馬体

血統表

戦歴
【名馬列伝】リオンディーズ:一瞬の閃光でターフを駆け抜けた、超良血の天才児
その競走生活は、まさに一瞬の輝きと、尽きることのない期待に満ちていました。デビュー戦勝利からわずか29日でGIホースの座に輝き、その圧倒的な末脚で多くの競馬ファンを魅了したリオンディーズ。
日米オークス馬シーザリオを母に持ち、菊花賞とジャパンカップを制したエピファネイアを半兄に持つという、まさに奇跡の血統から現れた彼が、いかにして伝説となり、そして若くしてターフを去ることになったのか、その短くも鮮烈な競走生活を振り返ります。
🌟 PROFILE:超良血の遺伝子
- 競走成績: 5戦2勝(2歳~3歳 / 日本)
- 最高レーティング: 116(2015年)、116(2016年)
- 主なG1勝ち鞍: 朝日杯フューチュリティステークス
- 母: シーザリオ(日米オークス馬)
- 半兄: エピファネイア(菊花賞、ジャパンカップ優勝)
📜 HISTORY:輝きと挫折、そして伝説への軌跡
リオンディーズの競走生活は、まさに光と影が交錯する、ドラマチックな展開でした。
リオンディーズは、デビュー前からその血統背景から来る圧倒的な期待を背負っていました。
- 新馬戦勝利(2歳):
その期待に応えるかのように、デビュー戦を快勝。その走りには、並々ならぬ素質と底知れない可能性が秘められていることを感じさせました。 - 朝日杯フューチュリティステークス(GI)優勝!(2歳):伝説の「29日でのGIホース」
新馬戦を勝ったばかりのキャリアわずか1戦で、彼は早くもGIの舞台、朝日杯フューチュリティステークスに挑戦します。血統への信頼から2番人気に支持された彼の走りは、まさに圧巻でした。レースでは道中最後方を追走し、誰もが絶望するような**4コーナー15番手から、馬群を切り裂くかのような「豪快な追込み」**を披露!先行する1番人気のエアスピネルを、ゴール前で一気に4分の3馬身差し切り、見事優勝を飾りました。デビュー戦勝利からわずか29日という驚異的なスピードでGIホースに輝いたリオンディーズ。この瞬間、彼は単なる良血馬ではなく、競馬史に名を刻む「天才児」としてその存在を確立しました。
GI馬として迎えた3歳シーズン、リオンディーズはクラシックの主役候補として注目を集めます。しかし、彼の気性の激しさが試練をもたらします。
- 弥生賞(GII)2着(3歳):
クラシック緒戦の弥生賞では、後にライバルとなるマカヒキとの熾烈な叩き合いの末、惜しくも2着に敗れます。このレースで、彼の持っているスピードと同時に、制御の難しさも垣間見えました。 - 皐月賞(GI)5着降着(3歳):
クラシック第一冠、皐月賞では差のない2番人気に推されましたが、レースではやや暴走気味に先行。直線でも大きく外側に斜行し、4位で入線したものの、他馬への影響から5着に降着となってしまいます。その圧倒的な能力ゆえに、制御の難しさが浮き彫りになった一戦でした。 - 日本ダービー(GI)5着(3歳):
クラシックの最高峰、日本ダービーでは4番人気での出走。皐月賞の反省からか、前2走とは異なり、抑えて後方からの競馬を選択します。直線では17番手から懸命に追い上げを見せましたが、残念ながら1着マカヒキから0.5秒差の5着まで。その強烈な末脚も、惜しくも届きませんでした。
ダービーでの善戦後、ファンは彼の秋の巻き返しを期待していましたが、無情にもその夢は突然断たれます。
- 屈腱炎の発症と引退:
秋シーズンを前に、リオンディーズは屈腱炎を発症。この厳しい診断は、彼の競走生活の終わりを意味するものでした。わずか5戦というあまりにも短いキャリアで、彼は惜しまれながら現役を引退することになったのです。
【総括】一瞬の輝きが「伝説」となった超良血
わずか5戦2勝。そのキャリアは決して長くはありませんでしたが、デビューからわずか29日でGIを制した衝撃、そしてクラシックでの光と影のドラマは、多くの競馬ファンの心に深く刻み込まれています。彼の見せた圧倒的な末脚と、その血統が持つ計り知れない可能性は、まさに「幻の快速馬」として語り継がれるにふさわしいものでした。
リオンディーズは、競走馬としては短命でしたが、その残した足跡と、種牡馬としての未来への期待によって、今もなお日本の競馬界において特別な存在として輝き続けています。ターフでの彼の物語は終わりを告げましたが、その血は、新たな名馬たちによって受け継がれていくことでしょう。
特徴
リオンディーズ産駒の適性データ
1. ダート適性
- 特徴: キングカメハメハ産駒らしく、芝とダートの二刀流。
- 芝77勝に対し、ダート73勝とほぼ互角の成績。
- 馬券への示唆: OP特別でもダート戦で積極的に狙える。
2. 距離適性
- 特徴:
- 短距離から中距離(~2000m)までは芝・ダート問わず、まんべんなく勝利を挙げ、連対率・3着内率も安定。
- 2000mを超える距離では割引が必要。
- 例外:
- 芝2500m以上で5勝を挙げているが、そのうち4勝はテーオーロイヤルによるもの。
- 馬券への示唆: テーオーロイヤルのように明確なステイヤー資質を持つ産駒以外は、2000m超のレースは避けるのが賢明。
3. 成長度合いと性別による違い
- 牡馬 (2歳)
- 特徴: 仕上がりが早く、2歳王者だった父の特性を継承。
- データ: 2歳牡馬の3着内率は30%以上。
- 馬券への示唆: 2歳牡馬は早期から好走が期待できる。
- 牝馬 (3歳後半~)
- 特徴: スロースターター気味で、成績が安定するのは3歳後半から。
- データ: 4歳時の連対率は18.2%と高い。
- 馬券への示唆: 3歳時に不振でも、早めに見限らず、4歳以降の活躍に期待して狙うべき。
これらの情報を踏まえることで、リオンディーズ産駒の馬券戦略をより効果的に立てることができます。
代表産駒
リオンディーズ 代表産駒一覧
G1級競走 勝ち馬
- テーオーロイヤル
- 天皇賞・春 (G1) 優勝
- 天皇賞・春 (G1) 3着
- ダイヤモンドS (G3) 2回優勝
- ピンクカメハメハ
- サウジダービー (G3) 優勝 (海外)
- サンライズホーク
- サマーチャンピオン (Jpn3) 優勝
- 兵庫ゴールドT (Jpn3) 優勝
- かきつばた記念 (Jpn3) 優勝
重賞・リステッド競走 勝ち馬
- インダストリア
- ダービー卿CT (G3) 優勝
- アナザーリリック
- 福島牝馬S (G3) 優勝
- リブレーザ
- 兵 CS (地方重賞) 優勝
- ジャスティンロック
- 京都2歳S (G3) 優勝
- オタルエバー
- ラピスラズリS (L) 優勝
- マイヨアボア
- ルミエールオータムダッシュ (L) 優勝
- ポッドベイダー
- 福島2歳S (OP) 優勝
- アクションプラン
- ボルックスS (OP) 優勝
重賞・リステッド競走 2着・3着馬
- ミュージアムマイル
- 朝日杯FS (G1) 2着
- ロジリオン
- 京王杯2歳S (G2) 2着
- NHKマイルC (G1) 3着
- ストーリア
- 中山牝馬S (G3) 2着
- ディオ
- 関記念 (G3) 2着
- ブエナオンダ
- 若駒S (OP) 3着
- インフローレ
- もみじS (OP) 2着
このリストは、リオンディーズ産駒の主要な活躍馬とその主な成績をまとめたものです
リオンディーズ産駒 データ(2014年~2024年)
母父馬

総合力で見る!リオンディーズ産駒と相性抜群の母父馬ベスト5
リオンディーズ産駒にとって、母父馬との組み合わせはまさに運命共同体。複勝率、単勝回収率、複勝回収率の3つの指標を総合的に評価し、抜群の相性を見せる母父馬をランキング形式でご紹介します。
第1位:タートルボウル
驚異の複勝率68.4%、そして複勝回収率445を叩き出しています。これはもう「狙うしかない」レベルの数字と言えるでしょう。出走頭数は少ないものの、ここぞという時の信頼度は群を抜いています。見つけたら即買い、で間違いありません。
第2位:ウインクリューガー
複勝率52.0%に加えて、単勝回収率120、複勝回収率110と、全ての指標で高い水準を誇ります。出走頭数は25頭と、サンプル数もそこそこありながらこの成績は特筆ものです。堅実に馬券に絡みつつ、アタマまで期待できる魅力的な組み合わせです。
第3位:ブライアンズタイム
複勝率31.5%もさることながら、単勝回収率298という驚きの数字をマーク。複勝回収率も115と、配当妙味も十分です。勝率16.3%と、来た時は高確率で勝つ傾向にあり、単勝・複勝どちらも狙える大穴メーカーと言えるでしょう。
第4位:Redoute’s Choice
出走頭数は少ないながらも、勝率21.4%、複勝率35.7%と、出走すれば高確率で上位争いに加わっています。そして、単勝回収率は233!複勝回収率も84と、単勝で大きく儲けるチャンスを秘めた魅力的な母父馬です。
第5位:マンハッタンカフェ
複勝率34.6%という高い数値は特筆に値します。単勝回収率91、複勝回収率78と、回収率も決して悪くありません。出走頭数も159頭と多く、安定して好走を期待できる堅実派の組み合わせとして、常にチェックしておきたい存在です。
これらの母父馬を持つリオンディーズ産駒は、見つけたら積極的に馬券に組み込むべきでしょう。特にタートルボウル産駒は、複勝圏内に入る確率が非常に高く、馬券の軸として機能する可能性を秘めています。
リオンディーズ産駒と相性“いまひとつ”の母父馬ワースト5
逆に、リオンディーズ産駒が苦戦を強いられている、あるいは馬券的な妙味が薄い母父馬についても見ていきましょう。低い複勝率と回収率が示す、避けるべき組み合わせとは?
