は変わらない。
- 場所別では、特に大きな差はない。
- 距離別では、1000mで成績と回収率が下がるが、それ以外は特に差はない。
- 馬場状態別では、芝とは反対に悪くなればなるほど成績回収率が上がる。
- 種牡馬別では、ロードカナロア産駒、ドレフォン産駒、スピルバーグ産駒、ディープインパクト産駒、オルフェーブル産駒、キングカメハメハ産駒、ダンカーク産駒、リアルスティール産駒で好成績。 ハーツクライ産駒、ドゥラメンテ産駒、エピファネイア産駒、は成績不振で回収率も悪い。
- 前走脚質で、前走どの脚質でも複勝率と単複回収率は変わらない。前走後方馬だと、勝率が下がる。
- 前走からの距離変化で、同距離だと成績と回収率が良好。距離延長と短縮では、成績に差はないが、回収率で距離短縮のほうが軽視されがちで高くなる。
- 牝馬で3F3位以内の末脚が使えると、どの条件でも3着内率100%になる。
- 牡馬よりも牝馬のほうが単複回収率が良くなる。牝馬になると軽視されがちである。
人気
芝別成績

- 5番人気までが好成績だが6番人気以降になると極端に悪くなる。
- 1~3番人気までで、逃げ先行、マクリになると成績も回収率もかなり良くなる。
- 1~3番人気までで、種牡馬の成績は、ルーラシップ産駒、キズナ産駒、ハービンジャー産駒、キタサンブラック産駒、リアルスティール産駒、スワーヴリチャード産駒で堅実に走る。ディープインパクト産駒、ドゥラメンテ産駒、モーリス産駒、ロードカナロア産駒で成績が下がる。
- 4,5番人気では、逃げ先行馬になると複勝率47%以上、回収率も100を超える。
- 4,5番人気では、馬年齢4,5,6歳で複勝率40%以上単複回収率も100を超える。
ダート別成績

- 7番人気までが好成績だが8番人気以降になると極端に悪くなる。
- 回収率でみると4番人気以降はかなり低くなり妙味がなくなる。
- 1~3番人気までで、3F3位以内になると成績で複勝率80%以上、回収率も100を超えかなり良い。
- 1~3番人気までで、種牡馬の成績は、ドレフォン産駒、ダンカーク産駒、ストロングリターン産駒、キングカメハメハ産駒、リアルスティール産駒、スピルバーグ産駒で堅実に走る。ディープインパクト産駒、ドゥラメンテ産駒、ルーラシップ産駒、キズナ産駒で成績が下がる。
- 4,5番人気では、逃げになると複勝率27%、回収率は60%程度で妙味がない。先行馬だと複勝率39%回収率95%以上と優秀になる。
- 5番人気以降の中穴馬は、逃げ先行馬に絞ると妙味がある。単勝回収率は低いが複勝回収率では100を超える。
クラス別

芝別成績

- 重賞では、G3になると着内率と回収率が低いが、クラスが上がれば上がるほど成績も回収率も良くなっていくのがわかる。
- G1では、牝馬になると複勝率が70%をこえ、複勝回収率も100を超える。
- 全体的に牝馬よりも牡馬の成績と回収率が高い。
- 重賞だけでみると、大外発走になると複勝率が57%、単複回収率では100を超える。
ダート別成績

- ダート重賞だけでみると、かなり成績と回収率が悪いのがわかる。
- 芝に比べるとダートは苦手なようだ。
- 2勝クラスと3勝クラスで壁があり、成績と回収率がその間で変わってくる。
- 2勝クラスまでに絞ると、逃げ先行馬になると、複勝率60%以上になる。回収率も84以上で高水準。3F3位以内になると、複勝率75%以上複勝回収率100以上になる。
- 2勝クラスまでに絞ると、単勝は4番人気までしか来ない。5番人気以降になると1頭しか勝ち馬がいない。
- 全体的に芝同様、牝馬よりも牡馬のほうが活躍している。
場所

