阪神競馬場特徴

阪神

阪神競馬場

阪神競馬場リニューアル概要

1. 観覧席の改修および新設

  • 目的: より快適にレースを観戦できるようにする。
  • 改修内容:
    • 座席幅や席間隔をゆとりのある仕様に変更。
    • プライベートを重視したブース型シートの新設。
    • グループで利用できる観覧ルームやボックスシートを新設。

2. スタンド内各所の再整備

  • 目的: 競馬場での時間をより充実させる。
  • 再整備内容:
    • スタンド内のスペース配置を見直し。
    • オープンで快適なフードコートの設置。
    • ラグジュアリートイレの設置。

3. ファミリーゾーンの充実

  • 目的: ファミリーでも楽しめる環境を提供。
  • 充実内容:
    • スタンド東エリア(1階)にファミリー飲食スペースを充実。
    • お子様向けの屋内遊具を新設。

4. 検量エリアの改修

  • 目的: 競走がより円滑に行えるようにする。
  • 改修内容:
    • 検量エリアの拡張を実施。

工事期間

  • 開始: 2023年秋
  • 終了予定: 2025年春

まとめ

このリニューアル工事により、京都競馬場は観覧環境や施設の充実が図られ、より多くの人々が快適に競馬を楽しめる空間へと生まれ変わります。ファミリー層やプライベートを重視する観客に向けた配慮がなされている点も特筆すべきポイントです。

阪神芝コース解説

2006年に改修工事

  • 改修内容:
    • 内回りコース: 若干の手直しのみで従来のものを使用。
    • 外回りコース: 新たに外回りコースを追加。
    • 芝コースの拡幅: 幅員が25mから27m(スタンド前)〜28m(向正面)に拡大。
  • 芝の状態改善: 内・外回りの導入により、芝が極端に傷むことがなくなった。
  • 芝の種類: エクイターフは使用せず、鹿児島県鹿屋産の野芝を使用。鹿屋産の野芝は耐久性が高く、「エクイターフに匹敵する品質」と評価されている。

コースの基本情報

  • 内回りコース:
    • 1周距離: 1689m
    • ゴール前直線: 357m
    • 高低差: 1.9m
    • 幅員: 24〜28m (Aコース)
  • 外回りコース:
    • 1周距離: 2089m
    • ゴール前直線: 474m
    • 高低差: 2.4m
    • 幅員: 24〜29m (Aコース)

地形と傾斜

  • ゴール前の地形:
    • ゴール前に谷がある地形で、コース全体が平坦ではなく、特にゴール前に坂が存在。
    • 高低差は外回りが2.4m、内回りが1.9mだが、ゴール前での上り坂は両方とも1.9m。
  • 他競馬場との比較:
    • ゴール前直線の上り坂は中山の2.5m、中京の2.2m、東京の2mに次ぐ。

芝コースのローテーション

  • 芝ローテーション(年によって異なる):
    • 9月: 前5日 Aコース、後4日 Bコース
    • 12月: 前6日 Aコース、後2日 Bコース
    • 2~3月: 1回阪神、3~4月: 2回阪神後6日 Bコース
    • 6月: 前4日 Aコース、後4日 Bコース
    • 9月開催: 野芝100%で実施、10月にオーバーシード、12月以降はオーバーシード馬場。
  • AコースとBコースの使い分け:
    • A、Bコースを交互に使用し、均等に使うことで傷みを防ぐ。
    • Bコースが傷む傾向があり、夏の芝の張り替えはBコース中心。

春後半のBコース開催

  • 阪神パターン:
    • 春後半のBコース開催では、外に持ち出した馬が好走する傾向がある。
    • ただし、天候に恵まれ、A、Bコースの使い分けが良好だった為、芝の状態が安定していた年もある。

まとめ

阪神芝コースは、内・外回りの導入や芝の拡幅により、競馬場の環境が大幅に改善されました。地形的な特徴や芝のローテーションを理解することで、レース予想に役立てることができるでしょう。また、特に春後半のBコース開催においては、特有の傾向が見られるため、注意が必要です。

阪神競馬場芝コース過去5年データ

騎手データ

調教師データ

馬主データ

種牡馬データ

阪神ダートコース解説

基本情報

  • 1周距離: 1518m
  • ゴール前直線: 353m
  • 幅員: 22-25m
  • 高低差: 1.6m
  • 砂厚: 9cm

コースの特徴

  • コース形状:
    • 芝の外回りコースの新設と同時に手直しが行われたが、全体の形状は大きく変わっていない。1-2角はスパイラル状になり、3角の角度がやや大きくなった。
    • 1周距離1518mは中京の1530mに次ぐ4番目の大きさで、中山の1493mと比較しても広め。
  • ゴール前直線:
    • 353mは東京、中京、新潟に次ぐ4番目の長さで、新潟の354mとほぼ同じ。
  • 坂の形成:
    • スタンド前直線のゴール前部分を掘り下げることで上り坂が作られている。これにより、ゴール前に坂が存在するが、実際の競馬では残り1000mから下り始めるため、早めのペースが求められる。

ダートコースの比較

  • 阪神、京都、中京の共通点:
    • 3角が高く、そこからゴールまで下って流れ込む競馬スタイル。
    • 3~4角のコーナー半径が大きめで、曲がり合計が180度を超えている点が共通。
    • ゴール前直線の傾斜が平坦か上り坂かの違いのみ。
  • ダートの相互関係:
    • 阪神ダートが強い馬は中京・京都でも強い傾向があり、逆もまた然り。
    • 中山は独特の立体的な構造を持ち、関東からの流馬にとっては成績が振るわなかった馬のリベンジチャンスがある。

芝発走の中距離ダート

  • D2000の特徴:
    • 阪神ダートには芝のポケット発走のコースがあり、特にD2000は日本唯一の芝発走の中距離ダートコース。
    • 芝の先行力を生かしたい馬にとってのファーストチョイスになりやすいが、D2000は芝馬には難しい距離とされ、ダート馬の方が強い傾向がある。

冬季の凍結防止剤

  • 使用頻度:
    • 冬の開催(12月、2月末~3月)では低温予想時に凍結防止剤をまく可能性があるが、実際には多くの場合使用されない。

まとめ

阪神ダートコースは、独自の地形とコース形状により、特有の競馬スタイルを形成しています。特に芝発走の中距離ダートコースとしての特性や、他の競馬場との相互関係を理解することで、レース予想に役立てることができます。また、冬季の気候条件による影響も考慮する必要があります。

阪神競馬場ダートコース過去5年データ

騎手データ

調教師データ

馬主データ

種牡馬データ

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