第1位:ゼンノロブロイ
複勝率わずか8.0%。単勝回収率49、複勝回収率21と、全ての指標で厳しい数字が並びます。出走頭数が138頭と少なくない中でこの結果は、馬券的には非常に買いにくい組み合わせと言えるでしょう。
第2位:ネオユニヴァース
複勝率15.6%と、こちらも低調な成績。回収率も単勝35、複勝50と、馬券的な妙味は薄いと言わざるを得ません。出走頭数45頭というサンプルでこの結果は、積極的な推奨はできません。
第3位:サクラバクシンオー
複勝率17.8%。回収率も単勝42、複勝37と、こちらも期待値は低いでしょう。短距離のイメージが強いサクラバクシンオーですが、リオンディーズ産駒との相性では苦戦傾向が見て取れます。
第4位:アグネスタキオン
複勝率は21.2%とワーストの中ではやや高いですが、単勝回収率142と一見良さそうに見えます。しかし、これはごく一部の穴馬によるものであり、複勝回収率77と考えると、総合的には推奨しにくい組み合わせです。
第5位:ハーツクライ
複勝率24.8%。回収率も単勝70、複勝62と、平均を下回る数字です。芝の中長距離で活躍馬を多く出すハーツクライですが、リオンディーズ産駒との組み合わせでは、過度な期待は禁物かもしれません。
これらの母父馬を持つリオンディーズ産駒は、馬券購入の際には慎重な検討が必要です。特にゼンノロブロイ産駒は、よほどの裏付けがない限りは避けるのが無難でしょう。
複勝率は低いが単勝回収率と複勝回収率が高い!狙い目母父馬ベスト3
複勝率はそこそこでも、単勝・複勝回収率が非常に高く、人気薄で一発を秘める「隠れたお宝」母父馬を見つけ出しました。こういう馬こそ、美味しい配当に繋がるのです!
第1位:ブライアンズタイム
複勝率31.5%と決して低くはありませんが、特筆すべきは単勝回収率298、複勝回収率115という回収率の高さです。人気薄で激走し、高配当をもたらすパターンが非常に多いことを示唆しています。単複ともに、配当妙味を狙うならこの組み合わせです。
第2位:Redoute’s Choice
複勝率35.7%も好成績ですが、単勝回収率233が光ります。複勝回収率も84とまずまず。出走頭数が少ないためサンプルは限定的ですが、この回収率の高さは「来る時は大きい」タイプと言えるでしょう。見逃し厳禁の一発屋です。
第3位:アグネスタキオン
複勝率21.2%とやや低めながら、単勝回収率142を記録しています。複勝回収率77は特段高いわけではありませんが、単勝での破壊力は侮れません。人気薄で穴をあける可能性を秘めているため、オッズを確認しつつ、単勝一点買いで狙ってみるのも面白いかもしれません。
これらの母父馬を持つリオンディーズ産駒は、人気薄での激走が期待できる「穴馬」としての魅力が満載です。特にブライアンズタイム産駒は、単複で大きな配当をもたらす可能性が高く、見逃せない存在と言えるでしょう。
まとめ:リオンディーズ産駒、母父馬が示す馬券攻略の鍵
今回の分析を通じて、リオンディーズ産駒がどのような母父馬と組み合わせることで真価を発揮するのか、あるいは苦戦するのかが明らかになりました。
高相性母父馬
特にタートルボウル、ウインクリューガー、ブライアンズタイムは、安定した好走と高い回収率を両立しており、馬券の軸としても穴としても非常に魅力的な存在です。これらの母父馬を持つ産駒は、積極的に馬券に組み込むべきでしょう。
低相性母父馬
一方で、ゼンノロブロイやネオユニヴァースなど、全体的に低調な成績に終わっている母父馬も存在します。これらの組み合わせは、基本的に馬券から除外するか、よほど明確な好材料がない限りは推奨できません。
穴狙い母父馬
また、ブライアンズタイムやRedoute’s Choice、アグネスタキオンのように、複勝率はそこそこでも高い回収率を誇る母父馬は、人気薄での一発を期待できる「穴馬」として狙い目です
騎手

総合力で見る!リオンディーズ産駒を勝利に導く名手ベスト5
リオンディーズ産駒の真価を引き出し、安定した好走と高い回収率を両立している騎手たちをご紹介します。彼らが鞍上に来た時は、馬券的にも要注目です!
第1位:小林脩斗
勝率23.1%、連対率33.3%、複勝率33.3%という安定感に加え、単勝回収率413、複勝回収率106と驚異的な数字を叩き出しています。これはまさに「お祭り男」と言えるでしょう。出走頭数39回でこの結果は、来る時はしっかりアタマで来るだけでなく、人気薄でも激走していることを示唆しています。彼がリオンディーズ産駒に乗る際は、単勝・複勝どちらも積極的に狙うべきです。
第2位:横山武史
複勝率55.0%という高確率で馬券に絡み、単勝回収率165、複勝回収率98と回収率も非常に優秀です。勝率も25.0%と高く、勝利への執念を感じさせます。出走回数40回でこの成績は、リオンディーズ産駒との相性の良さが本物であることを物語っています。馬券の軸としても信頼できる、まさに黄金コンビと言えるでしょう。
第3位:戸崎圭太
勝率27.0%、連対率34.9%、複勝率42.9%と高い安定感を誇ります。単勝回収率150、複勝回収率83と、人気と実力が伴っていることを示しています。特に勝率の高さは、リオンディーズ産駒を勝ち切らせる技術がある証拠。彼が鞍上なら、安心して馬券を組み立てられます。
第4位:武豊
複勝率42.9%で、単勝回収率166、複勝回収率101と、回収率が非常に高いのが特徴です。勝率19.0%とアタマまで期待でき、複勝率も高いため馬券の信頼度も抜群。まさにレジェンドの腕が、リオンディーズ産駒の隠れた能力を引き出していると言えるでしょう。単勝、複勝どちらも積極的に狙いたい組み合わせです。
第5位:幸英明
複勝率26.4%と平均よりやや高めですが、単勝回収率165、複勝回収率84と、回収率の高さが光ります。勝率10.4%と勝ち切るには一工夫必要かもしれませんが、人気薄で馬券に絡むことが多く、思わぬ高配当を演出する可能性を秘めています。特に単勝で狙う価値は十分にあります。
これらの騎手がリオンディーズ産駒に騎乗する際は、特に注目して馬券を検討することをお勧めします。
リオンディーズ産駒を苦しめる?相性“いまひとつ”の騎手ワースト5
逆に、リオンディーズ産駒が本来の力を発揮しにくい、あるいは馬券的な妙味が薄い騎手についても見ていきましょう。低い複勝率と回収率が示す、避けるべき組み合わせとは?
第1位:岩田望来
複勝率31.0%と意外と悪くない数字に見えますが、単勝回収率13、複勝回収率63と回収率が極端に低いのが問題です。人気で飛ぶことが多く、馬券的には非常に買いにくい組み合わせと言わざるを得ません。
第2位:丹内祐次
複勝率23.9%と低調で、単勝回収率36、複勝回収率43と、回収率も期待できません。出走回数46回とサンプルもそれなりにある中でこの結果は、リオンディーズ産駒との相性が良くないことを示しています。
第3位:鮫島克駿
複勝率28.1%ですが、単勝回収率38と非常に低い数字です。複勝回収率も85と、回収率が低い傾向にあります。上位人気で期待を裏切ることが多く、馬券的な妙味は薄いでしょう。
第4位:坂井瑠星
複勝率29.6%と平均レベルですが、単勝回収率37と低く、複勝回収率64も平均以下です。出走回数54回でこの回収率では、馬券の対象としては見送るのが賢明です。
第5位:ルメール
複勝率46.3%と非常に高いのですが、単勝回収率45、複勝回収率72と、回収率が低いのが特徴です。これは、人気を背負いながらも勝ち切れない、あるいは複勝圏内には入るものの配当が期待できないパターンが多いことを示唆しています。軸としては堅いかもしれませんが、積極的に単勝を狙うのは難しいかもしれません。
これらの騎手がリオンディーズ産駒に騎乗する際は、馬券購入の際に特に慎重な検討が必要です。特に回収率が低い騎手は、人気での過信は禁物です。
複勝率は低いが単勝回収率と複勝回収率が高い!穴を開ける名手ベスト3
複勝率はそこそこでも、単勝・複勝回収率が非常に高く、人気薄で一発を秘める「隠れたお宝騎手」を見つけ出しました。こういう騎手こそ、思わぬ高配当に繋がるのです!
第1位:小林脩斗
複勝率33.3%と、このカテゴリーではそこまで低くはありませんが、単勝回収率413、複勝回収率106という圧倒的な回収率が光ります。人気薄での激走が多く、来る時は高配当を連れてくる確率が非常に高いことを示唆しています。彼の鞍上には常に注目し、単複で高配当を狙うのが賢明です。
第2位:幸英明
複勝率26.4%と平均より低いものの、単勝回収率165、複勝回収率84と、単勝での破壊力が際立っています。人気薄でアタマまで持ってくるケースが多く、単勝で大きく儲けるチャンスを秘めた騎手と言えるでしょう。
第3位:津村明秀
複勝率25.0%と低いですが、単勝回収率102と複勝回収率60は悪くない数字です。特に単勝回収率が100を超えている点は注目に値します。人気薄で勝利を収めることがあるため、穴馬を探す際には彼の騎乗もチェックする価値があります。
これらの騎手がリオンディーズ産駒に騎乗する際は、人気薄でも積極的に馬券に組み込むことで、思わぬ高配当を手にできるかもしれません。
まとめ:リオンディーズ産駒の馬券は「人」を見よ!