芝別成績

- 回収率だけでみると、新潟、東京、京都は得意なようだ。反対に中京になると成績も回収率も低いので苦手なのが伺える。
- 得意なコース(新潟、東京、京都)での逃げ馬の成績がかなり良い。複勝率80%、単複回収率は100を超える。3F3位以内になると、複勝率70%以上、複勝回収率も100を超える。
- 得意なコース(新潟、東京、京都)での距離別では、2400m以上になると単複回収率が100前後になる。
- 得意なコース(新潟、東京、京都)での単勝オッズでは、15倍より下になると成績がかなり良いがそれ以上になると、極端に成績と回収率が下がる。
ダート別成績

- 全体的に場所別成績で大きな差はないが札幌、東京、中山、京都の成績が他と比べて少し良くなる。芝に比べると成績が下がる。
- 札幌、東京、中山、京都に絞ると、3F3位までになると、複勝率80%以上、単複回収率も100を超える。
- 札幌、東京、中山、京都に絞ると、前走脚質でみると、逃げ馬の複勝率と単複回収率と後方追い込み馬の複勝率と単複回収率がそこまで差が無い傾向になる。複勝回収率だけでみると、逃げ馬の複勝回収率79と後方追い込み馬98で後方追い込み馬の方が高くなる。
- 札幌、東京、中山、京都に絞ると、勝ち馬は4番人気までからしか出ていない。5番人気以降の勝ち馬がいない。
- 種牡馬でみるとリアルスティール産駒の成績がかなり良い。複勝率86%、単複回収率も100を超える。逆にドゥラメンテ産駒になると、複勝率35%、単複回収率も50以下になる。
距離

芝別成績

- 2300m以上になると、複勝率も回収率もかなり向上する。
- 2000mまでなら逃げ馬の複勝率が76%で回収率も100を超える。さらにマクリになると、複勝率90%で回収率も100を超える。
- 斤量別と場体重別で、どちらも重くなればなるほど成績、回収率ともに徐々に良くなる。
- 前走脚質ではどの脚質でも複勝率と回収率はさほど変わらない。
- オッズ別でみると、勝ち馬は15倍より下からしか出ていない。
- 距離2300m以上で絞ると、脚質逃げ先行馬になると、複勝率75%以上、単複回収率も100を超える。3F3位以内なら、複勝率80%以上、単複回収率100を超える。
- 人気別では4番人気以内からしか勝ち馬が出ていない。複勝率も50%以上と単複回収率も90%を超える。
- 前走脚質では、前走中団、後方になると複勝率70%、単複回収率も95を超える。
- 前走3F6位以下でも、複勝率60%以上、単複回収率も100を超える。
ダート別成績
- 1000m以外では、特に成績に差はない。
- レース距離1600m以上に絞ると、3F2位までなら複勝率90%、単複回収率も100を超える。
- 逃げ馬の勝率は38%で回収率も100越え。
- 種牡馬別で、スピルバーグ産駒の複勝率が82%で回収率も100を超える。逆にドゥラメンテ産駒になると、複勝率35%で回収率も単複ともに55%いかになる。
- 初角位置3番手以内なら、複勝率60%単複回収率も90%を超える。
- 馬場状態では、良でも不良でも成績に差が無い。
- レース距離1400m以内に絞ると逃げ馬の成績が悪い。複勝率55%で回収率も単複ともに70%台。3F5位以内なら、複勝率66%以上で複勝回収率も100を超える。
- 馬齢では年齢が上がれば上がるほど成績が落ちる傾向にある。
- 馬場状態では、状態が悪くなればなるほど成績が悪化するが、良に比べてやや重のほうが成績も回収率も上がる。
- オッズ別でみると、単勝オッズ10倍より下の馬からしか勝ち馬が出ていない。
- 種牡馬でみると、ヘニーヒューズ産駒の複勝率66%以上、回収率も100前後と好成績。逆にサウスヴィグラス産駒になると、複勝率36パーセント複勝回収率も60以下になる。
馬場状態

芝別成績

- 馬場状態が悪くなればなるほど成績も回収率も落ちる。
- やや重以上で絞ると、場体重では460kg以上とそれより下で成績に明らかな差があり、ある程度の馬格が必要になる。
- 逃げ先行馬になると、複勝率75%以上、複勝回収率も100を超える。
- 初角5番手以内なら、複勝率が70%以上になり、複勝回収率も100を超える。
- クラス別で重賞になると成績が落ちる。G1、G3では、複勝率28%、複勝回収率も46%を下回る。
- G2では、複勝率が66%で複勝回収率が100を超えるため一見良さそうだが、単勝回収率が30%の為勝ちきれない。
- 種牡馬ではハービンジャー産駒が複勝率88%以上で単複回収率も100を超える。反対にキングカメハメハ産駒になると複勝率36%で複勝回収率も56%でかなり低迷する。
ダート別成績

- 良馬場に比べて、やや重と不良で成績と回収率が向上するが、重になると成績と回収率が悪くなる。
- 馬場をやや重以上に絞ると、斤量は重くなればなるほど回収率が悪くなる。
- 馬番では大外発走の複勝率45%と他と比べて悪くなり、単勝回収率も50%で勝ちきれない。
- 最内1番も複勝率40%で単複回収率も60%以下になる。
- 脚質では、逃げ先行馬の複勝率が58%以上で単複回収率も84%以上になる。
- 3F5位以内なら、複勝率70%以上になり、複勝回収率も100を超える。
- 人気別で、4番人気以内でしか勝ち馬が出ていない。
- 5番人気以降になると、複勝率18%で複勝回収率45%でかなり成績が悪くなる。
- クラス別では、クラスが上がれば上がるほど成績も回収率も悪くなる傾向にある。
- 場所別では、京都での複勝率が77%と異常値で、回収率も100を超える。
- 種牡馬では、ダンカーク産駒が、複勝率77%以上で単複回収率も100を超える。反対にヘニーヒューズ産駒だと、複勝回収率が38%で複勝回収率も60と低迷している。
- 母父では、キングカメハメハになると、複勝率73%で複勝回収率も122と高い。逆にサンデーサイレンスになると、複勝率30%、複勝回収率50%でかなり低くなる。
- 前走逃げ先行馬になると、複勝率58%で単複回収率も80を超える。
- 前走3Fでは、2位までのスピードが出せると、複勝率68%以上になり、複勝回収率も100を超える。
種牡馬

芝別成績

① 総合成績が高い種牡馬ベスト5(複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価)
第1位:スワーヴリチャード
複勝率76.5%、単勝回収値116、複勝回収値94
→ 高勝率・高回収値を両立する文句なしのトップ評価。出走数は少ないが、信頼度と妙味が両立する。
第2位:レイデオロ
複勝率77.8%、単勝回収値72、複勝回収値96
→ 複勝率は全種牡馬中で最高。勝率38.9%、回収値も安定して高く、堅実な成績を残している。
第3位:ハービンジャー
複勝率73.0%、単勝回収値120、複勝回収値97
→ 特に単勝の妙味が大きく、人気薄での好走が魅力。買いどころを見極めたいタイプ。
第4位:キズナ
複勝率72.2%、単勝回収値133、複勝回収値96
→ 勝率50%と極めて高く、回収値のバランスも秀逸。まさに「儲かる種牡馬」。
第5位:リアルスティール
複勝率68.0%、単勝回収値147、複勝回収値93
→ 数字以上に人気薄での激走が目立ち、単複ともに高妙味。穴狙いには最適。
② 総合成績が低い種牡馬ワースト5(複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価)
第1位:ジャスタウェイ
複勝率57.1%、単勝回収値53、複勝回収値76
→ 連対率は高めだが、回収値の低さが目立つ。人気と成績のギャップに注意。
第2位:モーリス
複勝率51.9%、単勝回収値58、複勝回収値67
→ 勝率自体は悪くないが、回収値が伸びず。過剰人気の影響が色濃い。
第3位:ディープインパクト
複勝率56.7%、単勝回収値60、複勝回収値77
→ ハイレベルな安定感ながら、馬券妙味が薄い。人気馬としての宿命か。
第4位:エピファネイア
複勝率61.0%、単勝回収値55、複勝回収値82
→ 複勝率の高さに比して回収率が今ひとつ。過信は禁物。
第5位:リオンディーズ
複勝率64.7%、単勝回収値56、複勝回収値87
→ 成績としては平均的だが、妙味に乏しく狙いづらい位置付け。
③ 複勝率はそこまで高くないが回収値が高い種牡馬ベスト3
※今回は「複勝率が70%未満だが、単勝・複勝回収率が高い」ことを基準に選出。
第1位:リアルスティール
→ 複勝率68.0%、単勝回収値147、複勝回収値93
人気薄で突っ込む馬が多く、回収重視のユーザーには理想的。
第2位:キズナ
→ 複勝率72.2%、単勝回収値133、複勝回収値96
複勝率はやや高めだが、驚異の単勝妙味で、買い続けて利益が出る存在。
第3位:ハービンジャー
→ 複勝率73.0%、単勝回収値120、複勝回収値97
安定性と妙味を両立。複勝率の割に回収率が突出している点がポイント。
④ 総合的な評価と戦略的考察
このコースにおける種牡馬成績を見ると、新興勢力の台頭が顕著です。特にスワーヴリチャードやレイデオロ、リアルスティールといった若手種牡馬の成績は、出走頭数の少なさを感じさせないほど安定感と妙味を兼ね備えています。
一方で、ディープインパクトやモーリスなどの大種牡馬は「成績は良いが妙味が薄い」という典型例。馬券的にはあえて嫌うことで差をつけられるケースもありそうです。
結論としては、「勝率×回収値のバランス」を重視し、人気の盲信を避けることがこのコース攻略のカギ。
馬券戦略としては、出走数が少なくても高回収率を記録している若手種牡馬を積極的に狙っていくことを推奨します。
ダート別成績

① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価ベスト5
第1位:リアルスティール
複勝率71.4%、単勝回収値218、複勝回収値114
→ 圧巻の単勝回収値を叩き出しており、出走数は少ないが1頭ごとの破壊力が抜群。勝率57.1%も驚異的で、出てくれば黙って買い。
第2位:スピルバーグ
複勝率83.3%、単勝回収値94、複勝回収値135
→ 複勝率は堂々のトップ。3回に2回以上は馬券になる計算で、回収率も安定して高い。信頼度と妙味を両立する好種牡馬。
第3位:ストロングリターン
複勝率77.8%、単勝回収値198、複勝回収値107
→ サンプルは少ないが、勝率・回収率ともに高水準。一撃を狙える穴種牡馬として注目。
第4位:カレンブラックヒル
複勝率75.0%、単勝回収値115、複勝回収値122
→ 出走数わずか8でも好成績。複勝率の高さに加えて回収率も優秀で、信頼と爆発力のバランス良し。
第5位:ダンカーク
複勝率64.7%、単勝回収値100、複勝回収値86
→ 勝率41.2%と安定性があり、馬券になる率も高め。妙味こそ突出しないが、堅実な好走を見せるタイプ。
② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価ワースト5
第1位:ドゥラメンテ
複勝率34.6%、単勝回収値43、複勝回収値54
→ 全指標が水準以下。人気先行で妙味が薄く、過信は禁物な典型例。
第2位:ディープインパクト
複勝率40.0%、単勝回収値45、複勝回収値56
→ 名種牡馬ながら、馬券的には旨味が薄い結果。信頼はできても儲からないタイプ。
第3位:ゴールドアリュール
複勝率46.7%、単勝回収値52、複勝回収値56
→ 成績に波があり、人気での凡走が目立つ印象。中途半端な印象を拭えない。
第4位:American Pharoah
複勝率45.5%、単勝回収値79、複勝回収値62
→ 成績自体は安定しているものの、回収率が控えめで積極的には買いにくい。
第5位:キングカメハメハ
複勝率44.0%、単勝回収値110、複勝回収値76
→ 回収率は悪くないが、複勝率が低めで信頼性に欠ける。波が激しいタイプ。
③ 複勝率は高くないが単勝回収率・複勝回収率が高い種牡馬ベスト3
※「複勝率55%以下」を低いと定義し、単・複ともに回収率が高いものを抽出。
第1位:リアルスティール
→ 複勝率71.4%、単勝回収値218、複勝回収値114
→ 正確には複勝率は高いが、回収率の異常な高さで文句なしのNo.1。
第2位:ストロングリターン
→ 複勝率77.8%、単勝回収値198、複勝回収値107
→ 勝率・回収率ともに水準を大きく超え、短期決戦型の馬券妙味が魅力。
第3位:カレンブラックヒル
→ 複勝率75.0%、単勝回収値115、複勝回収値122
→ 出走数は少ないながら、安定感と妙味を兼ね備える。人気とのズレを狙いたい。
※正確には「複勝率が明確に低い」条件に完全一致するものは少ないが、回収率で上振れしている馬を優先。
④ 総合評価と戦略的まとめ
このコースでは、少頭数で突出した成績を残す種牡馬が狙い目です。リアルスティール、スピルバーグ、カレンブラックヒルなどは、回数こそ少ないものの出走時の信頼度と妙味が抜群。特に回収率に着目すれば、穴馬券の鍵を握る存在と言えます。
逆に、ディープインパクトやドゥラメンテといった人気先行型の種牡馬は、馬券的には「旨味が薄い」傾向。名前で過剰評価されやすく、妙味を狙うなら割引も視野です。
結論として、「回収率に注目し、出走数が少なくても好結果を出している種牡馬に注目すること」がこのコース攻略の最大のポイントです。特に少数精鋭型の穴種牡馬は、買い時を逃さないようにしたいところです。
母父馬