今回の分析を通じて、リオンディーズ産駒がどのような騎手と組み合わせることで真価を発揮するのか、あるいは苦戦するのかが明確になりました。
高相性騎手
小林脩斗、横山武史、戸崎圭太、武豊、そして幸英明は、リオンディーズ産駒にとってまさに「名手」と言えるでしょう。特に小林脩斗騎手は、驚異的な回収率を誇り、彼が鞍上に来た際は積極的に狙うべき存在です。
低相性騎手
一方で、岩田望来や丹内祐次、鮫島克駿といった騎手は、リオンディーズ産駒との相性では苦戦傾向が見られます。特に回収率が低い騎手の場合は、人気馬であっても過信は禁物です。
穴狙い騎手
小林脩斗、幸英明、津村明秀のように、複勝率は低めでも単勝回収率が高い騎手は、人気薄での一発を期待できる「穴騎手」として注目に値します。
人気

人気馬(1番人気~4番人気)の傾向
平均データと比較したリオンディーズ産駒の傾向
平均データと比較すると、リオンディーズ産駒の人気馬は非常に安定した成績を残しており、特に高い複勝率が目を引きます。
- 1番人気:
- 平均: 勝率33.5%、連対率52.3%、複勝率64.7%
- リオンディーズ産駒: 勝率34.0%、連対率56.2%、複勝率66.3%
- 要約: 1番人気では平均を上回る勝率、連対率、複勝率をマークしており、非常に信頼できる人気馬と言えます。単勝・複勝回収値も80台と、人気に見合った堅実な成績です。
- 2番人気:
- 平均: 勝率19.7%、連対率37.8%、複勝率51.9%
- リオンディーズ産駒: 勝率17.2%、連対率36.9%、複勝率51.8%
- 要約: 2番人気では勝率、連対率が平均をわずかに下回りますが、複勝率はほぼ平均並み。回収値も80台と悪くなく、安定して馬券に絡む人気馬として評価できます。
- 3番人気:
- 平均: 勝率13.1%、連対率27.9%、複勝率41.5%
- リオンディーズ産駒: 勝率13.5%、連対率24.6%、複勝率40.4%
- 要約: 勝率は平均をわずかに上回りますが、連対率と複勝率はやや劣ります。人気に見合うほどの圧倒的な活躍とは言えず、平均的な人気馬といった評価になるでしょう。回収値は70台で、特筆すべき妙味はありません。
- 4番人気:
- 平均: 勝率9.3%、連対率21.1%、複勝率33.8%
- リオンディーズ産駒: 勝率6.8%、連対率21.4%、複勝率37.6%
- 要約: 勝率は平均を下回りますが、連対率と複勝率は平均を上回っています。特に複勝率37.6%は高く、勝ち切るよりは3着以内に来る人気馬として評価できます。回収値は単勝50と低いですが、複勝85と悪くありません。
人気馬帯の全体的な傾向
リオンディーズ産駒は、1番人気では平均以上のパフォーマンスを見せ、高い信頼度を誇ります。2番人気も堅実ですが、3番人気、特に4番人気では勝率が平均を下回る傾向にあり、勝ち切るには一押し足りない印象です。しかし、4番人気でも複勝率は平均を上回っており、人気馬帯全体として見ると、平均データと比較して堅実に複勝圏内に入ってくる活躍ぶりと言えます。
中穴人気馬(5番人気~8番人気)の傾向
平均データと比較したリオンディーズ産駒の傾向
リオンディーズ産駒の中穴人気馬は、平均データと比較して5番人気で顕著な活躍を見せ、その後の人気帯では徐々に苦戦する傾向が見られます。
- 5番人気:
- 平均: 勝率7.1%、連対率16.3%、複勝率26.7%
- リオンディーズ産駒: 勝率8.7%、連対率19.5%、複勝率30.3%
- 要約: 5番人気では平均を大きく上回る勝率、連対率、複勝率を叩き出しており、非常に活躍が目立ちます。単勝回収値104、複勝回収値85と回収率も高く、馬券的に非常に狙い目の人気帯と言えるでしょう。
- 6番人気:
- 平均: 勝率5.2%、連対率12.6%、複勝率21.7%
- リオンディーズ産駒: 勝率4.0%、連対率9.3%、複勝率18.5%
- 要約: 平均を下回る勝率、連対率、複勝率であり、不振傾向が明確です。回収値も単勝62、複勝68と低く、馬券的には積極的に手が出しにくいでしょう。
- 7番人気:
- 平均: 勝率3.7%、連対率9.3%、複勝率16.3%
- リオンディーズ産駒: 勝率2.4%、連対率6.2%、複勝率13.1%
- 要約: 平均を大きく下回る成績で、不振傾向が継続しています。回収値も単勝45、複勝55と低く、こちらも見送りが賢明です。
- 8番人気:
- 平均: 勝率2.8%、連対率7.1%、複勝率12.9%
- リオンディーズ産駒: 勝率2.3%、連対率6.6%、複勝率9.7%
- 要約: 勝率、連対率は平均に近いですが、複勝率は平均を下回っています。回収値は単勝78と健闘していますが、複勝54と低く、堅実さに欠けると言えるでしょう。
中穴人気馬帯の全体的な傾向
リオンディーズ産駒は、中穴人気馬帯の中でも5番人気での活躍が突出しています。ここが馬券的な妙味のある狙い目と言えるでしょう。しかし、6番人気以降は平均を下回る成績が続き、不振傾向にあります。特に連対率や複勝率が落ち込むため、5番人気以外の中穴人気馬は慎重な検討が必要です。
大穴人気馬(9番人気~18番人気)の傾向
平均データと比較したリオンディーズ産駒の傾向
リオンディーズ産駒の大穴人気馬は、平均データと比較して上位人気帯と同様に苦戦傾向にあります。特に勝利は非常に少なく、馬券的に狙うのは難しいでしょう。
- 9番人気:
- 平均: 勝率2.0%、連対率5.2%、複勝率10.1%
- リオンディーズ産駒: 勝率1.9%、連対率4.9%、複勝率11.3%
- 要約: 勝率、連対率は平均とほぼ同じですが、複勝率は平均をわずかに上回ります。回収値は単勝74、複勝76と、大穴としてはまずまずの数字で、ごく稀に複勝圏内に食い込む可能性を示唆しています。
- 10番人気~18番人気:
- 平均: 軒並み勝率1%台、連対率数%、複勝率も一桁台。
- リオンディーズ産駒: 10番人気以降は勝率1%台を下回り、14番人気以降は勝利なし。連対率も低く、複勝率も低い。14番人気では複勝回収値100、15番人気では189と高い数字が出ているものの、これはサンプル数が極端に少ない中での特異なケースである可能性が高いです。
- 要約: 平均データと比較しても、リオンディーズ産駒の大穴人気馬は全体的に不振です。特に10番人気以降は勝利が非常に難しくなり、馬券に絡むことも稀です。回収値が一時的に高く見える箇所があっても、それは極少数の激走によるものであり、再現性は低いと考えるべきでしょう。
大穴人気馬帯の全体的な傾向
リオンディーズ産駒は、9番人気以降の大穴人気馬帯では、平均データと同様に極めて不振と言えます。勝利は非常に難しく、馬券に絡むこと自体が稀です。14番人気、15番人気で複勝回収値が高い数字を示していますが、これは非常に限られた出走回数の中での偶発的なものと解釈するのが妥当でしょう。大穴狙いとしては、リオンディーズ産駒はあまり適していないと言わざるを得ません。
まとめ:リオンディーズ産駒、人気の傾向と狙い目
今回の人気帯別分析を通して、リオンディーズ産駒の馬券攻略の鍵が見えてきました。
- 人気馬(1番人気~4番人気):
- 全体的に見て堅実に活躍しています。特に1番人気では平均以上の成績を残し、高い信頼度を誇ります。4番人気では勝ち切る力は平均以下ですが、複勝率は高く、3着以内には入りやすい傾向にあります。馬券の軸としては非常に優秀です。
- 中穴人気馬(5番人気~8番人気):
- 5番人気が突出して活躍しており、単勝・複勝ともに回収率が高く、馬券的な最大の狙い目と言えます。しかし、6番人気以降は平均を下回る不振傾向にあり、ここから下の中穴人気馬は慎重な検討が必要です。
- 大穴人気馬(9番人気~18番人気):
- 全体的に不振であり、平均データと比較しても勝利は非常に難しく、馬券に絡むことも稀です。一部で高い回収値が見られるものの、これは例外的なケースであり、再現性は低いと見るべきでしょう。大穴狙いとしては、リオンディーズ産駒は不向きです。
結論として、リオンディーズ産駒は**「人気馬」としては非常に信頼でき、特に「1番人気」は勝負、「5番人気」は美味しい中穴として積極的に狙うべき**です。それ以外の人気帯では、特に6番人気以下の人気薄になるほど、馬券的妙味は薄れていく傾向にあります。
コース(芝編)

① 場所別ではどこが得意か苦手か?