芝別成績

① 総合評価が高い母父馬ベスト5
第1位:Candy Ride
複勝率100.0%|単勝回収値241|複勝回収値125
→ 驚異のパーフェクト複勝率を誇り、単・複ともに回収率も群を抜く。出走数は6と少ないが、勝率83.3%は異常値。出てくれば買いの鉄則。
第2位:Not For Sale
複勝率85.7%|単勝回収値151|複勝回収値104
→ 7戦中6回馬券内で、回収率も文句なし。少数精鋭型で、穴馬としての妙味も十分。
第3位:キングヘイロー
複勝率85.0%|単勝回収値157|複勝回収値149
→ 出走数20とある程度のボリュームがある中でこの数値は驚異的。安定性と儲けが両立しており、母父馬として一目置くべき存在。
第4位:Soldier Hollow
複勝率80.0%|単勝回収値107|複勝回収値114
→ 知名度の低さゆえか人気薄で走る印象。妙味を持った狙い馬が多く、配当妙味の宝庫。
第5位:マンハッタンカフェ
複勝率83.3%|単勝回収値86|複勝回収値108
→ 回収値は極端に高くないが、複勝率で魅せるタイプ。相手軸・ヒモで高精度な母父。
② 総合評価が低い母父馬ワースト5
第1位:ゼンノロブロイ
複勝率50.0%|単勝回収値58|複勝回収値56
→ 信頼度も妙味も中途半端。50%の複勝率に対し回収率が低く、人気を裏切る傾向。
第2位:クロフネ
複勝率47.4%|単勝回収値89|複勝回収値64
→ 回収率が伸び悩み。信頼性も低く、好走しても儲からない代表格。
第3位:ダイワメジャー
複勝率63.2%|単勝回収値62|複勝回収値80
→ 複勝率はまずまずだが、単勝妙味が低く、回収に繋がりにくい。過剰人気傾向。
第4位:ハーツクライ
複勝率65.2%|単勝回収値66|複勝回収値79
→ データ上は安定しているが、儲けという観点では物足りない。軸には最適も回収重視では非推奨。
第5位:シンボリクリスエス
複勝率59.6%|単勝回収値67|複勝回収値85
→ 可もなく不可もなくな成績で、積極的に狙う材料が乏しい。
③ 複勝率は低いが単・複回収率が高い母父馬ベスト3
※「複勝率65%未満」「単勝回収値100以上」「複勝回収値100以上」の馬から選出。
第1位:サンデーサイレンス
複勝率56.0%|単勝回収値144|複勝回収値92
→ 複勝率はやや低いが、単勝回収値の高さは特筆もの。穴馬で勝ち切るパターンに妙味あり。
第2位:Royal Anthem
複勝率75.0%|単勝回収値151|複勝回収値92
→ 数は少ないが、単複どちらも高回収。複勝率は比較的高めで例外枠扱い。
第3位:アグネスタキオン
複勝率64.0%|単勝回収値160|複勝回収値88
→ 条件ギリギリだが、複勝率をやや下回りつつも単勝で一撃を見込めるタイプ。
④ まとめ:母父馬としての戦略的評価
このコースにおいて、「母父にマイナー外国産系」や「サンデーの孫系」を持つ馬がハイパフォーマンスを示している傾向が見られます。特に「Candy Ride」や「Not For Sale」などは出走数は少なくとも、高確率かつ高回収率で馬券妙味の宝庫。出走していれば最優先でチェックすべき存在です。
一方で、「クロフネ」「ゼンノロブロイ」などは安定感に乏しく、人気と見合わない凡走が目立つため、軽視対象として馬券戦略に活かすのが有効です。
最後に、「複勝率」よりも「回収値」に重きを置くことで、人気の盲点にいる母父馬を炙り出すことができ、回収力を底上げできます。コース特性とともに、血統面からもピンポイントなアプローチが効果的です
ダート別成績

① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価ベスト5
第1位:Candy Ride
- 複勝率:100.0%|単勝回収値:241|複勝回収値:125
- コメント:全6戦すべて馬券内という完璧な成績に加え、単勝回収値241は驚異的。出走すれば“即買い”の母父で、単複どちらでも勝負できる。
第2位:Not For Sale
- 複勝率:85.7%|単勝回収値:151|複勝回収値:104
- コメント:勝率・連対率ともに高水準で安定性抜群。回収値も100を超えており、期待値の高い優良血統。マイナー血統ゆえに人気になりにくいのも魅力。
第3位:キングヘイロー
- 複勝率:85.0%|単勝回収値:157|複勝回収値:149
- コメント:馬券圏内17/20という安定感に、回収値の高さも伴う「文句なしの買い血統」。芝・ダート問わず走る万能型。
第4位:Soldier Hollow
- 複勝率:80.0%|単勝回収値:107|複勝回収値:114
- コメント:欧州血統ながらもこのコース適性は高く、信頼性と妙味を両立。出走数は少ないが、出てくれば積極的に買いたいタイプ。
第5位:マンハッタンカフェ
- 複勝率:83.3%|単勝回収値:86|複勝回収値:108
- コメント:単勝妙味は控えめだが、複勝での信頼性が非常に高い。相手候補や3連系での軸として活躍できる存在。
② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合評価ワースト5
第1位:ゼンノロブロイ
- 複勝率:50.0%|単勝回収値:58|複勝回収値:56
- コメント:馬券率・回収率ともに低く、数字面では最下位評価。人気で買われがちだとすれば、むしろ消して妙味あり。
第2位:クロフネ
- 複勝率:47.4%|単勝回収値:89|複勝回収値:64
- コメント:勝率・回収値が全体的に物足りない。軸には向かず、人気次第ではバッサリ切るのも選択肢。
第3位:ダイワメジャー
- 複勝率:63.2%|単勝回収値:62|複勝回収値:80
- コメント:悪くはないが、信頼度と妙味のバランスが悪い印象。人気になるとリスクが高く、妙味もないため積極的には買いづらい。
第4位:ハーツクライ
- 複勝率:65.2%|単勝回収値:66|複勝回収値:79
- コメント:中堅的な存在だが、回収率の低さがネック。地力はあるが、単勝では妙味を見出しづらい。
第5位:シンボリクリスエス
- 複勝率:59.6%|単勝回収値:67|複勝回収値:85
- コメント:名前の知名度の割にデータは平凡。買い材料に乏しく、人気なら思い切って消しの一手もあり。
③ 複勝率は低いが単・複回収率ともに高い母父馬ベスト3
第1位:サンデーサイレンス
- 複勝率:56.0%|単勝回収値:144|複勝回収値:92
- コメント:馬券率は高くないが、単勝回収値144は見逃せない。人気薄での一発が期待できるタイプ。
第2位:Orpen
- 複勝率:63.6%|単勝回収値:140|複勝回収値:86
- コメント:回収率のバランスが良く、複勝率も基準ギリギリ。レース選びによっては馬券的に狙い目。
第3位:ステイゴールド
- 複勝率:61.5%|単勝回収値:59|複勝回収値:75
- コメント:複勝率は悪くないが、単勝妙味が足りない。基本は相手候補、ヒモで押さえるイメージ。
④ 総合的な評価と馬券戦略への提言
このコースのデータを見る限り、信頼性と妙味のバランスが取れた母父馬を見極めることが馬券収支を左右するポイントになります。
特に、Candy Ride・Not For Sale・キングヘイローといった母父馬は「高信頼・高回収」の両立ができており、出走時には積極的に狙う価値があります。回収率が突出して高い外国血統(特に南米・欧州系)は人気薄で買えるケースも多く、穴馬券の起点となります。
一方で、ゼンノロブロイやクロフネなどの「数字が悪く、妙味も薄い血統」は、思い切って消す勇気も必要。特に人気を背負っている場合は、リスクを負ってでも“切る”判断が馬券のプラスに直結することがあります。
前走乗り替わり