リオンディーズ産駒は、中央場所からローカルまで幅広いコースで出走していますが、得意不得意がはっきりと分かれる傾向にあります。
- 得意な場所(複勝率と回収率が高い傾向)
- 中山:
- 中山・芝1600は複勝率26.7%と高くはありませんが、11勝を挙げており、ある程度の勝負強さがあります。
- 中山・芝1200は複勝率30.0%、複勝回収値103と回収率が優秀です。勝利数は少ないものの、人気薄での好走が期待できます。
- 函館:
- 函館・芝1800は勝率17.4%、連対率26.1%、複勝率34.8%と非常に高く、最も得意とする舞台の一つと言えます。回収率は低めですが、馬券に絡む可能性は極めて高いです。
- 函館・芝1200も複勝率28.1%と高く、安定感があります。
- 札幌:
- 札幌・芝1800は勝率18.2%、連対率27.3%、複勝率31.8%と函館同様に好成績です。夏の北海道シリーズは要注目です。
- 福島:
- 福島・芝1800は勝率17.6%、連対率23.5%、複勝率23.5%と高い勝率を誇ります。単勝回収値172と非常に高く、穴をあける可能性を秘めています。
- 中山:
- 苦手な場所(複勝率と回収率が低い傾向)
- 中京:
- 中京・芝2000は複勝率17.5%、単勝回収値34、複勝回収値51とかなり低調です。ここは避けるべきコースと言えるでしょう。
- 中京・芝1600も複勝率30.7%と数字上は悪くないですが、勝率3.4%と低く、複勝回収値88と平均レベル。勝ち切るイメージは湧きにくいです。
- 東京:
- 東京・芝1400、1800ともに複勝率は20%台後半ですが、単勝・複勝回収値が低く、人気に見合わない結果に終わることが多いようです。広々としたコースは、リオンディーズ産駒には向いていないのかもしれません。
- 阪神:
- 阪神・芝1800外は複勝率29.2%と悪くありませんが、単勝回収値15と極端に低く、勝つイメージが湧きません。
- 中京:
② 距離別ではどの距離が得意か苦手か?
リオンディーズ産駒は、父の血統からも短距離から中距離にかけて活躍する傾向が見られます。
- 得意な距離帯(複勝率と回収率が高い傾向)
- 1200m:
- 新潟・芝1200は勝率8.6%、連対率20.0%、複勝率25.7%で、単勝回収値130、複勝回収値92と回収率が非常に優秀です。人気薄での激走も期待できます。
- 中山・芝1200も複勝率30.0%、複勝回収値103と安定しています。
- 福島・芝1200も複勝率26.3%と堅実です。
- 1600m:
- 中山・芝1600は11勝を挙げており、得意な部類です。
- 阪神・芝1600外は単勝回収値143と高く、穴をあける可能性があります。
- 京都・芝1600外は複勝率41.2%、連対率32.4%と非常に高い安定感を見せています。回収値は低めですが、堅実に馬券に絡みます。
- 1800m:
- 福島・芝1800、函館・芝1800、札幌・芝1800といったローカルコースの1800mで非常に高い勝率と連対率、複勝率を誇ります。特に福島・芝1800は単勝回収値172と穴妙味も抜群です。
- 1200m:
- 苦手な距離帯(複勝率と回収率が低い傾向)
- 2000m:
- 中京・芝2000は複勝率17.5%と低く、回収値も単勝34、複勝51と非常に低い数字です。2000mは全体的に苦手な傾向があり、特に中京では避けるべきでしょう。
- 全体として、2000mを超える距離は大幅に割引が必要です。芝2500m以上でテーオーロイヤルが活躍しているとはいえ、例外的なケースと考えるべきです。
- 2000m:
③ 複勝率と回収率で総合的に評価
リオンディーズ産駒のコース適性を総合的に評価すると、以下のポイントが浮かび上がります。
- 高評価コース(高い複勝率と高い回収率を両立、またはどちらかが突出)
- 福島・芝1800: 単勝回収値172は非常に魅力的。複勝率も悪くないので、積極的に狙うべきコースです。
- 新潟・芝1200: 単勝回収値130、複勝回収値92と回収率が高く、短距離での穴を期待できます。
- 阪神・芝1600外: 単勝回収値143は特筆すべきで、人気薄での一発に期待できます。
- 京都・芝1600外: 複勝率41.2%と安定感が抜群。回収値は平均レベルですが、軸としては信頼できます。
- 中山・芝1200、中京・芝1400: 複勝回収値が100を超えており、人気薄で3着以内に来る可能性が高いコースです。
- 堅実評価コース(複勝率は高いが回収率は平均レベル)
- 函館・芝1800、札幌・芝1800: 高い複勝率を誇り、馬券に絡む可能性は非常に高いです。軸馬として信頼できますが、単勝で過度な期待は禁物。
- 中山・芝1600: 安定して勝利を挙げていることから、条件が合えば堅実な走りを見せます。
- 低評価コース(複勝率と回収率が低い)
- 中京・芝2000、東京・芝1400、東京・芝1800、阪神・芝1800外: これらのコースでは総じて苦戦傾向が見られ、馬券的に狙うのは避けるべきでしょう。特に東京コースでは人気を裏切ることが多いようです。
結論として、リオンディーズ産駒は「ローカルコースの芝1200m~1800m」で高いパフォーマンスを発揮し、回収率も期待できる傾向にあります。特に福島、函館、札幌の1800mは狙い目です。一方で、2000m以上の距離や中京、東京といった舞台では苦戦する傾向が強いため、馬券購入の際は慎重な見極めが求められます。
コース(ダート編)

① 場所別ではどこが得意か苦手か?
リオンディーズ産駒のダート成績は、芝と同様に場所によって得意不得意が明確に分かれる傾向にあります。
- 得意な場所(複勝率と回収率が高い傾向)
- 中山:
- 中山・ダ1200は勝率11.5%、単勝回収値157と高く、人気薄での激走が期待できます。複勝率25.2%も悪くありません。
- 中山・ダ1800も勝率10.5%、複勝率27.8%と安定した成績で、回収値も単勝88、複勝80と堅実です。中山のダートは全体的に相性が良いと言えるでしょう。
- 札幌:
- 札幌・ダ1700は勝率14.5%、単勝回収値181と非常に高く、馬券的な妙味があります。複勝率25.5%も安定しています。
- 札幌・ダ1000は勝率19.2%、複勝率42.3%と出走数は少ないながらも驚異的な成績です。回収値も単勝93、複勝77と優秀で、穴をあける可能性を秘めています。
- 小倉:
- 小倉・ダ1000は驚異の勝率28.6%、単勝回収値1247、複勝回収値250と、出走数は少ないながらも突出したパフォーマンスを見せています。これはまさに「狙い目」のコースと言えるでしょう。
- 東京:
- 東京・ダ2100は勝率10.8%、連対率29.7%、複勝率40.5%と非常に安定しており、回収値も単勝62、複勝82と悪くありません。意外にも東京の長距離ダートは得意としているようです。
- 函館:
- 函館・ダ1700は複勝率27.5%、複勝回収値112と、回収率が優秀です。安定して馬券に絡むことが期待できます。
- 中山:
- 苦手な場所(複勝率と回収率が低い傾向)
- 中京:
- 中京・ダ1800は複勝率19.1%、単勝回収値37、複勝回収値41と低調です。ここは避けるべきコースと言えるでしょう。
- 中京・ダ1400、中京・ダ1200も同様に回収値が低く、中京ダート全体としては相性が良くないようです。
- 東京:
- 東京・ダ1600は複勝率17.4%、単勝回収値22、複勝回収値61と低迷しています。広いコースでのスピード勝負には苦戦しているようです。
- 東京・ダ1400も同様に複勝率16.0%、単勝回収値53、複勝回収値51と振るいません。
- 阪神:
- 阪神・ダ1400は複勝率19.3%、単勝回収値14と非常に低く、最も苦手とするコースの一つです。
- 阪神・ダ1200も複勝率21.4%、単勝回収値49と低調です。
- 京都:
- 京都・ダ1800は複勝率19.2%、単勝回収値22、複勝回収値51と、低迷しています。
- 中京:
② 距離別ではどの距離が得意か苦手か?
リオンディーズ産駒は、ダートでは短距離から中距離にかけて幅広い活躍を見せていますが、特に得意とする距離がいくつか見られます。
- 得意な距離帯(複勝率と回収率が高い傾向)
- 1000m~1200m(短距離):
- 小倉・ダ1000での驚異的な成績(勝率28.6%、単勝回収値1247)は特筆ものです。出走数は少ないですが、短距離での爆発力は計り知れません。
- 中山・ダ1200も勝率11.5%、単勝回収値157と優秀です。
- 札幌・ダ1000も勝率19.2%、複勝率42.3%と高い安定感を見せます。
- 1700m~1800m(中距離):
- 札幌・ダ1700は勝率14.5%、単勝回収値181と非常に優秀です。
- 中山・ダ1800も勝率10.5%、複勝率27.8%と堅実です。
- 函館・ダ1700は複勝回収値112と回収率が高く、穴を狙えます。
- 2100m(長距離):
- 意外にも東京・ダ2100は勝率10.8%、複勝率40.5%と高い安定感を誇ります。長い距離での持続力も兼ね備えていることを示唆しています。
- 1000m~1200m(短距離):
- 苦手な距離帯(複勝率と回収率が低い傾向)
- 1400m:
- 阪神・ダ1400は複勝率19.3%、単勝回収値14と非常に低調です。
- 東京・ダ1400も複勝率16.0%、単勝回収値53と振るいません。1400mは得意な距離とは言えないようです。
- 中京・ダートの全距離: 中京ダートは全般的に成績が悪く、どの距離でも積極的に狙うのは避けるべきでしょう。
- 1400m:
③ 複勝率と回収率で総合的に評価
リオンディーズ産駒のダートコース適性を総合的に評価すると、以下のポイントが浮かび上がります。
- 高評価コース(高い複勝率と高い回収率を両立、またはどちらかが突出)
- 小倉・ダ1000: 単勝回収値1247、複勝回収値250はまさに「お宝コース」。見つけたら迷わず狙うべきです。
- 札幌・ダ1700: 単勝回収値181と回収率が高く、勝率も優秀。得意な舞台です。
- 中山・ダ1200: 単勝回収値157と高い回収率で、人気薄での一発に期待できます。
- 函館・ダ1700: 複勝回収値112と、安定して馬券に絡みつつ配当も期待できるコースです。
- 阪神・ダ1800: 単勝回収値は低いものの、複勝回収値194と非常に優秀。堅実に複勝圏内を狙うならこのコースです。
- 堅実評価コース(複勝率は高いが回収率は平均レベル)
- 東京・ダ2100: 複勝率40.5%と高い安定感を見せ、回収値も平均レベル。長距離ダートでの堅実な走りが期待できます。
- 中山・ダ1800: 安定した成績で、回収値も平均レベル。軸馬として信頼できます。
- 札幌・ダ1000: 複勝率42.3%と非常に高く、短距離ダートでの活躍が期待できます。
- 低評価コース(複勝率と回収率が低い)
- 中京・ダート全般(特に1800m): 全ての距離で低調な成績に終わっており、最も苦手な場所と言えるでしょう。
- 東京・ダ1600、東京・ダ1400、阪神・ダ1400、阪神・ダ1200、京都・ダ1800: これらのコースでは総じて苦戦傾向が見られ、馬券的に狙うのは避けるべきです。
結論として、リオンディーズ産駒はダート適性が非常に高く、特に「短距離ダート(1000m~1200m)と中距離ダート(1700m~1800m)」で大きな活躍を見せます。その中でも、「小倉・ダ1000」や「札幌・ダ1700」、「中山・ダ1200」といったコースは、回収率も非常に高く、積極的に狙うべき「お宝コース」と言えるでしょう。一方で、中京ダートや東京・阪神の1400m~1600mでは苦戦傾向が強いため、馬券購入の際は注意が必要です。
馬場状態

① 良に比べて馬場状態が悪くなるにつれてどうなるか?