芝別成績

① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合で高い順ベスト5
第1位:ビュイック騎手(前走)
- 複勝率:71.4%|単勝回収値:141|複勝回収値:101
- コメント:信頼性・妙味ともに最高クラス。回収値も両方100超えで、出走すれば馬券に入れたい超優良騎手。サンプル少ないが精度は抜群。
第2位:吉田隼人騎手(前走)
- 複勝率:75.0%|単勝回収値:141|複勝回収値:95
- コメント:勝率・回収値ともに高水準。特に勝率は50.0%と驚異的。人気の盲点になることも多く、穴でも期待値がある。
第3位:藤岡佑介騎手(前走)
- 複勝率:53.8%|単勝回収値:168|複勝回収値:76
- コメント:複勝率は控えめだが、単勝回収値168が光る。波があるタイプで、人気薄なら一発を狙いたいタイプ。
第4位:川田将雅騎手(前走)
- 複勝率:63.3%|単勝回収値:135|複勝回収値:84
- コメント:信頼度・回収値ともに安定の川田騎手。前走も騎乗していた場合の継続騎乗ではなくても、十分馬券圏内に期待できる。
第5位:田辺裕信騎手(前走)
- 複勝率:64.7%|単勝回収値:131|複勝回収値:92
- コメント:こちらもバランス型の好成績。中山で強いイメージそのままに、前走騎乗していた場合の買い要素大。
② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合で低い順ベスト5
第1位:レーン騎手(前走)
- 複勝率:34.8%|単勝回収値:45|複勝回収値:40
- コメント:トップジョッキーのはずが数字は最下位。信頼性・妙味ともに低く、過信は禁物。条件が揃わなければ“消し”もアリ。
第2位:石橋脩騎手(前走)
- 複勝率:36.8%|単勝回収値:87|複勝回収値:54
- コメント:成績は平凡以下で、回収値も乏しい。人気を背負う場面では軽視したいデータ。
第3位:津村明秀騎手(前走)
- 複勝率:47.1%|単勝回収値:102|複勝回収値:62
- コメント:勝率こそ高めだが、複勝ベースでの信頼感に欠ける。連系の軸には不安あり。
第4位:福永祐一騎手(前走)
- 複勝率:48.0%|単勝回収値:117|複勝回収値:79
- コメント:過去データゆえ近況とは異なるものの、ここでは信頼度も回収妙味も中途半端。
第5位:ルメール騎手(前走)=同騎手継続
- 複勝率:61.5%|単勝回収値:73|複勝回収値:83
- コメント:実力は疑いないが、人気を背負う分回収値は下落傾向。高評価も“妙味”は薄めで、買い方に工夫を要する。
③ 複勝率は低いが単・複回収率が高い騎手ベスト3
第1位:藤岡佑介騎手(前走)
- 複勝率:53.8%|単勝回収値:168|複勝回収値:76
- コメント:複勝率は低くはないが、回収値が極端に高く、単系向きの騎手。ハマる条件で人気薄なら大きな波乱を演出できる。
第2位:津村明秀騎手(前走)
- 複勝率:47.1%|単勝回収値:102|複勝回収値:62
- コメント:複勝率の低さはリスクだが、単系馬券で妙味あり。穴党には注目の存在。
第3位:無し
④ 総合評価と馬券戦略
このコースでは「前走騎手」が与える影響が大きく、継続騎乗でなくとも信頼できる騎手が乗っていたかを見るだけで、軸馬選定の精度が上がることがわかります。
- ビュイック・吉田隼人・川田将雅・田辺裕信のような、「信頼度+回収値」両立型の騎手は、機械的に買っても回収が見込める優良データ。
- 逆にレーンや石橋脩は、人気の有無にかかわらず注意が必要。特に回収値の低さは大きなマイナス材料。
- 藤岡佑介や津村明秀のように回収特化型の騎手もおり、人気薄での激走パターンを狙うと一気に馬券妙味が広がります。
ダート別成績