リオンディーズ産駒は、良馬場から馬場状態が悪くなるにつれて、成績に興味深い変化を見せています。
- 芝コース:
- 良馬場に比べ、稍重・重馬場では勝率・複勝率が向上する傾向が見られます。 特に重馬場では勝率8.0%、複勝率25.9%と良馬場(勝率7.8%、複勝率23.5%)を上回り、単勝回収値も82と高くなっています。不良馬場では出走数は少ないものの、勝率8.0%と良馬場並みの数字を出しています。
- このことから、リオンディーズ産駒は芝の道悪を苦にしないどころか、むしろ得意としている可能性があります。馬場が渋ることで、より持ち味を発揮しやすいタイプと言えるでしょう。
- ダートコース:
- ダートコースでも同様に、良馬場に比べて稍重・重馬場では勝率・複勝率がわずかに向上する傾向が見られます。特に重馬場では勝率7.2%、複勝率21.6%と良馬場(勝率7.1%、複勝率22.1%)とほぼ同等ですが、単勝回収値が178と突出しています。不良馬場でも勝率8.5%と高い数字を出しています。
- ダートでも芝と同様に、道悪をこなせるタイプであり、特に重馬場では人気薄での激走が期待できることが示唆されます。
② 芝別とダート別で考察
芝コースの馬場状態別傾向
リオンディーズ産駒の芝コースにおける馬場状態別の傾向は以下の通りです。
- 芝・良:
- 勝率7.8%、連対率16.0%、複勝率23.5%。単勝回収値64、複勝回収値67。
- 考察: 最も出走数が多く、安定した成績を残していますが、回収率は平均を下回ります。人気通りの堅実な走りを見せる傾向と言えるでしょう。
- 芝・稍重:
- 勝率5.5%、連対率14.1%、複勝率24.8%。単勝回収値41、複勝回収値77。
- 考察: 勝率・連対率は良馬場より落ちるものの、複勝率は良馬場を上回ります。 また、複勝回収値も77と向上しており、やや馬場が渋ることで粘り強さを見せる傾向にあります。
- 芝・重:
- 勝率8.0%、連対率15.2%、複勝率25.9%。単勝回収値82、複勝回収値80。
- 考察: 勝率・複勝率ともに良馬場を上回り、回収値も単勝82、複勝80と改善しています。 重馬場はリオンディーズ産駒にとって得意な舞台であり、馬券的にも狙い目と言えるでしょう。
- 芝・不良:
- 勝率8.0%、連対率12.0%、複勝率24.0%。単勝回収値38、複勝回収値68。
- 考察: 出走数は少ないものの、勝率は良馬場並みを維持。複勝率も悪くありませんが、回収値は低いです。不良馬場でもこなせる能力はありますが、積極的に狙うほどの妙味は少ないかもしれません。
ダートコースの馬場状態別傾向
リオンディーズ産駒のダートコースにおける馬場状態別の傾向は以下の通りです。
- ダ・良:
- 勝率7.1%、連対率14.7%、複勝率22.1%。単勝回収値46、複勝回収値78。
- 考察: 芝と同様に、最も出走数が多く、堅実な成績ですが、回収率は平均を下回ります。
- ダ・稍重:
- 勝率7.4%、連対率15.1%、複勝率23.4%。単勝回収値66、複勝回収値73。
- 考察: 勝率・連対率・複勝率が良馬場よりわずかに向上しています。回収値は平均以下ですが、良馬場よりは好走が期待できると言えるでしょう。
- ダ・重:
- 勝率7.2%、連対率14.4%、複勝率21.6%。単勝回収値178、複勝回収値80。
- 考察: 複勝率は良馬場とほぼ同じですが、単勝回収値178は圧倒的です。 重馬場での激走が多く、人気薄でのアタマを狙うならこの馬場状態が最も期待できます。
- ダ・不良:
- 勝率8.5%、連対率16.0%、複勝率22.6%。単勝回収値45、複勝回収値73。
- 考察: 勝率・連対率・複勝率ともに良馬場よりわずかに向上しており、不良馬場を苦にしません。回収値は平均以下ですが、道悪適性は高いと言えるでしょう。
③ 複勝率と回収率で総合的に評価
リオンディーズ産駒の馬場状態適性を総合的に評価すると、以下のポイントが浮かび上がります。
- 芝コース:
- 重馬場は複勝率25.9%、単勝回収値82、複勝回収値80と、高いレベルで安定しています。特に勝率が良馬場を上回るため、馬場が渋った芝は積極的に狙うべきです。
- 稍重馬場も複勝率24.8%、複勝回収値77と、複勝圏内への信頼度は良馬場以上です。
- 良馬場は堅実ですが、回収値はやや低めです。不良馬場はこなせますが、回収妙味は少ないでしょう。
- ダートコース:
- 重馬場は複勝率21.6%と平均レベルですが、単勝回収値178という突出した数字が目を引きます。これは、重馬場のダートで人気薄のリオンディーズ産駒が激走し、高配当をもたらしていることを示唆しています。積極的に単勝で穴を狙うなら重馬場ダートは外せません。
- 稍重馬場、不良馬場も複勝率は良馬場と同等かやや上回っており、道悪を苦にしないタイプです。
- 良馬場は堅実ですが、単勝回収値が低く、馬券的妙味は薄い傾向にあります。
結論として、リオンディーズ産駒は芝・ダートともに「道悪」を苦にしないどころか、むしろパフォーマンスを向上させる傾向にあります。特に「芝の重馬場」では安定した好走と回収率を期待でき、「ダートの重馬場」では複勝率は平均レベルながら、単勝での破壊力が非常に高く、大きな穴を演出する可能性を秘めています。馬場状態が渋った際には、リオンディーズ産駒に注目することで、思わぬ高配当を手にできるかもしれません。
脚質ラスト3F

① 脚質戦略の有効度:前か?後ろか?それが問題だ!
リオンディーズ産駒の脚質は、平均データと比較して得意不得意がはっきりと分かれる傾向にあります。
- 平地・逃げ
- 平均: 複勝率39.1%、単勝回収値209、複勝回収値138
- リオンディーズ産駒: 複勝率33.7%、単勝回収値178、複勝回収値95
- 考察: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値ともに平均を下回っています。これは、リオンディーズ産駒にとって逃げはやや苦手な脚質であると言えるでしょう。逃げ切るだけの絶対的なスピードや粘り強さに欠ける、あるいは展開に左右されやすい傾向があるのかもしれません。
- 平地・先行
- 平均: 複勝率35.5%、単勝回収値100、複勝回収値99
- リオンディーズ産駒: 複勝率38.3%、単勝回収値113、複勝回収値112
- 考察: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値すべて平均を上回っています。これは、リオンディーズ産駒にとって先行は得意な脚質であると断言できます。安定して上位に食い込み、馬券的妙味も十分。常に先行脚質の馬には注目すべきです。
- 平地・中団
- 平均: 複勝率20.3%、単勝回収値57、複勝回収値71
- リオンディーズ産駒: 複勝率20.0%、単勝回収値36、複勝回収値69
- 考察: 複勝率は平均とほぼ同等ですが、単勝回収値、複勝回収値ともに平均を下回っています。これは、リオンディーズ産駒が中団からの競馬をこなせるものの、勝ち切る力や回収率の面では平均以下であることを示しています。積極的に狙う脚質とは言えないでしょう。
- 平地・後方
- 平均: 複勝率7.5%、単勝回収値25、複勝回収値30
- リオンディーズ産駒: 複勝率7.9%、単勝回収値13、複勝回収値29
- 考察: 複勝率は平均をわずかに上回りますが、単勝回収値、複勝回収値は平均を下回っています。全体的に見ても後方からの競馬では厳しく、後方一気は苦手な脚質であると言えます。
- 平地・マクリ
- 平均: 複勝率48.3%、単勝回収値152、複勝回収値151
- リオンディーズ産駒: 複勝率47.4%、単勝回収値105、複勝回収値96
- 考察: 複勝率は平均とほぼ同等ですが、単勝回収値、複勝回収値ともに平均を下回っています。マクリは非常に有効な脚質ですが、リオンディーズ産駒がマクリを決めたとしても、平均と比較すると配当妙味はやや薄いと言えるでしょう。
脚質戦略のまとめ: リオンディーズ産駒は、「先行」が得意な脚質であり、複勝率・回収率ともに優秀です。逃げや後方からの競馬は苦手で、中団からの競馬やマクリはこなせるものの、回収率の面では平均以下となる傾向が見られます。
② 3F上がり順位の得意度:スタミナか?瞬発力か?
最終直線ゴールまでのスピード順位(3F上がり)を見ることで、リオンディーズ産駒がどのような末脚を武器としているのか、あるいは苦手としているのかを探っていきます。
- 3F 1位~3位(末脚を生かしたレースが得意か、前目で粘るのが得意か)
- 3F 1位
- 平均: 複勝率64.2%、単勝回収値250、複勝回収値187
- リオンディーズ産駒: 複勝率65.9%、単勝回収値237、複勝回収値180
- 考察: 複勝率は平均を上回りますが、単勝回収値、複勝回収値は平均をわずかに下回ります。しかし、非常に高い複勝率であることから、末脚を生かして上がりの速い競馬で勝利する、あるいは馬券に絡むことは平均並みであると言えるでしょう。
- 3F 2位
- 平均: 複勝率53.3%、単勝回収値162、複勝回収値160
- リオンディーズ産駒: 複勝率59.9%、単勝回収値186、複勝回収値169
- 考察: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値すべて平均を大きく上回っています。これは、リオンディーズ産駒が3F 2位の末脚を繰り出す時に最も力を発揮し、非常に有効な末脚であると評価できます。人気薄でも好走する傾向が見られます。
- 3F 3位
- 平均: 複勝率44.1%、単勝回収値118、複勝回収値138
- リオンディーズ産駒: 複勝率44.8%、単勝回収値88、複勝回収値153
- 考察: 複勝率は平均とほぼ同等ですが、単勝回収値は平均を下回る一方で、複勝回収値は平均を上回っています。 これは、3F 3位の末脚では勝ち切るには至らないものの、堅実に複勝圏内に食い込み、人気薄でも配当妙味があることを示唆しています。
- 総合考察(3F 1位~3位): リオンディーズ産駒は、末脚を生かしたレースが非常に得意であり、特に3F 2位の末脚を使った場合に最高のパフォーマンスを発揮します。3F 1位、3位でも高い複勝率を誇り、末脚自慢のタイプと言えるでしょう。
- 3F 1位
- 3F ~5位と6位~(スタミナを生かした前目で粘るのが得意か、末脚を生かしたレースが得意か)
- 3F ~5位 (3F 4位、5位に該当)
- 平均: 複勝率28.5%、単勝回収値83、複勝回収値93
- リオンディーズ産駒: 複勝率30.2%、単勝回収値84、複勝回収値96
- 考察: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値すべて平均をわずかに上回っています。これは、リオンディーズ産駒が上位の末脚を使えなかったとしても、前目で粘り込む競馬をある程度は得意としていることを示唆しています。
- 3F 6位~
- 平均: 複勝率7.5%、単勝回収値24、複勝回収値30
- リオンディーズ産駒: 複勝率6.9%、単勝回収値9、複勝回収値27
- 考察: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値すべて平均を下回っています。これは、後方に置かれて上位の末脚を使えなかった場合は、ほとんど期待できないことを意味します。
- 3F ~5位 (3F 4位、5位に該当)
3F上がり順位のまとめ: リオンディーズ産駒は、最終直線での素晴らしい末脚が最大の武器です。特に3F 2位の末脚を使った時のパフォーマンスは圧巻で、馬券的妙味も十分。上位の末脚を使えない展開では苦戦する傾向にありますが、3F 4位・5位程度であれば前目で粘り込むことも可能です。
総合評価:リオンディーズ産駒の馬券攻略術
リオンディーズ産駒は、そのレーススタイルと末脚に明確な特徴があります。
- 脚質は「先行」がベスト:
- 先行からの競馬が最も得意であり、安定した複勝率と高い回収率を誇ります。前目のポジションを取りつつ、最後の直線で一伸びするのが理想の形です。
- 末脚は「3F 2位」が黄金パターン:
- 最終直線で3F 2位の末脚を使える展開になれば、最高のパフォーマンスを発揮し、回収率も非常に優秀です。
- 3F 1位でも高い複勝率を誇り、3F 3位でも複勝圏内には堅実に食い込みます。
- 苦手な脚質・展開は避ける:
- 逃げや後方からの競馬は苦手で、期待値が低いです。
- 後方に置かれて上位の末脚を使えない展開では、好走は難しいでしょう。
リオンディーズ産駒の馬券を検討する際は、「先行して、上位の末脚を繰り出す」という理想の展開をイメージすることが重要です。特に、先行脚質で3F 2位の末脚を使える可能性のある馬を見つけたら、積極的に狙ってみる価値は十分にあります!
馬体重

- 成績が良い馬体重(高い複勝率と高い回収率を両立)
- 480kg~499kg:
- 勝率8.3%、連対率19.4%、複勝率27.7%と非常に安定した成績を誇ります。特に複勝率は全馬体重帯で最高。
- 単勝回収値70、複勝回収値109と、複勝回収値が100を超えている点が特筆されます。この馬体重帯のリオンディーズ産駒は、軸馬として非常に信頼できるでしょう。
- 500kg~519kg:
- 勝率9.0%は全馬体重帯で最高ではありませんが、非常に高い部類です。連対率17.6%、複勝率26.4%と安定感も抜群。
- 単勝回収値48、複勝回収値72と回収値は平均的ですが、高い勝率から人気馬であれば堅実に勝ち切る期待が持てます。
- 480kg~499kg:
- 成績が悪い馬体重(低い複勝率と低い回収率)
- ~399kg:
- 出走数21頭ながら、勝率・連対率・複勝率ともに0%と、全く成績を残せていません。これは極端に小柄な馬は競走能力が低いことを示唆しており、積極的に避けるべき馬体重帯です。
- 400kg~419kg:
- 勝率3.6%、連対率8.7%、複勝率14.5%と、かなり低調な成績です。回収値も単勝16、複勝31と極めて低く、この馬体重帯のリオンディーズ産駒は期待値が非常に低いと言えるでしょう。
- 540kg~:
- 勝率4.5%、連対率7.6%、複勝率18.2%と、大型馬ながら成績は振るいません。回収値も単勝20、複勝40と低く、過度に大きな馬体もパフォーマンスに繋がりにくいことが見て取れます。
- ~399kg:
馬体重別考察まとめ: リオンディーズ産駒は、480kg~519kgの馬体が最も安定した成績を残しています。特に480kg~499kgは複勝率と複勝回収値が優秀で、信頼度が高いです。逆に400kg台前半の小柄な馬や、540kg以上の極端な大型馬は成績が振るわない傾向にあります。
② 複勝率と回収率で評価
- 高評価馬体重帯
- 480kg~499kg: 複勝率27.7%(最高値)、複勝回収値109(最高値)と、安定感と馬券的妙味を両立しています。この体重の馬は積極的に馬券に組み込むべきです。
- 500kg~519kg: 複勝率26.4%と高く、安定した成績を期待できます。回収値は平均的ですが、高い勝率も魅力です。
- 中評価馬体重帯
- 440kg~459kg: 複勝率24.8%と安定しており、勝率8.0%も優秀です。回収値は平均レベルですが、軸としては選択肢に入ります。
- 520kg~539kg: 複勝率27.6%と高いですが、勝率7.7%と勝ち切る力はやや劣ります。回収値も平均レベルです。
- 低評価馬体重帯
- ~399kg、400kg~419kg、540kg~: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値すべてが低いか、あるいはデータがないため、これらの馬体重帯の馬は馬券的に避けるべきです。
- 420kg~439kg、460kg~479kg: 複勝率、回収値ともに平均以下であり、馬券的な妙味は薄いでしょう。
③ 体重の増減では体重が減ると同体重と増えるで成績がどう変化するか考察して
馬体重の増減は、その日の体調や状態を示す重要なサインです。リオンディーズ産駒の成績がどう変化するか見ていきましょう。
- 今回減(体重が減る)
- ~-20kg:
- 出走数が少ないものの、複勝率16.7%、複勝回収値96と、複勝圏内には絡むものの、勝ち星はゼロ。極端な大幅減はパフォーマンスに影響が出ている可能性があります。
- -19kg~-10kg:
- 複勝率16.8%、単勝回収値95、複勝回収値56。単勝回収値は高いですが、複勝率と複勝回収値は全体平均を下回ります。これは、大幅減の馬は人気薄で激走することがあるものの、全体としては安定感を欠くことを示唆しています。
- -9kg~-4kg:
- 複勝率23.0%、単勝回収値58、複勝回収値92。複勝率は平均並みですが、複勝回収値が92と高めです。これは、微減の馬は人気が落ちても堅実に走ることがあり、馬券的妙味を秘めていることを示唆します。
- 今回の減(全体): 複勝率22.8%、単勝回収値65、複勝回収値79。全体として見ると、微減であれば複勝圏内への期待値は高まりますが、大幅減は人気薄での一発に期待する形となり、安定感は低下します。
- ~-20kg:
- 同体重
- 複勝率22.6%、単勝回収値47、複勝回収値58。
- 考察: 複勝率は平均並みですが、単勝回収値、複勝回収値ともに低いです。これは、同体重の場合、人気を背負いながらも勝ち切れない、あるいは複勝圏内に入るものの配当が期待できないパターンが多いことを示唆しています。馬券的にはやや妙味に欠ける傾向です。
- 今回増(体重が増える)
- +4kg~+9kg:
- 複勝率23.9%、単勝回収値49、複勝回収値67。複勝率は平均並みですが、回収値は低いです。
- +10kg~+19kg:
- 複勝率23.2%、単勝回収値70、複勝回収値102。複勝率は平均並みですが、複勝回収値が102と平均を上回っています。 これは、中程度の馬体増は好結果に繋がりやすく、人気薄でも複勝圏内に食い込む期待が持てることを示します。
- +20kg~:
- 複勝率8.6%、単勝回収値56、複勝回収値27。複勝率、回収値ともに極端に低く、大幅な馬体増はパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性が高いです。
- 今回の増(全体): 複勝率24.0%、単勝回収値55、複勝回収値72。全体として見ると、微増~中程度の馬体増であれば問題なく、特に+10kg~+19kgの増加は複勝圏内への期待値が高まります。しかし、大幅増は危険信号です。
- +4kg~+9kg:
体重増減のまとめ: リオンディーズ産駒は、-9kg~-4kgの微減、あるいは+10kg~+19kgの中程度の馬体増で、複勝回収値が良好な傾向が見られます。同体重は堅実ですが回収妙味が薄く、極端な大幅減や大幅増はパフォーマンスを低下させる危険性があります。
総合評価:リオンディーズ産駒、馬体重と増減で勝負を分ける!