① 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合で高い順ランキング【ベスト5】
第1位:西村淳也(前走)
- 複勝率:85.7%|単勝回収率:178|複勝回収率:117
- コメント:非常に高い信頼度と破壊力。サンプルは少なめながら、3回に1回近く勝ち、ほぼ毎回馬券内。妙味と安定性の両立。
第2位:丸山元気(前走)
- 複勝率:60.0%|単勝回収率:236|複勝回収率:110
- コメント:単勝・複勝とも回収率100超え。勝率も50%と驚異的で、人気薄の激走が期待できる隠れた穴ジョッキー。
第3位:岩田望来(前走)
- 複勝率:70.0%|単勝回収率:106|複勝回収率:112
- コメント:安定した成績で信頼感抜群。馬券の軸に最適。特に複勝回収値が高く、連系馬券に向く。
第4位:石橋脩(前走)
- 複勝率:66.7%|単勝回収率:95|複勝回収率:123
- コメント:複勝回収率はトップクラス。派手さはないが、好配当を安定して拾える玄人好みのタイプ。
第5位:田辺裕信(前走)
- 複勝率:68.4%|単勝回収率:104|複勝回収率:101
- コメント:好調持続型の典型。勝率も高く、信頼性・妙味のバランスが非常に良い。
② 複勝率・単勝回収率・複勝回収率の総合で低い順ランキング【ワースト5】
第1位:川田将雅(前走)
- 複勝率:50.0%|単勝回収率:29|複勝回収率:56
- コメント:安定感はあるが、回収値の低さが致命的。人気を背負いすぎるため、馬券的妙味は薄い。
第2位:ルメール/同騎手継続(前走)
- 複勝率:49.2%|単勝回収率:66|複勝回収率:68
- コメント:超人気ジョッキーらしく複勝率は高いが、回収率は平均以下。人気先行タイプで過剰評価の可能性大。
第3位:横山武史(前走)
- 複勝率:48.0%|単勝回収率:60|複勝回収率:66
- コメント:一流騎手ではあるが、ここでは過信禁物。中位人気での取りこぼしが多い印象。
第4位:マーカン(前走)
- 複勝率:44.4%|単勝回収率:75|複勝回収率:56
- コメント:数字以上に印象が薄い騎手。信頼性に乏しく、特別買う根拠にはならない。
第5位:北村宏司(前走)
- 複勝率:41.7%|単勝回収率:92|複勝回収率:77
- コメント:成績・妙味ともに中途半端。人気薄での爆発もなく、買い材料に乏しい。
③ 複勝率は低いが単勝・複勝回収率が高い騎手ランキング【ベスト3】
※「複勝率が50%未満」で「単・複回収値がともに100以上」の騎手が対象
第1位:丸山元気(前走)
- 複勝率:60.0%(※やや上回っているが回収が突出)|単勝回収率:236|複勝回収率:110
- コメント:実質的にこの枠で最強の存在。馬券妙味が非常に高く、穴馬起用で爆発力あり。
第2位:石川裕紀(前走)
- 複勝率:46.2%|単勝回収率:85|複勝回収率:100
- コメント:勝率は30%超あり、人気薄での激走も。買い目の一角には加えておきたい存在。
第3位:レーン(前走)
- 複勝率:46.7%|単勝回収率:98|複勝回収率:60
- コメント:惜しくも複回収値が足りないが、単系には一定の妙味。人気薄での見直しはあり。
④ 総合評価とまとめ
このコースにおける前走騎手の分析から、以下のような戦略が見えてきます。
- **高信頼&高回収型(西村淳也・岩田望来・丸山元気)**は、出走馬の人気を問わず軸に据える価値あり。
- 一方で、**人気騎手(ルメール・川田将雅)**は成績こそ安定しているものの、回収値の低さが目立ち、過剰人気リスクが懸念されます。
- 穴狙いには、石橋脩や石川裕紀、丸山元気のような、「回収値に優れる隠れた騎手」が狙い目です。
「前走の騎手」に注目するだけでも、馬券戦略に大きな差が出ることがわかります。特に中山芝1800mのようなコースでは、騎手の相性・リズムが成績に直結しやすいため、前走騎手×今回騎手の組み合わせも今後の注目テーマとなるでしょう。