今回の馬体重分析を通じて、リオンディーズ産駒の馬券攻略の鍵が明らかになりました。
- 最適馬体重は480kg~519kg:
- このゾーンの馬は安定して好走し、特に480kg~499kgは複勝率・複勝回収値ともに優秀で、軸馬として非常に信頼できます。
- 危険な馬体重は400kg台前半や540kg以上:
- 極端に小柄な馬や、過度に大きな馬はパフォーマンスが振るわない傾向にあるため、避けるべきです。
- 体重増減のサインを見極める:
- -9kg~-4kgの微減は複勝回収値が高く、妙味を秘めています。
- +10kg~+19kgの中程度の馬体増も複勝回収値が良好で、好走が期待できます。
- 同体重は堅実ながら回収妙味は薄く、極端な大幅減(~-20kg)や大幅増(+20kg~)は危険信号と捉えるべきでしょう。
リオンディーズ産駒の馬券を検討する際には、馬体発表時の「馬体重」と「増減」を必ずチェックし、最適なゾーンに入っているか、あるいは危険なサインが出ていないかを確認することが、的中への近道となるでしょう。
この馬体重データが、皆さんのリオンディーズ産駒の馬券戦略に大いに役立つことを願っています!
年齢

① どの年齢でパフォーマンスが上がるか下がるか?
リオンディーズ産駒は、年齢によってパフォーマンスが大きく変動する、非常に特徴的な成長曲線を描いています。
- パフォーマンスが上がる時期(高い複勝率と回収率)
- 2歳 (特に10-12月):
- 2歳全体では複勝率26.9%、複勝回収値100と優秀です。
- 特に2歳・10-12月は複勝率26.5%、複勝回収値119と最も高く、この時期に才能を開花させ、安定して馬券に絡む傾向があります。単勝回収値も78と悪くありません。
- 3歳 (10-12月):
- 3歳全体の複勝率は21.9%と平均並みですが、3歳・10-12月は勝率14.9%、連対率25.5%、複勝率31.1%と急上昇。この時期に一気に成長する産駒が多いことが伺えます。
- 4歳 (1-3月):
- **勝率14.0%、連対率28.1%、複勝率42.1%と全年齢・全期間で最高の複勝率を誇ります。**単勝回収値94、複勝回収値115と回収率も非常に優秀。この時期はリオンディーズ産駒のピークと言えるでしょう。
- 6歳 (4-6月、7-9月、10-12月):
- 出走数は少ないものの、6歳・4-6月は勝率6.7%、単勝回収値118と意外な高回収率。
- 6歳・7-9月は勝率4.0%、単勝回収値165と非常に高い回収率をマークしており、人気薄での激走が期待できます。
- 6歳・10-12月は複勝率12.5%と低いですが、複勝回収値264という驚異的な数字を叩き出しており、激走した場合はとんでもない配当を演出していることが伺えます。
- これらはサンプル数が少ないため過信は禁物ですが、高齢でも特定の条件で穴を開ける可能性を秘めていることを示唆しています。
- 2歳 (特に10-12月):
- パフォーマンスが下がる時期(低い複勝率と回収率)
- 3歳 (1-9月):
- 3歳・1-3月、4-6月、7-9月は、複勝率が20%台前半で推移し、回収値も単勝50-70台、複勝50-60台と全体的に低調です。特に牝馬がスロースターター気味という特徴が反映されているのかもしれません。この期間は勝率・回収率ともにパフォーマンスが落ちる傾向が見られます。
- 4歳 (7-12月):
- 4歳・7-9月、10-12月は、勝率が5%台、4%台に落ち込み、複勝率も19%台、20%台と低下。回収値も平均を下回ります。4歳前半のピークを過ぎると、徐々に成績が落ちる傾向が見られます。
- 5歳 (全体):
- 5歳全体では勝率4.3%、連対率10.0%、複勝率17.1%と、全ての指標で大きくパフォーマンスが落ち込みます。回収値も単勝42、複勝54と低調であり、5歳は全体的に苦手な年齢と言えるでしょう。
- 6歳 (1-3月):
- 6歳・1-3月は勝率4.2%、複勝率14.6%と低調です。回収値も単勝13、複勝62と平均以下です。
- 3歳 (1-9月):
② 複勝率と回収率で考察
- 高評価期間
- 4歳・1-3月: 複勝率42.1%(期間中最高)、複勝回収値115と、安定感と回収率を両立した最高の狙い目期間です。
- 2歳・10-12月: 複勝率26.5%、複勝回収値119と、2歳で早くから高い回収率を叩き出しています。
- 6歳・10-12月: 複勝率12.5%と低いものの、複勝回収値264という驚異的な数字は、まさに大穴製造機と言えるでしょう。ただし、サンプル数が少ない点には注意が必要です。
- 6歳・7-9月: 単勝回収値165と、人気薄でアタマまで来る妙味があります。
- 低評価期間
- 5歳全体: 複勝率17.1%、単勝回収値42、複勝回収値54と、全体的にパフォーマンスが低く、馬券的妙味も薄いです。
- 3歳・1-9月: 複勝率が20%台前半、回収値も全体的に低く、この期間のリオンディーズ産駒は慎重な検討が必要です。
- 4歳・10-12月: 複勝率20.0%、単勝回収値32、複勝回収値49と、4歳後半はパフォーマンスが落ち込む傾向が見られます。
- 7歳以上: 複勝率19.0%と悪くはないですが、勝利実績がなく、単勝回収値は0。複勝回収値は123と高いですが、これも出走数21頭でのデータであり、安定して狙えるとは言い難いです。
総合評価:リオンディーズ産駒、狙うべきは2歳後半と4歳前半!
今回の年齢別分析を通じて、リオンディーズ産駒の馬券攻略の鍵が明らかになりました。
- 早熟性を秘めつつ、4歳前半でピークを迎えるタイプ:
- 2歳・10-12月には既に高い複勝回収値を記録し、早くから馬券に貢献します。
- そして、4歳・1-3月は勝率、連対率、複勝率、回収率すべてが最高レベルであり、リオンディーズ産駒の最大の狙い目期間と言えるでしょう。この時期の産駒は、人気・不人気に関わらず積極的に馬券に組み込むべきです。
- 3歳中盤~4歳後半は伸び悩み:
- 3歳中盤から4歳後半にかけては、パフォーマンスが一時的に停滞、あるいは下降する傾向が見られます。特に3歳・1-9月と4歳・7-12月は要注意です。
- 5歳は全体的に苦戦、高齢馬は穴に注意:
- 5歳になると全体的に大きくパフォーマンスが落ち込みます。
- ただし、6歳以降の高齢馬では、出走数は少ないながらも特定の期間で単勝や複勝の回収値が跳ね上がるケースが見られます。これは、人気薄で激走する「一発屋」的な高齢馬が存在することを示唆しており、大穴狙いとしては面白いかもしれません。
リオンディーズ産駒の馬券を検討する際は、馬の年齢と出走時期を念頭に置き、**「2歳後半」と「4歳前半」**に注目することが、的中への近道となるでしょう。特に4歳・1-3月に出走するリオンディーズ産駒は、見逃し厳禁です!
間隔

① レース間隔によるパフォーマンスの変化
リオンディーズ産駒は、レース間隔によってパフォーマンスが大きく変動する傾向にあります。
- パフォーマンスが上がる間隔(高い複勝率と回収率)
- 4週:
- 勝率12.7%、連対率22.7%、複勝率30.9%と、全間隔の中で最も高い数値を誇ります。
- 単勝回収値92、複勝回収値87と回収率も非常に優秀です。中間の調教をしっかり積んで出走する4週の間隔は、リオンディーズ産駒にとって最適なローテーションと言えるでしょう。
- 3週:
- 勝率8.7%、連対率18.8%、複勝率28.9%と、4週に次ぐ好成績です。
- 回収値も単勝50、複勝79と堅実。比較的詰まった間隔でも好走できるタイプですが、4週の方がより安定感があります。
- 10~25週(長期休養明け):
- 勝率7.0%、連対率12.6%、複勝率19.1%と、一見すると平凡な数字に見えます。
- しかし、単勝回収値76、複勝回収値87と、長期休養明けとしては優秀な回収率を誇ります。これは、人気薄でも好走するケースがあることを示唆しており、休み明けでも一定の評価はできると言えるでしょう。
- 4週:
- パフォーマンスが下がる間隔(低い複勝率と回収率)
- 連闘:
- 勝率2.5%、連対率13.4%、複勝率21.8%。単勝回収値6、複勝回収値59。
- 複勝率は平均並みですが、勝率と回収値が極端に低く、連闘は非常に苦手としていることが伺えます。連闘での馬券購入は避けるべきでしょう。
- 2週:
- 勝率5.2%、連対率13.4%、複勝率21.9%。単勝回収値23、複勝回収値56。
- 連闘ほどではありませんが、勝率・回収値ともに低調です。詰めすぎた間隔はパフォーマンスに悪影響を及ぼしやすいと考えられます。
- 半年以上:
- 勝率4.5%、連対率11.2%、複勝率15.7%。単勝回収値37、複勝回収値41。
- 複勝率、回収値ともに低く、半年以上の長期休養明けは苦戦傾向にあります。これは、復帰までじっくり調整を要するタイプか、あるいは長期休養を必要とするようなアクシデント後の復帰であることが多いためと考えられます。
- 連闘:
② レース間隔による複勝率と回収率の評価
- 高評価間隔
- 4週: 複勝率30.9%、単勝回収値92、複勝回収値87。全ての指標で最も優秀であり、この間隔のリオンディーズ産駒は最優先で注目すべきです。
- 3週: 複勝率28.9%、単勝回収値50、複勝回収値79。4週に次ぐ好成績で、堅実な選択肢となります。
- 10~25週: 複勝率19.1%と低めですが、複勝回収値87と高め。人気薄の休み明けに穴を狙うならこの期間です。
- 低評価間隔
- 連闘、2週: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値ともに低く、これらの間隔は避けるべきです。
- 半年以上: 複勝率、単勝回収値、複勝回収値ともに低く、大幅割引が必要です。
明け何戦目によるパフォーマンスの変化
リオンディーズ産駒は、シーズン明け何戦目かによってもパフォーマンスが大きく変動します。
① どの明け何戦目でパフォーマンスが上がるか下がるか?
- パフォーマンスが上がる明け戦目(高い複勝率と回収率)
- 明け5戦:
- 勝率10.8%、連対率23.0%、複勝率30.2%と、全明け戦目の中で最高の複勝率を誇ります。
- 単勝回収値72、複勝回収値67と回収値は平均的ですが、非常に安定して馬券に絡むことができます。
- 明け6戦~:
- 勝率10.4%、連対率18.5%、複勝率26.9%。
- 単勝回収値85、複勝回収値74と、回収率も優秀です。使い込まれてもバテない持続力を持っている産駒が多いことを示唆しています。
- 明け4戦:
- 勝率8.7%、連対率19.7%、複勝率28.4%と、こちらも安定した成績です。
- 単勝回収値60、複勝回収値84と高く、堅実に馬券に絡みつつ、回収率も期待できます。
- 明け5戦:
- パフォーマンスが下がる明け戦目(低い複勝率と回収率)
- 明け2戦:
- 勝率7.7%、連対率15.5%、複勝率22.9%。単勝回収値63、複勝回収値64。
- 複勝率は平均並みですが、回収値は低いです。叩き2戦目だからといって過信は禁物でしょう。
- 明け3戦:
- 勝率6.8%、連対率17.0%、複勝率26.2%。単勝回収値45、複勝回収値80。
- 複勝率は高いものの、勝率と単勝回収値が低いため、勝ち切る力はやや劣ります。
- 明け2戦:
② 明け何戦目による複勝率と回収率の評価
- 高評価明け戦目
- 明け5戦: 複勝率30.2%(最高値)と安定感が抜群。回収値は平均的ですが、軸として非常に信頼できます。
- 明け4戦: 複勝率28.4%、複勝回収値84と、安定感と回収率を両立しており、非常に狙い目です。
- 明け6戦~: 複勝率26.9%、単勝回収値85、複勝回収値74と、使い込まれても好走し、回収率も期待できるため、ベテラン勢に注目です。
- 低評価明け戦目
- 明け2戦、明け3戦: 複勝率は悪くないものの、特に単勝回収値が低く、馬券的妙味は薄いでしょう。
総合評価:リオンディーズ産駒は「叩き良化型」!
今回の間隔と明け戦目の分析を通じて、リオンディーズ産駒の最適なローテーションが見えてきました。
- 「4週」間隔がベストローテーション:
- じっくりと調整を積んだ「4週」の間隔で出走した際に、最高のパフォーマンスを発揮します。
- 使い込まれて力を出す「叩き良化型」:
- シーズン明けの「明け4戦目、明け5戦目、そして明け6戦目以降」で安定した好走を見せ、高い複勝率と回収率を誇ります。特に明け5戦目は複勝率が最も高く、明け4戦目以降は使い込まれるほど力を発揮する傾向にあるようです。
- 苦手なローテーション:
- 連闘や2週間隔といった「詰まったローテーション」は苦手で、大幅にパフォーマンスを落とします。
- 極端な長期休養明け(半年以上)も苦戦傾向にあります。
- 明け2戦、明け3戦も複勝率は悪くないものの、勝ち切る力や回収率の面では伸び悩む傾向が見られます。
リオンディーズ産駒の馬券を検討する際は、「4週以上の間隔で、かつシーズン明け4戦目以降」の馬に注目することが、的中への近道となるでしょう。特に、状態が上向きやすいこのローテーションの馬は、見逃し厳禁です!
馬番

馬番別得意度分析!リオンディーズ産駒の隠れた適性
まずは、個別の馬番データから見ていきましょう。
内番(1番~4番)
| 馬番 | 平均複勝率 | リオンディーズ産駒複勝率 | 平均複勝回収値 | リオンディーズ産駒複勝回収値 | 得意度 |
| 1番 | 24.1% | 24.0% | 72 | 66 | やや苦手 |
| 2番 | 25.4% | 23.5% | 76 | 60 | 苦手 |
| 3番 | 23.4% | 21.5% | 70 | 55 | 苦手 |
| 4番 | 25.0% | 27.9% | 76 | 81 | 得意 |
内番全体を見ると、4番枠の複勝率が平均を大きく上回り、回収値も高いことから、リオンディーズ産駒にとって4番枠は非常に得意な馬番と言えるでしょう。一方、1~3番は平均を下回っており、特に回収値の低さが目立ちます。
中番(5番~12番)
| 馬番 | 平均複勝率 | リオンディーズ産駒複勝率 | 平均複勝回収値 | リオンディーズ産駒複勝回収値 | 得意度 |
| 5番 | 23.5% | 24.1% | 68 | 59 | やや得意 |
| 6番 | 25.2% | 28.0% | 77 | 71 | 得意 |
| 7番 | 23.3% | 23.4% | 68 | 83 | やや得意 |
| 8番 | 23.2% | 22.2% | 71 | 98 | やや苦手 |
| 9番 | 21.7% | 21.7% | 71 | 57 | 苦手 |
| 10番 | 21.0% | 23.8% | 74 | 89 | 得意 |
| 11番 | 19.8% | 17.6% | 74 | 58 | 苦手 |
| 12番 | 19.7% | 26.6% | 68 | 118 | 大得意 |
中番では、6番、10番、そして12番がリオンディーズ産駒にとって非常に相性の良い馬番であることが分かります。特に12番は複勝率、回収値ともに平均を大きく上回っており、狙い目と言えるでしょう。8番は複勝率が平均を下回るものの、複勝回収値は驚異の98と高いため、ヒモ穴などで狙ってみるのも面白いかもしれません。
外番(13番~18番)
| 馬番 | 平均複勝率 | リオンディーズ産駒複勝率 | 平均複勝回収値 | リオンディーズ産駒複勝回収値 | 得意度 |
| 13番 | 18.9% | 19.0% | 73 | 79 | やや得意 |
| 14番 | 19.1% | 23.9% | 78 | 92 | 得意 |
| 15番 | 16.9% | 22.2% | 63 | 46 | やや得意 |
| 16番 | 17.8% | 19.5% | 77 | 61 | やや得意 |
| 17番 | 15.8% | 12.0% | 64 | 67 | 苦手 |
| 18番 | 15.8% | 14.3% | 75 | 31 | 苦手 |
外番では、14番が複勝率・回収値ともに平均を大きく上回っており得意と言えます。13番、15番、16番も平均をやや上回るか同程度で推移しています。しかし、17番と18番は平均を下回っており、特に18番は回収値も低く、リオンディーズ産駒にとってはかなり苦手なゾーンと言えそうです。
総合的な得意度:内・中・外、どこがリオンディーズ産駒の主戦場か?
複勝率だけで総合的に見ると、リオンディーズ産駒が最も得意としているのは**中番(5番~12番)と言えるでしょう。特に12番の複勝率26.6%は目を引きます。次いで内番(1番~4番)**の4番枠の好走が光ります。外番は14番を除くとやや苦戦傾向にあります。
偶数番と奇数番、リオンディーズ産駒はどちらがお好み?
次に、偶数番と奇数番の複勝率と回収率を比較してみましょう。
| 馬番 | 複勝率 | 複勝回収値 |
| 偶数 | 24.6% | 83 |
| 奇数 | 21.8% | 64 |
このデータを見ると、リオンディーズ産駒は偶数番でより好走する傾向にあることが明らかです。複勝率、複勝回収値ともに偶数番が奇数番を上回っており、馬券を検討する上で重要なファクターとなるでしょう。
大外枠の得意度:リオンディーズ産駒は広々使えるか?
最後に、大外枠(最も外側の馬番)の得意度を見ていきましょう。
| データ種別 | 複勝率 | 複勝回収値 |
| 平均データ(大外) | 22.2% | 68 |
| 種牡馬データ(大外) | 27.7% | 65 |
平均データと比較すると、リオンディーズ産駒は大外枠において複勝率が非常に高いことが分かります。平均の22.2%に対し、リオンディーズ産駒は27.7%と5ポイント以上も上回っています。回収値は平均とほぼ同等ですが、高い複勝率を考慮すると、大外枠のリオンディーズ産駒は積極的に狙っていく価値があると言えるでしょう。広々としたコースで力を発揮しやすいタイプなのかもしれませんね。
まとめ
リオンディーズ産駒は、
- 内番では4番枠が狙い目!
- 中番では6番、10番、12番が特に得意!特に12番は複勝率・回収値ともに優秀!
- 外番では14番が得意だが、17番、18番は苦戦傾向。
- 全体的には偶数番で好走する傾向が強い。
- 大外枠での複勝率が非常に高く、狙い目となる。


